GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレは何が違う？2つのサービスの違いを解説

さまざまなFX会社がある中で、GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレについて気になっている人も多いだろう。

そこで本記事ではこの2つのFX会社の違いやそれぞれの特徴とメリットについて解説を行う。

「違いがわからない」「どのように選べばいいかわからない」といった人はぜひ参考にしてほしい。

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレの主な違い

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレの主な違いは下記のとおりだ。

順番に解説する。まずはGMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレの違いについて理解していこう。

取引方式

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレのもっとも大きな違いは取引方式だ。

経済指標や値動きを確認し、自身で取引を行うGMOクリック証券（FXネオ）に対して、みんなのシストレは自動売買である。

詳しくは後述するが、24時間自動で取引することが可能だ。自身で取引していくGMOクリック証券（FXネオ）と自動売買のみんなのシストレ。

2つのFX会社の大きな違いは取引方式と言えるだろう。

スプレッドやスワップポイント

スプレッドやスワップポイントも違う点だ。GMOクリック証券（FXネオ）はどちらもホームページなどで確認することができ、業界でもトップクラスの数値が魅力である。

スプレッドとスワップポイントは、取引での収益率に大きく関係するため重視したいポイントとも言えるだろう。

一方みんなのシストレは、どちらも非公開になっている。FX会社よりも自動売買FXの方がスプレッドは広く、スワップポイントは低いのが一般的だ。

取り扱っている通貨ペアの種類

取り扱っている通貨ペアの種類も違う点である。取引できる通貨ペアが20種類のGMOクリック証券（FXネオ）に対して、みんなのシストレの通貨ペアは33種類だ。

「通貨ペアの種類が多い方がいい」という人にとっては20種類は少なく感じるだろう。

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレのそれぞれの特徴とメリット  

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレそれぞれの特徴とメリットを紹介する。

GMOクリック証券（FXネオ）の特徴

GMOクリック証券（FXネオ）の特徴は下記のとおりだ。

それぞれ詳しく解説していく。

業界屈指の口座開設数

GMOクリック証券（FXネオ）は、業界屈指の口座開設数を誇る。2005年10月に設立され、2023年8月には総口座数が100万口座に到達している。

知名度、人気度ともにFX会社を牽引する存在と言っても過言ではないだろう。

「どこで口座開設をしよう？」と迷っている人にとって、1つの選定基準にもなるはずだ。

最小取引単位が1,000通貨

GMOクリック証券（FXネオ）の最小取引単位は1,000通貨であるため、数万円〜数十万円といった少額で取引することが可能である。

1ドル100円の場合、1万通貨での金額は100万円、1,000通貨での金額は10万円だ。

最小取引単位を低く設定しており参入しやすいのも、GMOクリック証券（FXネオ）の特徴である。

20種類の通貨ペアで取引できる

GMOクリック証券（FXネオ）で取引できる通貨ペアは、下記の20種類だ。

多くはないが、取引数の多い通貨ペアが選定されているのが特徴である。

主要通貨ペアのスプレッドが固定されている

GMOクリック証券（FXネオ）は、主要通貨ペアのスプレッドが急変動時を除き、原則固定されているのも大きな特徴だ。

時間によってスプレッドの水準が変動するFX会社に比べて、GMOクリック証券（FXネオ）は固定されているため、時間帯を気にせず取引することができる。　

米ドル／円	0.2銭原則固定
ユーロ／円	0.4銭原則固定
ユーロ／米ドル	0.3pips原則固定
英ポンド／円	0.9銭原則固定
豪ドル／円	0.5銭原則固定
NZドル／円	0.7銭原則固定
南アフリカランド／円	0.9銭原則固定
トルコリラ／円	1.4銭（原則固定）(午前9時～翌午前3:00)　3.9銭(左記以外の時間帯)
メキシコペソ／円	0.2銭原則固定

スワップポイントが高い

GMOクリック証券（FXネオ）は、スワップポイントの高さも魅力であり大きな特徴だ。

スワップポイントは一定ではなく、国の情勢や経済状況によって変動するが、GMOクリック証券（FXネオ）のスワップポイントの高さは業界の中でも上位である。

長期期間にわたって保有することで金利を多く受け取れるのが嬉しいポイントだ。

高機能な取引ツール

GMOクリック証券（FXネオ）で利用する取引ツールは高機能で使いやすいと評判だ。

PC版にははっちゅう君FXプラス・WEBブラウザ取引FXネオ・プラチナチャートプラス・FXツールバーの4つのツールがあり、対応機種や特徴がそれぞれ異なる。

「はっちゅう君FXプラス」は情報が分かりやすくまとめてあり、チャートの確認やスムーズな注文が可能だ。

4つの取引ツールの基礎情報は下記のとおりである。

	注文	チャート	対応機種
はっちゅう君FXプラス	可	◯	Windows8.1と10
WEBブラウザ取引FXネオ	可	×	すべてに対応
プラチナチャートプラス	不可	◯	すべてに対応
FXツールバー	不可	×	Windows（インターネットエクスプローラーのみ）

GMOクリック証券（FXネオ）のメリット

ここからはGMOクリック証券（FXネオ）のメリットについて解説を行う。

ぜひ参考にしてほしい。

大手ならではの安心感

GMOクリック証券（FXネオ）のメリットは抜群の知名度。実績・信頼度ともに高く、安心して利用できる点と言えるだろう。

大事な資産を使う取引のため「誰もが聞いたことのある会社」「利用人数が多い会社」を選びたい人がほとんどなのではないだろうか。

GMOクリック証券（FXネオ）はさまざまなランキングで1位や上位に選ばれるほど支持されているのが大きな魅力だ。

幅広い商品の取引ができる

FXを検討している人の中には、株式や債券、ETFなどへの投資を視野に入れている人も多いだろう。

GMOクリック証券（FXネオ）は、幅広い商品を取り扱っているためさまざまな取引をすることが可能だ。

資金移動もIDパスワードで完結できる手軽さも魅力である。

リアルタイムで移動させることができるため「今資金を移動させたい」と思ったときに対応できるのは大きなメリットだ。

少額でスタートできる

「FXは投資資金が高額」といったイメージを持つ人も多いだろう。

以前は最小取引単位が1万通貨だったが、2022年10月より最小取引単位が1,000通貨になった。

この変更によって数万円〜数十万円の資金があればFXを始められるようになり「初めは少額でスタートさせたい」「資金に余裕がないから少額で始めたい」という人も参入が可能に。

大きな資金がなくても始めやすいのもGMOクリック証券（FXネオ）のメリットだろう。

ツールやアプリが高機能で使いやすい

GMOクリック証券（FXネオ）はツールやアプリが高機能な上に使いやすいのも大きなメリットだ。

特に初心者にとってツールの使いやすさは、FX会社を選定する上で非常に重要なポイントである。

自動決済注文、チャートの見やすさなど、GMOクリック証券（FXネオ）がこだわって開発した高性能かつ多機能なツールアプリが魅力だ。

電話で相談できる

GMOクリック証券（FXネオ）は手続きや取引での不明点を電話で相談することができる。

問い合わせフォームの設置だけでなくコールセンターがあることで「困ったらすぐに問い合わせできる」という安心感があるだろう。

問い合わせ部門でも最高評価の三つ星を獲得するなど高く評価されており、繋がるまでの平均時間はわずか13秒なのも嬉しいポイントだ。

月曜日〜金曜日8:00〜17:00
固定電話→0120-727-930
携帯電話→03-6221-0190

手数料が安い

手数料が安いのもGMOクリック証券（FXネオ）のメリットだ。FX始めさまざまな投資は、利益を上げるために手数料を抑えるのが重要である。

長期投資を考えている人であればなおさら手数料の安さは注目すべきだ。

GMOクリック証券（FXネオ）では下記の手数料が無料である。

また、27歳以下であれば現物取引手数料も無料である。28歳以上の現物取引手数料は下記のとおりだ。

現物取引手数料（1日定額プラン）

約定代金	手数料
100万円まで	0円
200万円まで	1,238円
300万円まで	1,691円
300万円超	295円

みんなのシストレの特徴

ここからは、みんなのシストレの特徴を解説していく。

自動売買ができる

みんなのシストレは、簡単に自動売買ができるのが特徴である。

「どれを選べばいいかわからない」といった初心者の人は、収益や利用者のランキングを参考にするといいだろう。

ランキングの中から撰び取引を開始すれば、自動売買できる仕組みだ。

自動売買に対応していない会社が多い中、24時間自動売買ができる点が「みんなのシストレ」の最大の特徴と言えるだろう。

取引ツールがわかりやすい

みんなのシストレは、取引ツールがわかりやすく使いやすいのも特徴だ。

シンプルかつ優しいデザインでシステムトレードの「難しそう」「複雑」といったイメージを払拭できるだろう。取引開始までの流れは下記のとおりだ。

また、スマホアプリでは推奨証拠金、ストラテジー、取引通貨ペア、取引スタイルの4つの項目を選択するだけでかんたん検索することが可能だ。

33種類の通貨ペアが取引できる

みんなのシストレは33種類もの通貨ペアで取引することが可能だ。豊富な種類を取り扱っているため、自分が選びたい通貨ペアが見つかりやすいだろう。

最小取引単位が1,000通貨

みんなのシストレの最小取引単位は1,000通貨だ。FX自動売買の最小取引単位としては低い方であるため、資金に余裕がない人や少額から始めたい人にとって嬉しい特徴である。

通貨ペアにもよるが4,000〜5,000円ほどの資金で取引することが可能だ。

手数料が無料

「手数料無料」が主流になっているFX会社。みんなのシストレも、口座開設料や口座管理費用などの手数料は一切不要だ。

しかし取引手数料についてはスプレッドがあるため念頭においておこう。

スプレッドとスワップポイントが非公開

上記で少し触れたスプレッド。多くのFX会社ではスプレッドが公開されているのに対して、みんなのシストレでは非公開になっている。

イメージとしては「みんなのFXよりも少し広い」といった具合だ。

みんなのシストレはランキングを確認して成績の良いストラテジーを売買できる仕組みであるため「投資助言報酬」としてみんなのFXよりもスプレッドの幅が広くなっているのが特徴だ。

みんなのFXのスプレッドを下記で紹介するので参考にしてほしい。

米ドル／円	0.2銭
ユーロ／円	0.4銭
英ポンド／円	0.9銭
豪ドル／円	0.5銭
NZドル／円	0.7銭
メキシコペソ／円	0.3銭

また、スプレッド同様スワップポイントも非公開となっている。「FX会社と比べて自動売買FXの方がスワップポイントが低い」と認識しておくといいだろう。

みんなのシストレのメリット

みんなのシストレの特徴を知ったところで、ここからはみんなのシストレのメリットについて確認していこう。

知識がなくても始めやすい

通常のFXと違ってみんなのシストレは、良い成績のストラテジーやトレーダーを参考にして取引をすることが可能だ。

収益率や取引回数などを確認し、優秀なトレーダーの真似をできるため自分に知識がなくても始められるのがメリットである。

取引の流れが簡単

上記で解説したとおり、フォロー・選択・取引開始といった簡単な流れで取引することが可能だ。

「FXは難しい」「複雑」といったイメージをする人が多い中、取引の流れがシンプルで簡単なのはみんなのシストレのメリットと言えるだろう。

少額でスタートできる

初心者にとってハードルになるのが初期費用ではないだろうか。

みんなのシストレは最小取引単位が1,000通貨であるため、4,000〜5,000円といった少額でスタートできるのがメリットだ。

家計に負担をかけずに挑戦できるのも嬉しいポイントである。

24時間自動で取引してくれる

FXは24時間取引することが可能だ。しかし24時間値動きをチェックし、取引のタイミングを狙うのは難しいだろう。

みんなのシストレは自動売買のため、深夜、早朝、仕事中などの24時間にわたって自動で取引してくれるのがメリットだ。

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレはどちらを選ぶべきか

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレの特徴やメリットを理解し「余計にどちらを選べばいいかわからなくなってしまった」という人もいるのではないだろうか。

そこでここからはFX口座の選択基準とそれぞれのおすすめな人の特徴を紹介する。ぜひ参考にしてほしい。

FX口座の選択基準

FX口座を選ぶ際に注目すべきポイントは下記のとおりだ。

順番に解説していく。

取り扱っている通貨ペアの種類や多さ

FX口座を選ぶ際は、取り扱っている通貨ペアの種類や量をチェックしよう。

ほとんどのFX会社で米ドル、豪ドル、ユーロなどの主要通貨は取り扱っているが、中には「変わり種の通貨ペアに挑戦してみたい」という人もいるのではないだろうか。

また、たくさんの通貨ペアから選びたい人もいるだろう。取り扱っている通貨ペアにも注目してFX会社を選ぼう。

取引ツールの機能性や使いやすさ

取引ツールの機能性や使いやすさも重要なポイントだ。各FX会社によって利用できるツールは異なる。

1つの画面で情報を網羅できる、情報や通知が素早く受け取れる、とにかくわかりやすいなど、自分に合ったツールや自分が重視すべきポイントに合った取引ツールを選ぶといいだろう。

スプレッドの幅

スプレッドの幅はコストに関わるため、取引する上で重視したいポイントである。

スプレッドの幅が広いほどコストがかかるため、なるべくスプレッドの幅が狭いFX口座を選ぶといいだろう。

最小取引単位の数値

最小取引単位も、FX会社によって異なる。5,000円ほどの少額から開始できるFX会社もあれば、100万円以上の資金が必要なFX会社もある。

初めは少額でスタートさせて様子を見たい人がほとんどだろう。自分の準備できる資金に合った最小取引単位のFX会社を選ぶようにしよう。

GMOクリック証券（FXネオ）がおすすめな人

下記のような特徴がある人はGMOクリック証券（FXネオ）がおすすめだ。

GMOクリック証券（FXネオ）は業界屈指の口座開設数を誇るFX会社の代表とも言える大手だ。

ネームバリューが大きく人気の高いFX会社を選びたい人にはおすすめである。

また、GMOクリック証券（FXネオ）は取引ツールの性能の良さ、スプレッドの狭さ、スワップポイントの高さも業界内でトップクラスの水準だ。

「コストをなるべく抑えたい」「スワップポイントの利益に期待したい」といった人におすすめである。

みんなのシストレがおすすめな人

みんなのシストレがおすすめな人には下記のような特徴がある。

みんなのシストレは、GMOクリック証券（FXネオ）と取引方式が大きく異なる。

自動売買である上に、ランキングの中から優秀なトレーダーや成績の良いストラテジーを選べるため「自分で考えるのではなくランキング上位のものを選びたい」「取引に時間をかけたくない」という人におすすめだ。

また取引が簡単でわかりやすいことから、難しい操作や作業が苦手な人にも向いているだろう。

GMOクリック証券（FXネオ)とみんなのシストレの違いを理解して賢く利用しよう

GMOクリック証券（FXネオ）とみんなのシストレの主な違いは取引方式、スプレッド、通貨ペアである。

大手で信頼性が高く、取引ツールも好評なGMOクリック証券（FXネオ）。

知識のない人でも挑戦しやすく24時間自動売買ができるみんなのシストレ。

それぞれにメリットがあるため、自分にはどちらが合っているかじっくり検討してほしい。

取引スタイルや重視するポイントに合わせて自分に合ったFXを始めよう。

GMOクリック証券（FXネオ)とみんなのシストレの違いに関するQ&A