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老後に不安しかない人必見!悲観する前に今スグに始めるべき3つのコト

この記事で解決できるお悩み

・老後の不安を和らげるためには何をしたらよいのか

・老後のために今すぐに始めるべき3つのこととは

・自身の老後について専門家のアドレスを受けるにはどうすれば良いのか

老後2,000万円問題に代表される老後資金不足のメディア報道を目にして、「そんなに貯められない」と不安を感じる人も多いのではないだろうか。

この記事では、老後に不安しかない人に向けて、前向きに不安を解消するために今スグ始めるべき3つのことを紹介する。

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目次

老後に対するお金の不安は大きい

メットライフ生命が毎年実施している「老後を変える全国47都道府県大調査」の2022年版によると、8割以上の人が老後に不安を抱えている。不安のトップは5年連続で「お金」だ。

  • 1位:お金 58.6%
  • 2位:健康 54.5%
  • 3位:認知症 50.9%

参考:メットライフ生命「老後を変える全国47都道府県大調査

どこを見ても、「老後に不安はない!」という人が多数派を占める調査結果は見たことがない。それほど老後の不安は大きいということだ。

同調査では、「老後に必要だと思う金額」として平均3,150万円という結果が出た。その一方、実際に保有する金融資産は、50代で平均1,300万円、60代で平均2,000万円となっている。

この理想と現実のギャップが「老後に不安しかない」と感じる人が多い原因といえるだろう。

老後の不安をやわらげるには

老後に不安しかない人必見!悲観する前に今スグに始めるべき3つのコト わたしのIFAコラム

そんな老後への不安をやわらげるには、どうすれば良いだろうか。

ひとつは、メディアで公表される数字に必要以上に惑わされないことだ。

例えば、2019年に世間を大きく騒がせた「老後2,000万円問題」は記憶に新しいだろう。老後の不足額とされた「2,000万円」という数字、実は調査年によって大きく異なる。

  • 2017年:1,963万円 ← 老後2,000万円問題
  • 2018年:1,507万円
  • 2019年:1,198万円
  • 2020年:55万円

参考:DIAMOND Online「老後資金2000万円問題の真相、コロナ禍の影響により「55万円でOK」に?

こうした統計上の数字は、平均的なモデルケースの数字であり、万人に当てはまるわけではない。世間の平均の数字に惑わされることなく、自分自身の資産状況や生活水準・ライフプランに合わせた「老後〇〇円問題」を考えることが重要だ。

漠然とした不安にかられて思考停止していては何も解決しない。自分の「老後〇〇円問題」が見えたら、それを解消するために行動しよう。

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老後の不安を解消するために今スグ始めるべき3つのこと

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自分の「老後〇〇円問題」の不安を解消するために、今スグ始めるべき3つのことを紹介する。

  • 稼ぐ力を身につける
  • 無駄な支出を削って家計をスリムに
  • 資産運用で老後資金を増やす

それぞれ見てみよう。

①稼ぐ力を身につける

1つ目は稼ぐ力を身につけることだ。

稼ぐ力といっても本業で出世して、給料を増やすということではない。それには時間がかかるし、勤め先の状況にも大きく左右されて再現性が低い。

そこでおすすめしたいのは、本業以外の副業で稼ぐことだ。近年は政府の後押しもあり、副業を解禁する企業が増えている。「今の給料では老後の備えができない」と嘆くなら、給料以外の収入を作れば良いというわけだ。

インターネット上には、仕事を受発注するクラウドソーシングサービスがたくさんある。また、自分の得意なスキルを売れるマッチングサイトも存在する。

興味を持った方は一度覗いてみると良い。本業で培った技術やノウハウから趣味や特技まで、さまざまなスキルをお金に変えられる時代だ。

そして副業収入を使ってしまうのではなく、老後への備えとして蓄えよう。たとえ月に1万円だけだとしても、30年続ければ360万円にもなる。

慣れてくれば、同じ時間でも多く稼げるようになっていくだろう。ただし、副業に力を入れるあまり、本業に支障が出ないように注意は必要だ。

②無駄な支出を削って家計をスリムに

2つ目は、現役時代から無駄な支出を抑えて家計をスリムにしておくことだ。

これには2つの効果がある。

1つは現役時代の支出を減らして、老後に備えた貯蓄や投資に回せるお金が増えることだ。資産の増加スピードがアップする。

そしてもう1つは、家計をスリムにすることで老後の生活費が減り、蓄えた資産を長持ちさせられる点である。資産の減少スピードが緩やかになる。

リタイヤしたからといって、取り崩しに備えて急に生活水準を落とそうとしても難しい。現役時から習慣づけることが大切だ。

ただ、何でも節約してケチな生活を送るということではない。老後のために、心身ともに充実した現役時代の生活を犠牲にしては本末転倒だ。

生活の満足度を大きく下げずに、支出を抑えることが重要である。

そのためには、毎月かかる固定費を削るのが有効だ。「手続きが面倒で…」という人も多いだろう。

しかし、例えば大手キャリアのスマホを使っている人は、格安SIMに乗り換えて月6,000円から月1,000円になれば、それだけで月に5,000円の節約だ。年間で6万円、10年で60万円、30年で180万円と考えれば、手続きが面倒とも言っていられないだろう。

そのお金を老後の備えに回せば、老後資金が増えるとともに、老後にかかるスマホ代も削減できることになる。

固定費は一度見直してしまえば、その効果が長く続く。ぜひ、家計を棚卸してスリム化してみてほしい。

③資産運用で老後資金を増やす

3つ目は、稼ぐ力と家計のスリム化で生み出したお金を、預貯金で貯めておくだけではなく資産運用して増やすことだ。

「資産運用で損をするのが怖い」と尻込みする人もいるかもしれない。しかし、預貯金一択で全財産を銀行に預けておくのもまたリスクだということを知ろう。

預貯金ではほとんど利息がつかず資産は増えない。まさに眠っているだけだ。

しかも増えないだけでなく、物価上昇によるお金の価値低下で、額面は変わらなくても実質的に資産が目減りしていく。眠っている間に衰えていくのだ。

昨今の物価上昇が良い例だろう。日本の物価上昇はまだ緩やかなほうで、アメリカをはじめ世界では急激な物価上昇が続いている。世界の物価上昇は徐々に日本に波及するとの見方も多い。

急激な物価上昇が続かないとしても、長期的には物価は上がるものだ。デフレと言われている日本でも、30年前は100円だった缶ジュースが今では130円になっている。このように、額面が変わらない預貯金は、物価上昇によって価値が減っていくというリスクがあることを認識しておこう。

老後まで時間がある人は、長期投資で資産運用を行うと良い。

例えば、副業で稼いだ1万円と家計のスリム化で浮いた1万円の月2万円を30年間毎月積み立て運用するといくらになるだろうか。

  • 利回り0.01%(預貯金):721万円
  • 利回り3%:1,165万円
  • 利回り4%:1,388万円
  • 利回り5%:1,664万円

月々2万円貯めれば預貯金に眠らせておくだけでも721万円にもなるが、これを資産運用すれば、利回りによっては1,000万円を大きく超えるまでに増やすことができる。ただし、資産運用の利回りは保証されたものではなく、損失が出る可能性があることは理解しておくことが大切だ。

そして、この資産運用は老後に入ったからといってやめる必要はない。現役時よりもリスクを抑える必要はあるものの、増やしながら取り崩すことで資産を長持ちさせることが可能だ。

まとめ

老後に不安しかない人必見!悲観する前に今スグに始めるべき3つのコト わたしのIFAコラム

老後の不安は誰もが抱える悩みだ

しかし、ただ漠然と不安がってモヤモヤしていても何も解決しない。

不安をきっかけに、自分の生活水準やライフスタイルにあった老後資金を試算し、不安を解消するための行動に移すことが大切だ。

老後資金の計算や資産運用について専門家のアドバイスがほしいという方は、「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。プロの視点から資産運用の疑問を解決し、納得した上で資産運用を行おう。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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