- みんなのシストレとLIGHT FXの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
みんなのシストレとLIGHT FXは、どちらもトレイダーズ証券が提供しているFXサービスだ。
同じ証券会社とはいえトレード方式が異なるため、取引スタイルを整理すれば自分に合ったFXサービスを選びやすい。
そこで本記事では、みんなのシストレとLIGHT FXの違い、特徴やメリットなどを解説する。
2つのFXサービスで悩んでいる人は、本記事を参考に自分に合ったFXサービスを選んでみてほしい。
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みんなのシストレとLIGHT FXの主な違い
それでは早速、みんなのシストレとLIGHT FXの主な違いを解説する。
大きな違いは「裁量トレード」か「自動売買（システムトレード）」かにある。
トレード方式の違い（裁量or自動売買）
みんなのシストレとLIGHT FXはトレード方式が違う。
みんなのシストレは自動売買（システムトレード）であり、LIGHT FXは裁量トレードだ。
2つのトレード方式の違いをまとめた。
| 裁量トレード | 自動売買（システムトレード） | |
|---|---|---|
| 概要 | 取引する通貨ペアや数量、タイミングなどを自分で決め、取引ツールを使用して通貨ペアの売買をする | 自動売買プログラムを選び、ルールにそってシステムが自動的に売買する |
| メリット | 取引の自由度が高く、自分自身で取引をコントロールできる | 自動売買プログラムを選ぶだけで初心者でもFX取引ができる |
| デメリット | FXに関する知識・経験などがなければ、大きく利益を出すことができない | 収益性は自動売買プログラムに依存し、損失が出ることもある |
このように、裁量トレードと自動売買は取引方式が大きく異なる。
したがって、裁量トレードがしたいか、自動売買がしたいかによって、みんなのシストレとLIGHT FXのどちらを選ぶべきかが変わる。
取扱通貨ペア・スプレッドの違い
みんなのシストレとLIGHT FXはどちらもトレイダーズ証券なので、取扱通貨ペアに大きな違いはない。
全34通貨ペアから好きなものを選び、取引できる。
- 米ドル/円*
- ユーロ/円*
- 英ポンド/円*
- 豪ドル/円*
- NZドル/円*
- カナダドル/円
- スイスフラン/円
- トルコリラ/円*
- 南アフリカランド/円*
- メキシコペソ/円*
- ロシアブール/円
- オフショア人民元/円
- 香港ドル/円
- シンガポールドル/円
- ポーランドズウォティ/円
- チェココルナ/円*
- ハンガリーフォリント/円*
- ノルウェークローネ/円
- スウェーデンクローナ/円
- ユーロ/米ドル*
- 英ポンド/米ドル*
- 豪ドル/米ドル
- NZドル/米ドル
- ユーロ/英ポンド
- ユーロ/豪ドル
- 英ポンド/豪ドル
- 豪ドル/NZドル
- 米ドル/スイスフラン
- ユーロ/スイスフラン
- 英ポンド/スイスフラン
- 米ドル/カナダドル
- 米ドル/オフショア人民元
- ユーロ/ポーランドズウォティ
- 米ドル/円ラージ
※「*」付きはLIGHTペア対象の通貨ペア
ただし、LIGHT FXには「LIGHTペア」と呼ばれる特別な通貨ペアがある。
LIGHTペアは通常の通貨ペアよりもスプレッドが狭く、取引あたりのコストを安くできるのが特徴だ。
以下にみんなのシストレとLIGHT FXの通常通貨ペアと、LIGHT FXのLIGHTペアのスプレッドを比較してみる。
| みんなのシストレ・LIGHT FX（共通） | LIGHTペア | |
|---|---|---|
| 米ドル/円 | 0.2銭（午前5:00〜午前8:00は3.9銭） | 0.18銭（午前5:00〜午前8:00は3.88銭） |
| ユーロ/円 | 0.4銭（午前5:00〜午前8:00は9.9銭） | 0.38銭（午前5:00〜午前8:00は9.88銭） |
| 英ポンド/円 | 0.9銭（午前5:00〜午前8:00は14.9銭） | 0.88銭（午前5:00〜午前8:00は14.88銭） |
| 豪ドル/円 | 0.5銭（午前5:00〜午前8:00は5.9銭） | 0.47銭（午前5:00〜午前8:00は5.78銭） |
| NZドル/円 | 0.7銭（午前5:00〜午前8:00は9.9銭） | 0.68銭（午前5:00〜午前8:00は9.88銭） |
| カナダドル/円 | 1.6銭 | − |
| スイスフラン/円 | 1.7銭 | − |
このように、LIGHT FXのLIGHTペアは、通常の通貨ペアに比べてスプレッドが0.02銭安い。
これは1Lot（1万通貨）・1回の取引あたり、取引コストが2円安いことを意味する。
また、LIGHT FXのLIGHTペアはスワップポイントが通常よりも高い特徴がある。
これについては次章の「みんなのシストレとLIGHT FXのそれぞれの特徴とメリット」で解説している。
みんなのシストレとLIGHT FXの基本情報
みんなのシストレとLIGHT FXの基本情報は次のとおりだ。
| みんなのシストレ | LIGHT FX | |
|---|---|---|
| 取引手数料 | 無料 | 無料 |
| 自動売買手数料 | 無料 | 自動取引なし |
| ロスカット手数料 | 無料 | 無料 |
| 取引通貨単位※1 | 1,000通貨（0.1Lot） | 1,000通貨（0.1Lot） |
| 通貨ペア | 34通貨ペア | 34通貨ペア |
| スプレッド | ||
| 米ドル/円 | 0.2銭（午前5:00〜午前8:00は3.9銭） | 0.2銭（午前5:00〜午前8:00は3.9銭） |
| ユーロ/円 | 0.4銭（午前5:00〜午前8:00は9.9銭） | 0.4銭（午前5:00〜午前8:00は9.9銭） |
| 英ポンド/円 | 0.9銭（午前5:00〜午前8:00は14.9銭） | 0.9銭（午前5:00〜午前8:00は14.9銭） |
| 豪ドル/円 | 0.5銭（午前5:00〜午前8:00は5.9銭） | 0.5銭（午前5:00〜午前8:00は5.9銭） |
| NZドル/円 | 0.7銭（午前5:00〜午前8:00は9.9銭） | 0.7銭（午前5:00〜午前8:00は9.9銭） |
| カナダドル/円 | 1.6銭 | 1.6銭 |
| スイスフラン/円 | 1.7銭 | 1.7銭 |
| 最大レバレッジ※2 | 25倍 | 25倍 |
| 取引可能時間※3 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 |
| 口座開設日数 | 最短当日 | 最短当日 |
| PCツール | ◯ | ◯ |
| スマホツール | ◯ | ◯ |
| 証券会社 | トレイダーズ証券 | トレイダーズ証券 |
| 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
※2 一部通貨ペアはレバレッジ倍率が制限されるケースがある
※3 米国サマータイムの際は1時間繰り上げ
裁量トレードか自動売買か、LIGHT FXのLIGHTペアによる違いの他、みんなのシストレとLIGHT FXで異なる点はない。
みんなのシストレとLIGHT FXのそれぞれの特徴とメリット
続いて、みんなのシストレとLIGHT FXのそれぞれの特徴とメリットを解説する。
それぞれの特徴とメリットを整理し、違いをより明確にしていこう。
みんなのシストレの特徴とメリット
みんなのシストレの特徴は「収益性の高い自動売買プログラムを選べる」ことだ。
みんなのシストレで提供されている自動売買プログラム（本FXサービスでは「ストラテジー」と呼ぶ）は、「みんなのFX」で実際にFX取引をしているトレーダーの投資戦略を取り入れている。
つまり、実際のFX取引によって収益を出しているストラテジーが選べるのだ。
また、ストラテジーランキングやセレクターランキング（利用者の収益性ランキング）をチェックできるため、みんなのシストレの中でも特に収益性の高いストラテジーを瞬時にチェックできる。
セレクターランキングでは、収益性の高い利用者がどのストラテジーを選びいくら投資しているかがわかるので、セレクターの投資戦略まで参考にできるのが大きなメリットだ。
FXの知識がほとんどない人でも、収益性の高いストラテジーを選び取引するだけで、利益を出せる可能性が高い。
もちろん、FXに関する最低限の知識を身につけておくことを推奨する。
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LIGHT FXの特徴とメリット
LIGHT FXの特徴は「業界最狭水準のスプレッドによる取引」だと言える。
前述のように、LIGHT FXのLIGHTペアなら通常よりもスプレッドが0.02銭狭く、取引あたりのコストが安い。
「たった0.02銭」と思うかもしれないが、取引の数量・回数が増えると、これが非常に大きく感じるだろう。
もう1つ大きな特徴として、LIGHT FXのLIGHTペアは通常よりもスワップポイントが高い。
スワップポイントとは通貨ペアの金利差によって生じる利益または損失のことで、外貨/円の通貨ペアにおいては、現在のところ買いポジション（約定済み買い注文）を保有し続けるとスワップポイントを利益として受け取れる。
実際にLIGHT FXの通常通貨ペアとLIGHTペアで獲得できる、スワップポイントを比較してみよう（2024年7月1〜22日の実績）。
| 米ドル/円 | 米ドル/円 LIGHT | |
|---|---|---|
| 07/01（月） | 470 | 490 |
| 07/02（火） | 0 | 0 |
| 07/03（水） | 690 | 720 |
| 07/04（木） | 230 | 240 |
| 07/05（金） | 230 | 240 |
| 07/06（土） | – | – |
| 07/07（日） | – | – |
| 07/08（月） | 230 | 240 |
| 07/09（火） | 230 | 240 |
| 07/10（水） | 920 | 960 |
| 07/11（木） | 230 | 240 |
| 07/12（金） | 0 | 0 |
| 07/13（土） | – | – |
| 07/14（日） | – | – |
| 07/15（月） | 230 | 240 |
| 07/16（火） | 230 | 240 |
| 07/17（水） | 690 | 720 |
| 07/18（木） | 225 | 240 |
| 07/19（金） | 222 | 235 |
| 07/20（土） | – | – |
| 07/21（日） | – | – |
| 07/22（月） | 222 | 235 |
| 合計 | 5049 | 5280 |
| 平均 | 315.6 | 330.0 |
LIGHTペアの方がスワップポイント合計が231高く、平均は14.4高い。
これは業界最高水準のスワップポイントなので、スワップ運用で中長期的に利益を獲得したい人は、LIGHT FXがおすすめだと言える。
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みんなのシストレとLIGHT FXはどちらを選ぶべきか
最後に、みんなのシストレとLIGHT FXはどちらを選ぶべきか、そのポイントを解説しよう。まずはFXサービス選びの基準を整理する。
FXサービス選びの基準を整理
FXサービス選びでは、以下を基準にすると自分に合ったFXサービスを選びやすい。
- スプレッドの狭さ
- 取引スタイルの相性
「スプレッドの狭さ」に関しては、どのFXサービスを比較する上でもこだわってほしいポイントだ。
なぜなら、FX取引の数量・回数が増えるほどコストの差が開き、トータルの収益が大きく変わるからだ。
たとえば米ドル/円・1万通貨を1日10回取引したと仮定しよう。
合計で10万通貨の取引となり、スプレッドが0.2銭なら200円のコストだ。
これがLIGHTペアなら180円で済む。たった20円の差だが、年間で計算すると4,800円の差だ（年間240日取引したと仮定）。
FX取引に慣れてくると取引の数量・回数はさらに増えるので、コスト差はさらに開く。投資では「取引コストも可能な限り安くすること」が前提だ。
なぜなら、浮いた取引コストも資金として利用し、さらに多くの利益を得られるからだ。このように、FXにおいてスプレッドは極めて重要なポイントである。
続いて「取引スタイルの相性」だが、みんなのシストレとLIGHT FXにおいては、自動売買か裁量トレードかを選ぶためわかりやすい。
単純に考え、自動売買がしたいならみんなのシストレ、裁量トレードがしたいならLIGHT FX、といった具合に選ぶといいだろう。
みんなのシストレはこんな人におすすめ
みんなのシストレは、「初心者でも堅実に利益を出したい人」におすすめのFXサービスだ。
収益性の高いストラテジーを選び、自動売買を始めればそれだけで利益を出せるケースが多い。
みんなのシストレで提供されているストラテジーの中には、収益率100％（投資額の2倍）を達成しているものも多い。
さらに、セレクターランキングで収益性の高い利用者のストラテジー選びを参考にすれば、初心者でもしっかり利益を出すことができるだろう。
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LIGHT FXはこんな人におすすめ
LIGHT FXは、「狭スプレッド・高スワップポイントにこだわりたい人」におすすめのFXサービスだ。
業界最狭・最高水準のスプレッドとスワップポイントにより、取引コストをより安く、利益をより多くできる。
裁量トレードなのでFXに関する一定の知識や経験は必要だが、スプレッドの狭さとスワップポイントの高さは非常に魅力的だ。
初心者はまず、5,000〜1万円の低資金で取引を始め、損切りラインをしっかり決めて計画的に取引し、FXの経験を積んでみよう。
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みんなのシストレとLIGHT FXの違いを知り、自分に合った取引をしよう
本記事では、みんなのシストレとLIGHT FXの違い、特徴やメリットなどを解説した。その内容を改めてまとめる。
- みんなのシストレは自動売買、LIGHT FXは裁量トレード
- 取扱通貨ペアや通常のスプレッドはどちらも同じ
- LIGHT FXはLIGHTペアを取り扱っている（12通貨ペア）
- LIGHTペアは通常よりスプレッドが狭くスワップポイントが高い
- みんなのシストレはさまざまな情報を参考にストラテジーを選べる
みんなのシストレとLIGHT FXの違いは、自動売買か裁量トレードかだけでなく、スプレットやスワップポイントにも違いがあった。
まずは自分が目指す取引スタイルを明確にした上で、どちらのFXサービスが最適かを選び、口座開設を申し込んでみよう。
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みんなのシストレとLIGHT FXの違いに関するQ&A
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