- 住信SBIネット銀行カードローンの借り換えがどんな人に向いているのか知りたい
- 借り換えの際の審査の基準や通過のコツを知りたい
- 住信SBIネット銀行カードローンを利用するまでの手続きやかかる時間を理解したい
住信SBIネット銀行のカードローンは、利便性が高く、他社に比べて金利が低い点が魅力だ。現状のカードローンからの借り換えを検討している人も多いのではないだろうか。
しかし、どんな人に向いているのかや、審査基準・申し込みの流れが分からず、なかなか借り換えを実行できない人もいるかもしれない。
そこで本記事では、住信SBIネット銀行のカードローンがおすすめな人の特徴や審査のポイント、借り換え手順について詳しく解説する。
借り換えた後の注意点や利息額を抑える方法も紹介するので、利息の負担を減らしながら、安心してカードローンを利用したい人は参考にしてほしい。
住信SBIネット銀行カードローンへの借り換えが向いている人は?
住信SBIネット銀行のカードローンへの借り換えが向いている人は、以下のとおりだ。
借り換えが向いている人
- 利息の負担を抑えたい人
- 借入限度額を上げたい人
- 借入や返済におけるすべての操作をスマホで完結させたい人
自分に当てはまっている特徴がないか、それぞれ見ていこう。
利息の負担を抑えたい人
住信SBIネット銀行のカードローンへの借り換えは、適用される金利を下げて、利息の負担を減らしたい人におすすめだ。
ネット銀行系カードローンとして利用者が多いのは、住信SBIネット銀行のカードローン以外に、楽天銀行のスーパーローン・セブン銀行のカードローンが挙げられる。
そこで、楽天銀行のスーパーローン・セブン銀行のカードローンに適用される金利と、住信SBIネット銀行カードローンの金利を比較した表は、以下のとおりだ。
利用限度額 | 住信SBIネット銀行カードローン※ | 楽天銀行スーパーローン | セブン銀行カードローン |
---|---|---|---|
10万円以上100万円未満 | 14.79% | 14.5% | 14.0%〜15.0% |
110万円以上200万円未満 | 11.99% | 6.6%~14.5% | 13.0%〜14.0% |
210万円以上300万円未満 | 8.99% | 3.9%~14.5% | 12.0%〜13.0% |
310万円以上500万円未満 | 6.49%〜7.49% | 2.9%~12.5% | ー |
510万円以上600万円未満 | 5.49% | 2.5%~7.8% | ー |
610万円以上800万円未満 | 4.49% | 2.0%~7.8% | ー |
800万円 | 2.99% | 1.9%~4.5% | ー |
910万円~1,000万円 | 2.49% | ー | ー |
詳しくはこちら |
参考:楽天銀行公式サイト「お借入利率(年利)」
参考:セブン銀行公式サイト「金利・利息について」
参考:住信SBIネット銀行公式サイト「お借入れ利率(年利)」
基本的に金利幅がある場合、初回の契約時には、金利幅の上限値が適用されるケースがほとんどだ。
例えば、金利幅が5.0%〜15.0%の場合、初回の契約ではほとんどの確率で15.0%が適用される。上記を考慮したうえで金利を比較してみる。
10万円以上100万円未満ではあまり差は見られないが、借入額が100万円を超えてからは、住信SBIネット銀行カードローンの金利が低くなっていると分かる。
さらに、住信SBIネット銀行のカードローンでは、以下の条件を満たせば0.6%の金利引き下げを受けられる。
- SBI証券口座保有登録済である
- 0.5%引き下げ
- 住信SBIネット銀行の住宅ローン残高がある
- 0.5%引き下げ
- ミライノカード(JCB)を所有し、かつ住信SBIネット銀行口座を引落口座に設定している
- 0.1%引き下げ
住信SBIネット銀行のカードローンは、借入額が100万円以上で、利息の負担を抑えたい人におすすめだと言える。
借入限度額を上げたい人
住信SBIネット銀行のカードローンは、借入限度額を上げたい人におすすめだ。カードローン会社の借入限度額を比較した表は、以下のとおりだ。
カードローン名 | 借入限度額 | |
---|---|---|
住信SBIネット銀行カードローン | 1,000万円 | |
楽天銀行スーパーローン | 800万円 | 詳しくはこちら |
セブン銀行カードローン | 300万円 | |
アコムのカードローン | 800万円 | 詳しくはこちら |
auじぶん銀行のカードローン | 800万円 | |
SMBCモビットのカードローン | 800万円 | 詳しくはこちら |
三井住友銀行カードローン | 800万円 | |
みずほ銀行カードローン | 800万円 | 詳しくはこちら |
三菱UFJ銀行カードローン バンクイック | 800万円 |
多くのカードローン会社で借入限度額が800万円に設定されている中で、住信SBIネット銀行のカードローンは1,000万円が設定されている。
ただし、審査の結果によって限度額は設定されるため、必ず1,000万円になるとは限らない点に注意が必要だ。
収入が安定・増加したことで返済能力が高くなり、借入限度額を増やしたい人には、最適だと言えるだろう。
借入や返済におけるすべての操作をスマホで完結させたい人
住信SBIネット銀行のカードローンは実店舗を持たないため、借入や返済におけるすべての操作をスマホで完結できる。
一部、収入証明書の提出が必要な場合もあるが、その他の面倒な手続きはWeb上で操作可能だ。
また、借入や返済の操作もインターネットバンキングで、24時間365日利用できる。
自宅ですべての操作を完結できる、利便性の高いカードローンを求めている人にはおすすめだと言える。
住信SBIネット銀行カードローンに借り換えるための審査のポイント
住信SBIネット銀行のカードローンに借り換える際は、審査に通過する必要がある。
特に銀行系のカードローンは、金融庁から適切な業務運営が行われているか、融資に関して厳正な審査基準を設けているのかなどを監視されている。
そのため、消費者金融のカードローンに比べて、厳しめに設定されているケースもある。ここでは、審査基準や通過するためのポイントを紹介するので、スムーズに住信SBIネット銀行のカードローンを利用したい人は、参考にしてほしい。
住信SBIネット銀行カードローンの審査基準
住信SBIネット銀行のカードローンで審査基準とされているポイントは、以下のとおりだ。
- 個人情報(属性情報)
- 信用情報
- 仕事の情報
- 他社の借入状況
最も重要視されるのは返済能力があるかで、主に以下の項目で審査される。
- 勤務先
- 雇用形態
- 勤続年数
- 収入
- 住居
- 家族構成
また、信用情報も厳しくチェックされる。例えば、過去に延滞や滞納の記録がないか、借入金を返済できているかなどが挙げられる。
住信SBIネット銀行のカードローンは、同じくカードローンのプロミスを提供するSMBCコンシューマーファイナンス株式会社に審査を一任している。
そのため、過去にプロミスで延滞・滞納をしたり、トラブルを起こしたりしている場合は、審査に落ちる可能性が高いだろう。
審査通過の確率を上げるポイント
審査通過の確率を上げるポイントとしては、以下の3つが挙げられる。
- 安定した収入源を確保する
- 他社の借入金を返済しておく
- 申し込み情報を正しく入力する
返済能力があるかを判断する際、収入が安定しているかを重要視する傾向にある。ここでの収入の安定とは、単純な金額の高さだけではなく、勤続年数や雇用形態も見られる。
例えば、年収が高い人でも、勤続年数が数ヶ月で非正規雇用の場合は、落ちる可能性も考えられる。
そのため、転職を考えている人は、転職をする前に申し込んでおくと良いだろう。
また、他社からの借入金を返済していない、借入額が多すぎる場合は、審査に落ちやすいと言える。
特に借入額が多い場合は、総量規制※に則って審査に落ちる可能性が高い。
※ 総量規制とは、借り過ぎや貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制で、借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできないとの内容である。
住信SBIネット銀行のカードローンは総量規制の対象である貸金業者に該当しないが、借入額が年収の3分の1を超える場合、返済能力がないと判断されてしまうリスクがある。
少しでも審査に通りやすくするために、申し込む前に他社の借入状況を見直して、可能であれば返済しておくのがおすすめだ。
在籍確認の流れと注意点
住信SBIネット銀行のカードローンでは、在籍確認の電話が実施される場合がある。公式サイトでは、以下のように記載されている。
カードローンをお申込みいただきますと、電話にて在籍確認を実施する場合もございます。
なお、ご勤務先へご連絡をさせていただく際は、当社電話番号を通知設定のうえ、お客さまのプライバシーに配慮し、担当者の個人名でお電話します。事前にご希望を承れば、「住信SBIネット銀行名」でお電話することも可能です。
ご心配な点がございましたら、当社サイトログイン後の問合せフォームにてお問合せください。
引用元:住信SBIネット銀行カードローン公式サイト「カードローンの申込みをした場合、勤務先に電話がかかってきますか?」
- ログインされていない場合はお手続きを承る事が出来ません。
雇用形態にかかわらず在籍確認は行われるため、どういった名前でかけてほしい、自分が勤務している時間にかけてほしいなどの希望があれば、事前に相談しておくと良い。
住信SBIネット銀行カードローンへの借り換え手順
ここでは、住信SBIネット銀行のカードローンへ借り換える方法と手順について解説する。
必要書類も紹介するので、スムーズに申し込めるようにしっかり把握しておくと良いだろう。
申し込み方法と借り換え手続き完了までの流れ
住信SBIネット銀行のカードローンは、公式サイトから手軽に申し込める。
審査にかかる日数は最短で60分だが、借り換え手続きを完了して、実際に借り入れるまでには数日から1週間ほどかかる点に注意が必要だ。
実際に借り入れる手順は、以下のとおりだ。
- 住信SBIネット銀行の口座を開設する※
- 公式サイトから申し込む
- 仮審査の結果が通知される
- 必要書類を提出する
- 審査を受ける
- メールで審査結果が通知される
- 契約手続きを行う
- 借入を行う
- すでに住信SBIネット銀行の口座を開設している場合は、すぐに申し込み可能
住信SBIネット銀行のカードローンを利用するには、口座の開設が必須だ。
口座の開設はスマホのアプリで24時間365日できるため、事前に行なっておくとスムーズに進められるだろう。
必要書類と提出の方法
住信SBIネット銀行のカードローンへ借り換える場合は、以下の中から一つだけ本人確認書類を提出する必要がある。
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- マイナンバーカード
- 写真付きの住民基本台帳カード
- 在留カード/ 特別永住者証明書
また、給与所得者なら、以下のような収入証明書も必要だ。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 住民税決定通知書/納税通知書
- 確定申告書
- 所得(課税)証明書
スムーズに提出するために、事前に用意しておくと良いだろう。
住信SBIネット銀行カードローンに借り換えた後の注意点と効果的な返済方法
住信SBIネット銀行のカードローンでは、利息の負担を抑えられる方法がある。ここでは、利息を少しでも減らす方法や、現実的な返済計画を立てる方法を解説する。
利息を最小限に抑える方法
住信SBIネット銀行のカードローンで少しでも利息の負担を減らす方法は、以下のとおりだ。
- 金利優遇を受ける
- 早い期間で全額返済する
- 金額指定返済を活用する
- 銀行からの増額申請案内を待つ
住信SBIネット銀行のカードローンでは、条件を満たせば最大0.6%の金利引き下げが可能だ。また、全額返済までの期間を短くすればするほど、利息の負担を減らせる。
さらに、増額申請で借入限度額が増えると、適用される金利を下げられるため、結果的に利息の負担を減らせる。ただし、利用者からの増額申請はできず銀行側からの案内を待つ必要がある。
住信SBIネット銀行のカードローンに借り換えるだけではなく、上記で紹介した方法を実施して利息の負担を少しでも減らすのがおすすめだ。
借り換え後の返済を計画的に進めるための返済計画の立て方
借り換え後の返済を計画的に進めるためには、住信SBIネット銀行公式サイトの「返済額シミュレーション」を活用するのがおすすめだ。
シミュレーションを活用すると、実際にどれくらいの利息になるのか、毎月の返済額はいくらになるのかを確認できる。
例えば、借入額が200万円、借入期間が1年の場合は、以下のような結果となる。
実際に借り入れる前に、シミュレーションを活用して、返済計画を立てておくと良い。
住信SBIネット銀行カードローンに借り換えした利用者の口コミ
実際に、住信SBIネット銀行カードローンに借り換えした利用者の口コミは、以下のとおりだ。
住信SBIネット銀行口座を作ったばかりの頃に借り換えをしました。前もってこちらの銀行口座を作っておいた方が信用度が上がるしより審査も優しく借入スピード速い印象でした。
住信SBIネット銀行カードローンは他社に比べて金利が低いので、借り換えをして金利が低い住信SBIネット銀行カードローンに纏めた。
以前利用していたカードローンの金利が高く、毎月の返済額に悩んでいたため、借り換えを検討しました。複数のカードローンを比較した結果、住信SBIネット銀行カードローンは金利が低く、ネット完結で手続きがスムーズな点に魅力を感じ、借り換えを決意しました。実際に借り換えてみると、毎月の返済額が減少し、経済的な負担が軽減されたことを実感しています。
口コミから他社に比べて金利が低く、経済的な負担が軽減されると分かる。さらに、ネットですべての操作が完結する点も、人によっては大きなメリットになることが見てとれる。
また、事前に住信SBIネット銀行の口座を開設した方が、審査に通りやすく、借入もスムーズに行えるといった口コミもある。
住信SBIネット銀行のカードローンへの借り換えを検討している人は、なるべく早く口座を開設しておくと良いだろう。
住信SBIネット銀行カードローンへ借り換えると利息の負担を減らしたうえで借入が可能
住信SBIネット銀行のカードローンへの借り換えは、以下のような人におすすめだ。
借り換えがおすすめな人
- 金利優遇を受けて利息の負担を抑えたい人
- 借入限度額を上げたい人
- 借入や返済におけるすべての操作をスマホで完結させたい人
ただし、借り換える際に審査を受ける必要がある。スムーズに審査を通過して、借り入れるためには、本記事で紹介したポイントを押さえたうえで申し込むと良い。
さらに、利息を減らす方法を実施したり、事前に返済計画を立てたりすることで、無理のない借入が可能になる。
他社のカードローンで利息の負担に圧迫されている人は、住信SBIネット銀行のカードローンに借り換えて、少しでも負担を減らそう。