- ANA VISA Suicaカードの還元率を知りたい
- ANA VISA Suicaカードの還元率を上げる方法が知りたい
- ANA VISA Suicaカードの還元率を最大限に活かす方法が知りたい
ANA VISA Suicaカードは交通系IC一体型カードで、スムーズに電車の乗降ができるほか、ANAの利用でマイルをためることができる。
ANAのマイルと、クレジットカード会社のポイントがためられるため、還元率を確認し、どれだけお得かどうか確認したい。
そこでこの記事では、「ANA VISA Suicaカードの還元率を知りたい」「ANA VISA Suicaカードの還元率を上げる方法を教えてほしい」「ANA VISA Suicaカードの還元率を最大限に活かす方法を知りたい」と考えている人向けに、ANA VISA Suicaカードの還元率とANA VISA Suicaカードの還元率を最大限に活かす方法について解説する。
ANA VISA Suicaカードの還元率は？
ANA VISA Suicaカードの還元率についてまとめる。還元率であれば、ほかのカードと比較しやすい。ANA VISA Suicaカードの還元率の仕組みについて理解しておこう。
ANA VISA Suicaカードの基本的な還元率
ANA VISA Suicaカードは、ANAの利用でたまるマイルと買い物などでたまるVポイントがある。
日々の買い物では、200円につき1ポイント（Vポイント）をためられる。10,000円の買い物で、50ポイントを得られる計算だ。還元率にすると0.5%になる。
またANAに搭乗することで得られるフライトマイルのほか、10%のボーナスマイルも付与される。
ANA VISA Suicaカード ポイント
| 入会・継続マイル | 1,000 マイル |
| 搭乗ボーナスマイル | 10% |
| 日々の買い物 | 200円=1ポイント （Vポイント） |
| 年会費（税込） | 初年度 本会員無料 2年目以降本会員2,200円（税込） |
ANA VISA Suicaカードで還元率を上げる方法
ANAカードマイルプラスを活用し、加盟店でカード利用をすると、Vポイントのほかに、100円または200円（税込）につき1マイルがたまる。
たとえば、加盟店で10,000円の買い物をすれば、通常の50ポイント（Vポイント）に加え、100マイル（または50マイル）を受け取れる。
また自動移行サービスで２倍コースを選べば、1ポイント1マイルのところ、倍の2マイルに交換してくれる。
前述の10,000円の買い物で得られるVポイントがマイル換算で100マイルになる計算だ。
ANA VISA Suicaカード マイル換算 還元率
| 自動移行サービス ・通常コース |
| 0.5%（200円=1ポイント⇒1マイル） |
| ANAカードマイルプラス自動移行サービス ・2倍コース |
| 1.0%～2.0% ※2倍コース：200円=1ポイント⇒2マイル ※マイルプラス（加盟店のみ）：100円＝1マイル or 200円＝1マイル |
ANAカードマイルプラスの加盟店には、ANAも含まれる。そのため、ANA航空券を購入すれば、フライトマイルやボーナスマイルのほかに、100円ごとに1マイルためられる。
このほか加盟店には、セブンイレブンやマツモトキヨシ、小田急百貨店、高島屋、iTunes、紀伊国屋書店など日常でよく使う店舗も多いため、マイルをためやすい。
還元率を上げるための手数料
獲得したVポイントをマイルに交換する方法には、応募方式と自動移行方式がある。
また自動移行方式には、3倍コース、2倍コース、通常コースがあり、ANA VISA Suicaカードは2倍コースと通常コースを選択できる。交換する方法の特徴は次のとおりだ。
応募方式と自動移行方式
| 応募方式 | 自動移行方式 | |
| コース | 2倍コース・通常コース | 2倍コース・通常コース |
| 特徴 | 交換ページで対象のコースを選択する | 一度登録すれば、毎月自動的に交換される |
| 通常コース移行手数料 | 無料 | 無料 |
| 2倍コース移行手数料 | 6,600円（税込）／年 | 6,600円（税込）／年 |
| 移行所要期間 | 約1週間 | 登録までに約1～2ヶ月 |
2倍コースの場合、マイルへの変換時に倍になるものの、年間6,600円の手数料がかかる。
月間550円の手数料だ。ポイントは200円につき1ポイントであるため、月5万円の利用で250ポイントたまり、2倍変換で500マイルとなる。
毎月5～ 6万円以上の利用で、金額が大きければ大きいほど、2倍コースのメリットも大きくなる。1マイルの価値だが、ANAショッピングA-styleの場合、1マイル=1円として使える。
またマイルを特典航空券に交換する場合はより価値が高くなるため、航空券に交換する場合はよりお得に活用できる。
ANA VISA Suicaカードの還元率を最大限に活かす
ANA VISA Suicaカードの還元率について解説したが、最大限に活かせる方法も考えておくとよいだろう。
特に自動移行方式の2倍コースを利用するかどうかの判断が重要となる。
2倍コースを活用できるかどうかを見極める
前述のとおり、自動移行方式の2倍コースは、ポイントの2倍のマイルに自動で交換してもらえる。
ポイントを獲得できる機会が多く、マイルで特典航空券に交換する人は最大限に活かせるだろう。
特典航空券ではなく、ショッピングでのマイル利用でも利便性は高い。
日々の買い物で、ANAカードマイルプラスの加盟店をよく利用する人は、最大でポイント還元率1%となる。加盟店をチェックし、重点的に利用するよう心がけたい。
おもな加盟店 還元率
| 還元率1%（100円＝1ポイント） |
| 大和タクシー／ENEOS／紳士服のフタタ／ANA／ANA SKY SHOP／トヨタレンタカー／日産レンタカー／小田急百貨店／カゴメ健康直送便／成城石井／ダイエーネットショッピング／HMV＆BOOKS online／ブックオフオンライン／青山フラワーマーケットオンラインショップ |
| 還元率0.5%（200円＝1ポイント） |
| セブンイレブン／ココストア／京王百貨店／高島屋／ピザハット公式サイト／TOWER RECORDS ONLINE／Apple公式サイト／ラオックス |
なお、上記のほかに、400円ごとに1ポイントや12ヶ月で1000ポイントなど店舗によっても還元率に違いが見られる。
マイルの使い道を想定しておく
ANA VISA Suicaカードは、ANAの利用や買い物でポイント・マイルがたまるため、マイルの使い方も考えておきたい。
効率的なマイルの使い道は、特典航空券であるため、マイルがたまったら旅行に行きたい人などは2倍コースで手数料を支払っても得する可能性は高い。
マイルの使い道がなく、単にためるだけだと無駄になるかもしれない。カードの利用頻度があまり高くない場合は、通常コースでも十分だろう。
還元率以外のANA VISA Suicaカードの特徴
ANA VISA Suicaカードは、初年度の年会費無料、2年目以降は2,200円（税込）で使えるカードだ。
国際ブランドはVisaのみで、交通系ICと一体化しているカードであるため、ANAとJR東日本をよく使う人向けのカードとなっている。
ANA VISA Suicaカード 特徴
| 申込対象 | 満18歳以上（高校生は除く） |
| 国際ブランド | Visa |
| 年会費 | 初年度年会費 無料2年目以降、2,200円（税込） |
| 家族カード 年会費 | 発行不可 |
| 追加カード・ 電子マネー | iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 銀聯カード |
| 年会費割引特典 | マイ・ペイすリボ ・リボ払いで2年目以降の年会費が826円（税込）となる ※WEB明細の年会費割引は廃止（2022年10月11日以降） |
| 旅行傷害保険 （最高補償額） | 海外旅行 1,000万円 国内航空 1,000万円 国内旅行 無し |
| ショッピング補償 | 年間100万円までの買い物 ※海外での利用および国内でのリボ払い・分割払い（3回以上）の利用のみ対象 |
| お支払い方法 | 1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い |
ANA VISA Suicaカードの年会費
ANA VISA Suicaカードの年会費について、初年度は無料だが、2年目以降は2,200円（税込）かかる。ただし、年会費の負担を減らす方法がある。
一つは、リボ払いを利用することで、2年目以降の年会費割引を受ける方法だ。半額以下の年会費は826円（税込）で済む。
もう一つは、継続することで得られるマイルを加味する方法・考え方だ。カード利用を継続すれば1,000マイル贈呈されるため、これを踏まえると、年会費は実質無料となる。
ANA VISA Suicaカード 旅行傷害保険
ANA VISA Suicaカードには、旅行傷害保険が自動付帯されている。旅行回数や航空会社を問わずに適用されるため、旅行に行く機会が多い人ほど、ありがたい。
補償内容が物足りなければ、ほかの旅行傷害保険と組み合わせるとよいだろう。
旅行傷害保険の補償内容は、カードの種類によって異なる。ANA VISA Suicaカードは一般カードに該当するため、次のような補償内容となっている。
海外旅行傷害保険
| 補償内容 | 保険金額 |
| 傷害による死亡 | 1,000万円 |
| 傷害による後遺障害 | 40～1,000万円 |
| 傷害・疾病治療費用 | － |
| 賠償責任 | － |
| 携行品損害 | － |
| 救援者費用 | 100万円 （年間限度額） |
国内旅行傷害保険 航空機搭乗中・飛行機構内のみ
| 補償内容 | 保険金額 |
| 傷害による死亡 | 1,000万円 |
| 傷害による後遺障害 | 40～1,000万円 |
| 傷害入院日額 | － |
| 手術 | － |
| 傷害通院日額 | － |
国内旅行傷害保険については、航空機搭乗中・飛行機構内のみであるため、注意しよう。
ANA VISA Suica カードのおすすめポイントについては下記記事も参考にしよう。
ANA VISA Suicaカードの還元率は高め
ANA VISA Suicaカードの還元率は、基本0.5%だが、「ANAカードマイルプラス」と「自動移行サービス・2倍コース」を活用することで、還元率を上げることができる。
カードの利用頻度が高い人は、活用したいサービスだ。
ANA VISA Suicaカードの還元率について理解でき、カードの仕組みに納得できたら、この機会に、申し込んでみてはいかがだろうか。
