MENU

Oliveフレキシブルペイは学生でも作れる?申込条件や審査基準も解説

この記事で解決できるお悩み
  • 学生でもOliveフレキシブルペイを作れるのか知りたい
  • 学生特有のOliveフレキシブルペイの特典はあるのか知りたい
  • 学生がOliveフレキシブルペイを持つメリットを知りたい

三井住友カードと三井住友銀行が提供するサービス「Olive」では、アカウント開設と同時にカード1枚で4役を果たす「Oliveフレキシブルペイ」が発行される。

ただ、学生であっても作れるのか気になっている方も多いのではないだろうか。

そこで本記事では、Oliveフレキシブルペイにおける学生の申し込み可否から審査基準、学生におすすめの利用方法まで解説していく。

キャッシュレス決済を取り入れたいと考えている学生の方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてほしい。

目次

Oliveフレキシブルペイは学生でも作れる?申し込み条件とは?

Oliveフレキシブルペイは、いくつかの条件を満たすことで学生であっても作成可能だ。

ここでは、以下3点について解説していく。

  • Oliveフレキシブルペイの基本情報
  • 学生でも申し込みが可能な点
  • 学生がOliveフレキシブルペイを保有するメリット

それぞれ見ていこう。

Oliveフレキシブルペイの基本情報

Oliveフレキシブルペイとは、Oliveアカウント(三井住友銀行の口座)を開設することにより発行されるカードのことをいう。

「キャッシュカード」「クレジットカード」「デビットカード」「ポイントカード」の4役を1枚で果たす、今までにない新たな特性を持つカードだ。

また「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」の3種類の支払方法が柔軟に選択でき、それぞれ以下のとおりポイントが還元される。

クレジットモードデビットモードポイント払いモード
0.5%0.25%
※プラチナプリファードは1%

そして、Oliveフレキシブルペイには、一般・ゴールド・プラチナプリファードの3つのランクが存在する。

年会費は、一般ランクであれば永年無料、ゴールドランクであれば5,500円(税込)、プラチナプリファードランクであれば33,000円(税込)だ。

国際ブランドは「Visa」のみのラインナップで、引落口座は三井住友銀行に限定されている点が特徴である。

なお、申し込み条件としては以下の2つがある。

  • 個人であること
  • 日本国内在住であること

このカードはあくまでも「個人」の利用者を対象としているため、法人口座や屋号付き口座といった事業用口座では申し込めない。

加えて、日本国内在住であることも条件の1つとして挙げられている。

これらの条件を満たせば、申し込み可能だ。

学生でも申込みが可能な点

学生であっても、先述した申し込み条件をクリアし、さらに以下の年齢条件を満たすことで申し込み可能となる。

一般ゴールドプラチナプリファード
申し込み制限なし18歳以上
クレジットモードの利用18歳以上20歳以上

申し込みとクレジットモードの利用では年齢条件が異なる点は覚えておこう。

なお、クレジットモードが利用できない18歳未満の学生は、デビットモードおよびポイント払いモードのみの利用となるため注意してほしい。

学生がOliveフレキシブルペイを保有するメリット

学生がOliveフレキシブルペイを保有するメリットとしては、主に以下の3つが挙げられる。

学生がOliveフレキシブルペイを保有するメリット
  • 柔軟に支払方法を選択できることで、多額の現金を持ち歩かなくて良い
  • マルチナンバーレスカードであるため、防犯対策も万全
  • 指定金額を超えると通知が来るため、使いすぎを防止できる

「クレジットモード」「デビットモード」「ポイント払いモード」の3つの支払方法が柔軟に選択できることで、多額の現金を持ち歩かなくて良くなるのはメリットといえる。

支払方法は「三井住友銀行アプリ」にて変更できるため、状況に応じて使い分けよう。

また、Oliveフレキシブルペイは、口座番号やクレジット番号が記載されていない「マルチナンバーレスカード」である。

カードを見られただけでは番号はわからないため、防犯対策も万全なのだ。

さらに「三井住友銀行アプリ」もしくは「Vpassアプリ」で設定することで、1ヶ月あたりの指定金額を超えると通知が来る。

これにより使いすぎを防止できるため、親にとっても安心できるだろう。

Oliveフレキシブルペイの審査基準と通過のコツ

ここでは、以下3点について解説していく。

  • Oliveフレキシブルペイの審査内容やかかる期間
  • 審査をスムーズに通過するためには
  • 申し込みに必要な書類と手続きの流れ

Oliveフレキシブルペイの審査内容やかかる期間

Oliveフレキシブルペイの詳しい審査内容は公表されていないが、どのカードに申し込む場合でも重視されるポイントとしては「信用情報」と「属性情報」がある。

信用情報とは、クレジットカードの申し込みや分割払い契約などを結んだ場合に、その契約内容や支払状況等を客観的に記した個人の取引情報のことをいう。

例えば、携帯本体を分割払いで購入し、支払遅延を繰り返してしまったとしよう。

そうなると、事故情報として記録されてしまい、審査に悪影響が出てしまう可能性がある点には注意が必要だ。

一方で属性情報とは、家族構成や年齢、年収などのことをいう。

学生は収入がないケースがほとんどだが、収入がないからといって審査に通過できないことはないため安心してほしい。

また、Oliveフレキシブルペイが利用できるようになるまでにはおよそ3営業日かかる。

カード本体が自宅に到着するまではおよそ1週間だ。

審査の状況によってはさらに時間がかかることも予想されるため、使い始めたい時期が決まっている場合は、早めに手続きすることをおすすめする。

審査をスムーズに通過するためには

審査をスムーズに通過するためには、以下の2つを意識してほしい。

  • 一度に複数枚のクレジットカードに申し込まない
  • キャッシング利用枠を設定しない

一般的に、カードの新規申し込みがあった場合は、審査の際に申込者の信用情報を参考にする。

その信用情報に複数枚のクレジットカードへの申し込み履歴が残っていると、良い印象は持たれない。

また、キャッシング利用枠を設定しないことも重要だ。

キャッシングとは、利用枠の範囲内で現金の借り入れができるサービスをいう。

キャッシング利用枠を設定していると、お金がないのではないかと疑われてしまい、こちらも審査に影響を及ぼしてしまうケースがある。

キャッシング利用枠はカード発行後であっても設定可能であるため、最初は設定しないことがおすすめだ。

これら2点を意識することで、審査にスムーズに通過できるだろう。

申し込みに必要な書類と手続きの流れ

Oliveフレキシブルペイに申し込むにあたって必要となる書類は、申込者の年齢によって異なる。

年齢必要となる書類
〜15歳親権者の本人確認書類(1つ)
申込者の本人確認書類(2つ)
15歳(中学生を除く)〜申込者の本人確認書類(1つ)

本人確認書類とは、以下のものをさす。

  • マイナンバーカード
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 運転免許証
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

あらかじめ手元に用意しておくとスムーズに手続きを進められるだろう。

また、手続きの流れは三井住友銀行の口座を所有しているのかしていないのかで違いがある。

具体的な手続きの流れはそれぞれ以下のとおりだ。

三井住友銀行の口座を所有していない方
  1. 「三井住友銀行アプリ」を取得
  2. アプリを立ち上げ「Oliveアカウントを申し込む(口座開設)」をタップ
  3. 本人確認書類や顔写真の撮影、リアルタイムチェックなどにより本人確認を行う
  4. Oliveアカウントのランク(一般・ゴールド・プラチナプリファード)等を選択
  5. 名前や住所などの必要事項を入力
  6. SMS認証を行い、口座開設およびカードの申込み完了
  7. カード発行通知メールよりアプリにログイン
  8. 支払いモードを選び、Apple PayやGoogle Payなどのスマホ決済に登録後デビットモードの利用が開始(同時にクレジットモードの審査開始)
  9. 審査結果メールよりアプリへログイン
  10. 契約内容を確認し、支払いモードを選んだ後クレジットモードの利用が開始
  11. 約1週間後にカード本体が到着
三井住友銀行の口座を所有している方
  1. 「三井住友銀行アプリ」を取得
  2. アプリにログインし、画面中段にある「Oliveアカウントに切替」をタップ
  3. Oliveアカウントのランク(一般・ゴールド・プラチナプリファード)等を選択
  4. 名前や住所などの必要事項を入力
  5. 「フレキシブルペイをはじめる」をタップ

〜三井住友銀行の口座を所有していない方の手順8以降と同様〜

なお、SMBCデビットを持っている方は、Oliveフレキシブルペイへ申し込むと自動的に解約となるため気をつけよう。

加えて、三井住友銀行のキャッシュカード一体型クレジットカードを使っている方は、Oliveアカウントへの切替手続き前にそのカードの解約手続きが必要となる点は覚えておいてほしい。

学生におすすめのOliveフレキシブルペイの活用法

学生がOliveフレキシブルペイを最大限使いこなすために、以下2つの活用法を紹介したい。

  • 学生向けの特典「学生ポイント」
  • 日常生活での賢いカード利用方法

そして、学生がOliveフレキシブルペイを利用する際の注意点やよくある疑問についても解説していく。

学生向けの特典「学生ポイント」

Oliveフレキシブルペイでは、学生に向けた特典として「学生ポイント」が用意されている。

学生ポイントとは、対象のサブスクや携帯利用料金の支払い、QRコード決済、分割払いを利用することで、卒業予定年の12月までポイントが上乗せされる特典だ。

対象となるサービスの一例およびそれぞれ上乗せされるポイントは以下のとおりである。

対象のサービス上乗せされるポイント
Amazonプライム最大+9.5%
Y!mobile最大+1.5%
LINE Payのチャージ&ペイ最大+2.5%
分割払い手数料全額

ただ、学生ポイントを利用するにあたっては、以下2点に注意しよう。

  • ひと月あたりに上乗せされるポイントには上限がある
  • クレジットモードにて支払った場合のみ対象

ひと月あたりに上乗せされるポイントの上限は以下のとおりだ。

サブスク+携帯利用代金+QRコード決済分割払い
30,000ポイント50,000ポイント

また、学生ポイントが受け取れるのは「クレジットモードで支払った場合」に限られる。

デビットモードやポイントモードでの支払分に関しては対象とならない点には気をつけなければならない。

日常生活での賢いカード利用方法

日常生活において賢くOliveフレキシブルペイを利用するために、以下のサービスを存分に活用してほしい。

  • 対象となるコンビニ・飲食店でのタッチ決済
  • ポイントUPモール
  • ココイコ!

対象となるコンビニや飲食店などで「Visaのタッチ決済」を行うことによって、ポイント還元率は最大で7%となる。

対象となるコンビニや飲食店には、主に以下のものが含まれる。

対象店舗

セブン‐イレブン、ローソン、マクドナルド、ガスト、エクセルシオール カフェ など

ただ、ポイント還元率が7%となるのは、スマホにて「Visaのタッチ決済」を行った場合限定だ。

スマホでの決済方法として他に「iD」があるが、それは「デビットモードでの利用分」として換算されてしまうため、還元率は0.5%となってしまう。

さらに、カード本体でも「Visaのタッチ決済」は利用可能だが、還元率は5%となってしまう点は覚えておこう。

また、普段オンラインでショッピングをする学生や、対象となるコンビニ・飲食店以外の店舗でショッピングをする機会が多いという学生もいるだろう。

そのような方たちには、ぜひ「ポイントUPモール」および「ココイコ!」を有効活用してもらいたい。

まず「ポイントUPモール」とは、三井住友カード会員専用のポイントアップサイトのことをいう。

オンラインでショッピングをする際に「ポイントUPモール」を経由することで、最大で+9.5%のポイントが還元されるのだ。

具体的には、以下のような店舗が対象となっている。

店舗名称還元率
ドクターシーラボ公式オンラインショップ+9.5%
AOKI公式オンラインショップ+5%
Expedia+4%
※ホテル単体での予約の際に上記還元率が適用される

続いて「ココイコ!」とは、利用する店舗をあらかじめオンライン上で登録(エントリー)することで、実際にその店舗で決済したときにポイントが上乗せされるものだ。

具体的には、以下のような店舗がポイントアップの対象となっている。

店舗名称還元率
AOKI+1.5%
タカシマヤ+1%
ビックカメラ・ソフマップ+0.5%

「ココイコ!」の利用で受け取れる上乗せ分は、ポイントで受け取るか、利用代金の支払いへの充当(キャッシュバック)とするかを選べる。

ただ「ポイントUPモール」および「ココイコ!」では、対象店舗ごとにポイントアップの要件が異なる点には注意しなければならない。

例えば「ポイントUPモール」の表に記載ある旅行予約サイト「Expedia」において、+4%のポイントが受け取れるのは「宿泊先のみを予約したとき」に限られる。

航空券と宿泊先を同時に予約してしまったときは要件を満たさず、+4%のポイントは受けられないのだ。

確実にポイント還元を受けるためにも、利用前に要件をしっかり確認しておこう。

学生がOliveフレキシブルペイを利用する際の注意点やよくある疑問

まず、利用する際の注意点としては2つある。

  • 現在設定している支払方法を把握する
  • ゴールドランクもしくはプラチナプリファードランクに申し込んだ場合は年会費を支払わなければならない

Oliveフレキシブルペイは「三井住友銀行アプリ」にて瞬時に支払方法を変更できる。

そのため、頻繁に支払方法を変更するのであれば、現在設定している支払方法を常に把握しておくことが重要だ。

「クレジットモードにしていたはずなのにポイント払いモードになっていてポイント還元率が落ちてしまった」といったことがないように気をつけよう。

また、学生であっても、年齢要件を満たしていればゴールドランクやプラチナプリファードランクに申し込みが可能だ。

ただし、一般ランク以外でクレジットモードを利用するためには「申込者本人に安定した継続収入」があることが条件となる。

その条件を満たさなかった場合は、デビットモードおよびポイント払いモードのみの利用となるが、それぞれのランクに応じた年会費を支払わなければならない点には注意してほしい。

続いて、よくある疑問としては以下の2つが挙げられる。

  • 学生本人がOliveフレキシブルペイに申し込むことは可能なのか
  • 学生ポイントはいつまで利用できるのか

中学生を除く15歳以上の方であれば、学生本人がOliveフレキシブルペイに申し込むことは可能だ。

また、学生ポイントが利用できるのは「卒業予定年の12月まで」である。

そのため、2025年3月に卒業予定の学生は、2025年12月まで学生ポイントが利用できることとなるのだ。

まとめ

本記事では、Oliveフレキシブルペイにおける学生の申し込み可否から審査基準、学生におすすめの利用方法まで解説した。

Oliveフレキシブルペイは、申し込み条件および年齢条件を満たせば、学生であっても作成可能だ。

学生がOliveフレキシブルペイを持つことのメリットとしては、3つの支払方法から選択でき多額の現金を持ち歩かなくて良いこと、防犯対策が万全であること、使いすぎを防止する通知を受けられることが挙げられる。

特に、学生会員に向けては「学生ポイント」といった特典が用意されているだけでなく、対象となるコンビニや飲食店などでのポイント還元率が高くなるなど、多くの魅力を持ったカードだ。

キャッシュレス決済を取り入れたいと考えている学生の方には、Oliveフレキシブルペイを作ることをおすすめしたい。

Oliveフレキシブルペイ、学生に関するQ&A

学生がOliveフレキシブルペイを申し込む際に親の同意が必要ですか?

申込者が中学生以下の場合は、親が申し込む必要がある。

一方で、中学生を除く15歳以上の学生であれば、親の同意がなくとも申し込みは可能だ。

学生特典はどのようなものがありますか?

学生特典としては、以下の4つがある。

  • 対象のサブスク料金の支払いで最大+9.5%
  • 対象の携帯利用料金の支払いで最大+1.5%
  • LINE Payにおけるチャージ&ペイの利用で最大+2.5%
  • 分割払いの利用で手数料の全額がポイント還元

卒業予定年の12月まで特典が受けられるため、ぜひ活用してほしい。

Oliveフレキシブルペイはどのように申し込めますか?

Oliveフレキシブルペイは、スマートフォンアプリである「三井住友銀行アプリ」から申し込み可能だ。

必要事項の入力や本人確認書類の読み込み・撮影などを行うことで、簡単に手続きできる。

ただし、中学生以下の方は、親権者が手続きしなければならないことに加え、申し込みの経路が専用のWebページからとなる点には注意しなければならない。

  • URLをコピーしました!
目次