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イオン銀行はすべてのコンビニATMで使えない?手数料と利用上の注意点を解説

この記事で解決できるお悩み
  • イオン銀行はどのコンビニATMでも利用できるのか
  • コンビニATMでイオン銀行を使う際の手数料
  • イオン銀行をコンビニATMで使う際に気を付けること

イオンは流通・小売系の企業として国内最大規模で、イオンカードやイオン銀行など、独自の金融インフラを用意してイオン利用者の経済圏を構築している。実際、イオン関連のサービスを利用している人も多いだろう。

本記事では、イオン銀行の使い勝手について、コンビニATMに焦点を絞ってまとめた。イオン銀行のキャッシュカードはすべてのコンビニで使えるわけではないため、これからイオン銀行の口座を開設しようと考えている人はぜひ参考にしてほしい。

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目次

イオン銀行はどのコンビニATMで使える?

イオン銀行はどのコンビニATMで使える? クレジットカードナビ

現在は至るところにコンビニがあり、店内に設置されているATMを利用すれば、ほぼ24時間、いつでも現金を引き出せるようになった。

ただし、コンビニATMによっては対応していないキャッシュカードがあったり、手数料が通常より優遇もしくは高かったりすることもある。

それはイオン銀行キャッシュカードでも同様だ。以下、大手コンビニ各社のATMの対応状況について解説しよう。

ミニストップに設置されたイオン銀行ATMが最も便利

ミニストップにはイオン銀行ATMが設置されている。

そもそもミニストップは、イオン株式会社におけるコンビニエンスストア事業として運営されているものだ。2023年6月時点におけるミニストップの国内店舗数は1853店で、決して多いとは言えないものの、見かけないことはない程度に出店しているイメージではないだろうか。

イオン銀行ATMは、イオン銀行に口座を持っている人であれば、24時間365日、いつでも預け入れまたは引き出し手数料が無料になる。これは最大のメリットだろう。

通常、引き出し手数料は平日の日中だけ無料となっていることが多く、時間帯によっては200〜300円ほどの手数料が発生するのが一般的だ。

なお、イオン銀行ATMは、みずほ・三菱UFJ・三井住友銀行の大手3メガバンクやゆうちょ銀行などのキャッシュカードも利用可能である。

ファミリーマートやローソン銀行ATMでも利用可能

ミニストップに設置されたイオン銀行ATMが最も便利であるが、ファミリーマートやローソンに設置されたATMでも、イオン銀行のキャッシュカードは利用可能だ。

ファミリーマートは店舗によって「イーネットATM」「ゆうちょ銀行ATM」が設置されており、ローソンは「ローソン銀行ATM」が設置されている。

それぞれ、預け入れや引き出し等が可能であるものの、手数料の低さはイオン銀行ATMに及ばない。手数料の詳細は次の章で詳しく解説しよう。

なお、ファミリーマートの国内店舗数は16,513店(2023年7月末時点)ローソンの国内店舗数は14,631店(2023年2月末時点)のようだ。

イーネットATMを設置するコンビニならイオン銀行キャッシュカードは利用可能

一部のファミリーマートに設置されている「イーネットATM」は、さまざまなコンビニに設置されている統一規格的なATMだ。

そのため、以下のコンビニにもイーネットATMが設置されており、各店舗でもイオン銀行キャッシュカードは利用できる。

  • 生活彩家
  • デイリーストアヤマザキ
  • ポプラ
  • セイコーマート

ただし、一部設置していない店舗もあるため注意が必要だ。

イオン銀行をコンビニATMで使用する際の手数料

イオン銀行をコンビニATMで使用する際の手数料 クレジットカードナビ

イオン銀行のキャッシュカードは上記のコンビニで利用できるのだが、気になるのは使用する際の手数料だろう。

ここでは、各ATMを使用するにあたって必要な手数料をまとめたから確認していこう。

スクロールできます
イオン銀行ATMローソン銀行ATMイーネットATMゆうちょ銀行ATM
利用可能時間午前3〜4時のうち
30分程度を除く24時間
原則24時間利用可能
(午前3〜4時の間で15分程度、
毎月第二土曜日の午後9時〜翌朝7時の間、
メンテナンスのため稼働停止)
原則24時間利用可能
(午前3〜5時の間で
15分程度、メンテナンスのため稼働停止)
午前0時5分から午後11時45分まで
(日付をまたぐ前後は取扱なし)
引き出し手数料土日や時間帯を
問わず無料
平日の8時45分から午後6時まで:110円

それ以外の時間帯:220円
平日の8時45分から
午後6時まで:110円

それ以外の時間帯:220円
平日の8時45分から午後6時まで、土曜日の午前9時から午後2時まで:無料

それ以外の時間帯:110円
預け入れ手数料土日や時間帯を問わず無料平日の8時45分から
午後6時まで:110円

それ以外の時間帯:220円
平日の8時45分から
午後6時まで:110円

それ以外の時間帯:220円
平日の8時45分から午後6時まで、土曜日の午前9時から午後2時まで:無料

それ以外の時間帯:110円
振込手数料イオン銀行他支店宛は無料(他行宛は132円)非対応非対応非対応

各コンビニATMの利用手数料は上記のとおりだ。

イオン銀行ATMだけでなく、ファミリーマートに設置されたゆうちょ銀行ATMであれば、平日の日中や土曜日の午前中から昼過ぎにかけて無料で引き出し・預け入れが可能である。その他のATMの場合、110円ないし220円の手数料がかかる点は覚えておこう。

なお、イオン銀行ATM以外は振込にも対応していないため、イオン銀行の使い勝手のよさが伺えるだろう。

なお、イオン銀行キャッシュカードをみずほ銀行・三菱UFJ銀行ATMで利用した場合の入出金手数料も無料である。そのため、イオン銀行ATMが近くにない場合でも、手数料をかけることなくお金を引き出せるのは、メリットを感じやすいだろう。

イオン銀行ATMならWAONへのチャージもできる

イオン銀行ATMの場合、銀行口座または現金からWAONにチャージできるのも魅力的だ。

さらに、先ほど解説したようにイオン銀行の他支店宛なら振込手数料は無料で、他行宛の振込手数料に関しても、最大で月5回まで無料になる。

「イオン銀行Myステージ」という、対象取引の利用に応じた段階的なスコア制度により、シルバーステージ以上であればイオン銀行以外の振込も無料で行えるのだ。

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イオン銀行をコンビニATMで使用する際の注意点

イオン銀行をコンビニATMで使用する際の注意点 クレジットカードナビ

イオン銀行キャッシュカードはコンビニATMにおける使い勝手のよさを十分発揮しているのだが、注意が必要な点もいくつかある。

ここでは、特に押さえておきたい3点について解説しよう。

セブンイレブンでは利用できない

イオン銀行のキャッシュカードは、セブンイレブンに設置されている「セブン銀行ATM」では一切使えない。逆に、イオン銀行ATMでは、セブン銀行のキャッシュカードが使えない点には注意が必要だ。

これは、両者が流通・小売業界における競合関係にあるからで、ライバル店のサービスを排除するという背景がある。

2023年8月末時点のセブンイレブンの国内店舗数は21,442店で、2位のファミリーマートを約5,000店以上引き離し、国内でも断トツでトップだ。

ミニストップと比べて店舗数の差は10倍以上あるため、セブンイレブンでイオン銀行ATMが使えないのは、人によってはかなりネックになるだろう。

しかし、イオン銀行は提携ATMの数が多いため、入出金手数料が無料になるATMは全国で約55,000台あるとされている。この点を踏まえると、セブンイレブンで利用できないというデメリットは十分払拭できるのではないだろうか。

1日のATM利用限度額

イオン銀行キャッシュカードをコンビニATMで利用する際、1日に引き出せる限度額は最大で200万円と決まっている。

なお、口座開設時の限度額は、引き出し・振込ともに50万円と定められているから覚えておこう。

また、ICチップ取引であれば最大200万円まで取引できるが、磁気ストライプ取引では最大100万円しか取引できない点にも注意が必要だ。

ちなみに、利用限度額の算定にあたっては「出金」「振込」「WAONの銀行チャージ額」「J-Debit」の合計になる。

利用上限を引き上げたい場合は、イオン銀行の店舗またはコールセンターを通じて申し込む必要があり、引き下げる場合はイオン銀行ATMでも対応可能だ。

キャッシングの利用について

イオン銀行で口座開設をした際、キャッシングサービスを申し込んでいれば、コンビニATMでキャッシングを利用することも可能だ。

「AEON Financial」のマークが入ったATMであればキャッシングを利用でき、イオン銀行ATMはもちろん、ゆうちょ銀行や三菱UFJ銀行などの大手銀行ATMが対応している。

イオン銀行とゆうちょ銀行のATMならキャッシングの利用手数料は無料で、1,000円単位から利用可能だ。

もちろん、返済には手数料がかかるため、この点は計画的な利用が欠かせないのは言うまでもないだろう。

イオン銀行の特徴を押さえてコンビニATMで賢く使おう

イオン銀行の特徴を押さえてコンビニATMで賢く使おう クレジットカードナビ

イオン銀行のキャッシュカードは、イオン銀行ATMが最も使い勝手がよいのはもちろんだが、各コンビニに設置されているATMでも不自由なく利用可能だ。

ただし、セブンイレブンのセブン銀行ATMでは、イオン銀行キャッシュカードは一切使えないことを覚えておこう。

それでも、イオン銀行は大手メガバンクやゆうちょ銀行ATMなどと提携しており、手数料無料で引き出し・預け入れできるため、手数料をかけずに賢く利用できる点は大きなメリットだ。

イオンで普段から買い物する人なら、イオンカード・WAON・イオン銀行キャッシュカードの3つがセットになった「イオンカードセレクト」の利用がおすすめである。

イオンでの買い物がお得になり、ポイントも効率よく貯められ、銀行を賢く使えるようになるだろう。

本記事を参考に、イオン銀行をうまく使いこなしてもらえたら幸いだ。

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