GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムは何が違う？2つのサービスの違いを解説

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムは、どちらもトレーダーから人気のFX会社だ。

ただFXの経験がない人からすると、どちらが自分に合っているのか悩むのではないだろうか。

そこでこの記事では両者の違いや、メリットから考えるおすすめできる人の特徴について解説している。

最後にはどちらのFX会社を選ぶべきなのかも説明しているので、口座開設を迷っているという人は参考にしてほしい。

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムの主な違い

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムの主な違いは以下の5つだ。

基本的にはどちらも1,000通貨からトレードができる。

しかし外為どっとコムは「FX積立」を活用すると1通貨から取引が可能だ。

通貨によってはおよそ100円から取引ができるため、少額からFXを始めてみたい人におすすめできる。

スワップポイントにも違いがある。GMOクリック証券は業界最高レベルのスワップポイントが受け取れる。

スワップポイント狙いの投資家に人気のある「メキシコペソ/円」と「南アフリカランド/円」の、1日あたりのスワップポイントで比較してみよう。

	GMOクリック証券（FXネオ）	外為どっとコム
メキシコペソ/円	280円/日	260円/日
南アフリカランド/円	200円/日	170円/日
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またどちらのFX会社も多くの手数料を無料にしている。加えて外為どっとコムはロスカット手数料も0円だ。

そのため不測の事態が起きた際も、無駄な手数料を支払わずに済む。

GMOクリック証券には、FXについて学べるコンテンツがコラムしかなく、中・上級者には物足りないものとなっている。

一方で、外為どっとコムでは「コラム」「YouTube」「セミナー」など、投資経験やレベルに合わせて多数のコンテンツが用意されている。

最後にGMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムの主な違いを、下記の表にまとめたので参考にしてほしい。

	GMOクリック証券（FXネオ）	外為どっとコム
おすすめのトレードスタイル	デイトレードスイングトレード	デイトレードスイングトレード長期投資
口座数	826,540口座	619,422口座
最低取引単位	1,000通貨※一部通貨は10,000通貨	1,000通貨※FX積立は1通貨
通貨ペア数	20	30
米ドル/円スプレッド	0.2銭原則固定	0.2銭
ユーロ/円スプレッド	0.4銭原則固定	0.4銭
学習コンテンツ	コラム	コラムセミナーYouTube
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GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムのそれぞれの特徴とメリット

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムの特徴とメリットについて、それぞれ解説する。

GMOクリック証券（FXネオ）の特徴とメリット

GMOクリック証券（FXネオ）の特徴とメリットは以下の5つだ。

スプレッドが業界最狭

GMOクリック証券（FXネオ）のスプレッドは業界最狭水準だ。特に主要通貨ペアは、原則スプレッドが固定されている。

多くの証券会社では、時間帯によってスプレッドを分けている。

しかしGMOクリック証券のスプレッドは、大きく変動しているとき以外は原則固定されているため、時間帯を気にせずいつでも取引ができる。

主な通貨ペアのスプレッドは鍵の表にまとめているため参考にしてほしい。

通貨ペア	スプレッド
米ドル/円	0.2銭※原則固定
ユーロ/円	0.4銭※原則固定
ポンド/円	0.9銭※原則固定
豪ドル/円	0.5銭※原則固定
NZドル/円	0.7銭※原則固定
トルコリラ/円	1.4銭（原則固定）(午前9時～翌午前3:00)　3.9銭(左記以外の時間帯)
南アフリカランド/円	0.9銭※原則固定
メキシコペソ/円	0.2銭※原則固定
ユーロ/米ドル	0.3pips※原則固定
ポンド/米ドル	1.0pips※原則固定
豪ドル/米ドル	0.4pips※原則固定
NZドル/米ドル	1.6pips※原則固定

スワップポイントが高い

スワップポイントは業界最高水準で、長期投資に向いているFX会社ともいえる。

特に先述した「メキシコペソ/円」と「南アフリカランド/円」は、それぞれ273円/日と177円/日であるため、トップクラスに高い。

スワップポイントは毎日受け取れる金利のようなものだ。コツコツと毎日利益を積み重ねたい人は、スワップポイントの高い通貨を長期保有するのもおすすめだ。

取引ツールが使いやすい

取引ツール・アプリが使いやすいことでも有名だ。GMOクリック証券（FXネオ）には、PC版・スマホ版でそれぞれツールが分けられている。

さらにその中でもブラウザ専用ツールやデスクトップアプリ専用ツール、チャートツールなど用途ごとに使いやすいアプリを選択できる。iPhone用アプリは、AppleWatchにも対応している。

特にFX投資家から評判なのがスマホアプリだ。チャート上の各種ラインから簡単に注文が行えるため、トレードチャンスを見逃しにくい。

さらに経済カレンダーに重要度を表示してくれているため、どのニュースに注目すべきかわかりやすいと投資初心者にも評判だ。

サポート体制が充実している

サポート体制が充実しているため、口座開設や取引方法に関する疑問をすぐに解決できる。

GMOクリック証券の専門スタッフが直接、口座開設や取引の疑問に答えてくれる。

2023年にHDI格付け調査の「問合せ窓口部門」で最高評価である三つ星を獲得しており、第三者機関からの評価も高い。

1つの証券会社で株式やFXなど複数の金融商品を購入できる

GMOクリック証券は1つの証券会社で、以下の金融商品を購入できるのが魅力だ。

他のFX会社で口座開設した場合、株式や債券などを購入しようと思うと、また口座開設の手続きが発生する。加えて、IDやパスワードの管理の手間も発生する。

GMOクリック証券は、そのような手間がかからないため、できるだけ1つの証券会社でまとめたいという人におすすめだ。

外為どっとコムの特徴とメリット

外為どっとコムの特徴とメリットは以下の3つだ。

各種手数料が無料

外為どっとコムでは、以下6つの手数料が無料だ。

口座開設から取引、入出金まで一切無駄なコストがかからない。特にロスカット手数料も無料となっているのが魅力だ。

ロスカット手数料を設定しているFX会社も多く、外為どっとコムを利用していれば想定外の事態が起きたとしても、無駄な手数料を支払う必要がなくなる。

勉強できるツールが多い

外為どっとコムは、投資初心者・上級者ともに勉強できるツールが多いことも魅力だ。

特に初心者向けの情報発信が豊富で、基礎からFXのことを勉強できるセミナーや動画が用意されている。

隙間時間にFXを勉強できる「公式YouTube」や注目するべきニュース・経済指標について理解ができる「セミナー」、投資家のノウハウが学べる「マネ育チャンネル」など学習コンテンツが豊富だ。

FXで利益を出すためには、勉強しなければいけないことが多い。外為どっとコムのコンテンツを利用すれば、効率的にFXの知識を増やせる。

FX積立ができる

FX積立ができることも大きな魅力だ。FXでは為替差益を目的とした投資手法と、スワップポイントでコツコツ利益を積み重ねる投資手法がある。

外為どっとコムが提供する外貨積立サービス「らくつむ」は、1通貨単位から取引が始められる。

トレードする通貨ペアによっては100円から投資が始められるため、投資資金が少額の人にもおすすめだ。

トレードできる通貨ペアは、下記の10ペアだ。

またスワップポイントの自動再投資機能もあり、効率的に資産形成を行うことも可能だ。

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムはどちらを選ぶべきか

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコム、2つの証券会社にはそれぞれメリットがあり、どちらで口座開設すべきか迷っている人も多いだろう。

口座開設を悩んでいる人に向けて以下の3つを解説する。

FX口座の選択基準

はじめにFX口座を選ぶ際の基準を4つ紹介する。

トレード可能な通貨ペアの多さ

トレード可能な通貨ペアの数を確認しよう。トレードできる通貨ペアが豊富なほど、さまざまなトレードチャンスが生まれる。

米ドル/円やユーロ/円など主要な通貨ペアは、ほとんどの証券会社で取り扱っている。しかしマイナーな通貨ペアの取扱は、会社により異なる。

マイナー通貨の値動きが激しくなり、チャンスが生まれたとしても、FX会社で取り扱っていなければトレードできない。

できるだけトレードチャンスを逃したくない人は、取引できる通貨ペアが多いFX会社を選ぼう。

スプレッドの狭さ

スプレッドは投資家が負担する実質のコスト（手数料）だ。スプレッドの幅が大きいほど投資家の負担は増え、利益の圧迫や損失の拡大を招く。

特にデイトレードのような頻繁に取引をする人は、コストを低く抑えるために、スプレッドが狭いFX会社を選ぼう。

キャンペーンの充実度

FX会社は各種キャンペーンを開催している。口座開設時に意識したいのが「口座開設キャンペーン」だ。条件次第では、100万円以上のキャッシュバックが見込める。

キャンペーンをチェックする際に重要なことは、キャッシュバックの条件を確認することだ。キャッシュバックの条件は、各FX会社によりさまざまだ。

基本的には「新規の口座開設+一定金額の取引」が条件となっている。どの程度の取引で、いくらキャッシュバックされるのかは必ず確認しておきたいポイントだ。

最小取引単位の小ささ

FX会社により最小取引単位は異なる。最もメジャーなのが1,000通貨だ。しかしFX会社によっては、10,000通貨からしか取引できないところもある。

1,000通貨であれば数十万円の投資資金で足りる。​一方で10,000通貨の場合は、100万円以上の投資資金が必要となる。

トレード資金が少ない人や少額からFXを始めてみたい人、できるだけリスクを抑えたい人は、最小取引単位の小さいFX会社を選ぼう。

GMOクリック証券（FXネオ）がおすすめな人

GMOクリック証券（FXネオ）がおすすめな人の特徴は以下の3つだ。

GMOクリック証券（FXネオ）は、東証プライム市場に上場しているGMOインターネットグループに属している業界最大手のFX会社だ。

口座開設数は80万口座を超えており、外為どっとコムよりも20万口座も多い。

GMOクリック証券はスプレッドが狭く、無駄な取引を行いたくない人にもおすすめできる。

さらに取引ツールが充実している。パソコンやスマートフォン、スマートウォッチでそれぞれ利用できるツールが提供されている。それぞれのツールが高機能でかつ初心者にも操作しやすい設計となっている。

これらに魅力を感じる人は、GMOクリック証券（FXネオ）がおすすめだ。

外為どっとコムがおすすめな人

外為どっとコムがおすすめの人の特徴は以下の3つだ。

外為どっとコムはこれからFXを勉強していきたい人、為替レポートや経済ニュースを理解したい人などあらゆる情報提供を行ってくれる。

そのため初心者・上級者のどちらも満足できる情報収集が可能だ。

さらに1通貨から積み立てられるFX積立「らくつむ」も提供しており、長期投資も行えるのが魅力である。

取引通貨ペアが30と、GMOクリック証券（FXネオ）よりも10個も多い。マイナー通貨も取引したい人は、外為どっとコムでFXを始めよう。

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムの違いを理解し、賢く利用しよう

最後にGMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムの主な違いを下記の表にまとめた。

	GMOクリック証券（FXネオ）	外為どっとコム
おすすめのトレードスタイル	デイトレード スイングトレード	デイトレード スイングトレード 長期投資
最低取引単位	1,000通貨 ※一部通貨は10,000通貨	1,000通貨 ※FX積立は1通貨
通貨ペア数	20	30
米ドル/円スプレッド	0.2銭（原則固定）	0.2銭
ユーロ/円スプレッド	0.4銭（原則固定）	0.4銭
おすすめできる人の特徴	多くの投資家に人気のFX口座を利用したい人 無駄なコストをなるべくかけたくない人 高機能のツールを使いたい人見たこと	情報収集に熱心な人 FX積立を行いたい人 マイナー通貨の取引を行いたい人

トレードスタイルや重視するポイントによって、最適なFX会社は異なる。この記事を参考に自分に合ったFX会社を選んでほしい。

しかし自分では選びきれないという人もいるだろう。そのような人は、トレーダーから非常に人気の高いGMOクリック証券（FXネオ）がおすすめだ。

口座開設は下記のリンクから行える。

GMOクリック証券（FXネオ）と外為どっとコムの違いに関するQ＆A