アイフルの金利の計算方法が知りたい！金利と返済期間の関係を詳しく解説

カードローンを選ぶ際に重要な要素の一つが金利である。金利は返済額に大きく影響するため、できるだけ低金利のものを選びたいと考えるのはごく自然なことだ。

多くの広告やCMで目にする大手消費金融の一つがアイフルであり、様々な世代から認識されている会社だ。アイフルに申し込む前に、金利の計算方法について知っておけば返済計画も立てやすくなるだろう。

そこで本記事では、アイフルを利用する場合の金利の計算方法に焦点を当てて詳しく解説する。

さらに金利と返済期間の関係や返済のコツについても紹介するため、金利について詳しく知りたい方はぜひ参考にして欲しい。

アイフルの金利について

アイフルをはじめとするカードローンを利用する際には、必ず金利という概念が登場する。

金利とは何か、具体的に理解していない方もいるかもしれないが、金利は利息を算出する際に非常に重要なものとなる。本段落の説明で、金利と利息の違いを明確に把握してもらいたい。

金利とは

金利とは借入金額に対する利息の割合のことだ。金利は基本的にパーセンテージ（％）で、年単位の割合を示している。

カードローンでは、利率や実質年率といった表記も見られるが、これらはすべて金利のことを表している。

各金融機関は法律の範囲内で金利を設定していて、そのために数値に差が生じている。

金利は利息制限法によって上限が定められており、上限を超えた金利での貸付は禁止されている。利息制限法で定めている上限金利は、借入金額に応じて以下のように定められている。

借入金額	上限金利
10万円未満	年20.0％
10万円以上100万円未満	年18.0％
100万円以上	年15.0％

なお、アイフルの金利は年3.0〜18.0％であり、上限金利の幅が守られている。

利息との違い

利息とは、借入した金額に加えてカードローン会社に支払う手数料のことだ。利息が借入金額に対して占める割合を示したものが金利である。

また、カードローンでは無利息期間というサービスが用意されていることがある。無利息期間とは一定の期間内に返済できれば利息がかからない状態でカードローンを利用できるサービスを指す。

アイフルでは初回利用者を対象に「最大30日間利息0円サービス」を行っている。このサービスは契約した翌日から30日間が対象期間となり、期間内は何度借入しても利息が無料となる。

利息を節約したいと考えている方は、このサービスの利用を検討すると良い。

実質年率との違い

一部のカードローンでは、金利を「実質年率」と記載しているところもある。実質年率とは、利息だけではなく手数料・保証料などの諸費用も含めたものを指している。

これらの諸費用は必ずしもかかってくるものではないが、金融機関によっては利息以外の費用が発生する。そのため、実際にかかるコストを加味して金利を示したのが、実質年利なのだ。

諸費用を含めた金利を記載することは法律で義務付けられている。そのため、実質年率と記載している場合は、諸費用もかかっていると認識しておくと良い。

アイフルの金利は、実質年率で表されている。アイフルの金利については以下の記事でも詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にして欲しい。

アイフルの金利については以下の記事でも詳しく解説しているので、気になる方はぜひ参考にして欲しい。

アイフルの金利についての詳しい解説はこちら。

アイフルの金利の計算方法

金利の基本が理解できたら、次は実際にアイフルで借入した場合の計算方法を学んでいこう。

利息の計算式

利息の計算式は「借入残高×実質年率÷365日（うるう年は366日）×利用日数」である。

利用日数は借入日を含まず、翌日から返済日までの日数を指しており、2回目以降の返済は、前回返済後の借入残高に金利を適用する。

返済のたびに利息を算出することは可能だが、複数回に分けると計算が複雑になりやすい。そのため、返済額を試算するには、返済シミュレーションを活用することがおすすめだ。

返済シミュレーションについては、記事の後半で詳しく解説する。

利息の計算式の実例

実際にアイフルでかかる利息を計算してみよう。今回は、実質年率18.0％で1万円を1ヶ月借りた場合の利息を算出する。

給料日前に買いたいものがあるが、少しだけお金が足りないという時に1万円を借入したい時もあるだろう。このような時に利息の計算ができれば、返済計画を立てる際に役立つ。

上述した計算式に当てはめると「10,000×0.18÷365×30」、計算すると「147.9円」となる。なお、1円未満は切り捨てになるため、実際にかかる利息は147円だ。

また、10万円を実質年率18.0%で2ヶ月借入した場合の利息は「100,000×0.18÷365×60」で「2958.9円」になる。このように、借入額が大きくなったり返済期間が長くなると、利息は加速度的に増えていく。借入額にどれくらい利息が付いてくるのか、借りる前に確認しておくと返済計画を立てやすくなるだろう。

アイフルの金利と返済期間の関係性

先ほども少し触れたが、金利と返済期間は密接な関係にある。

上述したとおり、利息は「借入残高×実質年率÷365日×利用日数」の式により、日割りで計算される。

そのため、返済期間が長くなればその分利息が増えていくのだ。

例えば、実質年率18.0％で10万円を借入した設定で、1回で返済した場合と10回で返済した場合の返済総額を比較してみる。（返済を毎月1回と想定）1回で返済した場合の返済総額は102,000円で、利息額は1,525円だ。また、10回で返済した場合の返済総額は108,324円で、利息額は8,324円である。

このように、返済回数が多くなると利息が増えて、返済総額も高くなってしまう。

もちろん、返済回数が少ないと1回の返済額が大きくなることで負担に感じる方もいるだろう。だが、返済総額の視点で考えると、返済回数が少ない方が負担が軽減されるのだ。

そうはいっても、毎月返済に充てることができる金額はそれぞれの事情により変わってくる。返済回数の適正値は個人によって大きく異なるのだ。

返済回数をどれくらいに設定すべきか、事前に考えておくことを推奨する。

なお、返済に関する情報はアイフルのホームページにて確認できる。

気になる方は以下のリンクからぜひチェックして欲しい。

アイフルの金利計算には返済シミュレーションが便利

金利の計算は繰り返し行うと手間がかかり、想定外の結果になることもある。

そこで、金利計算を行うには返済シミュレーションを活用するのがおすすめだ。これにより、必要事項を入力するだけで返済総額・返済期間などを算出できる。

ここからは、アイフルの返済シミュレーションについて詳しく紹介していく。

返済シミュレーションの使い方

アイフルの返済シミュレーションは、公式サイトの「返すとき」の項目にある。返済シミュレーションのページを開いたら、調べたい項目をクリックして必要事項を入力する。

入力事項は借入希望額・実質年率・返済回数・毎月の返済額のうち、いずれかである。調べたい項目によって必要事項は異なるため、内容を確認して誤りがないように注意して欲しい。

返済シミュレーションで分かること

アイフルの返済シミュレーションで分かることは、返済金額・返済回数・借入可能額である。

あらかじめ返済期間を決めている場合は、借入希望額・実質年率・返済回数を入力すれば、1回あたりの返済額が試算できる。

最低返済額で返済する予定の場合は、借入希望額・実質年率を入力すれば返済回数が表示される。最低返済額は借入金額ごとに設定されている。

毎月の返済額を決めている場合は、毎月の返済額・実質年率を入力すれば借入可能額が分かる。

なお、シミュレーションの結果の中に「返済金額表」が含まれており、クリックすると返済予定日ごとの返済額・返済総額・利息額を確認できる。

シミュレーションの活用で無理な借入を防げる

アイフルは必要以上に借入し過ぎると、生活が苦しくなる可能性がある。無理な借入を防ぐには計画的な借入・返済を行うことが重要だ。

そこで返済シミュレーションを活用することで、先の返済まで見通しが立てられて、借入額を適切に検討しやすくなるのだ。

借入する前に返済シミュレーションを活用し、カードローンを計画的に利用していこう。

アイフルの金利計算について詳しく知りたいなら

本記事では、アイフルの金利計算の方法に注目して解説を行った。

金利は利息制限法によって上限が定められており、各金融機関はこの上限金利を元に金利を設定している。

アイフルの金利は年3.0〜18.0％で、他の消費者金融の金利と比べると大きな差はなく、一般的な水準だ。

利息の計算方法は基本的にどのカードローンでも共通しており、「借入残高×実質年率÷365日×利用日数」で算出可能だ

ただ、毎回利息を計算するのは手間がかかるため、実際の返済額を計算したい場合は返済シミュレーションを利用すると良い。

返済シミュレーションは数値を入力するだけで毎月の返済額や返済期間を簡単に計算できるため、返済計画を立てる上で有効である。

今回の記事を参考に、アイフルの金利計算について理解を深めて賢く利用できるようにして欲しい。

■アイフルの貸付条件について
※【商号】アイフル株式会社【登録番号】近畿財務局長(14)第00218号【貸付利率】3.0%～18.0%（実質年率）【遅延損害金】20.0%（実質年率）【契約限度額または貸付金額】800万円以内（要審査）【返済方式】借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式【返済期間・回数】借入直後最長14年6ヶ月（1～151回）【担保・連帯保証人】不要

アイフルの金利計算に関するQ&A