カードローンは、日常生活で急に出費が必要な時に助けてくれるものだ。
そして、急な出費に対応するためには、どのタイミングで振込が行われるのかについて理解することが重要である。
三井住友銀行(SMBC)カードローンは、その安心感や利便性から多くの人に選ばれている商品だ。
振込がいつ行われるのか、知りたい人もいるだろう。
そこでこの記事では、三井住友銀行カードローンの振込時間に関する情報を詳しく解説する。
賢くカードローンを利用できる助けとなれば幸いだ。
三井住友銀行カードローンの振込時間はどのくらい?
急な出費への対応をするためにカードローンで借入を行う場合、振込がいつされるのかという点は気になるであろう。
基本的には、三井住友銀行カードローンの振込は24時間即時入金であるため、急に資金が必要な時でも対応可能だ。
しかし、曜日や振込先によっては即時入金されないこともある。
そのため、ここでは三井住友銀行カードローンの振込時間についてより詳しく解説を行う。
三井住友銀行(SMBC)あての平日・土曜日利用は24時間即時入金
SMBCカードローンは、平日や土曜日の三井住友銀行あての振込に関しては、24時間いつでも即時入金が可能だ。
これは、すぐに資金を借りたい場合において非常に便利なサービスといえる。
三井住友銀行(SMBC)あての日曜日利用は23:00まで即時入金
日曜日に三井住友銀行あてに振込を行う場合、即時入金は23:00までとなっている。
23:00以降は翌日の取り扱いになる可能性があるため、時間に注意が必要だ。
他行宛の場合振込金融機関によって異なる
他行宛の振込の場合、振込先の金融機関によって入金のタイミングが異なる点には注意が必要だ。
即時入金が可能な場合もあれば、翌営業日など時間がかかるケースもある。
そのため、急いでいる場合は振込先の金融機関での入金のタイミングがいつになるのか確認が必要だろう。
三井住友銀行カードローンの利用条件
三井住友銀行(SMBC)カードローンを利用するためには、三井住友銀行(SMBC)が定める条件をクリアしておく必要がある。
結論を先にいえば、三井住友銀行(SMBC)が定める条件は以下の通りである。
- 満20歳以上69歳以下である
- 安定した収入があること
- 保証会社の保証を受けられること
- 事業性資金でないこと
- 本人による申込であること
ここではこれら5つの三井住友銀行(SMBC)カードローンの利用条件について詳しく解説を行う。
満20歳以上69歳以下である
三井住友銀行(SMBC)では、カードローンの利用者は、申込時に満20歳以上69歳以下であることが定められている。
未成年は単独で契約などの法律行為を行うことはできない。
そのため、どのカードローンでも原則として成人でなければ契約できない条件が設定されている。
民法の改正によって成人年齢が18歳にまで引き下げられたものの、三井住友銀行(SMBC)では下限年齢を変更せず、満20歳からカードローンの利用が可能となっている。
原則安定した収入がある
申込者は、原則として安定した収入が必要となる。
カードローンの利用者が借りた資金を返済しなければ、カードローン各社は利益を出せない。
そのため、返済能力のある申込者にカードローンのサービスを提供するために、安定した収入が求められるのである。
この安定した収入が求められるのは、自営業やフリーランスで働く個人事業主も例外ではない。
一般的に、給与収入がある会社員よりも個人事業主は収入の安定性が低く、返済能力も低いと判断されやすい。
そのため、個人事業主は会社員よりもカードローンの審査に通過しにくいとされている。
保証会社の保証を受けられる
SMBCカードローンの利用には、指定された保証会社(例えばSMBCコンシューマーファイナンス)の保証を受けることが条件となる。
この保証会社は、主に審査業務と代位弁済業務という2つの業務を担っている会社である。
審査業務は、カードローンの申込者の他の金融機関からの借入残高などを確認し、返済能力を審査する業務である。
そのため、他の金融機関からの借入残高が多かったり、返済が滞った過去が合ったりする場合には保証会社の保証を受けにくくなる。
また、代位弁済業務とは、カードローンの利用者の返済が難しくなった場合に、利用者の代わりに返済を行う業務を指す。
つまり、保証会社の保証を受けることで、三井住友銀行(SMBC)は貸倒れリスクを抑えられるのである。
このように、三井住友銀行(SMBC)カードローンを利用するためには保証会社の保証を受けられ、カードローンの返済を行えると判断される必要がある。
事業性資金ではない
事業性資金ではないこともカードローンの利用条件の1つだ。
三井住友銀行(SMBC)のカードローンは個人向けであるため、急な出費・娯楽費・子どもの教育費など、プライベートな資金不足の際に利用可能である。
もちろん、個人事業主やフリーランスもカードローンの利用は可能だが、ビジネス用途では使えないことには注意が必要だろう。
もし個人事業主で事業性資金が必要となった場合には、個人事業主向けのカードローンの利用を検討するのがおすすめだ。
本人による申込である
最後の条件は、本人による申込であることだ。
他人が簡単に申込ができてしまうと犯罪に利用される可能性がある。
また、本人になりすましてカードローンの審査結果を聞くことで個人情報が流出してしまう可能性もある。
こうした問題を回避するためにも、三井住友銀行(SMBC)のカードローンでは本人による申込が必要となっている。
三井住友銀行カードローンの振込による借入の特徴は?
三井住友銀行(SMBC)のカードローンで借入を行う特徴として以下の2点を挙げられるだろう。
- 三井住友銀行(SMBC)の口座を持っていなくても借入ができる
- 手数料無料
この2つのポイントについて詳しく解説を行う。
三井住友銀行(SMBC)の口座を持っていなくても振込による借入ができる
SMBCカードローンの特徴の1つは、三井住友銀行(SMBC)の口座を持っていない利用者でも、振込による借入が可能であることだ。
これにより、他の銀行の口座を利用しているユーザーも、容易にSMBCカードローンを利用することが可能だ。
ただし、三井住友銀行(SMBC)の口座を持っていない場合には、ローン専用カードの作成やキャッシュレスでの利用を選択する必要がある。
特にローン専用カードを選んだ場合には、カードが手元に届くまで利用開始ができないため、急な資金ニーズに対応できない可能性がある。
それに対して、キャッシュレスであればSMBCダイレクトの利用を通じて借入が可能である。
そのため、すぐに借入を行いたい場合には、キャッシュレスを選ぶのがよいだろう。
手数料無料
三井住友銀行(SMBC)カードローンのもう1つの特徴は、手数料無料の場合があることだ。
三井住友銀行(SMBC)カードローンで借入を行う場合、以下のATMではATM利用手数料・時間外手数料が無料となる。
- 三井住友銀行(SMBC)ATM
- イーネットATM
- ローソン銀行ATM
- セブン銀行ATM
これら以外のATMでの借入を行う場合には、各金融機関が定める利用手数料・時間外手数料が必要となる。
三井住友銀行カードローンの借入方法
三井住友銀行(SMBC)カードローンを利用する際には主に以下の2つの申込方法がある。
- SMBCダイレクトからの申込
- 電話での申込
ここではそれぞれの申込から借入までの流れの解説を行う。
SMBCダイレクトから申込む
インターネットバンキングであるSMBCダイレクトを通じてカードローンへの申込が可能だ。
SMBCダイレクトでカードローンを申込む場合の手順は以下の通りである。
- STEP1
- カードローンの申込
- STEP2
- オンライン本人確認
- STEP3
- 審査結果の連絡
- STEP4
- SMBCダイレクトの「借入(指定口座へ振込)」より借入
STEP1では、SMBCダイレクトのページから申込画面へ進み、必要事項の入力を行う。
その後、STEP2では運転免許証の提出や本人画像の撮影をWeb上で行う。
STEP3では、三井住友銀行(SMBC)から電話やメールで審査結果が通知される。
審査の結果、借入が認められれば、最後のSTEPとしてSMBCダイレクトの「借入(指定口座へ振込)」から借入が可能となる。
このとき、振込が可能な口座は申込時に登録をした本人名義の口座のみに限られる点には注意が必要だ。
電話で申込む
三井住友銀行(SMBC)カードローンには、電話で申込もできる。
電話で申込を行う場合の手順は以下の通りである。
- STEP1
- 電話でカードローンの申込
- STEP2
- 本人確認書類の提出
- STEP3
- 審査結果の連絡
- STEP4
- キャッシュカードで利用開始
STEP1では、電話でカードローンの申込を行う。
電話に出たオペレーターが必要な項目について質問をしてくる。それに回答すれば、次の本人確認書類の提出である。
STEP2の本人確認書類の提出では、免許証・パスポート・個人番号カードなどの書類をWeb上で提出を行う。
STEP1と2で確認した情報をもとに、三井住友銀行による審査が行われるのだ。
審査が終了すると、最短で当日中に審査結果が電話で通知される。
審査の結果、借入が認められれば、キャッシュカードで銀行やコンビニのATMですぐに借入が可能となる。
三井住友銀行カードローンの振込時間に関する注意点
三井住友銀行(SMBC)カードローンでの借入では、日曜21時〜月曜7時の間に振込を行った場合には、即時入金されない点には注意が必要だ。
SMBCカードローンでは、基本的には24時間手続きが可能で、即時入金が行われる。
ただし、日曜21時〜月曜7時の間に振込を行った場合には予約扱いとなり、三井住友銀行宛・他行宛どちらの場合も入金は月曜日の9時頃までに行われることとなる。
また、月曜日が祝日の場合には、三井住友銀行宛・他行宛で入金のタイミングが以下のように異なっている。
- 三井住友銀行宛
- 月曜日から指定
- 他行宛
- 翌営業日(火曜日)から指定
このように、日曜21時〜月曜7時の間に振込を行った場合には即時入金がされない場合があり、月曜日が祝日の場合はさらに入金が火曜日以降にずれる場合がある。
そのため、月曜日の朝までに入金を済ませておきたい場合には、日曜日の21時までに振込を行うことをおすすめする。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
三井住友銀行カードローンで使えるローンカードの種類
三井住友銀行(SMBC)カードローンは、キャッシュカード・ローン専用カード・キャッシュレスの3つの方法で利用が可能だ。
ここでは、これら3つの方法について詳しく解説を行う。
キャッシュカード兼用型
三井住友銀行(SMBC)の普通預金口座を持っている場合、キャッシュカードはローンカードも兼用できる。
三井住友銀行(SMBC)カードローンでは、三井住友銀行の口座を持っている場合にはローン専用カードの発行を行っていない。
その代わりに、銀行口座から引き落としを行うためのキャッシュカードでの借入も可能となっている。
カードローン専用型
三井住友銀行(SMBC)の口座を持っていない場合には、ローン専用カードにて借入を行うことが可能だ。
このローン専用カードは以下の2つの方法で受け取れる。
- 郵送
- ローン契約期(ACM)
キャッシュレスも選択可能
三井住友銀行(SMBC)カードローンはキャッシュレスでの利用も可能だ。
三井住友銀行の口座を持っておらず、すぐに借入を行いたい場合や行動範囲内に三井住友銀行や提携コンビニATMがない場合には、キャッシュレスが推奨される。
ただし、カードが存在していないため、ATMでの借入と返済ができない点には注意が必要である。
キャッシュレスを選択した場合には、借入や返済は全てSMBCダイレクトから行うこととなる。
三井住友銀行カードローンの振込以外の借入方法
三井住友銀行(SMBC)カードローンでは振込以外にも以下の3つの方法で借入が可能だ。
- 三井住友銀行(SMBC)ATMからの借入
- 提携(コンビニ)ATMからの借入
- 自動融資での借入
これら3つの借入方法について詳しく解説を行う。
三井住友銀行(SMBC)ATMからの借入
三井住友銀行(SMBC)カードローンは、三井住友銀行(SMBC)ATMから借入を行うことが可能だ。
借入を行うには、通常のATMの操作と同様の操作を行えばよい。
銀行口座のキャッシュカードまたはローン専用カードをATMに入れて、必要な金額を入力するだけで借入が行える。
三井住友銀行(SMBC)ATMから借入を行う場合、ATMの数が限られているというデメリットはあるものの、ATM手数料や時間外手数料が無料であるというメリットがある。
提携(コンビニ)ATMからの借入
提携(コンビニ)ATMから借入を行うこともできる。
借入を行う方法は三井住友銀行(SMBC)ATMから借入を行う場合と同様である。
キャッシュカードやローン専用カードを挿入し、借入金額を入金すればよい。
イーネット・ローソン銀行・セブン銀行ATMなどの提携(コンビニ)ATMでは利用手数料・時間外手数料がかからない点が魅力だ。
ローソンやセブンイレブンは店舗数も多く、深夜でも営業しているため、利便性の高い借入方法といえるだろう。
自動融資での借入
自動融資での借入という方法もある。
この自動融資とは、三井住友銀行(SMBC)に口座を持っており、その口座をクレジットカードなどの引き落とし用口座に指定している際に可能となる借入方法である。
公共料金の支払やクレジットカードの利用代金などの引き落としができない場合に、その不足分を自動的に三井住友銀行(SMBC)カードローンが融資してくれるという仕組みだ。
例えば、クレジットカードの引き落とし額が10万円であるにもかかわらず口座には9万円しか入っていない場合には、差額の1万円を自動的に融資してくれるのである。
クレジットカードなどの返済が遅れるというリスクを避けられるという点で便利な借入方法といえるだろう。
ただし、以下の場合には自動融資の対象外となる。
- カードローンの毎月の返済
- 返済用預金口座から支払可能残高を超える預金のお引き出し
- 返済用預金口座から積立定期へ自動振替する等のご預金間のお振替
- 投信自動積立による自動引き落とし
このように自動融資での借入は、クレジットカードなどの日常的な支払に入金が間に合わない場合や、入金を忘れてしまう場合に便利なサービスといえる。
三井住友銀行カードローンの返済方法は?
三井住友銀行(SMBC)カードローンの返済方法には以下の4つの方法がある。
- ATM
- 振込
- SMBC口座間での振替
- 他行からの入金
ATMで返済する場合には、ローン専用カードとキャッシュカードで返済できる場所が異なる点には注意が必要である。
対応ATM | ローン専用カード | 普通預金キャッシュカード |
三井住友銀行ATM | ◯ | ◯ |
提携コンビニATM | ◯ | ◯ |
ゆうちょATM | ◯ | ✕ |
また、他行のネットバンキングを利用して振込を行う返済方法は振込手数料がいずれもかからないものの、システムメンテナンスの影響を受ける点には注意が必要だ。
締切直前に返済手続きを行おうとしても、メンテナンスによって入金が完了できずに、返済が遅れる可能性がある。
そのため、他行のネットバンキングを利用して振込を行う場合には、余裕を持って返済を行う必要があるだろう。
そうした返済の遅れを避けたい場合に便利な返済方法が、口座引落だ。
口座引落をしている場合には、自動的に借入残高に応じた約定返済金額を自動引落により返済に当ててくれる。
返済忘れを防ぎたい場合には、口座引落の利用がおすすめである。
より詳しくカードローンの返済方法について知りたいのなら以下の記事が参考になるだろう。
三井住友銀行カードローンの返済方法について詳しく知りたい方はこちら
三井住友銀行カードローンの利用を考えているなら
三井住友銀行(SMBC)カードローンの利用を考えているのであれば、まずは三井住友銀行(SMBC)HPで借入診断を行うことをおすすめする。
カードローンのメリットやデメリットなどを深く考えることも重要であるが、そもそもカードローンが利用できなければそれらを考える時間は無駄になってしまう。
三井住友銀行(SMBC)のHPでは、「お借り入れ10秒診断」というサービスを提供しており、年齢・税込年収・他社での借入残高を入力するだけで申込可能かを診断してくれる。
たった10秒程度で済むため、カードローンの利用を考えている場合には、まずは三井住友銀行(SMBC)のHPで利用可能かを確認するのがよいだろう。