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三井住友カード プラチナプリファードには海外旅行保険は付いている?適用条件や注意点を解説

この記事で解決できるお悩み
  • 三井住友カード プラチナプリファードの海外旅行保険について知りたい
  • 保険の適用条件を確認したい
  • 海外で三井住友カード プラチナプリファードを利用するメリットが知りたい

三井住友カード プラチナプリファードには、手厚い保障内容の海外旅行傷害保険がついている。

この付帯保険の内容、そして海外でトラブルにあった場合での保険の使い方を、この記事では解説する。

保険以外にも、このカードを海外に持って行けば、さまざまなメリットが得られる。

そのため三井住友カード プラチナプリファードの海外での活用方法も紹介する。

海外へ旅行や出張を計画している人は、ぜひ参考にしてほしい。

目次

三井住友カード プラチナプリファードの海外旅行傷害保険とは

ここでは、このカードに備わっている海外旅行傷害保険の保障内容について解説する。

日本と比べて、海外では医療費が高いため、渡航する人のなかには海外旅行傷害保険に加入する人も多い。

三井住友カード プラチナプリファードの付帯保険は、海外で、どのような保障をしてくれるのだろうか?

ここでは、このカードに備わっている海外旅行傷害保険の保障内容、そしてこの保険が効果を発揮する場面を解説する。

カードに付帯する海外旅行傷害保険の内容

三井住友カード プラチナプリファードには、以下の保障内容を備えた海外旅行傷害保険がついている。

カード利用者への保障内容保険金額
傷害死亡・後遺障害の保障最高5,000万円
傷害治療費の保障300万円
疾病治療費の保障300万円
賠償責任費用の保障5,000万円
携行品損害費用の保障50万円※
救援者費用の保障500万円
※免責額3,000円(利用付帯)

この保険のなかの上記②③では、旅先でケガや病気になったときでも、治療費を保障してくれる。

また上記④では、偶然な事故で他人の身体や持ち物に損害を与え、法律上で賠償責任を負った場合に、賠償費用を保障してくれる。

自分の持ち物や他人から借りた物が、渡航中に盗難・破損・火災などで損害を受けた場合でも、上記⑤によって保障される。

さらに渡航中にケガや病気などで入院しても、家族が駆けつけてくれた場合の渡航費などは、上記⑥により保障される。

家族もカバーする保障内容

三井住友カード プラチナプリファードの付帯保険は、カード利用者(本会員)だけではなく、その家族も保障してくれる。

家族への保障内容保険金額
傷害死亡・後遺障害の保障最高1,000万円
傷害治療費の保障200万円
疾病治療費の保障200万円
賠償責任費用の保障2,000万円
携行品損害費用の保障50万円※
救援者費用の保障200万円
※免責額3,000円

ここでいう保障対象である「家族」とは、以下の範囲に限られる。

保障対象である「家族」
  • 本会員と生計をともにする19歳未満の同居の親族
  • 本会員と生計をともにする19歳未満の別居の未婚の子ども

「家族」のなかで上記以外の人も、年会費無料の家族カードを持てば、家族会員として本会員と同じ保障内容が得られる。

本会員と生計をともにする配偶者・満18歳以上の子ども(高校生を除く)・両親が、家族会員になることができる。

海外での治療費保障の必要性

海外に渡航している間にケガや病気になり、外国の医療機関に受診すると、日本と比べて、治療費は高額になる。

アメリカでは、虫垂炎の治療費に約209万円以上、アキレス腱断裂では約294万円以上かかるようだ。

またニューヨーク消防局では、救命士が同乗した救急車を呼んだ場合には、143,000円も請求される。

しかし三井住友カード プラチナプリファードの付帯保険では、海外でケガや病気になっても、治療費を保障してくれる。

海外旅行保険の手続き方法と適用条件

ここでは、実際に渡航中トラブルに見舞われた場合に、三井住友カード プラチナプリファードの付帯保険での対処法を解説する。

このカードの付帯保険では、カード会社が三井住友海上火災と提携して、手厚い保障内容と保障体制を用意している。

ただし、この付帯保険が適用外になる場合もあるので、その点についても説明する。

この付帯保険の使い方や適用条件を理解しておけば、万一のトラブルにも、慌てずに対処できるだろう。

旅先でトラブルにあった場合の手続き

実際にトラブルにあった場合の手続きについて、トラブルの内容に応じて説明する。

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トラブルの内容手続き
現地での対応帰国後の手続き
病気やケガになった場合自分で治療費を立て替えた場合には、領収書を入手する 
医療費キャッシュレスサービスを依頼する※1自己負担額が生じた場合には、保険会社で精算する
緊急アシスタンスサービスを依頼する※2
救援者依頼・賠償責任が発生するトラブルがあった場合
自分で治療費を立て替えた場合には、領収書を入手する保険会社に保険金を請求する
携行品に損害があった場合自分で治療費を立て替えた場合には、領収書を入手する
事故の場合には、事故証明など必要書類を入手する
携行品に盗難があった場合警察に連絡し、被害届を提出する
※1:医療費キャッシュレスサービス
病気やケガのために、三井住友海上火災の提携病院へ行った場合のサービス。その場で治療費を自己負担することなく治療が受けられる。医療費は保険金を使って、三井住友海上が提携病院へ直接支払う。
※2:緊急アシスタンスサービス
緊急対応の依頼をすると、保険会社が提携している海外援助サービス会社が、世界37ヵ所の現地センターでサポートしてくれる。
緊急アシスタンスサービスの内容
  • 医師・医療施設の紹介・案内
  • 医療費キャッシュレスサービス※1
  • 患者の医療施設への移送
  • 患者の本国への移送
  • 現地での医師の緊急派遣
  • 医薬品類の緊急手配
  • 通訳の紹介・手配
  • 救援者の渡航・宿泊手配
  • 遭難された場合の捜索・救助
  • 弁護士の紹介・手配

トラブル発生時の連絡先

旅先でのトラブルや帰国後の手続きには、三井住友海上のカード利用者専用窓口(VJ保険デスク)に連絡しよう。

VJ保険デスクでは、問い合わせやトラブルの対応を年中無休で受け付けてくれる。

海外からの連絡も日本語で対応してくれ、コレクトコールでの対応も可能だ。

VJ保険デスクの連絡先
  • 連絡先
    • 国内からの電話
      • 0120-658-811
    • 海外からの電話
      • 81-18-888-9225
  • 受付時間
    • 日本時間 9:15~17:00

保険金を請求する場合には、発生日より30日以内にVJ保険デスクに連絡しなければならない。

保険金を請求する場合には、トラブルの内容ごとに現地と国内それぞれで入手する書類があるので、下記リンク先を確認しよう。

注意点1:旅行費用をカードで事前に決済しておく

三井住友カード プラチナプリファードの付帯保険を利用するには、旅費などを事前にカード決済しておく必要がある。

保険金を請求する場合にも、保険会社から「カードの利用を証明する書類」の提出が求められる。

このような保険を「利用付帯保険」と呼ぶ。

一方でカード決済をしていなくても、保険が適用される「自動付帯保険」と呼ばれるものもある。

三井住友カード プラチナプリファードを持って海外に行く場合は、航空券やホテルの予約の際、このカードで決済しておこう。

注意点2:付帯保険の適用条件を理解しておく

付帯保険では、ケガによる死亡保障はあるが、渡航中の病気により亡くなった場合は保障がされない。

生命保険に加入している場合には、その保険が保障することになる。

また複数のクレジットカードを持っている場合は、万一の場合に支払われる保険金額は、各カードの保険金を合算した金額ではない。

所有しているカードのなかで最も高い保険金額を上限とし、各カードの付帯保険が、その金額を案分し保険金が支払われる。

三井住友カード プラチナプリファードを海外で利用するメリット

ここまで、このカードに備わっている海外旅行傷害保険の内容について説明してきた。

しかし三井住友カード プラチナプリファードが持つ海外での強みは、この海外旅行傷害保険だけではない。

渡航の際には、このカードを持って行くと、さまざまなサービスが受けられる。

ここでは、このカードを持って渡航した場合に、得られるさまざまな特典を紹介する。

“プリファードストア”を使ってポイント特典を得る

三井住友カード プラチナプリファードでは、カード利用額に応じて、通常Vポイントが還元率1%で得られる。

しかし、104あるプリファードストア(特約店)を利用すれば、還元率がさらに上がる。

海外に行く際に、このカードを使ってANAの航空券を購入すれば、ポイント還元率は2%になる。

さらに、Hotels.comで海外のホテルを予約すれば12%、Expediaでは15%のポイント還元が受けられる。

貯まったVポイントは「1ポイント=1円」でカードの支払いや、世界1億以上あるVisa加盟店でショッピングに利用できる。

コンビニエンスストアやファストフードなど普段使いできる国内加盟店も多いので、下記のリンク先を確認してみよう。

旅先でも相談に乗ってくれる“コンシェルジュ・サービス”

コンシェルジュ・サービスでは、自分の要望や目的を伝えれば、オペレーターが最適なプランを提案し予約代行までしてくれる。

海外でのレストラン・宿泊先・航空券の予約、さらには現地での音楽・演劇・スポーツ観戦などのチケットも入手してくれる。

例えば、ニューヨークのブロードウェイでミュージカルを見たいときには、公演中の内容を教えてくれ、チケットも手配してくれる。

また海外出張中に、急遽日本に戻る必要が生じた場合には、最も早く日本に戻れる航空券を押さえてくれる。

電話・会員専用サイト・メール・LINEからの相談に24時間365日対応してくれるので、自分の都合の良いときに連絡できる。

海外での買い物でVポイントが貯まる“外貨ショッピング利用特典”

三井住友カード プラチナプリファードを使って、海外でのショッピングをすれば、2%のプラスポイントが得られる。

海外でクレジットカードを利用する際には、多くの場合、外貨建て(現地通貨建て)で決済される。

外貨建てで決済されたカード利用額は、カード会社が日本円に換金して、カード利用者へ請求される。

その換金された日本円100円(税込)ごとに2ポイントプラスして、カード利用者にVポイントが付与される。

旅先で高額商品を購入しても心配無用な“お買物安心保険”

三井住友カード プラチナプリファードには、最大500万円まで保障してくれるショッピング保険がついている。

このカードを使って購入した商品が、破損や盗難にあっても、このカードの付帯保険が購入日から200日間保障してくれる。

この保険があれば、海外でロレックスを購入した後で破損に気づいても、修理代もしくは購入費用を保障してくれる。

カード利用者だけではなく、購入した商品をプレゼントされた人も保障対象となる。

このため海外で購入した高額商品を、大切な人にプレゼントするときにも安心だ。

海外で急に現金が必要なときには“海外キャッシュサービス”

カード決済できない店舗では、現金が必要になる場合がある。

そのとき手持ちに現金がないときには、海外キャッシュサービスを利用すれば、現地のATMで現地通貨が引き出せる。

三井住友カード プラチナプリファードの海外キャッシュサービスでは、世界150カ国以上96万台のATMで利用できる。

空港や駅、繁華街などに設置されているATMから、24時間引き出しが可能だ。

ただし、このサービスを利用する場合には、事前に「海外キャッシュサービスの利用枠の設定」をしておかなければならない。

必要書類が用意できれば、三井住友カード会員用WEBサービスVpassで簡単に設定できるので、渡航前に行っておこう。

必要書類
給与所得者・年金受給者個人事業主
下記の書類のうち1点(直近のもの)
源泉徴収票
給与の支払明細書(直近2ヵ月分)
確定申告書第一表控え(税務署の受領印があるもの)
納税通知書(年収もしくは所得金額の記載があるもの)
年金証書(年金額の記載があるもの)
年金通知書(年金額の記載があるもの)
「確定申告書B第一表(控え)」と下記の書類ののうち1点
青色申告決算書(控え1ページ目)
収支内訳書(控え1ページ目)

三井住友カード プラチナプリファードを持って海外に行こう

三井住友カード プラチナリファード
年会費(税込)33,000円
利用可能枠~500万円
基本還元率1%~10%
※プリファードストア(特約店)利用で 通常還元率+1~9%
国際ブランドVisa
申込条件満20歳以上で、本人に安定継続収入のある人
旅行傷害保険
(利用付帯)
最高5,000万円
ショッピング保険年間最大500万円まで
クレカ積立のポイント特典あり
家族カード
(年会費無料)
あり
空港ラウンジの無料利用国内34空港とアメリカ・ハワイの空港ラウンジが利用可能
コンシェルジュ・サービスあり
高級レストランなどへの優待なし
ナンバーレスデザイン選択可能
※:購入日から200日間まで保障する。ただし商品購入の際には、三井住友カード プラチナプリファードで決済しておかなければ、保険は適用されない。

この記事では、海外で効果を発揮してくれる三井住友カード プラチナプリファードの付帯保険について解説した。

このカードの付帯保険は、海外でのトラブルに対して、さまざまな保障をしてくれる。

ただし、事前に旅費などをカード決済しておかなければ、保障対象外になるので気をつけよう。

海外でこのカードを持っていれば、この付帯保険以外にも、さまざまなサービスが受けられる。

三井住友カード プラチナプリファードを持って、海外に行こう。

三井住友カード プラチナプリファードに関するQ&A

海外旅行時に三井住友カード プラチナプリファードがあると、どのような保険が適用されますか?

このカードに備わっている保険では、「海外旅行傷害保険」と「お買物安心保険」が、海外旅行の際にも適用される。

海外旅行傷害保険では、以下の保障が受けられる。

カード利用者への保障内容
傷害死亡・後遺障害の保障
傷害治療費の保障
疾病治療費の保障
賠償責任費用の保障
携行品損害費用の保障
救援者費用の保障
購入した商品が破損や盗難にあった場合の保障
※免責額3,000円(利用付帯)

海外でのカード利用時に注意すべきことは何ですか?

旅費の支払いや商品購入の際には、三井住友カード プラチナプリファードで決済しなければ、保障対象外になる。

海外で三井住友カード プラチナプリファードを利用するメリットは何ですか?

このカードを海外で利用すると、以下のメリットが得られる。

①海外旅行傷害保険
②お買物安心保険
③プリファードストア(ANA、Hotels.com、Expedia)でのポイント特典
④コンシェルジュ・サービス
⑤外貨ショッピング利用特典
⑥海外キャッシュサービス
⑦上記③⑤などで貯めたVポイントを世界1億以上のVisa加盟店でショッピングに利用

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