- DMM FXとSBI FXトレードの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
この記事では、DMM FXとSBI FXTRADE、この二つのFXサービスの特徴を紹介する。
FXを始めるにあたって、さまざまなサービスのなかから、どれを選べばよいか迷ってしまうこともあるだろう。
今回紹介する二つのFXサービスは、ともに高い評価を得ているサービスだが、それぞれ異なる特徴を持っている。
よりよいFXを行うためには、それぞれの特徴やサービスを理解し、自分にあったサービスを選ぼう。
FXサービスを選ぶうえで重視すべき点も解説するので、FXを始めるうえでの参考にしてほしい。
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DMM FXとSBI FXトレードの主な違い
DMM FXとSBI FXTRADE、それぞれのサービス内容を説明する前に、サービスを提供している各企業について解説する。
金融サービスを利用して投資を始めるときに、「サービスを提供している企業は信頼できる会社なのか」と心配する人もいるだろう。
それぞれの企業の特徴も、サービス選びの参考にしよう。
「DMM FX」を提供するDMM.com証券の特徴
DMM FXを提供しているDMM.com証券は、DMMグループに属し、FX・株式・デリバティブでのオンラインビジネスを展開している企業だ。
同社の強みは、自社金融サービス間でのシナジーであり、その一例に「DMMFX株券担保サービス」がある。
この会社の証券口座で株式を保有していれば、これを担保に、株式時価の70%相当額でFX取引の証拠金に利用できる。
つまり同社の口座に株式があれば、資金を用意しなくてもFXが始められるわけだ。
このようにDMM.com証券では、さまざまな取り組みを行った結果、2022年から2年連続でFX取引額世界第1位を達成している。
「SBI FXTRADE」を提供するSBI FXトレードの特徴
SBI FXTRADEを運営しているSBI FXトレードは、国内金融業界の雄であるSBIグループの企業だ。
FXや暗号資産の事業を展開しているが、特にFXサービスに重点を置いている。
この企業では「初めての方にもわかりやすく、上級者の方にも納得いただける」サービスの提供に努めている。
とくにFX初心者からの評価は高く、オリコンの調査では、顧客満足度第1位を5年連続で受賞している。
DMM.com証券とSBI FXトレードの概要比較
ここまで述べた両社の特徴を、基本情報とともに、下記の表で整理した。
DMM.com証券 | SBI FXトレード | |
---|---|---|
創業 | 2006年 | 2011年 |
営業収益※ | 287.38億円 | 57.23億円 |
口座数※ | 78.8万口座 | 35万口座 |
企業グループ | DMMグループ | SBIグループ |
グループ内の位置付け | 60以上あるグループの事業のなかで、FXサービス事業を展開する唯一の会社 | グループ内でのFX事業はSBI FXトレードとSBI証券が行っており、前者が少額取引向け、後者が大型取引向けと棲み分けられている |
特徴 | FX業界の国内最大手企業 | 初心者に対するサポートへの評価が高い |
詳しくはこちら |
上記の比較表では、営業収益や口座数からSBI FXトレードの方が劣っているように見えるが、そうではない。
同社はSBIグループのなかで少額のFX取引に注力している企業だ。
一方のDMM.com証券は、証券業なども行い事業範囲が広いため、企業規模に差が生まれるだけだ。
いずれの企業も日本有数の複合企業グループに属し、高い信用力を持っているため、安心してFXが行える。
いずれのFXサービスを選ぶかは、これ以降に述べるサービスの内容から判断しよう。
DMM FXとSBI FXTRADEのそれぞれの特徴とメリット
ここでは、DMM FXとSBI FXTRADEのサービスの特徴を、それぞれ解説する。
いずれのサービスも、以下の手数料が無料であるため、コストを抑えた取引ができる。
- 口座開設手数料
- 口座維持手数料
- 取引手数料
- クイック入金手数料
- 出金手数料
- ロスカット手数料
DMM FXとSBI FXTRADEは、ともにおすすめのサービスだが、それぞれのサービスには特徴がある。
この特徴の違いがあるため、人によっては向き不向きもあるだろう。
このサービスの違い、そしてメリットや注意点も紹介するので、どちらのサービスが自分にあっているか考えてみよう。
DMM FXの特徴
DMM FXは、FXのデモ取引の環境が用意されている。
この環境ではツールの使用感を試せるだけではなく、FXが未経験でもデモ取引が行え、FXの練習ができる。
投資資金を使わなくともデモ取引で経験が積めるため、自信をもってFXが行えるようになるだろう。
デモ取引を行っている際に、不明点があれば、気軽にコールセンターやLINEに問い合わせもできる。
このように、このサービスではFXが始めやすい環境を用意している。
DMM FXのメリットと注意点
DMM FXが、他社のFXサービスと比べて優れている点は、以下の通りだ。
- 取引応援ポイントサービス
- このサービスでは、新規取引ごとにポイントが得られるうえ、取引数に応じて最大3倍のポイントが付与される
- 1,000point以上貯まれば、「1point=1円」で再投資やキャッシュバックも可能
- 24時間対応のコールセンター
- 対応時間(米国夏時間):月曜7時~土曜5時50分
- 対応時間(米国夏時間):月曜7時~土曜6時50分
このように手厚いサービスを備えたDMM FXだが、注意点もある。
DMM FXでは少額取引ができず、取引は10,000通貨以上に規定されており、取引単位(1Lot)も10,000通貨だ。
少額から始めて段階的に取引額を増やしていきたいと思っている人は、不安を感じてしまうかもしれない。
SBI FXTRADEの特徴
SBI FXTRADEの最大の特徴は、業界最狭のスプレッドだ。
DMM FXも業界最狭水準だが、SBI FXTRADEは、それを超える。
例えば米ドル/円の場合、DMM FXでは0.2銭だが、SBI FXTRADE は0.18銭しかない。
ただし、SBI FXTRADEのスプレッドは、通貨保有量や取引量に応じて変動する。
スプレッドが0.18銭なのは100万通貨までであり、300万通貨を超えると0.68銭まで広がる。
このことからSBI FXTRADEは、少額取引には有利な内容であるといえるだろう。
SBI FXTRADEのメリットと注意点
SBI FXTRADEが、他社のFXサービスと比べて優れている点は、以下の通りだ。
- 1通貨から取引が可能
- 定期的に一定額の投資資金を積立できる「つみたて外貨」
- 外貨購入の頻度は毎日・毎週・毎月のなかから選べる
- 貯まったスワップポイントは、再投資や現金化できる
- 対象通貨は下記の10種類
- 米ドル
- 英ポンド
- 豪ドル
- NZドル
- カナダドル
- 中国人民元
- 南アフリカランド
- トルコリラ
- 香港ドル
- メキシコペソ
- 各種シミュレーションが可能
- スワップポイント
- 通貨ペア、取引通貨量によって、将来得られるスワップポイントの目安がわかる
- ロスカット
- 資金量・取引量・通貨ペアによって、為替レートが何円になったら強制ロスカットされるかが把握できる
- つみたて外貨
- 積立の結果、期待できるスワップポイントの総額、その総額を目標とした場合に必要な毎月の積立額や期間などの確認も可能
- スワップポイント
- 申込から最短5分で口座が開設できる
このように多彩なサービスを備え、高い評価を得ているFXサービスだが、注意すべき点もある。
コールセンターの対応は予約制であり、対応時間も月~金曜日のAM9:00~PM5:00に限られている。
このため平日働くビジネスパーソンのなかには、気軽に問い合わせができない点に、不便さを感じる人もいるだろう。
またSBI FXTRADEでは、デモ取引の環境も用意されていない。
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DMM FXとSBI FXTRADEはどちらを選ぶべきか
ここまでDMM FXとSBI FXTRADE、それぞれのサービスの特徴を紹介してきた。
なかには「どちらのFXサービスが自分にあっているのか?」と悩んでしまう人もいるだろう。
ここでは、FXサービスを選ぶ際に重視すべき点を紹介するので、参考にしてほしい。
さらに、この二つのFXサービス、それぞれに向いている人の性格やタイプを解説する。
自分は、どちらのタイプに近いのかという点でも考えてみよう。
FXサービスを選ぶときに重視すべき点
FXサービスを選ぶときに重視すべきポイントを整理し、今回紹介した2社のサービスを照らし合わせたので確認しよう。
重視すべき点 | DMM FX | SBI FXTRADE |
---|---|---|
①サービスを提供している企業は信頼できる会社か? | 〇 | 〇 |
②手数料などの取引コストは割安か? | 〇 | 〇 |
③サポートは手厚いか? | 〇 | 〇 |
④FXの取引に慣れるための「環境」が用意されているか? | 〇 | △ |
⑤FXが始めやすい「取引内容」か? | △ | 〇 |
詳しくはこちら |
上記①については、今回紹介した両社とも信頼できる企業であり、安心してFXができる会社だ。
また両サービスとも、さまざまな手数料がともに無料であり、②についても優れているといえる。
24時間対応のコールセンターを持つDMM FX、初心者の顧客満足度が高いSBI FXトレード、観点は異なるが③についても評価できる。
しかし④では、デモ取引ができる環境が用意されているDMM FXの方が優れているだろう。
一方⑤では、1通貨から取引ができるSBI FXTRADEの方が、初心者には始めやすいと感じるはずだ。
DMM FXが向いている人とは
まとまった資金を使ってFXを行いたい人には、DMM FXがおすすめだ。
スプレッドは、通貨保有量や取引量が100万通貨までならばSBI FXTRADEが良いが、
300万を超えればDMM FXの方が良くなる。
取引量が多くなれば、その分取引応援ポイントも多く貯まるはずだ。
多額の投資資金がなくとも、DMM.com証券の証券口座で株式を所有すれば、それを担保にFXの資金が得られる。
まとまった資金でのFXも、不安なくできるようになるために、デモ取引で経験も積める。
SBI FXTARDEが向いている人とは
SBI FXTRADEは、少額の取引によって、利益を着実に積み上げたい人に向いている。
100万通貨までの取引ならば、他のFXサービス以上にスプレッドが狭いため、コストを抑えた取引ができる。
数秒~数分ごとに取引を繰り返すスキャルピングが禁止されていないため、細かい取引で地道に利益を重ねていこう。
また「つみたて外貨」を利用すれば、積立預金の感覚で、コツコツとスワップポイントも貯められる。
以上のことから、SBI FXTRADEは、堅実な取引スタイルに向いているFXサービスだ。
DMM FXとSBI FXTRADEの違いを理解して、自分にあったFXサービスを利用しよう
この記事では、DMM FXとSBI FXTRADE、それぞれの特徴を紹介した。
DMM FXでは、大規模な取引でもスプレッドは変わらず、取引数が多くなれば取引応援ポイントが得られるメリットがある。
一方のSBI FXTRADEでは、1通貨からの取引が可能であり、少額取引では業界最狭のスプレッドにより取引コストも抑えられる。
大規模取引で利益を狙うならばDMM FX、小規模取引で着実に利益を得たいならばSBI FXTRADE、と考えるとよいだろう。
このように取引スタイルによって、選ぶべきFXサービスも異なる。
自分の取引スタイルと照らし合わせながら、最適なFXサービスを選び、FXを始めよう。
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DMM FXとSBI FXTRADEの違いに関するQ&A
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