1. ホーム
  2. 資産運用・資産管理
  3. 積立投資はいくらから始める?初心者向け完全ガイド

積立投資はいくらから始める?初心者向け完全ガイド

この記事で解決できるお悩み
  • 積立投資はいくらから始めるのが良いか知りたい
  • 積立投資のリスクと具体的な運用方法が知りたい
  • 初心者に適した投資方法を理解したい

積立投資に興味はあるが、どれくらいの金額から始めるべきか、また、どのような方法が最適かという疑問を持つ初心者は少なくない。

この記事では、少額からでも始められる積立投資の方法と、それに伴うリスク管理の手段について詳しく解説する。

投資初心者でも安心してスタートできるよう、具体的な運用方法と成功の鍵を提供する。

また、積立投資以外の資産運用について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてほしい。

目次

積立投資とは何か?初心者向け基本知識

「積立投資」という言葉を、聞いたことがある方も多いのではないだろうか。

ここでは、「積立投資」の基礎知識を中心に解説していくので、1つ1つ確認していこう。

積立投資の定義と特徴

「積立投資」とは、1つの金融商品を「一定額・同じ頻度」で購入していく方法のことをいう。

積立投資で得られるメリットとデメリットは、以下の通りである。

積立投資のメリット

スクロールできます
メリット詳細
少額から資産運用可能株式投資などと違い積立投資であれば、少額から資産運用を始められるので気軽に始められる
複利効果の発揮複利効果とは、得たリターンを元本に組み込み「元本(元本+リターン)」として運用を続けることを指す

リターンがリターンを呼ぶ流れが作れるため、長く続けるほど複利効果でお金が成長していく
ドルコスト平均法効果を得られる金融商品を買うタイミングを分散させることで、最終的な単価が安くなる方法を指す

【ドルコスト平均法なし】
1月:100口3万円、2月:200口7万円、3月:80口2万円

平均単価:約316円/口
【ドルコスト平均法あり】
1月:100口3万円、2月:85口3万円、3月:120口3万円

平均単価:約286円/口

積立投資のデメリット

積立投資は、リスクを軽減できる効果があるが、すべてのリスクをなくすことはできない

そのため、元本割れをするリスクがあることを理解しておく必要があるのだ。

「可能な限り元本割れは避けたい」という考えがある方は、国債や定期預金で資産運用を行うなどの方法を選ぶといいだろう。

また、積立投資は時間をかけることで大きなリターンを得られる方法のため、大きなリターンを短期間で得たい方には向いていない。

初心者に最適な投資商品の選び方

資産運用初心者が最適な商品を選ぶためのポイントを解説していくので、自分に合う商品が知りたい方はぜひ参考にしてほしい。

資産運用の知識を学ぶ

資産運用の種類によって必要な知識量は異なるが、投資家の代わりにプロが運用する投資信託でも、資産運用に関する専門知識は必要になる。

もし、知識がない場合は、リスク許容度以上の損失が出てしまう可能性があるため、資産運用で失敗をしないためにも資産運用について学ぶことは重要である。

資産運用の基本を学びたい方はこちらを参考にしてほしい。

資産運用をする目的から絞る

「どうして資産運用をしたいのか?」というポイントを明確にすることで、自分に合った金融商品を選びやすくなる。目的に合わせて、目標を達成するまでにどれくらいの運用期間があるのかを明確にし、商品を絞っていこう。

リスク許容度を知る

リスク許容度とは、資産運用で損をしても耐えられるラインのことを指す。このラインが分かっていると、リスクとリターンのバランスが取れた金融商品を選べるのだ。

手数料を把握する

積立投資に興味のある方は、「NISAのつみたて投資枠」を活用したいと考えているケースが多いと考えられる。そのような場合、投資信託を選ぶ方もいるだろう。

投資信託の場合、信託報酬などの手数料が必要になるため、手数料が低めに設定されている商品を選ぶと将来の手取り額が多くなる。

純資産総額の大きいファンドを選ぶ

例えば、NISAのつみたて投資枠を利用する場合は投資信託を選ぶ方も多い。

「純資産総額が多いファンド=いいファンド」とは一概に言えないが、純資産総額もチェックしておくといい。

なぜなら、純資産総額が少ないと償還(繰り上げ償還)される可能性があるためだ。

分かりやすく言うと、定められていた運用期間よりも早くに運用が終わってしまうということである。

リターンを得られていない段階で償還されると、元本割れする可能性があるため、選ぶ際は確認しておこう。

積立投資の長期的な効果

上記「積立投資の定義と特徴」で解説した通り、積立投資は長期的に運用することで複利効果を発揮できるのだ。

複利効果で得られるメリットは、主に以下の2つである。

長期間運用するほど効果を得られる

複利運用は、長期間運用するほど効果を得られるようになる。そのため、リターンがリターンを呼ぶ流れを作るので、資産を増やしやすいのだ。

少額から投資を始められる

株式投資などを行う場合、まとまった金額が必要になるケースが多い。

しかし、積立投資であれば、少額から運用可能のため、気軽にチャレンジできる

では、単利運用(リターンを元本に組み込まない)と複利運用ではどれくらいの差が出るのだろうか。

条件:元本500万円、金利3%

スクロールできます
単利運用複利運用
1年目元本500万円+15万円元本500万円+15万円
2年目元本500万円+30万円元本515万円+15万4,500円
3年目元本500万円+45万円元本530万4,500円+15万9,135円
4年目元本500万円+60万円元本546万3,635円+16万3,909円
5年目元本500万円+75万円元本562万7,544円+16万8,826円
合計金額575万円579万円6,370円
参照:SMBC「つみたてNISAの「複利効果」ってなに? 預金や投資信託に金利がつくしくみ」

5年間という短い期間でも、4万6,370円の差額が生まれている。

さらに運用期間が延びると、合計金額の差が大きく広がるのだ。

積立投資はいくらから始められるのか

「住宅ローンがある」などのさまざまな理由から、資産運用をスタートさせられない方も多いのではないだろうか。

では、実際に積立投資をはじめる場合、毎月いくらから積立投資を運用できるのかを紹介していく。

積立投資に必要な最小額

積立投資は、各金融商品によって最低金額が異なる。

投資信託を購入する場合、毎月1万円から始められるケースが多い。

しかし、ネット証券であれば毎月100円から資産運用を始められるため、以下のような悩みがある方でもチャレンジしやすい。

  • 金銭的に余裕がないため資産運用を始められない
  • 資産運用をイメージできず、はじめることに躊躇してしまう
  • 資産運用には興味があるが、損するのが怖い
  • 資産運用をしたことがないため、お試しで運用してみたい など 

少額投資の効果と期待できるリターン

少額投資は毎月100円から始められるため、金融商品の価格が下落しても損失の割合は小さく収まるのでリスクが低い。

しかし、逆を言えば得られるリターンも低いのだ。

「短期投資」にも向いていないので、短期間で資産形成を行いたいと考えている人には向いていない方法である。

また、少額投資であれば複数の銘柄に投資できるため、分散投資を行いやすくリスクを軽減できる。

複数の金融商品に投資することで経験を積めるので、自分が安心して資産運用を行える金融商品を明確にできるだろう。

注意点としては、少額投資が可能な金融商品は限りがあるということだ。

例えば、株式投資の場合は100株単位で投資する。そのため、1株3,000円の企業に投資したいのであれば、30万円必要になる。

限られた株式のみ100株未満で購入できるが、すべての株式が100株未満で購入できる訳ではないので注意が必要になる。

投資額別投資戦略の概要

「少額投資でも、ちゃんと資産は増えるの?」という疑問を持つ方に向けて、少額投資でどれくらいの資産を積み上げられるのかを紹介していく。

毎月の投資額は「100円」「5,000円」「1万円」「3万円」でシミュレーションしたものを紹介するので、ぜひ参考にしながら複利効果のすごさを体感してほしい。

【条件】利回り3%、積立期間20年

スクロールできます
投資額元本リターン合計
100円/月2万4,000円8,830円3万2,830円
5,000円/月120万円44万1,510円164万1,510円
1万円/月240万円88万3,020円328万3,020円
3万円/月720万円264万9,060円984万9,060円

【条件】利回り3%、積立期間30年

スクロールできます
投資額元本リターン合計
100円/月3万6,000円2万2,274円5万8,274円
5,000円/月180万円111万3,684円291万3,684円
1万円/月360万円222万7,369円582万7,369円
3万円/月1,080万円668万2,107円1,748万2,107円

積立投資を行うと以上のような結果を得られる可能性が高く、運用期間が長ければ長いほどリターン額が上がるのだ。

いくらから始めるにも重要!積立投資のリスク管理とは

積立投資でリスクを管理する方法を中心に解説していくので、今後のために役立ててほしい。

投資リスクの種類と管理方法

資産運用をはじめる際に「リスク」について学び、正しい方法でリスクを軽減させていくことが資産運用を成功させるための重要なポイントである。

まずは、リスクとリターンの関係性について理解を深めていこう。

リスクとリターンの関係性

リスクとリターンは比例しているため、「リスクが低いのに大きなリターンを得られる金融商品」はない。

そのため、リターンが大きい金融商品はリスクが高く、リターンが小さい金融商品はリスクも小さいと考えておこう。

では、具体的に資産運用をするとどのようなリスクと向き合わなければならないのだろうか。

リスクの種類内容
価格変動リスク金融商品の価格が変動するリスクのこと
(例)会社の不正が見つかり、株式を購入したい人が減る→株価が下落
金利変動リスク金利が変動することで、金融商品の価値に影響が出るを指す
(例)金利が上がる→債券の価値が下がる
流動性リスク換金のしやすさや、市場に出回る量の多さを指す
(例)不動産の売却は高額のため、買い手がすぐに見つかりにくい→流動性リスクが高い
信用リスク債券などを発行している国や企業の経営状況が悪い場合、配当金や元本を受け取れない可能性があることを指す
為替変動リスク為替の変動により、金融商品に影響が出ることを指す
(例)外貨建て商品を円転する際に円高であれば、受取額が減る

マーケット変動への対処法

例えば、株式市場であれば「金利が上がる→株価が下がる」という関係である。

そのため、金利が上がると株価が下落し、保有している資産に影響が出てしまうだろう。

そのような事態に備える方法が、さまざまな資産を組み合わせた分散投資である。

以下の例を確認し、2名の資産状態を見比べてほしい。

【Aさん】

  • 保有資産
    • 現金50%、株式50%

【Bさん】

  • 保有資産
    • 現金20%、株式25%、債券10%、不動産10%…

Aさんの場合、金利が上がると保有資産の50%にダメージを受けてしまう。

しかし、Bさんであれば、保有資産の25%のダメージで済むのだ。

資産運用を行う際は、自分のリスク許容度に合わせて金融商品を選び、複数の資産・銘柄などを組み合わせるとリスクを分散できることを覚えておこう。

安全なポートフォリオ構築のコツ

安全なポートフォリオを構築するには、以下のポイントから金融商品を選ぶ必要がある。

  • どのような目的で資産運用を行いたいのか
  • 目的を達成するまでの期間はどれくらいあるか
  • リスク許容度はどのくらいか

このポイントを軸にしながら自分に合った金融商品を選ぶと、リターンとリスクのバランスの取れたポートフォリオが完成する。

リスク許容度とは

損失に耐えられるラインのこと

金融商品の選び方
  • 債券:金利変動に影響されるが安定した収入を得られ、日本国債ならほぼ元本割れしない
  • 株式:ハイリスク・ハイリターン など

積立投資をいくらから始めるかで迷ったら誰に相談するべき?

積立投資には投資信託などのさまざまな種類があるため、「どれを選べばいいか分からない…」と悩んでしまう方も多いだろう。

では、専門家に相談してみてはいかがだろうか。

専門家によるアドバイスの重要性

資産運用は専門知識が必要になるので、いい結果を得るためには学び続けることが重要である。

投資家の代わりにプロが運用する投資信託を選ぶ場合でも、最低限の知識は欠かせない。

例えば、投資信託を保有していた場合は価格が下落してもすぐに売ると元本割れしてしまうため、売却せずに保有し続けることがいいケースもある。

しかし、専門家に相談できる環境があれば冷静に対処できるため、相談できる環境作りが資産運用で成功するために重要なポイントだと言えるだろう。

IFAの特徴とメリット

IFAとは、独立系金融アドバイザーのことを指し、資産運用の専門家である。

深い知識だけではなく、豊富な経験があるからこそ分かる提案を相談者にできるのだ。

証券会社や銀行で相談する場合、会社の方針や売上の影響を考慮したプランを提案されるケースがある。

しかし、IFAは金融機関から独立しているためノルマなどを気にせずに「相談者に最適なプランの提案」が可能なのだ。

また、証券会社や銀行では自社での取り扱いがある商品のみの提案になるが、IFAであれば数多くの種類から相談者に合った金融商品の提案が可能だ。

自分で選ぶ場合、「本当にこの金融商品でいいのかな…」と不安になる方も多い。

しかし、IFAに相談することで自分にベストな金融商品の提案や、資産運用で成功するためのポートフォリオを組んでくれるなどのサポートを受けられる。

仕事などで忙しく資産運用のための時間を確保できない方、保有資産の価格が下落した際に冷静に対処できない方、ハイリスク投資を行いたい方などは、ぜひIFAに相談してほしい。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」の利用方法

相性のいいIFAを見つけるためにおすすめの方法が、「資産運用ナビ」を活用することだ。

資産運用ナビ」は、必要項目を入力すれば最短60秒で条件に合ったIFAを見つけられるサービスのことである。

資産運用の相談をする際には費用が発生しないため、安心して将来のための計画をIFAとともに練られる。

また、「週刊 東洋経済」などの有名経済誌にも多数掲載されており、「IFAに相談してよかった」という声も多く上がっているので、ぜひ気軽に相談してほしい。

【資産運用ナビの利用方法】

  1. 公式サイトからフォーム入力:相談したい内容・年齢・金融資産などの情報
  2. 資産運用目的や相談者の性格に合ったアドバイザーを診断
  3. アドバイザーと面談日程を調整

積立投資は少額から始められる!

積立投資は少額から始められ、長期間にわたる資産形成に有効である。

適切なリスク管理と多様な投資戦略が成功の鍵になるので、把握しておこう。

いくつか具体的な方法も紹介したが、資産運用の最適解は個人により異なる。

そのため、積立投資に関する疑問や不安があれば、専門家からアドバイスを受けることを推奨する。

特にIFAは、中立的な立場からあなたに最適なアドバイスを長期にわたって提供してくれるのでおすすめだ。

IFA検索サービス「資産運用ナビ」を活用し、あなたに合ったIFAを見つけ、目標を達成しよう。

積立投資はいくらからに関するQ&A

積立投資の運用期間はどれくらいが理想的ですか?

積立投資の場合、運用期間が長いほど成功に導けるため、中長期的に資産運用を行うのが理想的である。

また、投資信託を対象に行った調査では、5年以上投資信託を持ち続けた人の84.2%が「利益が出ている」と回答している。

上記「投資額別投資戦略の概要」では、積立期間を20年と30年でシミュレーションしているので、気になる方は確認してほしい。

投資の分散はどのように行うべきですか?

投資の分散は、複数の資産・銘柄・国などに分散させる方がいいと考えられている。

しかし、金融商品を選ぶことにハードルを感じる方も多いだろう。

そのような悩みを解決できるのが「投資信託」である。

投資信託を購入するとさまざまな金融商品に分散投資ができ、資産運用のプロが運用を行ってくれるので、投資初心者にもおすすめだ。

投資成果はいつ確認すべきですか?

毎日確認すると価格の変化に一喜一憂してしまうため、ストレスを感じてしまう方も多いだろう。

そのため、頻繁に値動きを確認する必要はない。

「運用レポート」は毎月確認し、「運用報告書」は1年間の投資成果を確認できるため年に1度確認するといいだろう。

積立投資を始めるのに最適な金額はいくらですか?また、月々の平均投資額はどれくらいに設定するべきですか?

積立投資を始めるタイミングでは、いきなり大きな金額を投じる必要はない。

月5,000円〜10,000円前後の積立で投資に慣れていき、収入の状況などと照らし合わせて金額を増やしていくと良いだろう。

また、月々の投資額については手取り収入の5〜10%程度に収めると良い。

手取り30万円であれば「月15,000円〜30,000円」を目安に投資していくと良いだろう。

つみたて投資枠の月間投資上限額はいくらですか?

2024年から始まった新NISA制度の「つみたて投資枠」では年間120万円の非課税投資枠が与えられており、月間では10万円の積立が上限となっている。

なお「成長投資枠」は年間240万円(月20万円)の非課税投資枠が与えられており、併用すると月30万円まではNISA制度を使って投資できる。

20代から新NISAで積立投資を始める場合、毎月の推奨投資額はいくらですか?

20代から投資を継続していく場合、利益が利益を生んで効率良く資産が増える「複利効果」の恩恵を受けられる。

そのため、無理に毎月の投資額を増やす必要はない。

収入的にも余裕が少ない時期となるため、月5,000円〜10,000円程度を積み立てていくことを推奨する。

新NISAの積立投資を途中でやめることは可能ですか?

新NISA制度は好きなタイミングで積立投資をやめられる。積み立てた分をそのまま運用し続けたり、商品を解約して現金化したりできるため、無理に運用を継続する必要はない。

積立投資で損をする理由にはどんなものがありますか?

積立投資は比較的リスクを小さく抑えられる手法だが、以下のようなケースでは損をしやすい。

  • 十分な運用期間を設けていない
  • 相場の状況に応じて積立額を変更してしまう

ある程度価格変動のリスクを軽減できる積立投資であっても、運用期間が短いうちは損失を抱える可能性がある。

十分に運用期間を設定し、利益が出るまでじっくり運用していくことが大切だ。

また、相場の上昇・下落に合わせて積立額を変更してしまうと、積立投資の意義が薄れてしまう。

損失を抱えるリスクも高まるため、基本的には一定の頻度で定額を積み立てていくように心掛けよう。

新NISAの上限額1800万円を5年で投資する場合、5年後の予想収益はどのくらいですか?

投資対象の利回りによって異なるが、年間5%の利回りでの運用を仮定した場合は約240万円の収益となる。

投資額の1,800万円と合わせて2,000万円を超える資産を準備できる計算だ。

なお、利回りを3%に設定すると収益は約140万円、7%だと約360万円となる。

投資対象商品の利回りによっても大きく異なるため、慎重に商品を選ぶことが大切だ。

積立NISAで投資を始めるには何歳からが適切ですか?

NISAのつみたて投資枠は、国内在住の18歳以上であれば誰でも始められる。

投資は早くから始めた方が運用効果が高くなるので「何歳から始めるべきか」などと考えずに、なるべく早く始めよう。

投資を早く始めておくと、利益が利益を生む「複利効果」の恩恵を受けられる。

さらに運用期間が長くなることで収益の振れ幅が平均化され、安定したリターンも期待できる。

「生活費の半年分」ほどの貯蓄を確保したら、あとはNISAを活用して投資を始めよう。

積立NISAの利用者は全体の何割くらいですか?

金融庁が実施した「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」によると、2023年12月末時点でのNISAの口座開設数は2,136万56口座だった。

そのうち、つみたてNISAの口座数は974万571口座となっており、全体の約45%ほどがつみたてNISAを利用していた。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

・本サイト「資産運用ナビ」はアドバイザーナビ株式会社が運営しております。
・本サイトに掲載される情報に関しては、最大限の注意を払っておりますが、金利、手数料、その他商品情報の完全な正確性や信頼性を保証するものではありません。
・本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

目次