現在カードローンを利用しているが、利用限度額が少ないと感じている方もいるだろう。
みずほ銀行カードローンでは、利用限度額の増額が可能だ。ただし、増額には審査が必要である。
他社からの借入ではなく増額審査を受けるメリット・デメリットには一体どんなものがあるのだろうか。
増額の申込方法や審査に通過するポイントを知っておくと、手続きがスムーズになる。
無理のない範囲で利用限度額を増やし、必要なお金を手に入れられるようにしよう。
本記事では「みずほ銀行カードローンの増額審査」について解説を行う。記事の内容を参考にして、申込するかどうか考えてみて欲しい。
みずほ銀行カードローンの限度額増額には審査が必要
みずほ銀行カードローンを既に利用していると、「もう少し借入額を増やしたい」と思う人は多いだろう。
借入額を増やしたい場合は、利用限度額を上げる「増額審査」が申し込める。
しかし、利用限度額を増額するには、再度審査が必要なことを覚えておこう。
増額をする際にも借入の総量規制に達していないか・安定した収入があるかを確認される。返済能力があるかどうかを調べるためだ。
みずほ銀行カードローンの増額審査も、新規審査と同様に現在の収入・職業・他社からの借入状況の申請が必要である。
正確に申請できるよう、必要な書類を揃えておこう。
みずほ銀行カードローンの増額審査を受ける方法
みずほ銀行カードローンの増額審査を受けるには、以下の4つの方法から申込をしよう。
増額審査はいずれの場合でも、カードローンに再申込する形になり、難しい手続きは必要ないので安心してほしい。
スマホから申込
みずほ銀行カードローンの増額審査は、スマホから申込可能だ。
24時間申込が可能なため、できるだけ早く借入をしたい方や店舗に行く時間がない方におすすめである。
利用限度額が50万円までの場合は、免許証・パスポート・保険証・印鑑証明書などの本人確認書類を用意するだけで申込可能だ。
利用限度額が50万円以上になる場合は、源泉徴収票・納税証明書・住民税決定通知書などの年収が確認できる書類のコピーが必要となる。
パソコンから申込
パソコンの場合も、スマホと同様に24時間申込が可能だ。
忙しい方や周囲に知られずに借入をしたい方におすすめである。用意する書類は、スマホで申し込む場合と同様だ。
新規申込と同じ内容で申請をしなければならないため、記載事項が多いと感じるかもしれない。
ただ、審査に通れば借りられる費用が増えるため、合格できるように正確な情報を記載しよう。
電話申込
みずほ銀行カードローンの増額審査は、電話申込も可能である。カードローン専用ダイヤル(0120ー324ー462)に電話しよう。
固定電話・携帯電話のどちらでも利用できる。
申込時に不明な点や心配事があり、みずほ銀行のスタッフに直接聞きたいことがある場合は電話申込が良いだろう。
受付時間は平日9時〜20時までである。祝日・振替休日・年末年始(12月31日〜1月3日)は利用できない。
本人確認をスムーズにするため、以下のどちらかを用意しよう。
- みずほ銀行ダイレクトご利用カード
- 普通預金通帳
店頭で申込
みずほ銀行カードローンの増額審査について、スタッフに確認したいことがある方は、店頭で申込する方法も良い。
しかし、みずほ銀行であればどこでもカードローンの申込ができるわけではない。
ネットで近くの店舗を探せるため、検索してから来店するのが良いだろう。
必要な持ち物は、本人確認書類のコピーと年収を確認できる書類のコピーとなる。
カードローンの申込書が手元にあれば、記入して持っていくとスムーズに手続きができる。
みずほ銀行では、来店予約サービスがある。日付と時間を指定できるため、窓口での待ち時間を短縮したい方は利用しよう。
みずほ銀行カードローンの増額審査を通過するポイント
現在みずほ銀行カードローンを利用していても、増額審査に必ずしも通過するとは限らない。
増額審査を通過するポイントが4つあるので、これから申込する方は参考にして欲しい。
遅延なく返済する
審査に通るためには、過去に遅延などの金融事故がないかが重要だ。
過去5年以内に他社からの借入やクレジットカードの支払いで延滞がある場合は、審査で不利になる可能性が高い。
みずほ銀行カードローンに限らず、5年以内の金融事故は信用情報機関に記録されるためだ。
審査基準は金融機関によって異なるため、延滞がある場合でも審査に通るかもしれない。
しかし、延滞はないほうが今後の増額や借入にも影響が少ないと考えられる。
みずほ銀行カードローンの増額申請を検討している方は、現在の返済を滞りなく行おう。
利用実績・返済実績を積む
みずほ銀行カードローンの増額申請は、一定期間の利用がないと通りにくい可能性がある。
利用限度額を増やすためには、一定以上の信用が必要なためだ。
みずほ銀行カードローンでは、利用実績の期間は明言されていない。
しかし、利用・返済実績が最低でも半年以上あると安心だろう。
また、カードローン審査では過去半年以内に他社の借入審査で落ちていないかも判断される可能性がある。
今後増額審査を考えている方は、多数の借入審査を受けないようにし、確実に返済し続けよう。
安定した収入・労働環境を有している
みずほ銀行カードローンの申込条件には「安定かつ継続した収入を見込める方」とある。
カードローンの審査では、返済能力があるかどうかが重要なのだ。
安定した収入があれば、契約社員やアルバイトでも申込が可能である。
所得を証明するために、源泉徴収票・納税証明書・住民税決定通知書などを用意しておくと安心だ。
また、安定した労働条件の中には勤続年数が含まれることも覚えておこう。
転職後は申込できないということは明言されていない。
ただ、仕事が続かない場合や収入が大きく変化する可能性があり、審査に影響する可能性があるのだ。
増額審査に通過するかどうか不安に思う場合は、転職から半年以上経ってから申込を行うと良いだろう。
信用情報が不安なら開示請求をする
みずほ銀行カードローンの増額審査では、過去の延滞・現在の借入状況・返済状況などの信用情報が注目される。
これらの信用情報は信用情報機関に登録されており、借入審査をする金融機関が照会可能だ。
わざとではなくても、虚偽の申告をすると審査に落ち、信用情報に傷をつけるかもしれない。
正確な情報を記入するために、増額申請前には信用情報機関に情報開示を求めよう。
インターネットから情報開示の申込・閲覧が可能となっている。
信用情報機関の利用時間は8:00〜21:45で、利用手数料500円の決済が済めばすぐに情報を閲覧できる。
以下の記事では、みずほ銀行カードローンの借入方法について解説しているのでぜひ参考にして欲しい。
みずほ銀行カードローンの増額審査にかかる時間
みずほ銀行カードローンの審査時間は、申込方法によって異なる。
スマホやパソコンなどインターネットから申込の場合、最短で当日に審査結果がメールで送られて来る。
電話申込の場合、審査結果の回答は翌々営業日以降になる。
審査に通過した場合は、申請した電話番号に連絡が来る。審査に落ちた場合は、郵送で連絡が来るようになっている。
店舗申込の場合も、翌々営業日以降に審査結果が回答される。
連絡方法は、審査結果や申込をしたサービスによって異なる。
キャッシュカード兼用型で希望の限度額で借りられる場合、カードローン契約手続き後に郵送で連絡が来るだろう。
カードローン専用型で希望の限度額の審査が通った場合、契約の手続き完了後、1〜2週間でカードローン専用カードが届く。
希望限度額に満たない額で契約が可能な場合と審査に落ちた場合は、郵送での連絡が来る。
最短でカードローンを契約したい場合は、ネットからの申込が便利だといえる。
また、電話・店舗申込では郵送で連絡が来るため、家族に知られたくない場合は避けるのが良いだろう。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |
みずほ銀行カードローンで限度額を増額するメリット・デメリットは?
借入額を増やしたい場合、みずほ銀行カードローンの増額審査の他に他社から借入する方法がある。
ただ、みずほ銀行カードローンを既に利用している場合は増額審査を受けた方がメリットが大きい傾向がある。
後悔を防ぐために、デメリットも一緒におさえておこう。
メリット
みずほ銀行カードローンでは、利用限度額が増えるほど金利が安くなる。
既にみずほ銀行カードローンを利用している方は、他社から同じ額を借入するよりも増額審査を受ける方が良いといえる。
利用限度額によってどの程度金利が安くなるのか、表にまとめたので参考にしてみよう。
利用限度額 | 金利(年率) |
---|---|
10万円以上100万円未満 | 14.0% |
100万円以上200万円未満 | 12.0% |
200万円以上300万円未満 | 9.0% |
300万円以上400万円未満 | 7.0% |
400万円以上500万円未満 | 6.0% |
500万円以上600万円未満 | 5.0% |
600万円以上800万円未満 | 4.5% |
800万円 | 2.0% |
さらに、みずほ銀行住宅ローンを利用していれば上記の基準金利より年0.5%引き下げられる。
カードローンを他社で新規申込する場合、利用限度額が極端に高い場合を除いては、上限の金利が適用されるのが一般的だ。他社の上限金利を見てみよう。
カードローン会社 | 上限金利(年率) |
---|---|
プロミス | 17.8% |
アコム | 20.0% |
アイフル | 18.0% |
みずほ銀行は、他社と比べて上限金利が低い傾向がある。
みずほ銀行カードローンの現在の金利に他社の上限金利が上乗せされるのであれば、増額申請をした方が金利が安くなるのだ。
つまり、利用中のみずほ銀行で審査の申込をするほうがメリットがあるといえる。
また、増額申請すると審査時間を短縮できるメリットもある。
みずほ銀行カードローンはみずほ銀行の口座を持っているかどうかで審査にかかる時間が変わる。
みずほ銀行の口座を持っている場合は、当日〜1週間程度で利用開始できる。
さらに、借入を1箇所にまとめると返済の管理が楽になるだろう。
毎月の返済額を割り出しやすいため、計画的な借入ができるためだ。
デメリット
みずほ銀行カードローンの増額審査を行うデメリットは、返済金額が増えることだ。
みずほ銀行カードローンでは、毎月2,000円から返済ができるが利用額に応じて月々の返済額が増える仕組みになっている。
月々2,000円の返済額となるのは、前月10日までの利用残高が2,000円以上10万円以下の場合だ。
利用残高が10万円超20万円以下の場合、月々の返済額は4,000円となる。
月々いくらまでなら無理なく返済できそうか、臨時収入があるのかなどを確認して増額申請すると安心だろう。
また、限度額審査の申込をすると利用限度額が今よりも下がってしまう可能性がある。
就労状況が変わり、収入が新規申込の時よりも下がっていた場合は返済能力が落ちてしまうと認識されるためだ。
新規申込時から増額申込までの間に、他社から借入をしている場合や延滞がある場合も、限度額が引き下げられる原因となる。
新規申込時から変化がないか、確認しておこう。
みずほ銀行カードローンの増額審査を受ける際の注意点
みずほ銀行カードローンを既に利用しているからといって、増額審査に簡単に通過するとは限らない。
注意点を3つ知って、審査を受けるかどうかの参考にして欲しい。
新規申込の審査より厳しい傾向にある
みずほ銀行カードローンの増額審査は、新規申込の審査よりも厳しいと感じる方も多いようだ。
しかし、増額審査自体が厳しくなるわけではない。
新規申込の時と自身の年収を比べて、増額審査時にあまり変動がない場合、利用限度額が大幅に上がるとは考えにくい。利用限度額には総量規制が適用されるためだ。
総量規制とは、年収の3分の1を超える金額を借入できない仕組みのことである。
つまり、年収が300万円の方は、100万円を超える借入はできない。
また、新規申込の時と同じくらいの年収で増額申請すると、返済余力がなくなるとみなされるケースもある。
増額審査が厳しくなるというより、利用限度額を上げると申込者に求められる返済能力が上がることで審査に落ちる場合があるといえる。
在籍確認が行われるケースがある
みずほ銀行カードローンの増額申請では、在籍確認が行われる場合があることも覚えておこう。
新規申込で在籍確認があった方も、再度行われるかもしれない。
これは、新規申込の時とは勤務先が変わっている可能性があるためだ。
申込者本人が出られなくても、電話を代わってもらうか、勤務しているが休んでいる事実がわかれば完了する。
個人名または銀行名で職場に電話が来て、申込者の名前を聞かれるのが一般的だ。
個人情報保護の観点から、電話の内容は他人には話さない。
そのため、カードローンの申込を知られる可能性はほぼないといえる。
しかし、知らない人から何度も電話がかかってくると職場の人に不審がられないか心配だろう。
銀行口座の開設やクレジットカードの申込でも在籍確認が行われる場合があるため、それらを理由にしてみるのも1つの方法だ。
増額案内が来ても必ず審査に通過できるとは限らない
みずほ銀行カードローンを利用していると登録メールアドレスなどに、増額案内が来る場合がある。
しかし、案内が来ても必ず審査に通るわけではない。
増額できる人に案内を送っているというより、利用している人に送っている可能性があるためだ。
増額案内が来て申込をしても、必ず審査を受けなければならない。
収入・就労状況・他社からの借入状況によっては、審査に通らない可能性もあることを覚えておこう。
みずほ銀行カードローンの増額審査を通過できない人の傾向
カードローンの審査に落ちると、信用情報に傷がつく。
そのため、審査に通過する可能性が低い場合は申込しないことも検討すべきだろう。
みずほ銀行カードローンの増額審査を通過できない人の傾向を参考にして、どうするか検討して欲しい。
新規申込から半年以内である
みずほ銀行カードローンの増額審査は、新規申込から半年以内の場合、審査を通過できない可能性がある。
カードローンでは、借りた金額を必ず返せる人なのかどうかが重要だ。
借入のサービス利用開始から半年以内では、返済能力が正確に把握できないと判断されるかもしれない。
新規申込時の利用限度額が少ないと感じた人は、すぐにでも増額申請をしたいだろう。
しかし、新規申込をしてから半年以上経ってから増額を申請する方が審査を通過する可能性が高くなる。
新規申込時より年収が低下している
みずほ銀行カードローンの利用限度額を増やすには、新たに審査があって年収が確認される。
新規申込時よりも年収が低下していると、増額審査を通過できない。
最悪の場合は、現在利用しているカードローンの利用限度額が下がる可能性もある。
増額申込の際は、源泉徴収票・納税通知書・住民税決定通知書など所得を確認できる書類を用意する必要がある。
この時、新規申込時と比べて年収が下がっていないかを確認しよう。
また、年収は新規申込時から変わっていなくても、他社からの借入が増えている場合も増額審査に落ちる原因となる。返済能力が低いとみなされるためだ。
利用実績がない
カードローンを契約していても実際に借入をせず、返済実績がない場合も増額審査に通過しない場合がある。
カードローン会社は、確実に返済できる人かどうかを見極めたいからだ。
現在の利用限度額に満足していない場合でも、増額審査を受けたい方は借入・返済をして、利用実績を残すのが良いだろう。
みずほ銀行カードローン増額後の失敗しない利用方法
みずほ銀行カードローンの増額審査に通過した場合、より多くの金額を借りたくなる方が多い。
しかし、利用限度額が増えた後も生活を守った上で利用できる方法を覚えておこう。
無計画な追加借入をしない
みずほ銀行カードローンは利用額が多くなると、月々の返済額が多くなる仕組みだ。
利用限度額が上がったからといって、多額の借入をすると翌月の返済が辛くなる可能性がある。
また、返済額には金利分も上乗せされるので単純な計算では返済額が算出できない。
増額審査に通過したら借入をする前に、みずほ銀行の返済金額シミュレーションを利用しよう。
借入金額・返済月数・金利を入力すると、毎月の返済額がわかる。
利息額の合計も算出されるため、返済回数を検討する時の参考にもなるだろう。
ただし、シミュレーションはあくまでも参考値だ。
月々の返済額が低いからといって安心せず、無計画な追加借入をしないように注意して欲しい。
長期間ズルズルと借入をしない
増額審査に通過し、追加借入をすると返済期間が延びる可能性がある。
返済期間が延びると、その分の利息を払い続けることになるのだ。そのため、長期間の借入を避けるようにしよう。
長期間の借入を避けるためには、毎月の返済額を増やしたり臨時収入で任意返済をすると良い。
借入総額が減ると、返済回数が減る。返済期間が短くなると、精神的な負担が軽減するメリットもある。
みずほ銀行カードローンで増額審査を受けたいなら
本記事では、みずほ銀行カードローンで増額申請を受けたい方向けに申込方法や注意点を解説した。
現在の利用限度額に満足していない場合は、増額の申込が可能だ。
ただ、新たに審査を受ける必要があるのには注意したい。
新規申込時と比べて、年収が同じか下がっている場合は増額申請を通過しない可能性がある。
増額審査を通過した後は、すぐに利用限度額を最大まで使うのを待とう。
月々の返済額に無理がないか、シミュレーションをしてから利用すると安心だ。
カードローンを計画的に利用して、豊かな生活を送れるようにしよう。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |