急に大きな出費が生じた際、大手消費者金融の1つとして人気の高いプロミスを検討する方も多い。
しかし、利用する前にどのような流れで審査が行われるのか分からずに不安に思う人もいるかもしれない。
そこでこの記事では、プロミス審査の流れから申込方法・借り方まで詳しく解説していく。
プロミスの利用に際して生じる疑問解消に役立ててほしい。
プロミス審査の流れとは?
数あるカードローンの中でも、大手消費者金融のプロミスは多くの利用者に支持されている。
プロミスが提供しているカードローンの概要は、以下の通りだ。
利用限度額 | 借入金利 | 融資スピード | 土日の借入 |
最大500万円 | 年4.5%~17.8% | 最短3分 ※状況によりご希望に添えない場合がございます。 | 可能 |
まず、プロミスを利用するために必要な審査の流れを見ていこう。
審査の流れを知ると、実際に利用を始めるまでに不安・焦りを感じずに済むはずだ。
ここからは、申込から借入までの流れを5つのステップに分けて順に紹介する。
覚えておきたい点もまとめているため、審査を受ける際の参考にしてほしい。
新規申込
最初に行うべきステップは、新規申込である。
プロミスの申込条件は年齢が18〜74歳までで、申込者本人に安定した収入があることとなっている。
主婦・学生であってもアルバイト・パートなど継続した安定収入がある方は申込可能となる。
申込できる年齢が幅広く利用しやすいのがプロミスの特徴だ。
詳しい申込方法は記事後半で説明する。
いずれの方法を使うにしても、間違いに気をつけながら指示に従って必要事項を記入していこう。
本人確認書類提出
申込手続き完了の通知が来たら、案内に従って本人確認書類を提出する。
申込方法によって必要書類が異なるが、本人確認書類となるのは以下のものである。
- 運転免許証(経歴証明書も可)
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険証
- 在留カード/特別永住者証明書
基本的に、上記3つのような顔写真つきのものが望ましい。
とはいえ、顔写真つきの書類がない方もいる。そんな時は裏面に住所を記載した健康保険証を利用できる。
本人確認書類の住所が現住所と異なる場合は、発行日から6ヶ月以内の住民票の写し・公共料金の領収書なども必要だ。本人確認書類に添付して提出しよう。
また、以下の場合は収入証明書類も必要になる。
- 借入希望額が50万円を超える場合
- 他社との借入額と合計した借入希望額が100万円を超える場合
- 借入希望者が19歳以下の場合
収入証明書類には入手に時間がかかるものもあるため、本人確認書類と合わせて申込前に準備しておきたい。
審査開始
本人確認書類の提出が完了したら、審査が開始される。
プロミス側で申込者から提示された申込内容・提出書類などを精査して融資の判断が行われるのだ。
審査では、主に返済能力・信用情報・他社での借入状況がチェックされる。
返済能力の判断には、勤続年数の長さが影響すると考えられるため覚えておこう。
信用情報とは、ローン・クレジットカードなどの利用履歴のことを指す。
滞納・債務整理といった情報は信用情報機関に5年ほど傷として残り、悪い印象を与えてしまう。
また、他社での借入がある方は注意してほしい。
借入があること自体は問題にならないが、申込時点で3社以上から借入がある場合は審査に落ちる可能性がある。
具体的な審査基準に関しては公表されていないが、こうした点を注意した上で申込をすれば審査に通過できる。
審査結果通知
審査結果が出ると、メールまたは電話を用いて連絡が届く。
これらの連絡がない場合は審査が完了していないため、問い合わせても途中結果は分からない。
プロミスでは原則在籍確認はないが、審査中に必要であれば利用者の意思を確認の上で行われることもある。
連絡はすぐに取れるようにしよう。
また、通知メールが迷惑メールフォルダに入ってしまうケースもある。
念のためよくチェックし、数時間経っても連絡がなければプロミスに問い合わせてみよう。
契約・借入
契約手続きはWebもしくは自動契約機で行う。
カードレスを選択した方はWebでどこでも手続きでき、周囲に知られる心配もない。
ローンカード発行の際は、自動契約機での手続きが有効だ。
自動契約機ならオペレーターと会話しながら契約を進められるため、初めての方も安心である。
手続きが完了したらすぐに借入可能となる。
契約時に決定された利用可能額の範囲内であれば繰り返し借入でき、便利に活用できる。
プロミスの利用を始めるためには、審査に向けた事前準備が重要である。
申込を行う前に以下の記事も参考にしてほしい。
プロミスのカードローンの審査に関する詳しい解説はこちらから。
プロミス審査の申込方法
プロミスと契約するために最も重要な工程が申込である。
もし申込に不備があれば審査結果を大きく左右する可能性があるからだ。
カードローンの申込方法は金融機関によって異なるが、プロミスでは3つの方法が用意されている。
自分にとってどの申込方法が使いやすいか考えてみよう。
Webからの申込
利用者の多くが選択しているのが、24時間取引可能なWeb申込だ。
プロミスでは申込・借入・返済まで全てWebで完結でき、郵送物もなく利用できる。
さらに、申込・本人確認のために来店する手間がなく、最短即日で融資を受けられる点も魅力的だ。
もちろん、カードレスで利用できる手軽さも便利である。
Web申込には公式サイトもしくはアプリを使用する。
必要事項を入力し、本人確認書類をWebアップロードで提出すれば申込完了だ。
自動契約機からの申込
自動契約機から申込を行う場合は、必要書類を全て持参する必要がある。
基本的に審査終了まで待機が必要になるため、時間の余裕がある時に行おう。
案内画面に従い、タッチパネルを操作して申込を行っていく。
本人確認書類は、備付のスキャナーを使って読み取ることで提出となる。
審査に通過したら再度タッチパネルで契約手続きを行い、ローンカードを受け取れば借入が可能になる。
併設されている専用ATMからすぐに借入できるのは助かる。
電話での申込
スマホ・タッチパネルの操作が不安で、会話しながら申込をしたい方は電話申込がおすすめだ。
プロミスコールか、女性専用ダイヤルのレディースコールを利用できる。
- プロミスコール
- 0120‐24‐0365
- レディースコール
- 0120‐86‐2634
オペレーターの指示に従い、審査に必要な名前・生年月日などの情報を回答していく。
その場で結果は出ないが、審査後すぐに連絡を受けられる。
契約方法は来店・郵送を選択できる。郵送の場合はプロミス側から郵送されるローンカード・契約書類を受け取り、契約書類を記入・返送して契約完了となる。
どの申込方法を利用するにしても、平日は仕事で忙しく、土日に申込・審査を受けたい方もいる。
その場合はぜひ以下の記事を役立ててほしい。
プロミスカードローンの土日審査に関する詳しい解説はこちらから。
プロミスカードローンの借り方は?
プロミスカードローンの借入方法は、以下に挙げる5つの方法から自由に選択できる。
自分の生活スタイルに合わせて利用しやすい方法を選ぼう。
- インターネット振込
- スマホATM
- コンビニ・提携ATM
- プロミスATM
- プロミスコール
インターネット振込は原則24時間365日利用でき、土日祝日問わず振込手数料が無料で借入可能となる。
最短10秒程度で指定口座に振込されるのも便利である。
スマホATMは、セブン銀行・ローソン銀行ATMで利用できる。
ローンカード不要で、アプリにてATM画面に表示されるQRコードを読み取る方法だ。
コンビニ・提携ATMで利用できるのは、主に三井住友銀行・セブン銀行・ローソン銀行・E-net・ゆうちょ銀行だ。対応先が多いため、好きなタイミングで借入しやすい。
プロミスATM・プロミスコールを利用するメリットには、手数料がかからないことがある。
振込先口座を登録していなくても、プロミスコールなら口座指定ができる。
さまざまなカードローンがある中でも、これほど借入方法が充実している金融会社は少ない。
思い立った時にすぐ借入できる利便性の高さが魅力だ。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスの審査にかかる時間は?
カードローンは申込と同時に借入できるわけではない。
審査でさまざまな情報が精査されるため、どの金融機関でもある程度の時間が必要になる。
消費者金融では審査時間が短いケースが多いが、プロミスはどうか。
プロミスの審査時間・対応時間について解説しよう。
審査時間は最短で20分
プロミスは事前審査の回答を迅速に受けられる。
その後の本審査もWeb申込なら最短20分と、業界トップクラスのスピードで結果が分かる。
他の申込方法を用いるとしても、およそ1時間程度で審査結果を得られる。
平日の午前中なら、さらに審査時間が短縮できる可能性がある。
年中無休であり、土日祝日でも変わらないサービスが受けられるのも利点だ。
平日は忙しく申込できない方でも週末に気兼ねなく契約・借入ができる。
審査の対応時間は9~21時
プロミス審査の対応時間は平日・休日ともに9〜21時となっている。
Web申込は24時間受付可能だが、審査は人が行うため営業時間内でなければ対応できない。
営業時間終了間際もしくは夜間に申込をした場合、審査は翌日に行われる。
また大型連休前は申込が混み合い、審査が遅れることもあるため要注意だ。
自動契約機・プロミスコールを用いた申込の受付も、この営業時間内のみとなる。
即日融資を希望する方は、なるべく平日の午前中に申込しよう。
審査にかかる時間についてよく把握しておくなら、結果が出るまでの時間も焦らなくて済む。
以下の記事も参考にして審査に備えてほしい。
プロミスカードローンの審査時間に関する詳しい解説はこちらから。
プロミスの審査に通過するポイント
プロミスの審査に通過するためには、申込前に信用情報を照会して事故記録が残っていないか確認することが重要となる。
記録がある場合は消えてから申込しよう。
また、就職・転職したばかりで勤続年数が短い方は審査が不利になりやすい。
少なくとも半年〜1年以上は勤務実績を積み上げてから申込をしてほしい。
申込を行う際は、記入・入力ミスによる誤字・脱字がないよう注意が必要である。
故意でなくとも事実と違う内容で申込すると虚偽と見なされる恐れがあるのだ。
さらに、借入が急を要する場合も複数社への同時申込は避けるべきである。
スピーディーに審査結果が出るため、プロミスのみの申込に集中するのがベストだ。
なお、プロミスでは電話での在籍確認は原則ないが、在籍確認自体は行われる。
確実に確認が取れるように、以下の記事もチェックしてほしい。
プロミスカードローンの審査での在籍確認についての詳しい解説はこちら。
プロミスのカードローン利用が向いている方
カードローンは消費者金融・銀行など多くの金融機関で取り扱われている。
一口に消費者金融といっても多岐にわたり、それぞれの特色があって迷う。
その中でプロミスのカードローン利用に向いているのはどのような人なのか、5つの特徴を取り上げる。
自分に当てはまるかどうか検討してみてほしい。
金利を抑えたい方
プロミスの金利は市場金利の変動に左右される変動金利で、年利4.5%〜17.8%である。
初めて利用する場合は上限の17.8%が適用される傾向が強い。
消費者金融カードローンの上限は18.0%に設定されているケースが多く、プロミスなら若干金利を抑えられるといえる。
下に消費者金融毎の比較表を作成したので、確認してほしい。
消費者金融 | 上限金利 |
プロミス | 年17.8% |
レイク | 年18.0% |
アコム | 年18.0% |
アイフル | 年18.0% |
SMBCモビット | 年18.0% |
金利が抑えられると、毎月の借入額にかかる利息を減らせる。
できる限り返済負担を減らしたい方には、プロミスの利用がおすすめだ。
無利息期間のあるカードローンをお探しの方
カードローンの中には、無利息期間のサービスを設けているものがある。
プロミスもその1つで、初回借入の翌日から30日間は無利息で利用可能となる。
これは、完済前に追加借入するとしても利用可能額の範囲内であれば適用される。
そのため、急に出費がかさんでも必要以上の返済負担が生まれない。
さらに、期間内であれば何度再借入しても無利息で利用できる点も重宝する。
無利息期間を利用したいならぜひプロミスを選択しよう。
Vポイントを貯めたい方
プロミスでは2022年2月より、「Vポイント」が貯まるサービスを開始した。
Vポイントとは、三井住友カード株式会社が提供するSMBCグループ共通ポイントのことだ。
プロミスアプリから会員サービスにログインすると、10ポイント獲得可能だ。
また、毎月の返済では、利息200円ごとに1ポイントが獲得できる。
さらに新規契約の場合は最大1,000ポイントが付与される。
Vポイント利用者または利用を検討している方は、プロミスを利用して賢くポイントを貯めよう。
手数料無料のカードローンをお探しの方
借入・返済の手数料は負担になりやすい。
プロミスの借入では、インターネット・三井住友銀行ATM・プロミスATM・プロミスコールが手数料無料だ。
返済の場合は、これらに加えて口座振替も手数料なしで利用できる。
あらかじめ指定の銀行口座に入金しておけば、返済日に自動引落されるのも助かる。
手数料無料で借入・返済したい方はプロミスがよい。
ただし、インターネット返済で利用できないネットバンキングもあるため事前に確認しよう。
キャンペーンがあるカードローンを利用したい方
新規契約時のVポイント付与サービスをはじめ、プロミスではVポイント・BUYMAポイントなどが付与される多彩なキャンペーンが実施されている。
なお、Vポイント・BUYMAポイントは1ポイント=1円で買い物に利用できる。
新規契約・利用限度額の増額を付与条件としているキャンペーンが多いようだ。
今後もさらにキャンペーン内容が充実していく可能性がある。
借入以外にもキャンペーンでお得な利用をしたい方はプロミスを選んでおきたい。
プロミスのカードローン利用が向いていない方とは?
プロミスのカードローン利用に向いていないのは、高額な融資を受けたい方だ。
プロミスの利用限度額は500万円で、審査結果に応じて個別に融資額が決定する。
消費者金融 | 利用限度額 |
プロミス | 500万円 |
レイク | 500万円 |
アコム | 800万円 |
アイフル | 800万円 |
SMBCモビット | 800万円 |
上の表から分かる通り、500万円以上の利用限度額を設けている消費者金融は多い。
高額融資を受けたいのであれば、他の金融機関を検討しよう。
また、プロミスで借入すると自身で返済計画を立てる必要がある。
計画を立てるのが苦手、あるいは定期的に返済する自信がない方は向いていない。
さらに、申込条件の年齢・収入も重要になる。
高校生・専業主婦・年金収入のみの方は申込対象から除外されることを覚えておこう。
プロミスのカードローンの注意点
ここまで、プロミスの魅力について多く紹介してきた。
とはいえ、お金を借りることにはリスクが伴うため、当然プロミスを利用する際にも注意点がある。
以下の2つの注意点を考慮して、本当にプロミスを利用するのが自分に適しているのかどうかじっくり検討してみよう。
少額での長期利用に向いていない
プロミスは消費者金融の中では比較的金利が低いと説明した。
ただ、下限金利の4.5%が適用されるのは、概ね限度額に近い金額を借入している利用者になる。
少額で借入していると、毎回上限金利の17.8%がかかる。
これを長期間続けていると、期日通りに返済していても利息が増えて返済額がかさんでしまう。
少額で短期利用するのであればプロミスの無利息期間が役立つ。
ただ、長期利用を予定している場合は上限金利がより低いカードローンを選ぼう。
総量規制の対象となる
消費者金融では貸金業法の「総量規制」が適用される。
総量規制とは、貸金業者が利用者の年収3分の1を超える貸付を制限するものだ。
これは借入総額で判断される。
そのため、他社からの借入がある状態でプロミスの審査を受けると総量規制に抵触する可能性があり、通過できないことがある。
申込する前に、現在の借入額にプロミスでの借入希望額を合わせた総額を年収と比較してみてほしい。
総量規制に抵触しそうなら、借入希望額を調整しよう。
プロミスの審査に通らない場合の対処法とは?
プロミスの審査を受けても、必ず通るとは限らない。
もし落ちてしまったら、その後再申込をすることは可能である。
しかし、審査に落ちたのは、プロミスが設けている審査の基準を満たしていなかったことを意味する。
そのため、再申込をする前に何が問題だったのか考えよう。
たとえば、借入希望額が総量規制に抵触していた、もしくは信用情報に問題があった可能性が考えられる。
また、複数社へ同時申込しているかもしれない。
審査落ちの原因は開示されないが、考えられる原因は多々ある。
自分の現状を具体的に振り返り、問題になった点を見つけたら再申込までに改善しよう。
そして再度申込をする場合は、半年以上経ってからがよい。
半年間は前回の申込記録が信用情報に残っており、審査に影響を与えるからだ。時間を置いてチャレンジしてほしい。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
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審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |