オリックス銀行のカードローンの利用を考えていて、借入方法や返済方法を知りたい人は多いのではないだろうか。
借入の手続きは基本的に簡単にできる。
ただ、利用時間などが異なる場合もあるので、それぞれの借入方法をしっかり把握しておくことが大切になる。
この記事では、オリックス銀行カードローンの借入の流れや最短融資を受けるためのポイントなどを紹介する。
オリックス銀行カードローンの申込を考えている人はぜひ最後まで読んで流れを理解して欲しい。
オリックス銀行カードローンの借入方法
オリックス銀行カードローンの借入方法は、以下の2種類の方法がある。
- 指定口座への振込
- 提携ATMから引き出す
さらに指定口座への振込にはパソコン・スマホ・電話の3種類の方法で申込が可能だ。
突然融資が必要になった時に焦らずに手続きができるように、借入方法をしっかり把握しておこう。
パソコンやスマホから振込融資を申込む
オリックス銀行カードローンは、パソコンやスマホから振込融資を申し込むことができる。
お客様専用サイトであるメンバーズナビにログインし、借入希望金額を入力する。
その後振込口座を選択することで、借入の申込ができる。
パソコンやスマホから融資を申し込む一番のメリットは、手軽にできることだ。
いつでもどこでも借入ができるため、緊急でお金が必要になった時には最も適している。
受付時間・振込時間は登録銀行によって異なる。
システムメンテナンスがあり、毎日3:00~4:10は利用できないので注意が必要だ。
PayPay銀行の場合
曜日 | 受付時間 | 振込時間 |
---|---|---|
平日 | 0:15~23:50 | 即時 |
土日祝 | 0:15~23:50 | 即時 |
その他の銀行の場合
曜日 | 受付時間 | 振込時間 |
---|---|---|
平日 | 0:15~8:40 | 即日9:00~10:00 |
8:40~15:00 | 即日 | |
15:00~23:50 | 翌営業日9:00~10:00 | |
土日祝 | 0:15~23:50 | 翌営業日9:00~10:00 |
電話から振込融資を申込む
オリックス銀行カードローンは、パソコンやスマホの他にも電話から振込融資を申込むこともできる。
カードデスクに電話をすることで、指定の口座に融資金が振り込まれる。
カードデスクの受付時間は9:00~18:00で、土日祝・12/31〜1/3以外は融資を受け付けている。
電話一本で借入ができるため、ATMに行く時間がない人や、ネットでの申込が不安な人にはおすすめの借入方法だ。
カードローンの利用に慣れていなかったり、借入するのが不安だったりする人はオペレーターにその場で質問できる。
これも大きなメリットと言えるだろう。
提携ATMから借入をする
他にも、ローンカードを使うことで提携ATMから借入ができる。
提携ATMは利用手数料がかからず、利用限度額の範囲内で繰り返し利用することができる。
土日や夜間も利用可能だが、ATMの設置場所によって営業時間が異なるので利用する際にはきちんとチェックしておく必要がある。
ATMからの借入は、振込ではなくその場ですぐに現金を手に入れたい人には適している借入方法だ。
オリックス銀行カードローンの限度額については以下の記事でも詳しく解説しているので参考にして欲しい。
オリックス銀行カードローンをパソコンやスマホで振込融資を受ける流れ
パソコンやスマホから振込融資を受ける場合、専用サイトから操作を行う必要がある。
マイページの誘導に沿って操作をすれば基本的な流れは非常に簡単だ。
ここでは借入の流れを1つずつ丁寧に紹介する。
メンバーズナビにログインする
まずはメンバーズナビというお客様専用サイトにログインしよう。
メンバーズナビのログインには、ログインIDまたはカード番号とパスワードが必要になる。
初回ログイン時は「お手続き完了のご案内」に記載されたパスワードを入力し、ログイン後は必ず新しいパスワードに変更する必要がある。
振込融資を選択する
次に、振込融資を選択しよう。
画面に振込融資と表示されている部分を選択する。
借入希望額を入力する
借入希望額を入力しよう。利用限度額は最高800万円で、審査によって定められた限度額内で借入希望額を定めることができる。
利用限度額以内であれば、必要な時に必要な金額を何度でも借入することができる。
振込口座を選択する
次に、振込口座を選択しよう。
申込の時に登録した登録口座か、融資金を受け取るための振込専用口座を選ぶことができる。
登録口座は、融資金の振込や毎月の返済金が引き落とされる口座である。
振込専用口座は、借入金を受け取るための専用口座で、任意で登録することができる。
振込専用口座からの返済金引き落としはできないので注意しよう。
入力内容確認を選択する
続いて、入力内容に間違いがないかを確認する。
借入希望金額、振込口座に間違いがないか最終確認をしておこう。
急にお金が必要になったときは、焦って口座番号などを間違ってしまうケースもある。
ここでは落ち着いてしっかり再度確認をして欲しい。
振込融資を選択する
申込内容に問題がないことを確認したら、最後に振込融資を選択しよう。
この選択ができれば申込は完了する。
ここまで画面の操作に従ってすすめれば難しい操作はないので、簡単に手続きすることができるだろう。
選択した振込口座に入金が行われる
申込が完了すれば、希望した口座に入金される。
先述した通り、申込む時間によって振込がされる時間も変わってくるので注意しておこう。
夜中の申込の場合、振込は次の日の朝になるので急な出費には早めに対応しておくことをおすすめする。
金利 (実質年率) | 年1.7%~年14.8% |
---|---|
審査時間 | 1週間程度 |
融資速度 | 1週間程度 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上69歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
オリックス銀行カードローンの提携ATM
次に、オリックス銀行カードローンの借入ができる提携ATMを紹介する。
ATMでの借入を検討している場合はぜひ参考にして欲しい。
提携ATMの手数料は、借入も返済も終日手数料0円で利用することができる。
全国に10万台以上のATMが利用可能であり、1,000円単位での借入ができて便利だ。
セブン銀行ATM
1つ目は、セブン銀行ATMだ。
セブン-イレブン内にはもちろん、駅構内にも多数設置されている。
イトーヨーカドーの中にも設置されていることも多い。
オリックス銀行カードローンの提携ATMで最も設置数が多いATMである。
借入、返済ともに紙幣のみの取扱いになる。
イオン銀行ATM
2つ目は、イオン銀行ATMだ。
イオン・ミニストップ・駅などに設置されていることが多い。
買い物のついでに借入や返済ができて便利だ。
借入、返済ともに紙幣のみの取扱いになるので注意しよう。
ローソン銀行ATM
3つ目は、ローソン銀行ATMである。
ローソンやナチュラルローソンの中に設置されている。
コンビニ内にATMがある場合は郊外まででなくて済むので、気軽に利用することができる。
この時、借入、返済ともに紙幣のみの取扱いになることは覚えておこう。
イーネット
4つ目はイーネットだ。
ファミリーマート・ポプラ・デイリーヤマザキ・コストコなどに設置されている。
様々な場所に設置されているので、公式ホームページからATM検索をするのがおすすめだ。
イーネットも借入、返済ともに紙幣のみの取扱いになるので注意しよう。
三菱UFJ銀行ATM
5つ目は三菱UFJ銀行ATMだ。
三菱UFJ銀行内はもちろん、駅やスーパー内に設置されていることも多い。
借入は紙幣のみ、返済は紙幣と小銭を使用することができる。
毎月第2土曜日の21:00~翌7:00はシステムメンテナンスがあるので注意しよう。
三井住友銀行ATM
6つ目は三井住友銀行ATMである。
三井住友銀行内・駅などに設置されている。
借入は紙幣のみ、返済は紙幣と小銭が使用できる。
提携先の営業時間やシステムメンテナンスの都合により利用できないこともあるので注意しておこう。
西日本シティ銀行ATM
7つ目は、西日本シティ銀行ATMだ。
西日本シティ銀行の支店で利用することが可能である。
借入は紙幣のみ、返済は紙幣と小銭の使用が可能だ。
利用時間は平日が7:00~23:00、土日祝が8:00~21:00となっている。
そのほかにシステムメンテナンスが行われることもあるので注意しよう。
ゆうちょ銀行ATM
最後は、ゆうちょ銀行ATMだ。
郵便局・コンビニ・駅などに設置されている。一部ファミリーマートにも設置されている。
借入・返済ともに紙幣のみの利用が可能だ。利用時間は平日・土日問わず0:15~3:00、4:10~23:40になっている。
毎月第3月曜日は7:00からの取扱いになるので注意しよう。
オリックス銀行カードローンの返済方法の種類
オリックス銀行カードローンの返済方法には、毎月の返済と追加の返済がある。
約定返済と呼ばれる毎月の返済では、借入残高に応じた金額を返済する必要がある。
返済方法は口座引き落とし・ATM返済・振込返済の3つから選ぶことができる。
口座引き落としの場合、指定口座から返済金額を自動で引き落とすことができる。
返済日の前日までに登録口座に残高があるかを確認しておこう。
返済を忘れてしまいそうな人は特に口座引き落としにしておくと、返済漏れがなく安心して利用できる。
返済日は毎月10日もしくは月末をあらかじめ指定できる。
土日祝・年末年始の場合は、翌営業日が返済日になるので覚えておこう。
約定返済の金額は、残高スライドリボルビング方式で、返済日の14日前の3:00時点の借入残高に応じて決まる。
返済金額はマイページであるメンバーズナビから事前に確認しておこう。
また、以下の銀行は口座引き落としができないため、登録しないように気を付けておく必要がある。
- オリックス銀行
- ネット銀行(PayPay銀行・楽天銀行は可)
- SMBC信託銀行
- 外資系銀行
- 商工中金
- 農林中央金庫
- 漁業協同組合
返済を口座引き落としではなく、ローンカードを使用して提携ATMで返済することもできる。
手数料は無料で、ATMの利用可能時間ならいつでも返済が可能だ。
三菱UFJ銀行・三井住友銀行・西日本シティ銀行は硬貨対応ATMであれば1円単位で返済が可能だ。
そのため、家の近くに提携ATMがある場合は、ATM返済を利用するのも1つの手となる。
もしローンカードが利用できない場合は、カードデスクに電話するようにしよう。
電話をすればオペレーターが対応してくれる。
他にも、振込で返済することも可能だ。
1人ひとりに振り分けられた返済専用口座に振り込むことで返済ができる。
この返済方法の場合は、振込手数料を負担しなければならないので注意しよう。
返済専用振込口座はマイページのメンバーズナビから確認することができる。
また、毎月の返済とは別に追加で返済できる随時返済という方法もある。
随時返済をしたい場合は、オリックス銀行カードローンに連絡する必要はない。
返済方法は、毎月の返済と同じで口座引き落とし・ATM返済・振込返済が可能である。
口座引き落としを希望する場合は、マイページであるメンバーズナビの「増額返済申込」から申込む必要がある。
ATM返済や振込返済に関しては、毎月の返済と同じ方法で追加返済することができる。
カードローンの返済は計画的に行うことが大切なので、お金に余裕ができた場合は、随時返済をうまく利用して早めに返済しておこう。
オリックス銀行カードローンの最低返済額はどれくらい?
オリックス銀行カードローンの最低返済額は3,000円である。
返済金額は、借入残高に応じて段階的に変動していくため、借入残高が10万円以下の場合は毎月最低金額の3,000円を返済する必要がある。
借入残高が10万~30万の場合は6,000円、というように徐々に返済額が増加していく。
返済金額については、メンバーズナビから確認ができるので毎月しっかりと確認しておこう。
自動引き落としで返済する場合は、口座に残金があるかどうかも確認しておくことが重要だ。
オリックス銀行カードローンの約定返済額は借入金額に対して少なめに設定されている。
あくまで最低金額が3,000円というだけなので、効率的に返済をしたい人は随時返済を利用して多めの返済をするようにしよう。
オリックス銀行カードローンの最短融資を受けるポイントを解説
オリックス銀行カードローンの最短融資は申込から3日だ。
最短融資を受けるためには、まず以下の条件をクリアしているかどうか確認しよう。
- 満20歳以上69歳未満
- 毎月安定した収入があるか
- 日本国内の在住者であるか
- オリックス・クレジット株式会社または新生ファイナンシャル株式会社の保証対象であるかどうか
この条件をクリアしている場合は、次に返済能力の有無がポイントになる。
借入審査は一般的に返済能力の有無で融資可能かの判断をする。
返済能力の審査基準は、職業・雇用形態・年収が重要になる。
借入をするには、給与所得によって毎月の収入が確保されていることが必要だ。
正社員や派遣社員、パートなど毎月の給料が見込める場合は返済能力有とみなされる。
アルバイトの場合も、勤続年数が1年以上あれば安定収入があるとみなされることもある。
他にも、過去の与信状況や返済状況、クレジットカードの使用履歴などが審査基準となる。
返済が遅れた場合は大きなマイナスポイントになってしまうので、他社でもローンを利用している場合は注意して欲しい。
返済が遅れたことがない人は、金融事故つまりブラックリストに記録されないように今後も返済の遅れがないように気を付けよう。
オリックス銀行カードローンの即日融資については以下の記事でも詳しく解説しているので参考にして欲しい。
オリックス銀行カードローンの審査は厳しいのか?
結論から書くと、オリックス銀行カードローンの借入審査は比較的厳しい。
2018年1月から審査の厳格化が図られ、警察庁のデータベースで反社会勢力に該当していないか確認しなければならなくなったからだ。
そのため、申込・審査・警察庁への照会・融資の4つの工程が必要になった。
これにより、今まで以上に審査基準が厳しくなったといえる。
また、銀行のカードローンは銀行法が適用されるため、賃金業法によって年収の3分の1を超える貸付が禁止されている。
各銀行で同様の規制があるので、借入が多い人は注意が必要だ。
しかし、年収が十分でこれまでにカードローンの利用がない場合は問題なく借入できるはずだ。
オリックス銀行カードローンを利用したい場合は、審査のポイントを把握してしっかり準備をしてから申込もう。
オリックス銀行カードローンの審査は厳しいが、学生の場合でも安定した収入があれば借入することもできる。
バイトを1年以上続けている学生で、カードローンの利用を検討している場合はぜひ申し込んでみて欲しい。
オリックス銀行カードローンの必要書類とは
オリックス銀行カードローンの申込時には、本人確認書類・所得証明書類の提出が必須になる。
本人確認書類に関しては、氏名・住所・生年月日の3項目が確認できる書類を提出しなければならない。
以下の書類が使用可能だ。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- 健康保険証
- パスポート
- 在留カード・特別永住者証明書
発行または交付元の印など全てが確認できる状態で提出する必要があるので注意しよう。
所得証明書類に関しては、利用限度額が50万円を超える場合に提出が必要になる。
しかし、審査の結果によっては利用限度額が50万円以下の場合でも提出しなければならないケースもある。
利用限度額を増額する場合には別途書類が必要になることもあるので注意しよう。
以下の書類を準備しておこう。
- 源泉徴収票
- 住民税決定通知書または課税証明書
- 確定申告書
個人事業主・会社経営者の場合は源泉徴収票以外の書類の提出が必要だ。
自分に合ったオリックス銀行カードローンの借入方法を探そう
オリックス銀行カードローンの借入方法は、指定口座への振込と提携ATMからの引き出しが可能である。
どの借入方法も手続きは簡単なので安心して借入することができる。
インターネットからの手続きが不安な人はカードデスクに電話する方法がおすすめだ。
それぞれの特徴を理解して、自分に最適な方法で借入をしよう。
どの方法でも、営業時間内であればすぐに借入できるので、急な出費にも対応することができる。
オリックス銀行カードローンの借入を検討している場合は、借入方法についてぜひ参考にしてもらいたい。
金利 (実質年率) | 年1.7%~年14.8% |
---|---|
審査時間 | 1週間程度 |
融資速度 | 1週間程度 |
無利息期間 | 最大30日間 |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上69歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |