- JCB カード Wで利用できるリボ払いの種類が知りたい
- リボ払いと他の支払方法の違いが知りたい
- リボ払いを利用する際の注意点について知りたい
リボ払いとは、利用金額や回数にかかわらず、月々の支払額が一定となる支払方法のことをいう。
高額なショッピングをしても、支払額を抑えられる点がポイントだ。
「普段は1回払いを利用するけど、いざという時にはJCB カード Wでリボ払いが利用できるか知りたい」「リボ払いを利用するときはどんなことに気をつければいいの?」
このような疑問を持つ方に向けて、本記事ではJCB カード Wで利用可能なリボ払いの種類やその他の支払方法との違い、リボ払いを利用する際の注意点について解説していく。
最後まで読めば、リボ払いに関する知識を深められるはずだ。
JCB カード Wで利用できるリボ払いは3種類
![JCB カード Wで利用できるリボ払いは3種類 クレジットカードナビ](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2024/02/15131811/220662_m-1024x683.jpg)
JCB カード Wで利用できるリボ払いは以下の3種類である。
- あとからリボ払い
- スマリボ
- 「店頭で」リボ払い
それぞれ見ていこう。
あとからリボ払い
あとからリボ払いとは、利用明細が届き支払金額が確定した後にリボ払いへと変更できるサービスだ。
利用金額全てにおいてリボ払いに変更するのではなく、一部のショッピングだけをリボ払いに変更することも可能である。
例えば、急に洗濯機が壊れて10万円の洗濯機を購入したとしよう。
しかし、次回の支払日に洗濯機購入に利用した10万円も含めた全額を支払うことが難しい場合は、その洗濯機購入に利用した10万円だけをリボ払いに変更できる。
ただ、あとからリボ払いに変更できるのは、決済時に「ショッピング1回払い」もしくは「ボーナス1回払い」を選択した場合のみである点には注意してほしい。
スマリボ
スマリボとは、あらかじめ利用登録をすることで「ショッピング1回払い」で決済した分がリボ払いへと自動的に変更されるサービスをいう。
JCB カード Wでスマリボに登録するメリットとしては、主に以下の3つが挙げられる。
- Oki Dokiポイントが3倍になる
- 国内におけるショッピングガード保険が自動付帯される
- キャンペーンの応募口数が2倍になる
毎月10日の引落日において、リボ払いの利用に伴う手数料の支払いがある場合は、Oki Dokiポイントが3倍になる。これは大きなメリットといえる。
通常であれば、スマリボ登録時のOki Dokiポイントは2倍だが、JCB カード Wはもともとポイントが2倍付与されるカードである。
そのため、スマリボ登録のボーナス分として+1倍加算され、3倍になるのだ。
また、国内におけるショッピングガード保険が自動付帯されるのも嬉しい。
JCB カード Wでは、カード特典として海外でのショッピングガード保険はもともと付帯されている。
しかし、国内におけるショッピングガード保険は付帯されていない。
国内で購入した商品に損害(事故や盗難などの被害)を受けた場合の補償を準備したい場合は、スマリボに登録しておこう。
さらに、スマリボに登録すると、キャンペーンへの応募口数が2倍になるのもメリットの一つだ。
応募口数が多くなれば、それだけキャンペーンへの当選確率も上がる。
ただ、全てのキャンペーンに対して応募口数が2倍になるわけではない点には注意が必要だ。
応募口数がアップするキャンペーンにはその旨表示されているため、確認してから応募するようにしよう。
このように、スマリボには登録することによるメリットが複数存在する。
しかし、スマリボに登録するにあたって気をつけなければならないのが、登録を解除するまで自動的にリボ払いに変更され続ける点だ。
スマリボに登録することで利用代金の返済に加えて手数料も支払う必要があるため、利用の予定がない場合は登録を解除しておくことをおすすめする。
スマリボの登録解除の手続きは、MyJCBもしくは電話にて可能だ。
「店頭で」リボ払い
「店頭で」リボ払いとは、決済時にリボ払いで支払う旨を店員に伝えることで、あとから支払い方法を変更するといった手間を省けるサービスだ。
高額なショッピングをする場合など、あらかじめリボ払いをすると決めている場合は、「店頭で」リボ払いを活用しよう。
JCBカード Wのリボ払いとその他の支払方法の違い
![リボ払いとその他の支払方法の違い クレジットカードナビ](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/09/15100836/220675_m-1024x683.jpg)
JCB カード Wでは、先述の3種類のリボ払いの他にも、4つの支払方法が選択できる。
- ショッピングスキップ払い
- ボーナス1回払い
- ショッピング分割払い
- ショッピング2回払い
それぞれの支払方法の特徴は以下のとおりだ。
特徴 | 支払回数 | 手数料 | |
ショッピング スキップ払い | ショッピング1回払いで決済した分の支払いを最長6ヶ月先まで伸ばせる | 1回 | 有料 |
ボーナス 1回払い | ボーナス1回払いにて決済した分の支払いを、前年12月16日〜当年6月15日決済分は夏のボーナス時(8月10日)、7月16日〜11月15日決済分は冬のボーナス時(1月10日)に支払う | 1回 | 無料 |
ショッピング 分割払い | ショッピング1回払い、ボーナス1回払い、「店頭で」分割払いで決済した分の支払いを希望の支払回数に分割できる | 3、5、6、10、12、15、18、20、24回 | 有料 |
ショッピング 2回払い | ショッピング2回払いにて決済すると、締切日の翌月10日と翌々月10日の2回に分割される | 2回 | 無料 |
リボ払いは支払元金が一定となるだけで、支払回数は決められていない。
利用残高や毎月の支払額に応じて、返済完了までの期間が伸びていく仕組みだ。
ただ、リボ払い以外の上記の支払方法は、支払回数が指定されていることがわかる。
また、ショッピングスキップ払いとショッピング分割払いは、リボ払いと同じく元金に加え手数料の支払いが必要だ。
支払月を伸ばしたり、支払回数を増やしたりすることで手数料が高くなっていく点には注意したい。
手数料の支払いを避けたい場合は、ボーナス1回払いもしくはショッピング2回払いを利用すると良いだろう。
JCBカード Wのリボ払いを利用する際の注意点
![リボ払いを利用する際の注意点 クレジットカードナビ](https://card-column-media.adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/09/14123751/28611312_m-1024x683.jpg)
リボ払いを利用すると、高額なショッピングをした場合であっても支払金額が一定となり、無理なく返済できるというメリットがある。
一方で、リボ払いを利用する際には、以下の2点に注意してほしい。
- 手数料がかかる
- 返済方法によっては利用残高が把握しづらい
それぞれ解説していく。
手数料がかかる
リボ払いを利用すると、手数料がかかる点には注意しなければならない。
例えば、以下の前提条件に基づいて、リボ払いとボーナス1回払いでどれだけ総支払額が変わるかシミュレーションを利用して比較してみよう。
前提条件
- 2023年9月1日に10万円の時計を購入
- リボ払いの手数料率は15.00%、毎月の支払額は1万円で計算
ボーナス1回払いの場合、手数料は無料であるため総支払額は10万円となる。
一方、リボ払いの場合、手数料が6,658円かかり、総支払額は10万6,658円だ。毎月の支払元金を減らすと返済完了までの期間が延びるため、さらに手数料は上乗せされる。
このように、リボ払いを利用すると総支払額が増えることがわかる。利用する際には慎重に検討しよう。
ただ、リボ払いを利用した場合でも、手数料を抑える方法がある。
それは、まとめ払い(繰上返済)を利用する方法だ。
まとめ払い(繰上返済)とは、リボ払いなどの利用残高を早めに返済することをいう。利用方法としては、以下の3つがある。
- 支払日前に銀行やコンビニのATMより入金する
- 支払日前にカード発行会社であるJCBの口座に直接振り込む
- JCBカード会員専用サイト「MyJCB」もしくは電話にて支払金額を指定し、支払日に増額して支払う
先述のとおり、リボ払い利用時の手数料は、返済完了までの期間が長くなれば長くなるほど高くなっていく。
そのため、手元に余裕資金がある場合は積極的にまとめ払い(繰上返済)を活用して、手数料を抑えることが大切だ。
返済方法によっては利用残高が把握しづらい
返済方法によっては利用残高が把握しづらい点にも注意しよう。
リボ払いを利用した際の返済方法としては、3つのコースがある。
- 全額コース
- 定額コース
- 残高スライドコース
全額コースの場合、利用残高全額を支払うこととなるため、もちろん利用残高を把握できる。
しかし、定額コースや残高スライドコースを利用した場合はどうだろうか。
定額コースおよび残高スライドコースにおける月々の支払額は以下のとおりだ。
定額コース
利用残高にかかわらず、元金(5,000円以上1,000円単位で設定)は一定※
※手数料を含めた実際の支払額は変動する
残高スライドコース
利用残高に応じて、下表のとおり元金が変動する。元金に加え手数料の支払いも必要だ。
10万円以下 | 10万円超〜50万円 | 50万円超〜100万円 | 100万円超 | |
ゆとりコース | 5千円 | 1万円 | 1万5千円 | 2万円 |
標準コース | 1万円 | 10万円超10万円ごとに1万円加算 | 10万円超10万円ごとに1万円加算 | 10万円超10万円ごとに1万円加算 |
短期コース | 2万円 | 10万円超10万円ごとに2万円加算 | 10万円超10万円ごとに2万円加算 | 10万円超10万円ごとに2万円加算 |
リボ払いを一度利用しただけであれば、利用残高は簡単に把握できるはずだ。
しかし、リボ払いを繰り返し利用すると、利用残高は増えても毎月の支払額は大きく変動しないため、利用残高が把握しづらくなってしまう。
リボ払いを利用する際は利用残高を把握しながら、計画的に返済していくことが大切だ。
リボ払いが利用できるJCBカード Wを上手に活用しよう!
![まとめ クレジットカードナビ](https://adviser-navi.co.jp/card/column/wp-content/uploads/2023/09/03094949/alexander-grey-8a5eJ1-mmQ-unsplash-1024x683.jpg)
本記事では、JCB カード Wで利用できるリボ払いの種類とその他の支払方法との違い、リボ払いを利用する際の注意点について解説した。
リボ払いには、高額なショッピングをしても毎月の支払額が抑えられるというメリットがある一方で、手数料がかかったり、返済方法によっては利用残高が把握しづらかったりといった注意点もある。
JCBではリボ払い以外にも、分割払いやボーナス1回払いなどの様々な支払方法が用意されている。
手数料をかけずに支払回数を分割したり支払月を遅らせたりしたい場合は、ショッピング2回払いもしくはボーナス1回払いでの支払いも検討しよう。
JCB カード Wは、18歳〜39歳の若年層を限定とした、高還元率のクレジットカードである。
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