楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)は、数多くあるカードローンの中でも人気が高いものとなる。
ネットショッピングで有名な楽天が提供しており、信頼が厚く初めての方も利用しやすいものになる。
初めて楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)を利用する前に、返済方法の種類を知っていたほうが安心して利用ができる。
この記事では、主に楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の返済方法や返済時の注意点について詳しく解説していく。
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の返済方法とは?
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の返済方法は、基本的に登録口座からの引き落としとなる。
その他の方法として、提携ATM返済・インターネット返済・指定口座への振込返済がある。
この中で、提携ATM返済は随時返済の時のみ利用できる。
また、楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)は残高スライドリボルビングによる返済となる。
残高スライドリボルビング返済は、利用残高に応じて月々の返済が決まる方式だ。
利用金額が少ないほど返済金額は少なくなり、返済の負担は軽くなる。
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)を初めて利用する方は、10万円以内の利用で最低2000円から返済が可能だ。
ご利用残高 | 毎月のローン返済額 |
10万円以内 | 2,000円 |
10万円超30万円以内 | 5,000円 |
30万円超50万円以内 | 10,000円 |
50万円超100万円以内 | 15,000円 |
100万円超150万円以内 | 20,000円 |
150万円超200万円以内 | 30,000円 |
200万円超250万円以内 | 35,000円 |
250万円超300万円以内 | 40,000円 |
350万円超400万円以内 | 45,000円 |
400万円超500万円以内 | 50,000円 |
500万円超600万円以内 | 60,000円 |
600万円超700万円以内 | 80,000円 |
700万円超800万円以内 | 100,000円 |
登録口座からの引き落とし
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)は、返済登録口座からの自動引き落としが基本だ。
登録できる口座は楽天銀行・都市銀行・地方銀行・信託銀行・信用金庫・労働金庫・農業協同組合である。
引落日は1日・12日・20日・27日から選ぶことができる。
この中で、27日は楽天銀行を登録口座にしている場合のみ選択可能だ。
また、返済口座として登録できない銀行にはゆうちょ銀行・大和ネクスト銀行・ローソン銀行・GMOあおぞらネット銀行がある。
その他、返済日が1日・20日の場合はau自分銀行が登録できない。
また、12日の場合は静岡中央銀行・沖縄海邦銀行・商工組合中央銀行が登録不可の銀行となる。
ATMでの返済
楽天銀行スーパーローンは、カードを利用して提携ATMからの返済ができる。
返済額は1000円単位となっているが、一部の提携ATMでは1円単位からの返済が可能である。
また、ATMの返済手数料は無料な点はありがたいと言える。ただ、一部の店舗は土曜日・日曜日・祝日に利用することができない。
また、利用時間は各ATMによって異なるため注意が必要である。ATM返済による手順は以下の通りである。
- カード挿入後、ご入金(返済)を選択する
- 暗証番号を入力
- 入金可能額以内の紙幣を投入する
- 間違いがなければ確定を押す
- カードと領収書を受け取る
ATMの入金限度額以上の金額を入金できないため、まとまった金額を随時返済するときは入金限度額以下で行おう。
インターネットでの返済
楽天銀行スーパーローンにはインターネット会員サービス「メンバーズデスク」がある。
活用することで、金融機関のインターネットバンキングを利用して24時間いつでも1円単位から返済が可能だ。
メンバーズデスクとは、楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)会員専用サイトである。
融資の申込・返済・利用明細、利用可能顎の確認・住所変更などの様々なサービスが受けられる。
ただし、以下の時間は利用することができないので注意が必要だ。
- 午前23時30分〜午前0時
- 6月・9月・12月の第3日曜日 午後0時45分〜午前5時30分
- 毎週第2火曜日 午前2時〜午前6時
- 元旦1月1日〜3日・ゴールデンウィーク中5月3日〜5日
- 利用する金融機関のメンテナンス時間中
振込での返済
楽天銀行から指定される振込専用口座に振り込むことで、楽天銀行スーパーローンの返済ができる。
返済口座先については、楽天銀行カードセンターへの問い合わせ(TEL-0120-730-115)が必要だ。
また、振込手数料は借入側の負担であるため、手数料をかけたくない方には他の方法での振込をおすすめしている。
金利 (実質年率) | 年1.9%~年14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短翌日 |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・満20歳以上62歳以下の方 ・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要) ・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方) ・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 ※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定 ※楽天銀行が認めた場合は不要 |
担保・保証人 | 不要 |
楽天銀行のカードローンの返済期日とは?
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)返済期日は1日・12日・20日・27日の中から選べる。
この内、27日は登録口座が楽天銀行の場合のみ選択可能だ。また、登録口座によっても選択できない期日がある。
さらに、引き落とし日を変更したい場合はカードセンターへの引き落し日変更届の請求が必要だ。
また、返済確定日は毎月の引き落し返済日の15日前となっている。
楽天銀行のカードローンの一括返済方法について詳しく知りたい方はこちら。
楽天銀行のカードローンの返済シミュレーション
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)は返済シミュレーションを行うことができる。
返済シミュレーションを使って正しく利息の計算をし、賢く利用することが大切だ。
利息は以下の計算式で求められる。
また、借入利率(金利)は各限度額と審査結果によって異なる。知識をより深めるために例をあげながら解説していく。
計算式 10万円×2.9÷365×7=55円
計算式 10万円×14.5%÷365日×7日=278円
このように急な出費でお金が必要になった際でも、短期間の利用であれば金利を抑えることができるため便利である。
また、毎月の返済に加えて随時返済することも可能だ。
無理な借入をしないためにも、楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)を利用する前にシミュレーションを活用することをおすすめしている。
楽天銀行のカードローンを無理なく返済するためには?
カードローンを利用する際、事前に念入りに返済計画を立てておかないと毎月の返済が大きな負担になる場合がある。
そうならないために自分が毎月カードローンで返済できる金額を把握し、無理なく賢く利用することが大切だ。
カードローンを賢く利用するために必要なコツは2つある。解説するので、理解しておいてほしい。
必要のない借入を避ける
カードローンの返済が苦しくなる方には、借入しすぎているという特徴がある。
必要額以上の借入をしたり、借入の必要がないときにも借入をしたりすることが原因だ。
毎月自分が返済に充てられる金額の許容範囲を把握し、毎月の返済額が許容範囲を超えないようにするのが大切である。
毎月の返済許容額を把握するためには、計算をする必要がある。収入額から生活費を引いた額が毎月の返済許容額だ。
この計算で出した数字よりも返済額が多くなる場合は、借入のし過ぎとなっているので注意が必要だ。
また、楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)は返済シミュレーションを行っている。
返済例も記載されているため、計算が苦手な方や初めて借入する方は申込をする前にぜひ利用してほしい。
臨時返済を活用する
お金に余裕ができたときは、積極的に随時返済を利用するべきである。
カードローンは返済期間が長ければ長いほど利息も多くなるからだ。大きく膨らんだ利息に苦しんでいる人も少なくない。
ボーナスなどで臨時収入を得た場合は、それを臨時返済に充てて返済期間を減らすことができる。
臨時返済時に手数料をかけたくない方は提携ATM返済・インターネット返済がおすすめだ。
楽天銀行のカードローンの返済期日に遅れた場合の遅延損害金は?
カードローン返済日に支払いが行われなかった場合、遅延損害金が発生するため注意が必要だ。
遅延損害金は日割り計算によって算出されるため、支払いが遅れるほど支払う金額は多くなる。
そのため、早めに返済するべきである。
支払い方法として、提携ATM返済・指定口座への振込返済・メンバーズデスクによる振込がある。
どの方法が自分にとってベストか分からない場合は、楽天銀行カードセンターに連絡をすれば相談に乗ってくれるので覚えておこう。
全日 9:00 〜 20:30
平日 9:00 〜 17:00
返済がないまま延滞が続くと、カードの停止・強制解約が行われる場合がある。
そのため、返済日に遅れたら1日でも早く返済をするべきである。
また、2〜3ヶ月以上の遅延・滞納をすると信用情報の延滞記録が残るので注意が必要だ。
1日でも返済が遅れると銀行側からの評価が下がり、借入減額や新規借入禁止となることもある。
このように延滞しても良いことはないので、返済日にしっかり返済できるように準備しておくことが大切だ。
楽天銀行のカードローンの審査基準
残念ながら楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の審査基準は公表されていない。
しかし、基本的な審査項目を押さえることで審査に通りやすくなるはずだ。
そのため、多くのカードローン会社で審査基準になっているであろう項目を3つに分けて詳しく解説していく。
返済能力
審査に最も影響するのは返済能力である。借入者に返済能力がなければ、銀行側も損失を出すだけなので貸付ができない。
審査する内容としては、借入者の勤務先・勤務年数・収入額などがある。
これまで安定して収入を得ていたか、借入後も安定した収入が得られるか、返済が可能であるかといった点を確認するのだ。
安定して収入を得ていなかったり、勤務年数が半年以下の場合は審査に落ちる可能性が高くなるとされている。
信用情報
信用情報とはクレジットカード・ローンの申込に関する情報で、客観的な取引事実を登録した個人情報である。
銀行側は、この情報を元に過去に何らかのトラブルがないかなどを調べ、借入後もトラブルなく返済を行えるか判断している。
もし過去に滞納などをしている場合は、何もない方に比べて審査に落ちる可能性が高くなっている。
他社からの借入状況
返済能力があるかの判断基準として、他社からの借入状況もある。
他社から借入すること自体は問題にはならない。
重要となるのは総量規制である。総量規制とは年収の3分の1以上の貸付を禁止しているルールのことだ。
この制度は貸付・借入しすぎを防ぐために設けられている。
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)は総量規制の対象外であるが、だからといって無限に借入ができるわけではない。
自主的に規制を設けている金融機関もあるため、借りすぎていると借入を断られるケースもあるのだ。
楽天銀行のカードローンの契約までの流れについて
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)を利用するためにはいくつかのステップを踏むことが必要だ。
ここでは申込から契約までの流れを5つに分けて詳しく解説していく。
事前に流れを把握して実際に申込をするときに迷わないようにチェックしておこう。
申込
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の申込手順は下記の通りである。
- カードローン申込フォームの入力
- 楽天側から受付メールが届く。その後審査開始
- 勤務先への在籍確認
- 銀行側からの契約内容の確認電話
- 必要書類の提出
- 手続き完了後、ローンカードの発行
- 口座振替依頼書を楽天側へ送付
注意点として、楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の新規受付は電話で行うことができない。
必ず申込フォームから行うようにしよう。
また、勤務先への在籍確認電話と契約内容電話は前後することがあるのにも気をつけよう。
本人確認書類の提出
本人確認書類は、以下の中から2つの提出が必要である。
また、必要書類の提出は楽天銀行アプリから行うこともできる。
- 運転免許証・運転経歴証明書
- 個人番号カード(顔付き)
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
- 各種年金手帳カード
- 公共利用料金の領収書
- 在留カード(外国籍の方)
運転免許証・運転経歴証明書・個人番号カード・住民基本台帳カードの場合は1点のみで提出完了となる。
前年分の収入が確認できる書類の提出
前年分の収入確認の書類は以下の通りである。
- 最新の源泉徴収票
- 年収記載のある所得・課税証明書
- 市県民税特別徴収通知書
- 個人の確定申告書
書類について分からないことがある場合は、カードセンターのローンダイヤル(0120-988-411)へ問い合わせしよう。
本審査
必要書類提出後に審査が始まる。
審査開始後最短即日で終わることもあるが、実際に融資を受け取れるのは審査終了の翌日以降だ。
どうしても早く受け取りたい方は、早めに書類を提出しよう。
契約・ローンカード発行
契約完了後、ローンカードが発行される。提携ATM・インターネット・Webからでも融資を受けることができる。
借入のしすぎにだけは注意して、自分の許容範囲内で利用しよう。
楽天銀行のカードローン返済時の注意点
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)利用時にはいくつかの注意点がある。
注意点を事前に知っておくと、実際に申込をするときに役立つ。
利用時の注意点について改めて詳しく3つに分けて解説していくので、参考にしてほしい。
返済方法によっては利用手数料がかかる
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の返済方法は、基本的には登録口座からの引き落としとなる。
しかし、随時返済の場合のみ提携ATM返済・指定口座振込返済・インターネット返済が可能である。
その中で指定口座への振込返済をする場合、入金手数料がかかる。
手数料をかけたくない人は、指定口座振込以外での返済をおすすめしている。
延滞損害金は日割りで発生する
返済日に返済ができなかった場合は、1日ごとに延滞損害金が増えていく。上記でもすでに説明したように、延滞は避けるべきなのだ。
延滞損害金は年利19.9%となり、その間本来の借入金利は適用されない。最悪のケースとしてカードの利用停止・強制解約になりかねない。
そうならないためにも返済日に返すか、どうしても遅れる場合は1日でも早く返済できるように考えるべきである。
解約時は1円単位までの返済が必要
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)を解約する場合は解約時に一括で残りの元金を返済する必要がある。
一括で返済できる余裕がない場合は、余裕がでてくるまで解約はしないほうが良い。返したくないからといって、途中で解約しても借入がなかったことにはできない。
借入した分は最後まで責任を持って返済しなければならない。当たり前のことだが、きちんと理解して利用しよう。
楽天銀行のカードローンの返済方法を知って賢く利用しよう
今回は楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の返済方法や申込の流れ、利用時の注意点などについて詳しく解説してきた。
楽天銀行のカードローン(楽天銀行スーパーローン)の返済方法は、複数の方法から選択可能でサポートも充実している。
中には手数料がかからずに利用できる方法もあるため、安心して利用できる。
審査も最短即日結果が聞けるので、すぐに借入をしたい方にもおすすめできる。
また、基本的な返済方法は、登録口座からの自動引き落としになる。そのため、支払い忘れが少ないことも大きな利点と言える。
安心安全なカードローンを利用したいが、どこを利用したら良いか分からない方は、ぜひ楽天銀行スーパーローンを利用してほしい。