- 50代がゴールドカードを作成する時のポイントを知りたい
- 50代におすすめのハイステータスなゴールドカードを教えてほしい
- プラチナカードやブラックカードの特徴を知りたい
50代は子どもが自立して、自由に使える時間やお金が増える年代となる。
これまでコスパを重視していたが、特典やステータスに興味が移った方もいるのではないだろうか。
ただ、定年を迎えて収入が減少すると、審査通過が難しくなる恐れもある。
そのため、ゴールドカードを作成するなら50代がおすすめだ。
そこで本記事では、50代が自分に合うクレジットカードを選ぶポイントやおすすめのハイステータスなゴールドカードを紹介する。
さらに、ゴールドカード以上のステータスを誇るプラチナカードやブラックカードについても解説している。
ステータスがあるクレジットカードを求める50代の方は、ぜひ参考にしてほしい。
50代が自分に合うゴールドカードを選ぶポイント
50代が自分に合うゴールドカードを選ぶポイントは以下の通りだ。
- ステータス
- 特典やサービス
- 年会費や還元率
それぞれのポイントについて、解説しよう。
ステータス
勤続年数が長く、クレジットヒストリーを積み上げてきた50代は、ステータス性の高いゴールドカードを作成しやすい。
ハイクラスとされるゴールドカードの審査も通過しやすく、社会地位を証明できるだろう。
一般的にステータスのあるゴールドカードは、国際ブランドが発行元となっている。
例えばアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードやJCBゴールド、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードが該当する。
これらの国際ブランドが発行するゴールドカードは、ステータス性が高いと言える。
定年が近づくと審査が難しくなる恐れもあるため、ステータスを重視するのであれば、50代前半のうちに申し込んでおきたい。
特典やサービス
仕事や育児が落ち着いたタイミングで、旅行や旧友との付き合いなどを楽しみたいと考えている方も多いのではないか。
コンシェルジュサービスや優待特典の豊富なゴールドカードを作成しておくと、その際に普段よりも上質な体験を堪能できる。
特に旅行やレストラン、レジャーには充実した特典も多い。そのため、上手に活用すれば簡単に年会費以上の価値を感じられるだろう。
年会費や還元率
50代になると、定年後の暮らしを見据えている方も多いはずだ。年金暮らしになると収入は減少するため、支出の見直しも必要になる。
高額な年会費の支払いを避けたいのであれば、格安や条件達成で無料になるゴールドカードを作成しよう。
また、ポイント還元率の高さにも注目してほしい。
貯まるポイントの使い勝手が良ければ、実質的な価値は現金とそれほど変わらないからだ。
クレジットカード料金への充当や公共料金の支払いへの活用によって、自由に使えるお金が増えるだろう。
収入がこれまでより減少する年金生活に備えるためには、年会費や還元率にも注目しておくべきだ。
50代におすすめのハイステータスなゴールドカード4選
50代におすすめのハイステータスなゴールドカードは以下の通りだ。
- アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
- ダイナースクラブカード
- JCBゴールド
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
1つずつ紹介しよう。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは年会費39,600円(税込)と高額なゴールドカードとなっている。
ただ、高額な年会費に見合うだけの特典があるものと言える。
プラチナカード並みのステータス性とサービスの充実度は非常に魅力的だ。
飛行機やホテルの特典が豊富なので、旅行好きならすぐに年会費以上の価値を感じられるだろう。
特典名 | 特典内容 |
---|---|
カードラウンジ無料利用 | 空港ラウンジを同伴者1名と一緒に無料で利用できる。ドリンクやWi-Fiなどのサービスでゆったりできる。 |
ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン | 世界的なホテル、ブランドをはじめ、600を超えるホテルやリゾートが参加しご優待料金や特典を提供している。国内対象ホテルで2泊以上の予約の際に使える15,000円クーポンをプレゼントしてもらえる。 |
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン | ホテルやレンタカーなどの予約や会員限定の旅行特典を利用できるウェブサイト。予約時のカード決済で100円につき2ポイント貯まる。 |
プライオリティ・パス・メンバーシップ | 空港VIPラウンジを利用できるプライオリティ・パス・メンバーシップに年会費無料で登録可能。 |
手荷物無料宅配サービス | 海外旅行の際、出発・帰国時(自宅ー空港間)に、カード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送してもらえる。 |
海外旅行傷害保険 | 傷害死亡・後遺障害保険金最高1億円が付帯している。 |
オーバーシーズ・アシスト | レストランのご予約をはじめ、カード付帯の海外旅行傷害保険のお問い合わせ、医療機関のご紹介など緊急時の支援まで、世界中のほとんどの国から、24時間通話料無料またはコレクトコールで連絡可能。(日本語対応) |
カードラウンジを無料で利用できたり、VIPラウンジを年2回まで無料利用可能なプライオリティパスを取得できる。
これらの特典を利用すれば、フライトまでの時間を優雅に過ごせるだろう。
また、海外旅行の際は手荷物無料宅配サービスや海外旅行傷害保険、オーバーシーズ・アシストがある。
非常時に使えるサービスが多いため、安心して旅行に出かけることが出来る。
そして、カードを継続するだけで、国内高級ホテルで使える15,000円分のクーポンが配布される点も魅力的である。
ゴールドカードを活用して贅沢な旅を楽しみたい方には、おすすめの1枚となっている。
ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、年会費24,200円(税込)のハイステータスカードだ。
ほかのゴールドカードよりもグルメ特典が充実しており、子どもが独立して生活が落ち着いてきたら、夫婦で有名なレストランや料亭で食事を楽しめるだろう。
ダイナースクラブカードのグルメ特典は以下の通りだ。
グルメ特典 | 特典内容 |
---|---|
エグゼクティブ ダイニング | 対象レストランを2名以上で利用すると1名分のコース料金が無料 |
Family Table | 対象レストラン所定のお子様メニューが家族との食事で1名分無料 |
「オークラ ホテルズ & リゾーツ」特別優待 | オークラ ホテルズ & リゾーツの一部レストランで飲食代10%割引 |
「ひらまつ」からの特別優待 | 全国の主要都市(東京・札幌・名古屋・金沢・大阪・京都・福岡)で展開する「ひらまつ」のレストランで飲食代が10%割引 |
料亭プラン | 通常では予約するのが難しい高級料亭を、ダイナースクラブが代わりに予約 |
エグゼクティブ ダイニングを活用すると、夫婦の記念日や配偶者の誕生日に有名レストランのコース料理をお得に堪能できる。
1名分が無料になるので、同じ予算でもより豪華な食事を楽しめるだろう。
また、子どもの家族と一緒に食事する際は、Family Tableを利用して孫と楽しい時間を過ごすことも可能だ。
さらに、海外ラウンジを年間10回まで無料で利用できるため、海外旅行が好きな方にもおすすめである。
対象のコンビニ・飲食店などで
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JCBゴールド
JCBゴールドは年会費11,000円(税込)のゴールドカードだ。
インターネットで入会手続きを行うと、初年度の年会費は免除される。
JCBゴールドも国際ブランドであるJCBが発行しているゴールドカードなので、ステータス性が高い。
また、保険内容が充実しているため、クレジットカードで万が一に備えたい方におすすめだ。
付帯している保険は以下の通りである。
保険名 | 補償内容 |
---|---|
JCBスマートフォン保険 | 購入後24ヵ月以内のスマートフォンのディスプレイが 破損した際の修理費用を補償してもらえる |
国内旅行傷害保険 | 最高5,000万円(利用付帯) |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内・海外航空機遅延保険 | 乗継遅延費用保険金(乗継地において発生した客室料・食事代):2万円限度 出航遅延費用等保険金(出発地において発生した食事代):2万円限度 寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等):2万円限度 寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等):4万円限度 |
ショッピングガード保険 (国内/海外) | 購入した商品が壊れたり、盗まれたりした際に補償してもらえる。 年間補償限度額は500万円(1回の事故につき3,000円の自己負担額が必要) |
また、一定の条件を満たすと、JCBゴールド ザ・プレミアのインビテーションが届く。
そのため、利用実績を積み重ねてゴールドカード以上のランクのクレジットカードを作成したい方にはおすすめとなる。
なお、JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドと同じ年会費で保有できるため、コスパも優れている。
年会費は抑えたいが、ステータスの高いゴールドカードも欲しいという贅沢な人でも満足できる1枚と言えるだろう。
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※キャンペーン期間:2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは年会費11,000円(税込)のゴールドカードだ。
オンラインから申し込みをすると、初年度は年会費が無料になる。
名前とデザインの似ているアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードよりは劣るものの、高いステータスを誇る。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットは、以下の通りだ。
- 国内主要空港のラウンジが無料になる
- プライオリティ・パスを優遇年会費で作成できる
- ポイントに有効期限がない
- 星野リゾート優待がある
- 手荷物無料宅配サービスを利用できる(復路のみ無料)
- 最高5,000万円の旅行傷害保険(国内・海外)
- ショッピング安心保険が付帯している
羽田空港や関西空港のような国内主要空港のカードラウンジを無料で利用できるのが、特に嬉しい。
チェックインまで時間がある場合や搭乗ゲートを早めに通過した場合は、Wi-Fiのある環境でドリンクを飲みながらくつろげる。
また、海外の高級空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスは、優待価格で作成可能だ。
通常の年会費が469米ドルのプレステージ会員に、11,000円(税込)で登録できる。
約5万円ほど(1ドル140円で計算)お得になっているので、これだけで年会費の元を取れるほどだ。
そして、星野リゾートのリゾートホテル「リゾナーレ」に、最大35%オフの会員価格で宿泊できる特典も用意されている。
対象施設は以下の通りだ。
- リゾナーレトマム(北海道)
- リゾナーレ那須
- リゾナーレ熱海
- リゾナーレ八ヶ岳
- リゾナーレ大阪(ハイアット リージェンシー 大阪内)
- リゾナーレ小浜島(沖縄)
- リゾナーレグアム
- 星野リゾート トマム ザ・タワー
- 星野リゾート 西表島ホテル
さらに、海外旅行の際は、復路のみだが手荷物無料宅配サービスを活用できる。
空港から自宅までスーツケースを運んでくれるため、帰国後の疲れた体で重い荷物を持たなくてよくなる。
50代ならゴールドカード以上のランクもおすすめ
ゴールドカードは作成しやすくなった反面、ステータス性の低下を招いたとされる。
そこで登場してきたのが、プラチナカードやブラックカードだ。
両者にどのような違いがあるかわからない方もいるのではないだろうか。
ここでは、プラチナカードやブラックカードの特徴を説明する。
プラチナカード
プラチナカードは、ゴールドカードのワンランク上に位置するクレジットカードだ。
インビテーションが必要なケースとそうでないケースがあるが、厳しい審査基準が設けられている。
ゴールドカード以上の年会費が必要な分、豊富な特典やサービスを利用できる。
効果的に活用すれば、年会費以上の価値を感じられるだろう。
代表的なプラチナカードの年会費について以下の表でまとめたので、確認してほしい。
本会員年会費 | |
---|---|
アメリカン・エキスプレス・ プラチナ・カード | 165,000円 (税込) |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 (税込) |
JCBプラチナ | 27,500円 (税込) |
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードのようなハイステータスなゴールドカードには、一般的なプラチナカードと同等の特典が付帯している。
同等の特典を不要に感じる方には、プラチナカードは必要ないだろう。
そんな方には、年会費を抑えて保有できるゴールドカードがおすすめだ。
ブラックカード
ブラックカードは、プラチナカードのワンランク上に位置するクレジットカードだ。
最もハイステータスなカードとして知られており、手厚いサービスや特典が用意されている分、年会費も高い。
本会員年会費 (税込) | |
---|---|
JCB THE CLASS | 55,000円 |
楽天ブラックカード | 33,000円 |
ラグジュアリーカード | 220,000円 |
ブラックカードの手厚いサービスを知ってもらうために、ラグジュアリーカードのサービスを紹介しよう。
24時間365日対応可能な電話のほか、メールやチャットで対応してくれるコンシェルジュサービスが付帯している。
また、リムジンサービスやラウンジサービスなど、一般的なゴールドカードにはない豪華な特典も豊富だ。
グルメサービスも充実しており、有名レストランのコースをグレードアップできたり、2名以上の予約で1名分が無料になったりする。
さらに、一部のホテルでは、1滞在当たりの平均55,000円相当の特典を受けられる。
ザ・リッツ・カールトンやハイアット、マンダリン オリエンタル、アマンなどの名だたる名門ホテルがそうだ。
それぞれのホテルで利用できる特典一例は、以下の通りとなる。
- LC会員限定価格や優先予約
- ルームアップグレード
- 滞在中毎朝朝食無料(2名様まで)
- アーリーチェックイン、レイトチェックアウト
- ウェルカムギフトや100米ドル相当のホテルクレジット付与
日本だけではなく、世界中の3,000以上の宿泊施設が対象になっている。
各地でワンランク上のホテルステイを楽しめる。
究極のホスピタリティを体感したい人におすすめの、至高の1枚と言えるだろう。
ブラックカードはインビテーションがないと申し込めないケースが大半だ。
ただ、そもそもブラックカードを取り扱っていないカード会社もあるため、ブラックカードを希望するなら取り扱いのある会社で利用実績を積み重ねる必要がある。
50代は定年後の生活を見据えながらゴールドカードを選択しよう
子どもが独立して自由な時間とお金が増える50代は、旅行を楽しみたい方も多いだろう。
そんな旅行をワンランク上の上質なものにしてくれるのが、ハイステータスなゴールドカードだ。
50代は勤続年数が長く、クレジットヒストリーも充実しているため、審査難易度が高いクレジットカードも作成しやすい。
カードの新規発行が難しくなる定年までに、希望するゴールドカードを作成しておこう。
50代におすすめのゴールドカードは以下の通りだ。
- アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
- ダイナースクラブカード
- JCBゴールド
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
どれも国際ブランドが発行するハイステータスなゴールドカードだ。
確実に作成したい方は、定年までまだ時間のある50代前半に申し込んでみてはどうだろうか。