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新NISA成長投資枠のリスクはどうやって管理する?運用上の不安を解消する方法

この記事で解決できるお悩み
  • 新NISA成長投資枠での運用リスクについて理解したい
  • リスク管理の効果的な手法を学びたい
  • 投資に関する不安を軽減し、安心して新NISAを始めたい

新NISAは成長投資枠とつみたて投資枠の2つの投資枠が設けられている。

成長投資枠は幅広い銘柄や商品に投資できる一方で、投資先の選定を誤ると多額の損失を被る可能性がある。

この記事では新NISAの成長投資枠のリスクやリスク管理の方法、運用の不安を解消する方法について解説する。

最後にはおすすめの相談先についても解説するので、成長投資枠の活用によって資産を増やしたい方は参考にしてほしい。

目次

新NISAの成長投資枠におけるリスクとは何か?

新NISAには成長投資枠とつみたて投資枠の2つの投資枠がある。

ここでは成長投資枠のリスクについて以下の3つを解説する。

  • 投資リスクの種類と特徴
  • 成長投資枠の特徴(投資対象や投資額など)
  • 成長投資枠の特性から見える運用リスク

投資リスクの種類と特徴

投資のリスクには主に以下の5種類がある。

リスクの種類概要
価格変動リスク保有資産の価格が変動するリスク
市場動向や経済動向によっては、含み損を抱える恐れがある
信用リスク株式・債券の発行体の信用力が悪化し、利払いの遅延や元本の一部または全部が返済されないリスク
また信用力が悪化すると保有資産の価格も下落し、含み損を抱える恐れがある
為替変動リスク外貨建資産に投資する場合、為替の動向によって円換算の資産価格が変動するリスク
金利変動リスク金利の変動によって債券価格が下落または上昇するリスク
基本的に金利が上昇すると債券価格は下落する
流動性リスク市場規模や取引量の少なさなどによって、売却したいときに売れないリスク
または売却できたとしても売却金額が投資元本を下回るリスク

保有する資産によって、抱える投資リスクは異なる。

たとえば為替変動リスクは、日本の株式や債券に投資していれば直接的な影響は受けない。

ただし、為替変動が企業業績にインパクトを与え、間接的な影響を被る可能性はある。

保有する資産によって考慮するべき投資リスクは異なる。

したがって投資を開始する前には、資産ごとにどのようなリスクがあるのか、どのような場合に含み損を抱える可能性があるのかを把握すべきだろう。

成長投資枠の特徴

成長投資枠とつみたて投資枠の違いを下記の表にまとめた。

成長投資枠つみたて投資枠
年間投資枠240万円120万円
非課税保有期間無期限
非課税保有
限度額
1,800万円
(うち成長投資枠1,200万円まで)
口座開設期間恒久化
投資対象商品上場株式・投資信託など長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託
買付方法スポット・積立積立
参考:金融庁「新しいNISA」

成長投資枠は年間240万円投資ができる。

また非課税限度保有額は1,200万円だ。

投資対象商品は上場株式や投資信託、REITと幅広い。

一方でつみたて投資枠は金融庁の基準を満たした投資信託しか購入できない。

そのため投資信託だけでなく、個別株で市場平均を超えるリターンを狙いたい、配当金や株主優待を受け取りたいという方は、成長投資枠を活用すると良い。

成長投資枠の特性から見える運用リスク

成長投資枠の投資先は幅広いため、購入する銘柄や商品を間違えると、リターンが市場平均に劣ってしまう、または含み損を抱えるリスクが生じてしまう。

特に個別株に投資する場合、投資先の企業の業績次第では、長期間含み損を抱える可能性がある。

最悪の場合、投資先の企業が倒産し、投資元本を一切回収できない恐れもある。

そのようなリスクを避けるためには少なくとも下記を実践し、投資を検討している銘柄が長期投資に適しているかを調べる必要がある。

  • 直近の企業業績の確認
  • 将来の業績見通しのチェック
  • 財務分析

また成長投資枠はスポット購入ができる。

スポット購入とは投資家の好きなタイミング・金額で購入する方法のことだ。

つまり成長投資枠では240万円の一括投資ができる。

スポット購入は銘柄選びや投資タイミングが良ければ、大きなリターンを得られる。

しかしこれらを間違うと、含み損を抱える可能性のある非常にリスクの高い投資方法だ。

成長投資枠は投資先が幅広く、スポット購入もできるため、長期的にリターンを得るためには投資家の知識や経験が非常に重要になってくる。

うまく成長投資枠を活用できれば、大きなリターンを得られる。

しかし銘柄選びや投資タイミングを間違えると、損失を被る可能性が高い。

そのため投資判断に自信のない方は、後述する投資の専門家であるIFAに資産運用の相談をするのがおすすめだ。

新NISAの成長投資枠運用で実践したい!リスク管理のための効果的な戦略

成長投資枠は大きなリターンを狙える一方で、長期的に含み損を抱える恐れもある。

含み損のリスクを抑えるためには、リスク管理が重要だ。

ここではリスク管理について以下の3つを解説する。

  • 分散投資の重要性
  • ポートフォリオの定期的な見直し
  • つみたて投資枠との併用   

分散投資の重要性

含み損を抱えるリスクを低減するのに有効な方法として「分散投資」がある。

分散投資とは購入する銘柄やタイミングを分散して投資することだ。

たとえば購入する銘柄の分散では、A銘柄に集中投資するのではなく、B銘柄・C銘柄と複数の銘柄を保有する。

複数の銘柄を保有することで、ひとつの銘柄の価格が下落したとしても、保有資産全体のダメージを軽減できる。

また購入タイミングの分散では、銘柄の購入を複数回に分けて行う。

ある銘柄の価格が高いのかまたは安いのかを見極めるのは、プロのトレーダーでも難しい。

そのため、投資初心者ではベストタイミングでの銘柄購入はできないと思った方が良いだろう。

投資初心者には複数回に分け銘柄を購入し、高値掴みを避けるのがおすすめだ。

視聴者タイミングを分散することで銘柄の価格が高い時と安い時、どちらのタイミングでも購入ができる。

投資タイミングの分散によって価格が安い時にも購入できるため、高値づかみによる長期的な含み損を防止できる。

分散投資は、適切な銘柄選定や投資タイミングを図れない投資初心者にこそおすすめだ。

ポートフォリオの定期的な見直し

ポートフォリオとは以下のような保有資産の割合のことだ。

  • 定期預金
    • 10%
  • 株式
    • 50%
  • 債券
    • 30%
  • 不動産
    • 10%

ポートフォリオは投資家の運用目的や運用期間、リスク許容度などを考慮して決定する。

長期の運用が可能でリスク許容度が高い方なら、積極的にリターンを狙うポートフォリオを構築する。

一方で長期間の運用が難しく、損失にあまり耐性のない方であれば、リスクの少ないポートフォリオを組むのが一般的だ。

またポートフォリオは定期的に見直すものだ。

投資を始めるとリスク許容度が想定したよりも高くなかった、よりリターンを狙えるポートフォリオに変更したいといった考えが出てくる。

上記の考え方をもとに定期的に見直し、より自身に合うポートフォリオを作り上げていく。

見直す頻度としては半年または1年に1度程度であろう。

あまり頻繁にポートフォリオを見直すと、投資の軸がぶれてしまい、資産運用がうまくいかなくなる恐れがある。

つみたて投資枠との併用   

成長投資枠のリスクを抑えるためには、つみたて投資枠との併用を検討しよう。

つみたて投資枠で購入できる商品は、金融庁の基準をクリアした投資信託のみだ。

そもそも投資信託とは、1銘柄購入するだけで数十〜数千の銘柄に分散投資ができる。

またバランスファンドであれば、株式・債券・不動産など複数の資産にも簡単に投資が可能だ。

つまり投資信託を購入すれば、簡単に銘柄の分散が行える。

また金融庁の基準をクリアした投資信託は、低コストで長期運用にも適しているものが多い。

つみたて投資枠では投資信託によって分散投資を実践し、成長投資枠では大きなリターンを狙う、配当金を受け取れる銘柄を購入するといった使い分けがおすすめだ。

新NISAの成長投資枠で始める運用のリスクと不安を解消するコツ

新NISAで始める運用の不安を解消するコツを以下3つを解説する。

  • 投資計画の策定と新NISAで長期投資をするメリット
  • 現金、または課税口座とのバランスの取り方
  • 新NISAの活用における専門家の重要性

投資計画の策定と新NISAで長期投資をするメリット

運用を始める前にまずは投資計画の策定を行おう。

投資計画というと難しく聞こえるが、はじめは運用期間と必要な金額を決めるだけでも良い。

上記の2つがわかることで、運用方針の骨子が固まるためだ。

特に新NISAの非課税メリットを活かすならば長期投資を行おう。

金融庁の資料によると、国内外の株式と債券に50%ずつ20年以上の投資を行うと、元本割れすることはなかった。

あくまでも過去のデータだが、短期投資よりは長期投資の方が元本割れのリスクが低くなるとは言えるだろう。

新NISAは利益が出ないと、非課税メリットを活かせない。

そのため長期投資を軸とした投資計画を策定し、元本割れの可能性が低くなる資産運用を行おう。

現金、または課税口座とのバランスの取り方

現金をどれだけ保有するべきか、新NISAだけでなく課税口座も利用するべきか迷う方もいるだろう。

現金の保有割合は、投資家ごとのリスク許容度による。

リスク許容度が高い方は現金の保有を減らし、株式や債券などの金融商品にした方がリターンを狙える。

ただ金融商品の保有割合が大きくなると、資産の値動きが大きくなってしまう。

あまり大きな値動きに耐えられない方は、現金の割合を増やすと良いだろう。

また課税口座は、新NISAの非課税保有限度額である1,800万円を全て埋めてから活用を検討しよう。

新NISAは購入できる銘柄が限られているとはいえ、成長投資枠であればリスクの高い銘柄・商品以外はほとんど購入が可能だ。

整理・監理銘柄や毎月分配型の投資信託を特別購入したいという方でなければ、課税口座を利用しなければならない理由はない。

そのためまずは新NISAの1,800万円の枠を埋めることを優先し、それでもまだ投資資金に余裕がある方のみ課税口座を利用しよう。

新NISAの活用における専門家の重要性

運用の不安を解消するためには、専門家からアドバイスを受けるのがおすすめだ。

資産運用を成功させるためには、一般的な投資計画ではなく、自分自身に合った投資計画が重要となる。

なぜなら投資家ごとに運用目的や運用期間、リスク許容度が異なるためだ。

投資家によっては、多少の損失を覚悟してでも大きなリターンを狙いたい方もいる。

一方で小さな損失にも耐えられない投資家もいる。

つまり自分に合った投資戦略を策定する必要があるということだ。

ただ投資初心者が自分に適した投資戦略を考えるのは非常に難しい。

戦略を考えるためには専門家の専門知識や豊富な経験を借りることが重要だ。

新NISA成長投資枠のリスクを減らしたいなら誰に相談するべき?

新NISAに関する相談をしたいと考えても、相談先はどこにしたらいいのかと悩む方も多いだろう。

ここでは新NISAの相談先として以下の3つを解説する。

  • IFAの役割とメリット
  • 信頼できる相談先の選定基準  
  • 「資産運用ナビ」のサービス概要と利用推奨

IFAの役割とメリット

相談先として最もおすすめなのがIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)だ。

IFAとは金融機関に所属せず独立して、投資家に対して運用のアドバイスや商品の提供を行う専門家のことである。

IFAを活用するメリットは以下の3つだ。

IFAを活用するメリット
  • 中立的なアドバイスがもらえる
  • 多様な運用手法を提案してくれる
  • 長期的な関係を築ける

IFAは組織に所属していないため、営業ノルマが設定されていない。

そのため、顧客の運用目的に合わない特定の商品が紹介されるリスクが非常に低いのが大きなメリットだ。

またIFAは複数の証券会社や金融機関と業務委託契約をしているため、あらゆる運用手法や商品を提案してくれる。

さらにIFAには転勤がないため、長期的な関係を築きやすい。

葬式に所属していると3年〜5年に一度転勤があるのが一般的だ。

IFAには転勤がないため、1人の担当者と長期的な関係を築ける。

信頼できる相談先の選定基準

信頼できる相談先の選定基準としては、IFAの得意分野と実績を確認しよう。

たとえば株式をメインに資産運用したいと考えている方であれば、株式を得意とする IFAを選ぼう。

また実績では、あなたと同じ資産状況をメインに担当しているIFAを選ぶべきだ。

あなたの資産が1,000万円の場合は、1,000万円の顧客を抱えるIFAを選ぶイメージだ。

極端な例だが、運用資産が1,000万円と1億円では、運用戦略そのものが大きく変わってくる。

そのためIFAメインとしている顧客の資産状況は必ず確認しよう。

「資産運用ナビ」のサービス概要と利用推奨

自分に適したIFAを見つけたいなら「資産運用ナビ」を活用しよう。

資産運用ナビ」を活用するメリットは以下の3つだ。

「資産運用ナビ」を活用するメリット
  • 簡単に登録ができる
  • 全国どこでも相談に対応している
  • 相談料が無料

資産運用ナビ」への登録は、お住まいの都道府県や金融資産など簡単な情報を入力するだけで完了する。

入力された情報をもとにすぐにIFAが数名のIFAが提案される仕組みだ。

相談は全国どこでも可能で、対面とWebどちらにも対応している。

自宅でのオンライン面談や、近くのカフェに来てもらったりと、あなたがリラックスできる場所を指定できるのが魅力だ。

また相談料は一切かからない。提案された運用手法や商品に納得がいくまで質問ができるため、本当に納得してから資産運用を始められる。

費用がかかるのはIFAに提案された商品を購入するときのみだ。

これらに魅力を感じる方は「資産運用ナビ」を活用しよう。

新NISA成長投資枠のリスクは適切に管理しよう

この記事では新NISAの成長投資枠のリスク、効果的なリスク管理戦略、運用の不安を解消するコツについて解説した。

特に成長投資枠は購入できる銘柄・商品が多いため、分散投資や投資計画の策定によるリスク管理が欠かせない。

また運用戦略や不安を解消する最も有効な手段として、専門家の力を借りるメリットについても説明している。

専門家の中でもIFAは、中立的な立場から新たに最適なアドバイスを長期間にわたって提供してくれる。

自分に適したIFAを見つけるなら「資産運用ナビ」を活用するのがおすすめだ。

資産運用ナビ」は相談を無料で行え、紹介された商品を取引するまで料金はかからない。

気になる方は下記のボタンから申し込みしてほしい。

新NISA成長投資枠のリスクに関するQ&A

新NISA成長投資枠を使うメリットは何ですか?

成長投資枠の最も大きなメリットは、購入できる商品の幅が広いことだ。上場株式や投資信託、REITと幅広い商品を購入できる。

また非課税投資枠が240万円と、一度に一度に大きなお金を投資することも可能だ。

つみたて投資枠では取引できない商品を購入したい、投資資金に余裕のある方は、成長投資枠の活用を検討しよう。

成長投資枠で選ぶべき銘柄は何ですか?また、投資対象の選定で気をつけるべきポイントを教えてください。

成長投資枠で選ぶべき銘柄は、投資目的によってことになる。

  • インデックスファンド
    • 市場平均並みのリターンが欲しい
  • 高配当株
    • 配当金を資金の補填に使いたい
  • グロース株
    • リスクを取ってリターンを狙いたい

上記のようにどのような目的で投資を行うかによって、選ぶべき銘柄は変わってくる。

この回答を参考に投資目的はどうするのか、どの銘柄であれば投資目的に合うのかを考えてほしい。

投資対象の選定で気をつけるべきなのは、以下の3つだ。

  • 自身のリスク許容度にマッチしない商品を選定しない
  • 適切に分散投資を行う
  • 運用コストが低い商品を選定する

リスク許容度にマッチしない商品を選定してしまうと、短期売買を繰り返し、長期運用ができないことも考えられる。

また、分散投資をせずに集中投資をした場合、損失が出たときに自身の資産価値に対する影響が大きくなってしまう。

そして、運用コストがなるべく低い商品を選定し、運用成果を最大限享受することが重要だ。

リスクが高いと感じた場合、運用方針はどのように見直すべきですか?

基本的には現金の保有比率を上げるのがおすすめだ。

たとえば「現金10%+株式50%+債券40%」というポートフォリオを組んでいるとしよう。

上記の場合、株式を売却し現金の保有比率を上昇させ「現金30%+株式30%+債券40%」というポートフォリオにするイメージだ。

成長投資枠での投資の失敗例にはどのようなものがありますか?

成長投資枠での投資の失敗例としては、以下の2つが挙げられる。

  • 多額の一括投資をしてしまう
  • 自身のリスク許容度に見合わない商品に投資してしまう

成長投資枠では、積立投資以外にも一括投資が可能だ。

しかし、一括投資は高値掴みとなるリスクも大きいため、リスクを抑えるためにも積立投資を行うことをおすすめする。

また、自身のリスク許容度が低いにもかかわらず、リスクが大きい株式のみで運用を行うと、株価の変動に一喜一憂してしまうケースも考えられる。

このことから、成長投資枠で運用を行う際は、積立投資を活用し、リスク許容度に見合った商品で適切なポートフォリオを構築することが大切だ。

成長投資枠で投資をする際、市場変動にはどう対応するべきですか?

市場変動に対応するためには、異なる資産クラスへ分散投資することが有効である。

例えば、株式と債券は市場変動に伴って反対の動きをする。

このことから、異なる資産クラスへ分散投資し、市場変動による自身の資産価値の変動幅を抑えることが重要だ。

成長投資枠の運用で気をつけるべき金利変動リスクとは、具体的に何ですか?

金利の変動は、債券の価格に大きく影響を与える。

そのため、成長投資枠で運用している国内・海外債券や債券を投資対象とする投資信託などは、金利変動によって価格が上下する点には気をつけよう。

成長投資枠で為替リスクを管理するにはどうすれば良いですか?

為替リスクを適切に管理するためには、複数の地域に投資先を分散することが重要である。

例えば、海外株式や外国債券のみに投資をしてしまうと、為替の影響を大きく受けることとなる。

そのため、国内株式や国内債券をポートフォリオに組み込むことで、為替リスクを軽減させられるはずだ。

成長投資枠での運用に理想的なポートフォリオ例を教えてください。

理想的なポートフォリオは、個々人のリスク許容度によっても異なる。

リスク許容度が高い方には、以下のようなポートフォリオが一例として挙げられる。

  • 預貯金
    • 10%
  • 国内株式
    • 50%
  • 米国株式
    • 30%
  • 国内債券
    • 10%

反対に、リスク許容度が低い方であれば、預貯金や国内債券の比率を上げ、国内株式および米国株式の比率を下げて調整すると良いだろう。

いずれの場合においても、自身のリスク許容度にマッチしたポートフォリオを構築することが大切だ。

一括投資と積立投資はどちらの方がリスクが低いですか?

積立投資の方がリスクが低いといえる。なぜなら、購入時期が分散されることで、高値掴みのリスクが抑えられるからだ。

一括投資を行った場合、投資時期を見誤れば高値掴みとなり大幅な損失が発生してしまうリスクもある。

購入時期を分散し、長期運用を行うことで着実な資産形成を目指そう。

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。資産運用の相談サイト「資産運用マッチング」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

・本サイト「資産運用ナビ」はアドバイザーナビ株式会社が運営しております。
・本サイトに掲載される情報に関しては、最大限の注意を払っておりますが、金利、手数料、その他商品情報の完全な正確性や信頼性を保証するものではありません。
・本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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