SMBCモビットにおまとめローンはある？特徴や審査対策・利用の流れを解説

複数の会社から借り入れをしている場合、おまとめローンの利用により金利の見直しができ、毎月の返済負担を減らせる。

消費者金融や銀行などでおまとめローンを提供している。しかし、SMBCモビットにはおまとめローンはあるのだろうか。

SMBCモビットでは利用者に限定して、商品を提供している。

この記事では、SMBCモビットのおまとめローンの特徴・審査対策・利用の流れを解説する。

おまとめローンの利用を検討されている方は参考にしてみて欲しい。

SMBCモビットのおまとめローンは利用者のみ利用可能

SMBCモビットのおまとめローンは、会員のみが利用できるサービスだ。

そのため、誰でも利用できるわけではない。SMBCモビットのおまとめローンを利用したい方はまず入会する必要がある。

SMBCモビットの入会条件と、SMBCモビットのおまとめローンの利用条件はこちらだ。

	入会条件・申込条件
SMBCモビットの入会	満20歳～74歳以下 安定した収入がある 当社基準を満たす方
おまとめローンの申込	満20歳～65歳以下 安定した収入がある 当社基準を満たす方

基本的な条件は同じだが、申込年齢の上限に違いがある。おまとめローンは借り入れ額が大きく、返済期間が長い。

そのため、通常のローンより上限が下げられているのだ。モビット カードローンついての詳しい解説はこちら

SMBCモビットの特徴

SMBCモビットの特徴は以下の通りだ。

それぞれの特徴について詳しく解説する。

簡易審査の結果は最短10秒でわかる

SMBCモビットの簡易審査は最短10秒で結果がわかる。名前・性別・希望する金額など必要な情報を入力するだけだ。

簡易審査はWebや三井住友銀行の中にあるローン契約機などから申込できる。

すぐに結果がわかるため、「とりあえず結果を知りたい」方などにおすすめだが、簡易審査で通過しても本審査で落ちる場合もある。

過信しすぎには注意が必要だ。

最大160回の分割ができる

SMBCモビットのおまとめローンは最大160回の分割が利用できる。

年数にすると、13年4か月だ。そのため、毎月の返済額を抑えることが可能になる。

各カードローン会社の返済期間は、以下のようになっている。

SMBCモビットの返済期間の長さは業界トップクラスであることが分かる。

余裕を持った返済をしたい方や、毎月の返済額を減らしたい方におすすめだ。

借入利率(年利)3%から借りられる

SMBCモビットのおまとめローンは、借入利率(年利)3%からだ。

おまとめローンでは借り入れ金額が高くなるため、金利が低い方が負担が少なくて済む。

銀行カードローン・クレジットカードのショッピング枠は利用できない

メリットの多いSMBCモビットのおまとめローンだ。しかし、注意点もある。

銀行カードローン・クレジットカードのショッピング枠は利用できない。

おまとめローンの対象となるのは、消費者金融とクレジットカードでのキャッシングだ。

利用する際には、対象となるものを正しく理解しておく必要がある。

SMBCモビットのおまとめローンのメリット

続いて、おまとめローンのメリットをみていこう。おまとめローンの利用で、以下のようなメリットが得られる。

それぞれ解説していく。

支払総額を減額できる

借り入れをする場合、借りた金額にあわせて金利も追加で払う必要がある。

利息制限法により、借りた金額に応じて上記のように金利が設定される。

A社から30万円、B社から70万円の計100万円を借りている場合、それぞれに18.0％の金利が適用される。

おまとめローンでこれらの借入金を100万円にまとめると、金利は15.0％になる。

これにより、支払総額を削減できるのだ。このように金利を下げられるため、支払総額を減額できる。

毎月の返済額を軽減できる

いくつかの会社からの借り入れを1つにすることで、毎月の返済額を軽減できる。先述したように、支払総額を減らせるためだ。

総量規制の対象外になる

おまとめローンは総量規制の対象外となっている。

総量規制は貸金業法で定められたルールで、貸主は借主の年収の3分の1以上の貸付をしてはいけない。

そのため、年収が300万円の場合は借りられる金額は100万円までだ。

複数のカードローン会社からの借り入れ合計が120万円あり、1本にまとめたいからと通常のカードローンで120万円の申込をしても借りられない。

しかしおまとめローンは返済に特化した商品なので、例外となっている。ただ、追加での融資は受けられないので注意しよう。

返済計画が立てやすい

おまとめローンを利用することで、返済計画が立てやすくなる。借りている金額やカードローン会社によって、返済額や返済日は異なる。

複数の返済先があると、どの会社にいくら返済すればよいかわからなくなることがある。

そのため、返済を忘れるリスクも出てくる。返済を忘れると、結果的に延滞となり無駄な延滞料金が加算されてしまう。

これにより、なかなか返済が終わらず苦慮することになりかねない。

おまとめローンにすることで返済日を1日にまとめられるため、返済日を忘れるリスクを減らすことができる。

月々の返済額を減らせるため、返済計画も立てやすくなるはずだ。

SMBCモビットのおまとめローンのデメリット

おまとめローンのデメリットは次のとおりだ。

それぞれについて以下で詳しくみていこう。

追加借り入れができない

おまとめローンを組むと、追加借り入れができなくなる。これは、おまとめローンが返済を主な目的としているためだ。

返済中に追加融資を希望する場合、他の消費者金融に借り入れを申込むしかない。モビットでは、相談することで月々の返済額を減らすことができる。

支払いが厳しい場合や新たな借り入れを希望する場合は、月々の返済額を見直しておこう。

また、おまとめローンは他社借り入れ金の返済に使途が限られている点にも注意しよう。

まとまったお金が欲しいからといって、おまとめローンを利用することはできないのだ。

毎月の返済額によっては総支払額が増える

おまとめローンは利息の総額を減らすことを目的としている。

しかし、返済期間の変更や利率の変更により、毎月の返済額が増えることがある。

そのため、返済計画を立てる際には、総支払額が増える可能性を考慮することが重要だ

特に、子供の大学進学やセミリタイアを考えている場合は、将来の生活設計を見直す必要がある。

おまとめローン用の審査が必要になる

金融機関によって異なるが、利用の際にはおまとめローン用の審査が必要になる場合がある。

また審査基準は一般的に、収入・借入金の状況・信用情報などが審査通過のポイントだ。

審査に通過しない場合、おまとめローンを利用できないケースがあるため、これらの情報を事前に整理した上で、おまとめローンの審査に通過するかを検討すると良いだろう。

さらに審査があることで、利用できない可能性も考慮する必要がある。

万が一希望どおりに行かなかった場合には、なぜおまとめローンの審査が落ちたのかを考え、信用スコアを上げるためにできることを考えるのもおすすめだ。

SMBCモビットのおまとめローンの審査対策

SMBCモビットのおまとめローンの審査対策としては、次のとおりだ。

以下でそれぞれについて詳しくみていこう。

滞納しない

既存の借入金の返済を滞納せず、期日を守って返済することが重要だ。一度でも滞納してしまうと、その事実が返済履歴として残ってしまう。

返済履歴は審査に影響する要素となるため、滞納することなく返済を続けよう。そのためにも、無理のない返済金額、期間を設定することが大切だ。

転職前に行う

職場の変更や転職を検討している場合は、融資の審査に影響を与える可能性がある。そのため、転職前におまとめローンの申込や審査を完了させておくことが重要だ。

一般的に勤続期間の長い人の方が、信用履歴を構築しやすく融資審査に有利だとされている。可能であれば、職場が変わる前に、手続きを済ませておくといいだろう。

複数のおまとめローンを同時に申込まない

複数の金融機関に対して、同時におまとめローンを申込むと、審査通過率が低くなるケースがある。

審査中の申込は信用情報に記録されるため、複数の金融機関におまとめローンを同時に申込まないようにしよう。

まずは1つの金融機関の結果を受けてから、次に申込むかどうかを判断してみて欲しい。

どうしてもお金が必要なときは焦ってしまうだろう。しかし、時間に余裕を持って申込むことが大切だ。

SMBCモビットのおまとめローンを利用する流れ

SMBCモビットのおまとめローンを利用する流れは以下のとおりだ。まずはSMBCモビットの公式ウェブサイトにアクセスし、おまとめローンの申込みを行う。

申し込み後、SMBCモビットから審査の受付メールが届くので必要書類を準備して提出しよう。

その後、審査結果が通知される。審査に合格すると、融資可能な限度額や返済期間などが決定される。

審査通過後は融資契約の手続きだ。契約書類に必要事項を記入し、提出する。

融資契約が完了すると、指定した銀行口座に融資金が振り込まれる。融資を受けた後は返済のスタートだ。

返済方法や返済期間に従って、計画的に返済を進めよう。

モビット おまとめローンの他社解約ついての詳しい解説はこちら。

SMBCモビットのおまとめローンが向いている人

SMBCモビットのおまとめローンは次のような人に向いている。

以下でそれぞれの詳細についてみていこう。

会社に在籍確認をされたくない人

カードローンを契約する際には、在籍確認として会社に電話がかかってくる場合がある。

しかしSMBCモビットはWeb完結による申し込みなら、原則電話による在籍確認は行われない。

そのため、通常、会社に直接在籍確認の電話がかかってくることはない。

会社に直接在籍確認されると、上司や同僚から余計な詮索があることも想定される。

つまり、プライバシーを重視する人にとっては、望ましくない状況になる可能性があるのだ。

会社に直接電話がかかってくるのを避けたい方は、SMBCモビットのおまとめローンを検討する価値がある。

借金総額が100万円を超える人

おまとめローンは、複数の借り入れを一度にまとめて返済するためのローンだ。

これにより、返済期間・金利の見直し・月々の返済額の軽減などが可能となる。

SMBCモビットのおまとめローンでは、最大500万円までの借り入れが可能であり、借金総額が100万円を超える人でも利用できる。

さらにオンライン審査を通じて、申込から審査結果までの時間も比較的短時間であるため、即日融資が可能なケースもあるだろう。

おまとめローンを利用する場合は、返済計画を立て、現在の借金額や返済期間を見直す必要がある。

借金総額が100万円を超える人にとっては、SMBCモビットのおまとめローンが適切な選択肢となる可能性がある。

SMBCモビットでおまとめローンを契約できなかったときの対処法

SMBCモビットでおまとめローンを契約できなかった場合は、どのように対処すれば良いのだろうか。

具体的には以下の2つの対処法が考えられる。

以下でそれぞれについて詳しくみていこう。

銀行カードローンに申込む

SMBCモビットでおまとめローンの契約が不可能な場合、銀行カードローンへの申込みが適切である。

銀行カードローンは、銀行によって提供されるローンサービスである。

銀行カードローンの審査基準は比較的厳しく、SMBCモビットと比較すると通過率は低い。

しかし、低金利であること・信頼性が高いこと・高額融資が可能であることなどメリットも多いのが特徴だ。

一般的に、銀行カードローンは金利が比較的低く設定されているため、金利負担が軽減されることが多いだろう。

また銀行カードローンは、大手銀行グループが提供しているため、信頼性が高く安心感を持って利用できる。

さらに銀行カードローンを活用すると、高額な融資が可能な場合がある。

そのため、大きな金額の借り入れをしたい場合には、むしろ銀行カードローンの方が向いているといえるだろう。

数多くのメリットがあるため、SMBCモビットでおまとめローンを契約できなかった場合は、銀行カードローンを検討しよう。

他の消費者金融のおまとめローンを検討する

消費者金融は銀行カードローンよりも、柔軟な審査基準・迅速な審査・借り入れが可能な場合が多い。

審査基準に関しては、それぞれの消費者金融で異なる審査基準を持っているため、収入・信用情報・借り入れ状況などを把握した上で借り入れの可能性を確認すると良いだろう。

消費者金融の金利は、銀行カードローンに比べて高い傾向にあるが、業者によって異なる。

複数の消費者金融を比較した上で低金利のカードローンを選ぶ、もしくは返済負担を軽減できる選択ができると良いでしょう。

さらに消費者金融の中には、信頼性の低い業者も存在するため、契約前にはしっかりと信頼性や評判を確認することが重要だ。

消費者金融のカードローンにはデメリットも存在するが、多くの魅力的な点もある。

そのためSMBCモビットでおまとめローンを契約できなかった場合は、他の消費者金融のおまとめローンを検討すると良いだろう。

モビット おまとめローン 総量規制ついての詳しい解説はこちら。

おまとめローンはSMBCモビットがおすすめ

おまとめローンの検討中の方には、SMBCモビットのおまとめローンの活用が推奨される。

おすすめのポイントは以下の3つだ。第一に、低金利なのでおすすめである。

SMBCモビットは低金利のため、支払い総額を抑えることができるだろう。

第二に、返済日程の柔軟性を挙げることができる。返済日程を柔軟に設定できるため、自分の収入状況に合わせて、無理のない返済計画を立てることが可能だ。

第三に、オンラインでの手続きが可能であることも見逃せない。煩雑な書類の提出や対面での手続きがないため、利便性が高い。

おまとめローンを活用する際には、借入金額や返済期間に応じて元本や金利総額が増加する可能性がある。

そのため、個別の状況に応じた比較検討が推奨される。

この機会にぜひ、SMBCモビットのおまとめローンの利用を検討してみて欲しい。