- プロミスの無利息サービスの詳細が知りたい
- プロミスの無利息サービスの利用方法や注意点を理解したい
- 他社の無利息サービスと比較したい
プロミスは「30日間利息無料」で利用できるカードローンとして人気がある。
さらに、他の消費者金融カードローンに比べると上限金利が低いので、少しでも金利を抑えたい人におすすめだ。
そこで本記事では、プロミスの無利息サービスについて紹介する。利用する際の注意点もあるので、プロミスの無利息期間で利息を抑えたい人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
プロミスの無利息サービスの概要
まずは、プロミスの無利息サービスの概要について説明する。そもそも無利息サービスとは何かから整理していこう。
プロミスの無利息サービスとは?
プロミスの無利息サービスとは、初回の借り入れから一定期間利息が発生しないサービスのことだ。
利息とは、借り入れに対して発生する手数料のようなものだ。
プロミスの金利(年利)は「4.5〜17.8%」の間で決まるが、仮に17.8%の金利で借り入れると、利用期間に応じた利息が発生する。
たとえば金利17.8%で10万円を借り入れると、1ヶ月後の利息は1,483円だ。利息は次のように計算する。
プロミスの無利息サービスを利用すれば、一定期間はこの利息が発生しないので、よりお得にカードローンを利用できる。
プロミスの無利息サービスは「30日間」
プロミスの無利息サービスは「30日間」だ。つまり、初回の借り入れから30日間は利息が発生しない。
たとえば1月8日にプロミスで借り入れした場合、翌日から30日間(1月7日まで)の利息がゼロになる。
ただし、上記の例では1月8日以降は通常通り利息が発生するので注意しよう。
また、プロミスの無利息サービスは「初回借入の翌日から」というのが大きな特徴だ。
無利息サービスを提供しているカードローンは他にもあるが、「契約日の翌日から」となっているところが多い。
そのため、プロミスは契約日と初回借入日がずれていても、30日間しっかり無利息になるのが大きなメリットだ。
無利息サービスはこんな人におすすめ
プロミスの無利息サービスは「利息を少しでも抑えたい人」におすすめのサービスだ。
プロミスは上限金利が17.8%なので、他の消費者金融系カードローンに比べると上限金利が0.2%低い。
さらに初回借入日から30日間しっかり無利息になるので、利息を抑えたい人はぜひプロミスに申し込んでほしい。
ただし、プロミスの無利息サービスは「新規契約者」限定のサービスだ。過去にプロミスを利用したことがある人は対象外なので注意してほしい。
「過去にプロミスを利用したことはあるが無利息サービスで利息を抑えたい」という人は、無利息サービスを提供している他のカードローンを検討しよう。
プロミスの無利息サービスで利息額をシミュレーション
それでは、プロミスの無利息サービスを利用して借り入れると、利息額がどれくらい変わるのかシミュレーションしてみよう。
金利17.8%で10万円を借り入れ、12回で返済するケース
まずはプロミスで金利17.8%で10万円を借り入れ、12回で返済するケースを見てみよう。
無利息サービスなし
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 | |
---|---|---|---|---|
1 | 9,158円 | 7,675円 | 1,483円 | 92,325円 |
2 | 9,158円 | 7,789円 | 1,369円 | 84,536円 |
3 | 9,158円 | 7,905円 | 1,253円 | 76,631円 |
4 | 9,158円 | 8,022円 | 1,136円 | 68,609円 |
5 | 9,158円 | 8,141円 | 1,017円 | 60,468円 |
6 | 9,158円 | 8,262円 | 896円 | 52,206円 |
7 | 9,158円 | 8,384円 | 774円 | 43,822円 |
8 | 9,158円 | 8,508円 | 650円 | 35,314円 |
9 | 9,158円 | 8,635円 | 523円 | 26,679円 |
10 | 9,158円 | 8,763円 | 395円 | 17,916円 |
11 | 9,158円 | 8,893円 | 265円 | 9,023円 |
12 | 9,156円 | 9,023円 | 133円 | 0円 |
累計 | 109,894円 | 100,000円 | 9,894円 | 0円 |
無利息サービスあり
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 | |
---|---|---|---|---|
1 | 9,158円 | 9,158円 | 0円 | 90,842円 |
2 | 9,158円 | 7,811円 | 1,347円 | 83,031円 |
3 | 9,158円 | 7,927円 | 1,231円 | 75,104円 |
4 | 9,158円 | 8,044円 | 1,114円 | 67,060円 |
5 | 9,158円 | 8,164円 | 994円 | 58,896円 |
6 | 9,158円 | 8,285円 | 873円 | 50,611円 |
7 | 9,158円 | 8,408円 | 750円 | 42,203円 |
8 | 9,158円 | 8,532円 | 626円 | 33,671円 |
9 | 9,158円 | 8,659円 | 499円 | 25,012円 |
10 | 9,158円 | 8,787円 | 371円 | 16,225円 |
11 | 9,158円 | 8,918円 | 240円 | 7,307円 |
12 | 7,415円 | 7,307円 | 108円 | 0円 |
累計 | 108,153円 | 100,000円 | 8,153円 | 0円 |
無利息サービスを利用すると初回返済日に利息が発生しないため、返済額を全額、元金に充当できる。
その分利息は安くなるので、無利息サービスのあり・なしでは、最終的に1,741円の差額が発生した。
金利15.0%で100万円を借り入れ、36回で返済するケース
続いて、プロミスで金利15.0%で100万円を借り入れ、36回で返済するケースを見てみよう。
無利息サービスなし
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 | |
---|---|---|---|---|
1 | 34,665円 | 22,165円 | 12,500円 | 977,835円 |
2 | 34,665円 | 22,443円 | 12,222円 | 955,392円 |
3 | 34,665円 | 22,723円 | 11,942円 | 932,669円 |
4 | 34,665円 | 23,007円 | 11,658円 | 909,662円 |
5 | 34,665円 | 23,295円 | 11,370円 | 886,367円 |
6 | 34,665円 | 23,586円 | 11,079円 | 862,781円 |
7 | 34,665円 | 23,881円 | 10,784円 | 838,900円 |
8 | 34,665円 | 24,179円 | 10,486円 | 814,721円 |
9 | 34,665円 | 24,481円 | 10,184円 | 790,240円 |
10 | 34,665円 | 24,787円 | 9,878円 | 765,453円 |
11 | 34,665円 | 25,097円 | 9,568円 | 740,356円 |
12 | 34,665円 | 25,411円 | 9,254円 | 714,945円 |
中略 | ||||
36 | 34,659円 | 34,232円 | 427円 | 0円 |
累計 | 1,247,934円 | 1,000,000円 | 247,934円 | 0円 |
無利息サービスあり
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 | |
---|---|---|---|---|
1 | 34,665円 | 34,665円 | 0円 | 965,335円 |
2 | 34,665円 | 22,599円 | 12,066円 | 942,736円 |
3 | 34,665円 | 22,881円 | 11,784円 | 919,855円 |
4 | 34,665円 | 23,167円 | 11,498円 | 896,688円 |
5 | 34,665円 | 23,457円 | 11,208円 | 873,231円 |
6 | 34,665円 | 23,750円 | 10,915円 | 849,481円 |
7 | 34,665円 | 24,047円 | 10,618円 | 825,434円 |
8 | 34,665円 | 24,348円 | 10,317円 | 801,086円 |
9 | 34,665円 | 24,652円 | 10,013円 | 776,434円 |
10 | 34,665円 | 24,960円 | 9,705円 | 751,474円 |
11 | 34,665円 | 25,272円 | 9,393円 | 726,202円 |
12 | 34,665円 | 25,588円 | 9,077円 | 700,614円 |
中略 | ||||
36 | 15,345円 | 15,156円 | 189円 | 0円 |
累計 | 1,228,620円 | 1,000,000円 | 228,620円 | 0円 |
無利息サービスのあり・なしで生じた利息の差額は、1万9,314円だった。
借入額が大きくなるほど利息の差額も大きくなるので、高額な借り入れを検討している人ほど、プロミスの無利息サービスをぜひ利用してほしい。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスの無利息サービスを利用する際の注意点
続いて、プロミスの無利息サービスを利用する際の注意点を3つ紹介する。それぞれの注意点を理解した上で無利息サービスを利用しよう。
無利息期間を過ぎると利息が発生する
プロミスの無利息サービスは、借入日の翌日から30日間利息がゼロになる。ただし、31日目からは通常どおり利息が発生するので注意しよう。
プロミスの金利は「4.5〜17.8%」の間で、借入金額や利用実績によって個別に決められている。
プロミスで適用されている金利を確認したい場合は、公式サイトマイページの「明細書の確認」をチェックするか、提携ATMの利用明細書で適用金利をチェックしてみよう。
無利息期間でも期日通りの返済が必要
プロミスの無利息サービスは30日間利息がゼロになるサービスであって、初回返済日の返済額がゼロになるサービスではない。この点を誤解している人も多いので十分に注意しよう。
プロミスの返済日は、「5日・15日・25日・末日」の中から利用者が選べるようになっている。ただし、借入日によって初回返済期日が異なる点に注意してほしい。
返済期日 | 借入日 | 初回返済期日 |
---|---|---|
毎月5日 | 1〜19日 | お借入日の翌月のご返済期日 |
20〜末日 | お借入日の翌々月のご返済期日 | |
毎月15日 | 1〜末日 | お借入日の翌月のご返済期日 |
毎月25日 | 1〜19日 | お借入日の同月のご返済期日 |
10〜末日 | お借入日の翌月のご返済期日 | |
毎月末日 | 1〜14日 | お借入日の同月のご返済期日 |
15〜末日 | お借入日の翌月のご返済期日 |
たとえば返済期日を「毎月5日」に設定し、1月8日に借り入れると2月5日が初回返済期日となる。
無利息サービスの30日期間内だが、初回返済期日の2月5日にはしっかりと返済しなければいけない。
無利息期間中に再度借り入れたときの取り扱い
では、プロミスの無利息期間中に追加で借り入れした場合、どのように取り扱われるのだろうか。プロミスの公式サイトでは次のように説明している。
つまり、追加で借り入れ分も無利息期間内であれば、借入日から無利息期間の30日間に達するまで利息がゼロになる。
ただし、無利息期間中に追加で借り入れをしたからといって、無利息期間が延長されるわけではないので注意しよう。
プロミスの無利息サービスと他社を比較
続いて、プロミスの無利息サービスを他社カードローンと比較し、プロミスの特徴・メリットを見てみよう。
プロミスと他社カードローンの無利息サービスを比較
以下はプロミスと、その他の大手消費者金融カードローンの無利息サービスを比較したひょうだ。
無利息期間 | 金利(実質年利) | |
---|---|---|
プロミス | 初回借入日翌日から30日間 | 4.5~17.8% |
アイフル | 契約日翌日から30日間 | 3.0〜18.0% |
アコム | 契約日翌日から30日間 | 3.0~18.0% |
レイク | 契約日翌日から60日間※借入額5万円までは180日間 | 4.5~18.0% |
SMBCモビット | なし | 3.0~18.0% |
無利息期間としての最長はレイクの「60日間」だ。借入額が5万円までなら180日間無利息になるので、プロミスよりも利息を大きく抑えられるチャンスがある。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスの無利息サービスの特徴・メリット
比較表からもわかるとおり、プロミスの無利息サービスは「初回借入日の翌日から始まる」唯一のサービスだ。
その他のカードローンについては、契約日翌日から無利息期間が始まる。
これはどういうことか。たとえば、「即利用する予定はないが有事に備えたカードローンを契約しておきたい」という人の場合、プロミス以外のカードローンでは、利用する前に無利息期間が終了する可能性が高い。
一方、プロミスは初回借入日の翌日から無利息期間が始まるので、有事の備えとしてカードローンを契約した人でも、30日間しっかりと無利息サービスを受けられるのだ。
これはプロミスならではのメリットなので、「契約だけしておきたい」という人は、プロミスを選ぶと利息額を抑えられる。
プロミスの利息を無利息サービス以外で減らす方法
最後に、無利息サービスを利用する以外の方法で、プロミスのリスクを減らす方法を紹介する。
返済期間を短めに設定する
前述のように、利息は以下のように計算する。
したがって、返済期間を短めに設定する(利用期間を短くする)方が利息額は安くなる。
実際に、金利17.8%で10万円を借り入れ、3回で返済するケースと10回で返済するケースで利息額を比較してみよう。
3回で返済するケース
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 | |
---|---|---|---|---|
1 | 34,327円 | 32,844円 | 1,483円 | 67,156円 |
2 | 34,327円 | 33,331円 | 996円 | 33,825円 |
3 | 34,326円 | 33,825円 | 501円 | 0円 |
累計 | 102,980円 | 100,000円 | 2,980円 | 0円 |
10回で返済するケース
返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 | |
---|---|---|---|---|
1 | 10,833円 | 9,350円 | 1,483円 | 90,650円 |
2 | 10,833円 | 9,489円 | 1,344円 | 81,161円 |
3 | 10,833円 | 9,630円 | 1,203円 | 71,531円 |
4 | 10,833円 | 9,772円 | 1,061円 | 61,759円 |
5 | 10,833円 | 9,917円 | 916円 | 51,842円 |
6 | 10,833円 | 10,065円 | 768円 | 41,777円 |
7 | 10,833円 | 10,214円 | 619円 | 31,563円 |
8 | 10,833円 | 10,365円 | 468円 | 21,198円 |
9 | 10,833円 | 10,519円 | 314円 | 10,679円 |
10 | 10,837円 | 10,679円 | 158円 | 0円 |
累計 | 108,334円 | 100,000円 | 8,334円 | 0円 |
ご覧のとおり、3回で返済するケースと10回で返済するケースでは、前者の利息額が5,354円安い。
利息を減らしたい場合は、無理のない範囲で返済回数を減らそう。
追加返済で借入残高を減らす
プロミスの返済では、最低返済額を期日どおりに返済すれば、追加返済(繰り上げ返済)も可能なカードローンだ。ちなみにプロミスの最低返済額は次のように計算する。
借入後残高 | 返済金額 | 返済回数 |
---|---|---|
30万円以下 | 借入後残高 × 3.61% (1,000円未満切り上げ) | ~36回 |
30万円超過100万円以下 | 借入後残高 × 2.53% (1,000円未満切り上げ) | ~60回 |
100万円超過 | 借入後残高 × 1.99% (1,000円未満切り上げ) | ~80回 |
10万円を借り入れた場合の最低返済額は4,000円だ。以降は借入残高にしたがって最低返済額が決まる。
たとえば10万円を借り入れ、初回返済期日に1万円を返済したとしよう。臨時収入があり1週間後に5万円を返済した場合、借入残高は約4万円になる。
利息はこの借入残高を基準に計算されるので、次回返済期日の利息が安くなる。
プロミスで利息を少しでも減らしたいなら、返済回数を減らすだけでなく、追加返済で借入残高をどんどん減らそう。
金利の低いカードローンを選ぶ
利息を減らす3つめの方法は、金利の低いカードローンを選ぶことだ。
とはいえ、プロミスは大手消費者金融カードローンの中で上限金利が低い。そこで検討したいのが銀行系カードローンだ。
銀行系カードローンは消費者金融カードローンに比べると上限金利が低いので、金利を抑えられるメリットがある。
例えば三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」なら、金利は1.8〜14.6%で決定する。プロミスに比べると上限金利が4.2%も低いので、利息を大幅に抑えられる。
ただし、銀行カードローンは消費者金融カードローンに比べると審査が厳しく、借入金額にかかわらず収入証明書の提出が必要だ。
審査通過の自信がない人は、アイフルの「ファーストプレミアム・カードローン」を検討するといいだろう。
「ファーストプレミアム・カードローン」は初めてアイフルを利用する人限定のサービスで、金利が3.0〜9.5%とかなり低めに設定されている。
このようにプロミスよりも金利の低いカードローンも存在するので、幅広い選択肢から検討してみよう。
プロミスの無利息サービスを利用してお得に借り入れしよう
本記事では、プロミスの無利息サービスについて紹介した。
プロミスの無利息サービスは新規契約者限定のサービスであり、初回借入日から30日間しっかり利息ゼロになる魅力的なサービスだ。
借入金額によっては、無利息サービスの有無で利息額が大きく変わる。高額な借り入れを検討している人ほど、プロミスの無利息サービスをぜひ利用してほしい。