- ANA VISA Suicaカードのリボ払いについて知りたい
- ANA VISA Suicaカードの分割方法について知りたい
- ANA VISA Suicaカードで自分にあった支払い方法を選びたい
ANA VISA Suicaカードのクレジットカードでは、1回払いやリボ払い、分割払いなどの支払い方法を選ぶことができる。
1回払いや2回払いなど手数料が不要な支払方法もあり、どの方法がお得か判断が難しいかもしれない。
そこでこの記事では「ANA VISA Suicaカードのリボ払いについて知りたい」「ANA VISA Suicaカードの分割方法について知りたい」「自分にあった支払い方法を教えてほしい」と考えている人向けに、ANA VISA Suicaカードのリボ払いや支払方法について解説する。
ANA VISA Suicaカードのリボ払いと支払方法
ANA VISA Suicaカードのクレジットカードでは、リボ払いができる。
年会費の割引特典が適用できるため、リボ払いの仕組みについて理解しておきたい。リボ払いの基本と計算方法について解説する。
リボ払いとは?
リボ払いとは、毎月の返済額を決め、その金額の範囲内で返済していく方法である。
毎月の返済額(元金)が変動しないため、返済計画が立てやすい反面、借入金額に応じて返済回数が増えるため、金利の負担は大きくなる。
ANA VISA Suicaカードの元金定額コースでは、毎月の返済元金を5,000円、10,000円、20,000円(以降、1万円ごと)で返済額を決められる。毎月の返済額は、元金と手数料の合計額となる。
毎月の返済額=設定金額(元金)+手数料
リボ払いの計算例
実際にリボ払いの計算例で、リボ払いの金利負担を確認しよう。
ANA VISA Suicaカードの場合、利用残高に15%をかけて、日割り計算して手数料を求める。また、リボ払いの手数料は2回目の支払いから上乗せされる。
- 9月15日までに 50,000円借り入れ
- 10月10日 初回返済(10,000円)
- 11月10日 2回目返済(9月16日~10月15日分)
上記の場合の返済額はどうなるのか?
元金定額コースで1万円に設定した場合、初回の返済額は10,000円で、残高40,000円になる。2回目以降は、
- 9月16日~10月10日 25日分 元金50,000円に対する手数料
- 10月11日~10月15日 5日分 元金40,000円に対する手数料
として計算する。よって、2回目で返済する手数料は、
となる。元金定額コースは、「設定金額(元金)+手数料」を支払うので、2回目の返済額は、
となる。2回目返済後の元金は、10,000円を差し引き、30,000円となり、3回目以降も同様に計算していく。
クレジットカードの支払方法と分割払い
ANA VISA Suicaカードの支払方法には、1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払いがある。
リボ払いと分割払い以外は手数料がかからない。また分割払いは、支払回数によって実質年率が変わる。
3回 | 5回 | 6回 | 10回 | 12回 | 15回 | 18回 | 20回 | 24回 | |
実質年率 | 12.00 | 13.25 | 13.75 | 14.25 | 14.50 | 14.75 | 14.75 | 14.75 | 14.75 |
100円当たりの手数料 | 2.01 | 3.35 | 4.02 | 6.70 | 8.04 | 10.05 | 12.06 | 13.40 | 16.08 |
たとえば、5万円を5回払いで支払う場合、
- 手数料 50,000円×(3.35÷100円)=1,675円
- 支払総額 51,675円
- 毎月返済額 51,675円÷5回=10,335円
実質年率を比較すればわかるが、リボ払いより手数料は安い。
また、支払いしたあとに「あとからリボ」「あとから分割」を選択することも可能だ。利用内容や利用金額ごとに決めることができる。
さらに、リボ払いには自動的にリボ払いになる「マイ・ペイすリボ」がある。「マイ・ペイすリボ」で返済すれば、年会費割引特典を受けられるため、確認しておこう。
ANA VISA Suicaカードの年会費とリボ払いの「マイ・ペイすリボ」
ANA VISA Suicaカードの年会費は有料である。しかし、年会費の割引を受けることが可能だ。ANA VISA Suicaカードの年会費と割引制度について解説する。
ANA VISA Suicaカードの年会費は有料
ANA VISA Suicaカードは初年度の年会費は無料だが、2年目以降は年間2,200円(税込)かかる。
年会費無料のクレジットカードが多いなか、年会費有料だと気が引けるかもしれない。しかし、ANA VISA Suicaカードは、マイルとVポイントを獲得できるカードである。
カードを利用する機会があれば、年会費を払っても元がとれる。
年会費割引になる「マイ・ペイすリボ」
買い物の支払いが自動的にリボ払いになる「マイ・ペイすリボ」を選択すれば、年会費の割引が受けられる。
年会費2,200円(税込)が年間826円(税込)となる。年会費が気になる人は、「マイ・ペイすリボ」でリボ払いにしよう。
リボ払いか分割払いか
ここまで、リボ払いと分割払いの手数料について解説したが、実質年率は分割払いのほうが低い。
また2回払いやボーナス一括払いは取扱加盟店が限られている。人によっては、分割払いを選択して、年会費割引を適用しないほうがよい。
リボ払いだけじゃないANA VISA Suicaカードの利用で獲得できるポイント
ANA VISA Suicaカードでリボ払いや分割払いを選択したり、2年目以降も継続して利用したりすると、手数料や年会費がかかる。
ただ、ANA VISA Suicaカードは利用に応じてポイントやマイルを獲得できるため、お得に活用することが可能だ。
ここでは、ANA VISA Suicaカードで獲得できるポイントやマイルについて解説する。
ANA VISA Suicaカードで獲得できるポイント
ANA VISA Suicaカードでは、買い物代金200円(税込)ごとに1ポイント贈呈される。1万円なら50ポイント、5万円なら250ポイント獲得できる。
ANA VISA Suicaカードで獲得できるマイル
ANA VISA Suicaカードではフライトでマイルを獲得できる。また搭乗ボーナスマイルを獲得でき、ANA VISA Suicaカードのボーナスは10%である。
Vポイントと比べると、獲得できるマイルは多く、たとえば、東京・沖縄間のフライトなら、フライトクラスによっても異なるが、700マイル程度獲得できる。
また、ANAカードマイルプラスの加盟店の利用でマイルを獲得することもできる。加盟店での買い物を含め、飛行機をよく利用する人であれば、マイルをためやすい。
リボ払い以外のANA VISA Suicaカードの特徴
ANA VISA SuicaカードはSuicaが使えるクレジットカードである。
ここまで解説したように、初年度年会費無料で、2年目以降は2,200円(税込)で継続利用できる。
カードの利用で、Vポイントやマイルを獲得できるのがメリットだ。
また、電子マネーでは、iD、ApplePay、GooglePay、PiTaPaなどが利用でき、希望すればETCカードを追加することもできる。
ANA VISA Suicaカード 特徴
申込対象 | 満18歳以上(高校生は除く) |
国際ブランド | Visa |
家族カード 年会費 | 発行不可 |
追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード |
旅行傷害保険 (最高補償額) | 海外旅行・国内航空:1,000万円 国内旅行:無し |
ショッピング補償 | 年間100万円までの買い物 |
ANA VISA Suica カードのおすすめポイントについては下記記事も参考にしよう。
ANA VISA Suicaカードのリボ払いは手数料高め
ANA VISA Suicaカードの支払方法やリボ払いの手数料などについて解説した。1回払いやボーナス一括払いであれば手数料は不要だが、リボ払いや分割払いは手数料がかかる。
「マイ・ペイすリボ」であれば、年会費の割引を受けられるが、分割払いと比べると手数料は高めだ。カードの利用方法に合わせて選ぶとよいだろう。
カードの使い方やANA VISA Suicaカードの特徴を理解できたら、ANA VISA Suicaカードを申し込んでみよう。最短で3営業日で発行されるため、急いでいる人にもおすすめだ。