ANA VISA nimocaカードで自分に合った支払方法とリボ払いの計算方法を解説！

クレジットカードの支払方法にはさまざまな種類がある。一般的に、1回払いであれば手数料はかからないが、返済期間を延ばすほど手数料がかかる。

それでは、ANA VISA nimocaカードの場合はどのような仕組みになっているだろうか。

そこでこの記事では「ANA VISA nimocaカードのリボ払いについて知りたい」「ANA VISA nimocaカードの分割方法を教えてほしい」「自分にあった支払い方法を見つけたい」と考えている人向けに、ANA VISA nimocaカードのリボ払いや支払方法について解説する。

ANA VISA nimocaカードのリボ払いと支払方法

クレジットカードを利用したことがある人なら、リボ払いという言葉を聞いたことがあるだろう。

しかし、リボ払いの計算方法まで知っている人は少ないのではないだろうか。ここでは、リボ払いの基本と計算方法について解説する。

リボ払いとは？

リボ払いとは、毎月の返済額を決め、その範囲内で元金と手数料（利息）を返済していく方法だ。

分割払いと比較すると、計画的な返済がしやすい特徴がある。分割払いの場合、買い物のたびに分割回数を決めるため、毎月の返済額は流動的で、直近の返済額が負担になる可能性がある。

たとえば、1回払い、12回払い、2回払い、24回払い、1回払いと5回買い物した場合、次回の返済額は増えてしまう。

自分で管理できればよいが、難しいと感じる人もいるだろう。

リボ払いなら、毎月の返済額を決めるため、無理のない範囲で返済できる。

ただ、返済回数は増えるため、リボ払いの利用額が増えると、なかなか完済できないデメリットもある。

ANA VISA nimocaカードの元金定額コースでは、毎月の返済元金を5,000円、10,000円、20,000円（以降、1万円ごと）で返済額を決められる。毎月の返済額は、元金と手数料の合計額となる。

設定可能金額	5,000円、10,000円、20,000円（以降、1万円ごと）
毎月の返済額	設定金額（元金）＋手数料

リボ払いの計算例　返済額は10,595円

クレジットカードのリボ払いを利用するなら、リボ払いの仕組みを理解しておきたい。

ANA VISA nimocaカードの実質利率は15%だ。どのように計算するか確認していこう。

リボ払い　利用例

リボ払い　返済日と返済額

リボ払いでは、初回の返済額は元金のみで手数料はかからない。手数料がかかるのは2回目以降の返済からである。また初回返済で元金が1万円減少しているため、手数料を分けて計算する。

リボ払い　6月10日分の手数料

2回目の返済額に上乗せされる手数料は595円で、返済額は10,595円となる。3回目以降も同様の計算をする。

リボ払い　返済例

	元金	手数料
初回	10,000円
2回目	10,000円	595円
3回目	10,000円	472円
4回目	10,000円	349円
5回目	10,000円	226円
6回目	ー	102円
合計	50,000円	1,744円

クレジットカードの支払方法と分割払い

ANA VISA nimocaカードの支払方法には、1回払い、2回払い、ボーナス一括払い、リボ払い、分割払いがある。リボ払いと分割払い以外は手数料がかからない。

リボ払いと比較するために、5万円を5回払いで分割する場合の手数料（利息）を計算していく。

分割払いの場合は、支払回数によって実質年率が変わる。

分割払い　実質年率と手数料

	3回	5回	6回	10回	12回	15回	18回	20回	24回
実質年率	12.00	13.25	13.75	14.25	14.50	14.75	14.75	14.75	14.75
100円当たりの手数料	2.01	3.35	4.02	6.70	8.04	10.05	12.06	13.40	16.08

分割払い　5回払い

分割払い　返済例

	元金	手数料
初回	10,000円	335円
2回目	10,000円	335円
3回目	10,000円	335円
4回目	10,000円	335円
5回目	10,000円	335円
合計	50,000円	1,675円

分割払いは、リボ払いと比べると手数料の負担は少なくて済む。借入額が5万円の場合はあまり差はないが、借入額が増えると、手数料の差も広がる。

なお、クレジットカード決済後に「あとからリボ」「あとから分割」を選択することもできる。

リボ払いには自動的にリボ払いになる「マイ・ペイすリボ」があり、年1回以上利用すれば、年会費割引特典を受けられる。

ANA VISA nimocaカードの年会費と割引制度

ANA VISA nimocaカードの年会費は初年度のみ無料だ。2年目以降の年会費については有料だが、割引制度がある。

ANA VISA nimocaカードの年会費と割引制度について解説する。

ANA VISA nimocaカードの年会費は初年度のみ無料

ANA VISA nimocaカードは初年度の年会費は無料だが、2年目以降は年間2,200円（税込）かかる。

また家族会員も2年目以降の年会費として1,100円（税込）必要だ。年会費無料のクレジットカードもあるため、迷いどころかもしれない。

2年目以降の年会費が気になる場合は、年会費割引制度を利用するとよい。

年会費割引になる「マイ・ペイすリボ」

「マイ・ペイすリボ」に設定し、年1回以上のリボ払いをするだけで、年会費の割引が受けられる。

「マイ・ペイすリボ」は買い物の支払いが自動的にリボ払いになるサービスだ。

年会費が年間826円（税込）になるので、年会費が気になる人は、「マイ・ペイすリボ」に設定しておこう。

リボ払いと分割払いとの選択

「マイ・ペイすリボ」を利用すれば年会費が割引になる。割引額は1,374円だ。

しかし、前述のリボ払いと分割払いの比較で確認したように、リボ払いにすると手数料は高くなる。

年会費の割引を受けつつ、リボ払いの負担を軽減するためには、利用額にもよるが、リボ払いを1回のみにすることである。

クレジットカードの利用頻度が高い人は、年会費割引を受けずに、分割払いにしたほうが、手数料の負担は軽くなるだろう。

ANA VISA nimocaカードの利用で獲得できるポイント

ANA VISA nimocaカードのリボ払いや分割払いによる手数料や年会費について解説した。

ANAカードの魅力は、ポイントとマイルを獲得できる点である。お得に獲得できれば手数料などの費用以上の価値がある。

ここでは、ANA VISA nimocaカードで獲得できるポイントやマイルについて解説する。

ANA VISA nimocaカードで獲得できるポイント

ANA VISA nimocaカードを利用すれば、買い物代金200円（税込）につき1ポイントを獲得できる。

年間の利用額が100万円であれば、5,000ポイントを獲得できる。カード決済を基本とすれば、年会費と相殺できるだろう。

ANA VISA nimocaカードで獲得できるマイル

ANA VISA nimocaカードはポイントのほかに、マイルを獲得できる。基本的には、飛行機の利用でマイルが貯まる。

ANA VISA nimocaカードの場合は、区間距離やクラスに応じて獲得できるフライトマイルと、10%の搭乗ボーナスマイルが贈呈される。

またANAカードマイルプラスの加盟店でカードを使った買い物をすれば、マイルを獲得できる。この場合、Vポイントも貯まるので二重にお得だ。

ANA VISA nimocaカードの特徴

ANA VISA nimocaカードは、カードの利用でポイントやマイルがたまるクレジットカードである。

交通系ICとしても利用でき、特に福岡・大分・熊本・佐賀・長崎・宮崎・山口・函館に住んでいる人には利用価値が高い。

また、iD、ApplePay、GooglePay、PiTaPaなどの電子マネーのほか、ETCカードも利用することができる。

申込対象	満18歳以上（高校生は除く）
国際ブランド	Visa
追加カード・ 電子マネー	iD ApplePay GooglePay PiTaPa ETCカード 家族カード 銀聯カード
利用可能枠	総利用枠：10～80万円 カード利用枠（カードショッピング）：10～80万円 リボ払い・分割払い利用枠：0～80万円 キャッシング利用枠は希望をもとに、総利用枠の範囲内でキャッシング利用枠を設定する
支払方法	1回払い／2回払い／ボーナス一括払い／リボ払い／分割払い
支払日	15日締め翌月10日払い

ANA VISA nimocaカードのおすすめポイントについては下記記事を参考にしてほしい。

ANA VISA nimocaカードのリボ払いを活用しよう

ANA VISA nimocaカードは使い方によって、手数料の負担が変わってくる。ポイントやマイルを多く獲得できれば、手数料の負担を軽減できる。

ANA VISA nimocaカードをどのように利用するかが重要なポイントだ。申し込み前に、利用方法を決めるとよいだろう。

リボ払いや分割払いなどの支払方法の仕組みを理解できたら、この機会にANA VISA nimocaカードを申し込んでみてはいかがだろうか。

最短3営業日で発行されるため、急いでいる人にもおすすめだ。