大同生命と他社の保険を比較！自分に最適な保険を見つけよう

大同生命は豊富な商品ラインナップや充実したアフターサービスを特徴とする大手生命保険会社の一つだ。

認知度も高く、保険に加入しようと考える人も多いだろう。

ただ、保険選びで大切なのは自分に合った商品を選ぶことだ。

そのため、大同生命と他社を比較し、より良い保険に入りたいと考える方もいるだろう。

そこで本記事では、大同生命の保険の特徴を踏まえ、他社保険との比較を行う。

また、自分に適した保険を選ぶポイントについても解説する。

どの保険会社にするべきか悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてほしい。

大同生命が販売する保険の特徴

大同生命は、中小企業や法人に対する保険に強みがある保険会社とイメージしている人もいるだろう。

実際に、大同生命は中小企業へのサポートを中心に精力的に活動している保険会社である。

では、大同生命の販売実績や営業指針がどのようなものなのか確認しよう。

どのような評判が多いのかも含めて解説する。

販売実績や営業指針

大同生命の営業指針は「ミッション」「ビジョン」「バリュー」「社是」の4つで構成されている。

それぞれ確認してみよう。

ミッションは「想う心とつながる力で 中小企業とともに 未来を創る」である。

中小企業とともに未来を創るとうたっているように、フォローをする中心が基本的に中小企業であるといえるだろう。

また、中長期的に目指す姿として、ビジョンには、以下の3点を掲げている。

基本的な指針としては、中小企業へのフォローをコアとしている。

企業の行動基準として、バリューでは次の5つを掲げている。

また、社是としては「加入者本位・堅実経営」を掲げている。

基本的に、加入者への利益を確保できるような行動や意識を持ちながら活動を行っているといえるだろう。

大同生命は、国内でも有数の生命保険会社なので、格付会社からの評価も高い。

実際に、3つの格付会社で、A評価以上になっている。

特に保険金の支払い能力はAAを獲得しており、保険金を支払う能力（債務履行の確実性）は高いといえるだろう。

中小企業が主な顧客となっている中で、支払いが滞るリスクが高いと、企業の経営にも多大な影響を及ぼしてしまう。

そのため、この点については安心できる情報といえるだろう。

大同生命の評判や口コミ

大同生命は、経営者や中小企業を相手にした保険会社なので、会社経営の面でサポートが受けられたと感じる人からの好意的な評判が多かった。

以下に一例を挙げる。

・法人契約で生命保険に加入していたが、がんが判明し長期入院することになったが、生存中に受け取れる保険金のおかげで、会社の資金繰りを心配せずに済んだ

・高額の入院費用を支払う必要があったので、急いで給付金を請求したが、すぐに手続書類を送ってくれて、思っていたより早く入院給付金を受け取れた

・加入していた契約を解約する際に、手続に必要な書類を提出して2～3日して、担当者から、解約手続きが完了した連絡と、解約払戻金の着金予定日を丁寧に教えてくれた

このように、手続きや保障面で丁寧な対応をしてもらえたといった声が多かった。

一方で、2022年度は苦情件数が6285件あり、一定の不満足の表明があったといえるだろう。

取扱っている保険商品とメリット・デメリット

大同生命の保険商品は、法人や個人事業主向けに販売されている商品と、個人向けに販売されている商品に分かれる。

それぞれの商品について確認しよう。

法人と個人どちらでも契約できる保険商品は、以下の通りである。

その他に、個人向けに販売されている商品として「介護収入保障保険　収入リリーフ」がある。

基本的に、中小企業が法人として契約できる商品と、経営者や役員、従業員が個人で契約する場合の商品で構成されている。

そのため、法人へのフォローが手厚い保険会社なので、企業の経営者や個人事業主には、加入するメリットはあるといえるだろう。

注力している商品も、企業の経営リスクや退職金の確保を目的にしている商品が多い。

また、大同生命は中小企業の顧問税理士に対して代理店販売の形をとっているので、それだけ法人格を持っている企業にはメリットが高いといえるだろう。

そのため、大同生命のメリットは、法人や個人事業主に対して魅力的な商品が多い点がメリットといえる。

一方で、大同生命のデメリットは、法人に特化した商品が多いので、個人が加入するための保険商品のバリエーションが少ない点にある。

法人契約できる商品は、一般的に個人でも契約できるが、保障内容に関しては他の保険会社のほうが優れている場合がある。

個人向けに保険商品を展開している保険会社と比べると保障内容や保険料で見劣りしてしまう可能性があるので、よく検討して準備しよう。

大同生命を他社と比較してみよう

大同生命が取り扱っている保険商品について、他の保険会社と比較した場合にどのような違いがあるのか確認してみよう。

定期保険

大同生命の定期保険「定期保険Lタイプ」は「健康体割引特約」が付加できる。

通常より保険料が割安になる特約だが、同じような定期保険を販売している東京海上日動あんしん生命には、割引の特約がない。

三大疾病保険

大同生命の定期保険「重大疾病保障保険 Jタイプα」は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中による所定の状態を保障する保険である。それぞれの保障内容は、以下の通りである。

三大疾病を保障する保険には、エヌエヌ生命の「エマージェンシー プラス」がある。

この商品は、三大疾病で亡くなった場合に、従来の生命保険の保障額に上乗せして死亡保険金を支払う保険商品である。

また、がんに対する保障がないので、この点も違う。

保険商品の内容で決めない

保険商品だけを比べると、特定の保険会社の商品が良いように見えるが、保険商品を選ぶ前に、前もって明らかにしておくべきポイントがいくつかある。

最適な商品を選ぶためのポイントについて、次の章で解説する。

あなたに最適な生命保険を選ぶポイント

最適な保険商品を選ぶには、保険商品の良しあしも重要だが、それ以上に個人の保険に加入する意向や目的が明確になっているかどうかが重要である。

目的や意向がはっきりしていない状況の中で、保険を選んでも、保障額や保険期間で本来備えておきたい期間や保障内容と異なる設計商品で契約してしまう可能性があるからだ。

そのため、最適な生命保険を選ぶうえで重視しておきたい以下のポイントについて解説する。

それぞれの項目について解説しよう。

加入する目的を明確にする

まずは保険に加入する目的を明確にする。これは、同じ生命保険でも、加入意図によって備える保険商品や保障額は異なるからだ。

例えば、死亡保険で考えると、以下の目的によって準備する保障額や保険商品が異なる。

以上より、加入する目的がどういったものか明確にして、それに見合う保険商品がどのようなものか、大枠を固めることから始めると良い。

大同生命のような法人契約を中心とする保険の場合は、以下の意向を踏まえて検討すると良いだろう。

加入する目的を明確にして、必要な保険の形が決まれば、後はそれぞれの形に見合った保障額や保険金額を決定する流れで検討する。

自分の年齢やライフスタイルを考慮して必要な保障内容を決める

年齢やライフスタイルに応じた保障内容にすることも重要である。

独身の場合は、病気や死亡リスクに対して、自分自身でカバーする必要がある。

そのため、病気やケガによる治療費や、亡くなった場合の身辺整理資金など最低限の費用を確保しておく必要があるだろう。

そのため、医療保険や死亡保険といった商品は、最低限でも準備しておくと良い。

また、将来の資金を確保する目的で貯蓄型の保険を検討するのも良いだろう。

一方で、既婚者で子どもがいる場合は、子どもが経済的に独立するまでの間、死亡保障を手厚く準備しておく必要がある。

そのため、まずは死亡保険への加入を第一に考えないといけない。

保険料を割安に抑えたいなら、定期保険への加入をすると良いが、将来的な貯蓄にも活用したいなら終身保険への加入もあわせて検討すると良い。

基本的に、終身保険と定期保険をどのくらいバランスで準備するかがポイントとなる。

以上から、将来のライフプランまで想定して必要な保障内容や準備すべき保障ジャンルは何かをしっかり確認して決める必要があるだろう。

支払える保険料や必要な保障期間を正確に把握する

保険料の支払える範囲や必要な保障期間を正確に準備する点も重要である。

保険は、継続して保険料を支払わないと保障が受けられない。

そのため、自分たちが払える範囲で保険を準備する必要がある。さらに、必要な保障期間も正確に把握しておく必要がある。

子どもの独立や退職といった保障が必要な間に、きちんと保険が備えられているのかをあわせて確認する点も重要になる。

どのようなタイミングまで保険を準備しておくべきか分からない人は、保険の専門家に相談して、適切な保険期間を見出してもらえると良い。

まとめ

大同生命は、他社と比較しても独自の特徴と優れた保障内容が魅力的な保険会社である。

ただ、大事なのは自分に必要な保障内容の保険があるか、他社と比較して見極めることだ。

保険に加入する目的を明確にした上で、保険料や保証期間も含め、適切に判断してほしい。

自分に適した保険を一人で選ぶことに疑問や不安があれば、保険のプロに相談することも選択肢となる。

一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、あなたに最適な保険を選ぶことができるはずだ。

また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。

そんな時はマッチングサイト「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。

無料で利用できるので、是非活用してほしい。