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ライフネット生命のがん保険のデメリットとは?自分に合うがん保険を見つけよう

この記事で解決できるお悩み
  • ライフネット生命のがん保険のデメリットが知りたい
  • ライフネット生命が販売するがん保険の内容が知りたい
  • 自分に合うがん保険の見つけ方が知りたい

ライフネット生命は、ネットでいつでも申し込みができる利便性が人気の保険会社で、CM効果による認知度も高い。

そんなライフネット生命が取り扱うがん保険「ダブルエール」は月一回の治療費が無制限で受け取れるという特徴を持つ。

日本人の死因第一位はがんであり、がんに備えて保険に入りたいと考えている方にとって、ライフネット生命のがん保険は魅力的に見えるだろう。

しかし、はたして本当にデメリットはない保険なのだろうか。

そこで本記事では、ライフネット生命のがん保険の評判や具体的な商品について解説する。

また、自分に合うがん保険の見つけ方についても説明する。

ライフネット生命のがん保険を利用するべきか悩んでいるという人は、ぜひ参考にしてほしい。

目次

ライフネット生命のがん保険を詳しく知ろう

ライフネットのがん保険の評判を詳しく知ろう 生命保険ナビ

ライフネット生命保険株式会社は、2006年に設立された生命保険会社で、インターネットを主な販売チャネルとしている。

ライフネット生命のがん保険である「ダブルエール」とは、名前にあるように「がん治療」と「仕事」の両立をコンセプトにしたサービスである。

がんになった場合、一時金や治療費のほかに収入保障などを組み合わせることで、加入者のもしもの時に備えられるのが特徴だ。

ダブルエースのメリットとしては、がん先進医療に対応していることが挙げられる。

「がん先進医療」とは、国内で承認されていないが、海外で有効性や安全性が確認されている医療技術や薬剤のことだ。

これらの医療は、通常であれば全額自己負担となるが、この保険では、技術料と同額を通算2,000万円まで保障する。

なお、ライフネットのがん保険に関する評判としては、下記のようなものが挙げられる。

  • 保障内容が充実している
  • 営業窓口の人の対応が早い
  • 連絡が繋がりにくい

これらについて、詳しく解説する。

保障内容が充実している

ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」は、がん診断から治療まで幅広くサポートする保険だ。

「シンプル」「ベーシック」「プレミアム」の3つからプランを選ぶことができ、それぞれのプランは、がん診断一時金を必須とし、それ以外の保障内容を選択できる。

例えば、ベーシックタイプでは、治療サポート給付金を付けられる。

また、プレミアムタイプでは、長引くことによる収入減少に備え、「がん収入サポート給付金」も選択できる。

さらに、ベーシックまたはプレミアムタイプでは、「がん先進医療給付金」も選択できる。

このように、自分に必要な保障内容をカスタマイズできる点が評価されているようだ。

営業窓口の対応が早い

ライフネット生命は、インターネットを活用した生命保険会社だ。

そのため、オンラインで申込みや見積もりを行うことができる。

また、相談窓口としては、メールのほか、フリーダイヤルでかけられる電話、チャットでの問い合わせにも対応しており、都合の良い手段で連絡できることも利便性向上につながっていると考えられる。

また、「窓口であるオペレーターの方が親切で、丁寧に対応してもらえる」という声も多くあるようだ。

このように、ライフネット生命はスムーズなやり取りができる点が評価されている。

連絡がつながりにくい

一方で、ライフネット生命の悪い評判として挙げられる点は、連絡がつながりにくいことである。

特に、「契約後や保険金請求時に電話やメールで連絡しようとしても繋がらなかったり、返事が遅かったりすることがある」という声があるようだ。

これは、インターネット生命保険会社という性質上、人員やコストを削減しているためと考えられる。

このように、連絡がつながりにくいことは、ライフネット生命のがん保険に関して、不安や不満を感じさせる点だ。

ライフネット生命のがん保険のデメリットとは

ライフネット生命のがん保険のデメリットとは 生命保険ナビ

ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」のメリットとしては、一時金と治療サポート給付金が同時にもらえることも挙げられる。

「一時金」は、初めてがんと診断された場合に支払われるまとまったお金のことだ。

また、「治療サポート給付金」とは、入院や通院などの治療費を補助するお金だ。

この保険では、これらの給付金を同時に受け取ることができる。

このように、治療費用や生活費用などを自由に使えることは、この保険における最大のメリットだ。

しかし、どのようなデメリットがあるのだろうか?

公式サイトの商品内容や、ネットにある評判を元にすると、この保険に関するデメリットは以下の内容だと考えられる。

  • 支払い方法が終身払いのみ
  • がん診断・上皮内新生物診断一時金は1度のみ
  • ネット生保としては保険料が高い
  • がん収入サポート給付金の存在意義が弱い

ここからは、ここに挙げたデメリットについて解説する

支払い方法が終身払いのみ

デメリットとしては、支払い方法が終身払いのみであることが挙げられる。

終身払いとは、契約した年齢から死亡するまで保険料を支払い続けることだ。

これは、他の保険会社では選択肢の一つに過ぎないが、この保険では唯一の支払い方法だ。

このため、長期的に見ると保険料負担が大きくなる可能性がある。

また、途中で解約する場合も返戻金が少なくなる。

このように、支払い方法に柔軟性がないことが、この保険のデメリットだ。

がん診断・上皮内新生物診断一時金は1度のみ

他のデメリットとしては、がん診断・上皮内新生物診断一時金は1度のみであることも挙げられる。

これは、同じ種類のがんや上皮内新生物が再発した場合には、一時金を再度受け取ることができないことを意味する。

また、上皮内新生物の場合は、一時金の半額しか支払われない。

このように、一時金の給付回数や額に制限があることも、この保険のデメリットだ。

ネット生保としては保険料が高い

ライフネット生命のがん保険「ダブルエール」は、オンラインに特化したサービスだ。

ネット生保は、他の生保とは異なり窓口を設けておらず、人件費や設備費を抑えられることから割安な価格設定であることが一般的である。

しかし、ライフネット生命は保障内容を充実させているため、低価格を売りにしているネット生保とは価格面で劣る。

例えば、「30歳 男性 保険期間:終身 保険料払込期間:終身」の条件で、同じくネット生保である「はなさく生命」の「はなさくがん保険」と比較してみる。

保険料は、ライフネット生命のダブルエールが「1,209円」であるのに対し、はなさく生命のはなさくがん保険では「1,150円」となる。

わずかな差ではあるが、基本的に死亡するまで契約する生命保険であるため、最終的には大きな差額になる。

このことから、ネット生保で低価格を売りにしていると考えている方にとっては、保険料が高いと考えられている。

ただし、同じがん保険でも、保障内容や加入年齢などの差はあるため、一概に安いからと言ってお得な訳ではないことには注意が必要である。

がん収入サポート給付金の存在意義が弱い

この特約は、「ダブルエール」の特徴的な部分であり、がん診断一時金を受け取った翌年以降、生存していれば最大5回まで年1回50万円(診断一時金の50%)を受け取ることができる。

しかし、この特約の存在理由や意義については一部で疑問視されている。

これは、他社のがん保険では見られない特約であり、その必要性や適用範囲について理解しにくいという意見があるからだ。

この特約が自分にとって必要かどうかを考える際には、自分の健康状態や生活環境を考慮することが重要である。

ライフネット生命のデメリットがわかったら!自分に合うがん保険の見つけ方

自分に合うがん保険の見つけ方 生命保険ナビ

自分に合ったがん保険を見つけるためには、下記のポイントを考慮する必要がある。

  • 必要としている保障内容か
  • 生活スタイルや健康状態に合っているか、加入条件を満たしているか
  • 状況に合った保障期間か、更新特約が付帯されているか
  • 信頼性のある保険会社か、アフターサービスがしっかりしているか

これらのポイントについて、詳しく解説する。

必要としている保障内容か

がん保険の保障内容は、大きく分けて「がん診断一時金」「治療費用の保障」「入院費用の保障」「先進医療費用の保障」などがある。

これらの中から、自分が必要とする保障を選ぶ必要がある。

例えば、がん診断時に一時的に大きな金額が必要な場合は、「がん診断一時金」を重視することが考えられる。

また、治療にかかる費用をカバーしたい場合は、「治療費用の保障」を重視することもある。

このように、がんになった時に何を保障して欲しいかを考慮したうえで、保険を選ぶ必要がある。

生活スタイルや健康状態に合っているか

自分の生活スタイルや健康状態によって、がんになるリスクは異なることを考慮するべきである。

例えば、喫煙者や肥満の人は肺がんや大腸がんなどのリスクが高まると言われている。

また、家族にがん患者がいる場合、遺伝的なリスクも考慮する必要がある。

自分の生活スタイルや将来も含めた健康状態を加味して、自分に最適な保険を選ぶ必要がある。

特に、終身型のがん保険への加入を検討する際には、保障が一生涯続くことを踏まえてこれらのリスクを考慮したい。

状況に合った保障期間か

保障期間は、保障期間が始まった日から保険金が支払われるまでの期間を指す。

この期間中にがんになった場合に限り、保険金が支払われる。

また、更新特約が付帯されている場合は、保険期間終了後も健康状態に関係なく同じ条件で保険を続けることができる。

さらに、がん保険では契約から保障が始まるまで90日程度の「待機期間」も存在する。

これらの期間を考慮し、自分の状況に合った保険を選ぶことが重要である。

信頼性のある保険会社か

保険会社の信頼性は非常に重要だ。

そのため、保険会社の評判や口コミ、財務状況などを確認することをおすすめする。

また、万が一の時にスムーズに保険金を受け取れるかどうかは、保険選びの大切なポイントだ。

そのため、評判の中でも、アフターサービスやクレーム対応については確認しておくとよい。

ライフネット生命のがん保険のデメリットを押さえて、最適な保険を選ぼう

まとめ 生命保険ナビ

本記事では、ライフネット生命のがん保険の評判や具体的な商品について解説した。

また、自分に合うがん保険の見つけ方についても説明した。

ライフネット生命のがん保険には、支払い方法が終身払いしか存在せず、対面での相談もできないというデメリットがある。

一方、メリットとしては治療サポート給付金をもらえる点があげられる。

これは、一度がんと診断された際に、生涯にわたって毎月の通院や手術費用が給付されるものだ。

一時金としてもらえる保険金とは別に支給される。

これらの特徴を踏まえ、自分がライフネット生命のがん保険を利用すべきかは、必要な保障内容や保険期間を考慮して選択するべきだ。

自分に合うがん保険を一人で見つけることができるか不安な人は、保険のプロに相談することも選択肢となる。

ひとりひとりに合ったアドバイスをもらうことで、どのがん保険が自分に合っているかを的確に判断することができるはずだ。

また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。

そんな時はマッチングサイト「生命保険ナビ」を使えば、自分の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。

無料で利用できるので、是非活用してほしい。詳細はこちらから。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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