- ゴールドカードの審査基準や条件を知りたい
- ゴールドカードを作成するメリットを教えてほしい
- 年代ごとにおすすめのゴールドカードを知りたい
社会的地位の証明になるゴールドカードに、憧れを抱いている方も多いのではないか。
通常のクレジットカードよりも審査が厳しく、誰でも作成できるものではない。
ゴールドカードについての情報を把握しないまま申し込むと、基準を満たしておらず、何度も審査落ちしてしまう恐れがある。
そこで、本記事では最初にゴールドカードの審査基準や条件を説明する。
その後、ゴールドカードを選ぶ際に比較すべきポイントや作成メリットを解説する。
また、年代ごとにおすすめのゴールドカードを紹介しているので、ぜひ確認してほしい。
ゴールドカードの審査基準や条件を説明
まずはゴールドカードの審査基準や条件を説明しよう。
見られているポイントや審査落ちを防ぐコツを解説しているので、申し込む前にチェックしておいてほしい。
年収や勤続年数
年収や勤続年数、勤務先などの仕事に関する情報は、審査時に必ず確認される。
基本的にゴールドカードは申込条件に安定した収入を含んでおり、一定以上の年収がないと、審査突破は難しい。
ゴールドカードによっても審査難易度に違いはあるが、一般的には年収300万円以上が必要と言われている。
ただ、American ExpressやDiners Clubのような国際ブランドが発行するカードは審査基準が高く、年収が500万円を超えていないと作成が難しい可能性がある。
クレジットヒストリー
ゴールドカードの審査では、クレジットヒストリーの内容が大事である。
クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの利用履歴が記録された信用情報のことだ。
クレジットカード会社は、申込者が返済を延滞した記録はないか、どんなローンを組んでいるかなどの返済能力に関する情報を審査時に確認できる。
そのほかに登録されている情報は以下の通りだ。
- 本人識別情報
- クレジットカードの申込履歴
- ローンの契約状況
- クレジットカードやローンの支払い状況
- スマホの分割払い
延滞した履歴が残っていたり、同時期に複数枚のクレジットカードを申し込んでいたりすると、ゴールドカードの作成は難しい。
複数枚のクレジットカードが必要になる人は、手元にお金がなくて困っている可能性があると判断されるからだ。
申込履歴は6ヶ月経過すると消えるため、新規申し込みは半年で2枚程度に留めておこう。
審査が厳しいランキング上位のゴールドカードで審査落ちを防ぐコツ
審査が厳しいゴールドカードで審査落ちを防ぐコツは以下の通りだ。
- クレジットヒストリーを作る
- 作成したいゴールドカードを発行する会社のクレジットカードを使用する
- 同時期のクレジットカードの申し込みは2枚に留める
クレジットカードを定期的に使用して返済実績を積んでいると、良質なクレジットヒストリーを作れる。
返済能力の証明になるため、審査を通過しやすくなるのだ。
また、作成したいゴールドカードを発行するクレジットカード会社の一般カードを使用するのも有効だ。
コンスタントに利用していると優良顧客だと認定され、グレードの高いカードの審査でも有利に働く可能性が高い。
ゴールドカードを選ぶ際に比較すべきポイント
ゴールドカードを選ぶ際に比較すべきポイントは以下の通りだ。
- 年会費
- ポイント還元率
- 特典やサービス
それぞれ解説しよう。
年会費
まずは年会費を比較しよう。
予算以上の年会費のゴールドカードを選択すると、家計への負担が大きくて解約せざるを得なくなってしまうからだ。
参考までに主要なゴールドカードの年会費を比較してみよう。
年会費(税込) | |
---|---|
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 年間100万円以上の利用でと翌年から永年無料 |
イオンゴールドカード | 永年無料 |
エポスゴールドカード | 5,000円 年間50万円以上利用すると翌年から永年無料 インビテーションによる作成は初年度から永年無料 ゴールド・プラチナ会員の家族からの紹介で初年度から永年無料 |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 11,000円 初年度のみ無料 |
dカードゴールドカード | 11,000円 |
ダイナースクラブカード | 24,200円 |
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円 |
永年無料から30,000円以上するものまで、ゴールドカードの年会費は多種多様だ。
年会費を理由に解約することがないように、無理なく継続できる範囲に留めておこう。
定年が近い方は、将来の年金生活も見据えて選択すると安心だ。
特典やサービス
無理なく年会費を支払える範囲でゴールドカードの選択肢を絞ったら、特典やサービスをチェックしよう。
同じグレードのゴールドカードでも、種類によって特典やサービスの充実度が大きく異なるからだ。
たとえば、旅行好きな方にとって、ホテルの優待特典やプライオリティ・パスの無料登録は、非常に魅力的だろう。
また、インターネットショッピングを頻繁に利用する方には、経由するだけで還元率がアップするポイントアップモールがあるゴールドカードが適している。
必要な特典を把握し、ニーズを満たしたゴールドカードを選択しよう。
なお、特典やサービスの多さではなく、活用しやすさに重点を置いて比較すると良い。
ポイント還元率
ゴールドカードによってポイント還元率に大きな差があるので、ここも比較しておこう。
年間100万円を利用する方は、ポイント還元率が0.5%違うと、獲得ポイントに5,000ポイントの差が生まれる。
1年で見るとそれほど大きく感じないかもしれないが、20年後には100,000ポイント、40年後には200,000ポイントの差になっている。
現金と同じように使えるポイントも多いので、実質20万円損しているわけだ。
参考までに主要なゴールドカードのポイント還元率を比較してみよう。
ポイント還元率 | |
---|---|
三井住友カード ゴールド(NL) | 基本還元率:0.5% |
イオンゴールドカード | 基本還元率:0.5% イオングループ店舗:1% |
エポスゴールドカード | 基本還元率:0.5% |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 基本還元率:0.75% 海外利用:1% |
dカードゴールドカード | 基本還元率:1% |
ダイナースクラブカード | 基本還元率:0.4% |
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード | 基本還元率:0.5% |
ゴールドカードに還元率を求める方はもちろん、特典やサービスを重視する方も、絞り切ってからの選択に迷ったら、ポイント還元率を比較してほしい。
ただ、ただ、特定店舗やオンラインショップで付与倍率アップ、一定金額以上の利用でボーナスポイント付与など、ポイントアップサービスが用意されているケースもある。
基本の還元率だけではなく、実質的な還元率にも注目しよう。
上手に活用するとコスパが良い!ゴールドカードを作成するメリット
ゴールドカードは、一般カードよりも優れているポイントが多い。
ゴールドカードを作成するメリットは以下の通りだ。
- ステータスが高く店員から反応されやすい
- ポイント還元率が高い
- 利用可能枠が大きい
- 空港ラウンジを無料で使用できる
それぞれ解説しよう。
ステータスが高く店員から反応されやすい
ステータス性の高いゴールドカードを保有していると、社会的な信用につながる。
経済力や社会的な地位が認められて、審査に通過したことがわかるからだ。
そのため、店頭で使用すると、店員に反応してもらえるケースもある。
ポイント還元率が高い
ゴールドカードは、一般カードよりもポイント還元率が高い傾向にある。
イメージしやすいように、実際のクレジットカードで比較してみよう。
三井住友カード | ポイント還元率 |
---|---|
三井住友カードゴールド(NL) | 基本還元率:0.5% |
三井住友カード(NL) | 基本の還元率:0.5% |
どちらも基本の還元率は0.5%だが、ボーナスポイントの有無に違いがある。
三井住友カードゴールド(NL)のみ、年間100万円以上の利用で10,000ポイントが付与されるため、実質的な還元率には1%の差が生まれる。
エポスゴールドカードやイオンゴールドカード、dカードゴールドも、ボーナスポイントによって実質還元率のアップを狙える。
また、JCBゴールドは一般カードであるJCBカードSの2倍、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは一般カードであるセゾンパール・アメリカン・エキスプレス ・カードの1.5倍と、基本還元率が高いケースも。
ポイント還元率の高さは、ゴールドカードのメリットだと言える。
利用可能枠が大きい
ゴールドカードは一般カードよりも利用可能枠が大きく設定されており、保有するクレジットカードの枚数を減らせる。
決済を1枚にまとめることで利用明細がそのまま支出になるため、家計を管理しやすくなるだろう。
三井住友カードゴールド(NL)と三井住友カード(NL)で比較してみる。
カードの名称 | 利用可能枠 |
---|---|
三井住友カードゴールド(NL) | ~200万円 |
三井住友カード(NL) | ~100万円 |
個人の限度額を決定するのは、利用実績や年収だ。利用実績を積み上げていると、自動的に限度額が上がったり、限度額アップ審査の案内が届いたりする。
ただ、クレジットカードやゴールドカードによっては、限度額を公開していないものもあり、審査結果が届くまで限度額がわからないケースもある。
空港ラウンジを無料で使用できる
ゴールドカードを保有していると、カードラウンジと呼ばれる国内主要空港のラウンジを無料で使用できる。
空港のラウンジにはWi-Fiやソフトドリンクサービス、書籍などがあり、フライトまでの時間を快適に過ごせる。
ただ、以下の点に注意が必要だ。
- 対応していないゴールドカードもある
- 到着時は利用できないケースがある
- 年間の利用回数が限定されているカードもある
- 同伴者は有料のケースが多い
大半のゴールドカードに空港ラウンジサービスが付帯しているため、国内旅行の際は積極的に活用しよう。
ゴールドカードで使用可能な空港ラウンジを紹介
メリットの一つに挙げた空港ラウンジサービス。どの空港にあるのか知らない方も多いだろう。
カードラウンジのある国内主要空港を表にまとめているので、ぜひ確認してみてほしい。
地方 | 空港 |
---|---|
北海道 | 新千歳空港・旭川空港・函館空港 |
東北 | 青森空港・秋田空港・仙台空港 |
関東 | 成田国際空港・羽田空港 |
中部 | 新潟空港・富山空港・小松空港・富士山静岡空港・中部国際空港 |
近畿 | 関西国際空港・伊丹空港・神戸空港 |
中国 | 岡山空港・広島空港・米子空港・山口宇部空港・出雲縁結び空港 |
四国 | 徳島空港・高松空港・松山空港・高知空港 |
九州 | 福岡空港・北九州空港・佐賀空港・長崎空港・大分空港・熊本空港・宮崎空港・鹿児島空港・那覇空港 |
海外 | ダニエル・K・イノウエ国際空港(ハワイ) |
ゴールドカードによっては、入場できないカードラウンジもある。
クレジットカード会社のHPに入場可能な空港ラウンジが記載されているので、使用前にチェックしておこう。
年代別におすすめのゴールドカードを紹介
ゴールドカードにはさまざまなメリットがあることを紹介した。
年代やライフスタイルによって、重視するポイントは異なるだろう。
ここでは、各年代で多いことが予想されるライフスタイルに合わせて、おすすめのゴールドカードを紹介する。
20代におすすめのゴールドカードを紹介
20代はゴールドカードの作成が難しいと考えている方もいるが、そんなことはない。
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、20〜24歳の年間平均給与は273万円、25〜29歳の年間平均給与は389万円だった。
アルバイトも調査対象であることを考慮すると、正社員として働いている20代は基準をクリアしている方が多いだろう。
ただ、年収500万円以上が必要なハイステータスカードの発行は難しい点に注意が必要だ。
そのため、20代は審査基準が緩いゴールドカードに申し込むことをおすすめしている。
審査を通過しやすいかどうかを判断する基準は以下の通りだ。
- 年会費5,000円(税込)以下もしくは永年無料を目指せる
- 申込対象に若い世代が含まれている
- インビテーションで作成できる
どれか1つでも当てはまっていると、審査を通過しやすいゴールドカードである可能性がある。
これらの基準から判断すると、20代におすすめのゴールドカードは以下の通りだ。
年会費(税込) | 申込対象 | インビテーション | ||
---|---|---|---|---|
JCB GOLD EXTAGE | 3,300円 (※)初年度のみ無料 | 20歳以上29歳以下 | なし | |
エポスゴールドカード | 5,000円 (※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料 (※)プラチナ・ゴールド会員の家族からの紹介で初年度から永年無料 (※)インビテーションで初年度から永年無料 | 20歳以上 | あり | |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 (※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料 | 満18歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方 (高校生は除く) | なし |
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JCB GOLD EXTAGEは、20代限定で作成できるゴールドカードだ。
発行から5年が経過した更新タイミングでは、審査が行われて自動的にJCBゴールドへと切り替えられる。
JCBゴールドを作成して利用実績を積んでおくことで、ステータスカードを保有できるのだ。
エポスゴールドカードは年会費無料を目指せるため、審査を通過しやすいゴールドカードだ。
ポイントの有効期限もないため、20代からコツコツとポイントを貯めておけば、家具や家電などの大きな買い物に使用できる。
三井住友カード ゴールド(NL)も、エポスゴールドカードと同様に年会費永年無料を目指せるゴールドカードだ。
30代におすすめのゴールドカードを紹介
勤続年数が10年を超える30代になると、収入がアップしている分、20代よりもゴールドカードを作成しやすい。
そして、30代の間にゴールドカードを作成しておくと、今後も継続的に利用するため、長期間にわたってポイントを貯められたり、特典やサービスを活用できたりする。
ポイント還元率や特典やサービスを重視してゴールドカードを選びたいところだ。
そんな30代におすすめのゴールドカードは以下の通りだ。
年会費(税込) | ポイント還元率 | ||
---|---|---|---|
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 (※)年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料 | 基本還元率:0.5% | |
dカードゴールド | 11,000円 | 基本還元率:1% |
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三井住友カード ゴールド(NL)は、SBI証券で新NISA口座を開設した方におすすめのゴールドカードである。
クレジットカード積立を行うと、購入金額の1.0%が付与されるからだ。
※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になる。
※クレカ積立上限は最大10万円
30代から老後資金に向けて毎月3万円を積み立てていると、30年後には108,000ポイントになっている。
dカードゴールドは、ドコモユーザーにおすすめのゴールドカードだ。
ドコモの通信費やドコモ光の料金の支払いに使用すると、10%も還元されるからだ。
家族の通信費の支払いをまとめることで、よりお得にポイントを貯められる。
また、通信プランの支払いに使用すると、毎月187円(税込)が割り引かれる。
1人につき年間2,244円(税込)割り引かれるため、配偶者や子どもの通信費をまとめて支払っていると人数分お得になるのだ。
40代におすすめのゴールドカードを紹介
40代になると平均給与が500万円前後になるため、ハイステータスカードも視野に入れたい。
審査を通過できる可能性が高いうえに、子育てが落ち着いてくると夫婦で旅行やディナーに出かけやすくなるからだ。
ハイステータスカードはトラベル特典やグルメ特典が多く、ホテルのグレードアップが無料になったり、有名レストランを優待料金で楽しめたりと、様々な体験をお得に楽しめる。
一方で、特典やサービスではなく、還元率や年会費を重視する方もいるだろう。配偶者の有無や子どもの人数によってライフスタイルに大きな差があるため、40代はコスパと特典の豊富さの両面から、おすすめのゴールドカードを紹介しよう。
コスパを重視する40代におすすめのゴールドカード
- イオンゴールドカード
- dカードゴールド
イオンゴールドカードはイオングループを利用する機会が多い方におすすめのゴールドカードである。
イオングループ店舗で還元率が2倍になるうえに、20日と30日の「お客様感謝デー」では料金が5%オフになるからだ。
ただ、イオンカードで、年間50万円以上利用した方に届くインビテーションでしか作成できない点に注意しよう。
特典やサービスを重視する方におすすめのゴールドカード
- アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カードは、海外旅行が好きな方におすすめのゴールドカードだ。
部屋の無料グレードアップや約15,000円のホテルクレジットのプレゼントなどの特典を、海外の有名ホテルやリゾートで活用できるからだ。
また、プライオリティ・パスの無料登録が可能で、年間2回までは海外ラウンジを無料で利用できる。
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードは、日々の支払いでお得にマイルを貯めたい方におすすめである。
年会費9,900円(税込)でSAISON MILE CLUBに加入でき、1,000円(税込)ごとに10マイルを貯められるからだ。
搭乗する飛行機にもよるが、1マイルの価値は基本的に1円以上で3円を超えることもあるので、実質還元率は3%以上とも言える。
50代におすすめのゴールドカードを紹介
勤続年数が長く、クレジットヒストリーを積み上げてきた50代は、ステータス性の高いゴールドカードを作成しやすい。
ハイクラスとされるゴールドカードの審査も通過しやすく、社会的地位を証明できる。
また、仕事や子育てが落ち着くと、旅行や友人との食事などを楽しみたいと考えている方も多いだろう。
トラベル特典やグルメ特典が豊富なゴールドカードを選択すると、上質な体験を楽しめるようになる。
50代におすすめのゴールドカード
- アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
- ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカードは、グルメ特典が豊富なステータスカードだ。
レストランに関する特典やサービスをまとめているので、ぜひ確認してほしい。
グルメ特典 | 特典内容 |
---|---|
エグゼクティブ ダイニング | 対象レストランを2名以上で利用すると1名分のコース料金が無料 |
Family Table | 対象レストラン所定のお子様メニューが家族との食事で1名分無料 |
「オークラ ホテルズ & リゾーツ」特別優待 | オークラ ホテルズ & リゾーツの一部レストランで飲食代10%割引 |
「ひらまつ」からの特別優待 | 全国の主要都市(東京・札幌・名古屋・金沢・大阪・京都・福岡)で展開する「ひらまつ」のレストランで飲食代が10%割引 |
料亭プラン | 通常では予約するのが難しい高級料亭を、ダイナースクラブが代わりに予約 |
また、海外ラウンジを、年間10回までは無料で利用できる。
海外旅行へ行く機会が多い方にもおすすめだ。
対象のコンビニ・飲食店などで
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年会費無料を目指せるゴールドカード3選
年会費のかからないゴールドカードを保有したいという方は多い。
ここでは年会費永年無料を目指せるゴールドカードを紹介しよう。
年会費 | |
---|---|
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(税込) 年間100万円以上の利用でと翌年から永年無料 |
イオンゴールド カード | 永年無料 |
エポスゴールド カード | 5,000円(税込) 年間50万円以上利用すると翌年から永年無料 インビテーションによる作成は初年度から永年無料 ゴールド・プラチナ会員の家族からの紹介で初年度から永年無料 |
それぞれの特徴を解説する。
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)は、1年間に100万円以上を利用すると、翌年以降は年会費が永年無料になる。※年間100万円利用の対象取引や算定期間等の実際の適用条件などの詳細は、三井住友カードのホームページを必ずご確認ください。
利用対象期間は、加入月の11ヵ月後末までだ。
そのため、2024年1月21日に加入した場合、2024年12月31日までに100万円を利用していると年会費は永年無料になる。
ただ、合計金額の集計対象に含まれない支払いがある点に注意が必要だ。
参考までに一例を挙げておこう。
- 年会費(クレジットカード、ETCカード、PiTaPaカード)
- モバイルSuicaの定期券・特急券・グリーン券の購入
- 三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
- スマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージ
- 国民年金保険料
- 提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料
SBI証券での積立購入には特に注意してほしい。月に5万円の積立購入で年間60万円の枠を使用していると勘違いしている方もいるが、クレジットカード積立は対象外である。
集計対象外の取引を除いた金額で100万円を超えているか、必ずチェックしてほしい。
対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で、最大7%がポイントとして還元※されるのが、このカードの大きな強みだ。
対象のコンビニ・飲食店は以下の通りである。
店舗形態 | 対象店舗 |
---|---|
対象のコンビニ | セイコーマート・セブン‐イレブン・ポプラ・ミニストップ・ローソンなど |
対象の飲食店 | マクドナルド・モスバーガー・サイゼリヤ・ガスト・バーミヤン・しゃぶ葉・ジョナサン・ドトールコーヒーショップ・エクセルシオール カフェなど |
出典:三井住友カード株式会社「対象のコンビニ、飲食店で最大7%還元!」
対象のコンビニ・飲食店を利用する機会が多い方は、このカードに申し込んでみてはどうだろうか。
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※対象のコンビニ・飲食店でのスマホのVisaのタッチ決済・Mastercard®タッチ決済でポイント最大7%還元
※最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)。
※商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗あり
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿して支払い必要な場合あり
その場合、支払い分はタッチ決済分のポイント還元の対象外となる
上記、タッチ決済とならない金額の上限は、利用店舗によって異なる場合あり
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合あり
※Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済は利用不可、ポイント還元も受けられないので注意
イオンゴールドカード
イオンゴールドカードは、イオンカードを年間50万円以上利用すると届くインビテーションでのみ作成できるゴールドカードだ。
最初からゴールドカードに申し込むことはできないため、まずはイオンカードで年間50万円以上を利用しなければならない。
イオンカードの利用金額の集計開始日は、毎年一律で1月11日〜翌年1月10日だ。
発行月に設定しているカード会社が多いが、イオンカードは例外となる。
そのため、下半期にイオンカードを作成した場合は、翌年以降にゴールドカードへのインビテーションを目指すことになるだろう。
通常のイオンカードの特典として、20日と30日はイオングループでの会計が5%割り引かれるお客様感謝デー、イオングループでのポイント還元率2倍などがある。
それに加えて、空港ラウンジサービスや旅行傷害保険も付帯している。
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エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、年間利用額が100万円を超えるか心配だが、年会費無料でゴールドカードを持ちたい方におすすめだ。
年会費永年無料を目指す方法が、全部で3パターンあるからだ。
エポスゴールドカードで年会費永年無料を目指す方法
- インビテーション
- 年間50万円以上の利用
- ゴールド会員やプラチナカード会員の家族からの紹介
エポスカードを利用して期日通りに返済し続けていると、年会費永年無料で作成できるゴールドカードへのインビテーションが届く。
また、すぐにでもゴールドカードを保有したい場合は、一般カードを飛ばして申し込むことも可能だ。
初年度は年会費5,000円(税込)がかかるが、年間の利用額が50万円を超えると、翌年以降は年会費が永年無料になる。
そして、tsumiki証券でのつみたて金額、エポスカードからエポスVisaプリペイドカードへの入金分も年間利用金額の対象となる。
三井住友カード ゴールド(NL)よりも対象範囲が広く、年会費永年無料の条件を達成しやすい。
ただ、以下の取引は利用金額には合算されない点に注意が必要だ。
- エポスカードの運転免許
- すみかえ応援クレジットのお支払い
- 保証人おまかせプランROOM iD
さらに、プラチナ・ゴールド会員の家族から紹介してもらった場合も、初年度から年会費は永年無料になる。
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コンシェルジュサービスを希望する方はプラチナ以上のカードが必要
コンシェルジュサービスとは、グレードの高いクレジットカード限定の特典だ。
会員ひとり一人にパーソナライズされたアシスタントサービスが24時間・365日提供されており、航空券やホテルの予約、人気レストランの確保などを依頼できる。
ただ、コンシェルジュサービスはプラチナ会員以上の特典なので、希望する場合は以下のようなプラチナカードやブラックカードを作成しなければならない。
カード名称 | 年会費(税込) | |
---|---|---|
プラチナ カード | JCBプラチナ | 27,500円 |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 165,000円 | |
三井住友カードプラチナ | 55,000円 | |
ブラック カード | JCB THE CLASS | 55,000円 |
楽天ブラックカード | 33,000円 | |
ラグジュアリーカード | 110,000円 |
年会費は高額だが、手厚いサービスを受けられる。
コンシェルジュサービスを活用したい方は、プラチナカードやブラックカードに申し込んでみてはどうだろうか。
審査基準や選び方のポイントを把握して自分に合ったゴールドカードを作ろう
審査基準やメリット、比較すべきポイントなど、ゴールドカードに関する幅広い情報を解説してきた。
これらの要素を踏まえたうえで、年代ごとにおすすめのゴールドカードは以下の通りだ。
年代 | ゴールドカード |
---|---|
20代 | JCB GOLD EXTAGE エポスゴールドカード 三井住友カード ゴールド(NL) |
30代 | 三井住友カード ゴールド(NL) dカードゴールド |
40代 | イオンゴールドカード dカードゴールド アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード |
50代 | アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード ダイナースクラブカード |
それぞれの年会費や特典、還元率を比較しながら、自分に合ったゴールドカードを選択してほしい。