- メディケア生命の保険の特徴が知りたい
- メディケア生命でおすすめの保険が知りたい
- 自分に合う保険の選び方を知りたい
メディケア生命は、医療保険をメインに販売する住友生命傘下の保険会社である。
ネットと対面どちらからでも保険に申し込むことが可能であり、住友生命の信用力の高さから利用を検討している方も多いだろう。
そんなメディケア生命が提供する保険について、人気商品を知りたいという方もいるのではないだろうか。
そこで本記事では、メディケア生命のおすすめ商品をランキング形式で紹介する。
また、自分に合った保険を選ぶポイントについても解説するので、あなたが保険を選ぶ際の参考となれば幸いだ。
メディケア生命について詳しく知ろう
メディケア生命は住友生命の100％子会社だ。
近年、日本国内の生命保険会社は死亡保険と医療保険をグループ会社に分離し、展開している。
日本生命傘下のはなさく生命、第一生命傘下のネオファースト生命などがあり、メディケア生命もその一環といえる。
メディケア生命の会社概要
メディケア生命の会社概要を表でまとめる。なお保険会社は相互会社が多いが、メディケア生命の株主は住友生命100％のため、メディケア生命は株式会社の形を採用している。
| 会社名 | メディケア生命保険株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区深川1-11-12 住友生命清澄パークビル |
| 設立日 | 2009年10月1日 |
| 資本金 | 1,600億円（うち資本準備金800億円） |
| 株主 | 住友生命相互会社 100％ |
| 代表者 | 取締役社長 野村 洋一 |
メディケア生命と住友生命の違い
メディケア生命と住友生命は、扱っている保険の種類が分離されている。
様々な保険を展開する住友生命に対して、メディケア生命は医療保険・死亡保険・がん保険に特化している。
この理由は保険料の面だ。
生命保険の保険料は、保険会社の人件費や事務手数料を総合して算出する。
細かい計算根拠は割愛するが、保険会社の規模が大きいほど、保険料にも反映されやすい。
これまで国内大手保険者の保険料が高くなりがちなのは、この費用が含まれていた。
一方、外資系の保険会社やインターネット保険は、人的負担を削減することにより保険料を抑制している商品が増えている。
特に安い保険料の生命保険を求める独身層や子どもの小さいファミリー層に向けて、他社との競争力を高めるため設立された会社がメディケア生命だ。
メディフィットA（エース）・メディフィットRe（リターン）
メディケア生命ではどのような保険を扱っているのだろうか。
（医療終身保険）メディフィットA
メディケア生命の提供する医療保険だ。保険料は一生涯上がらず、30歳月払いでは男性で1,175円、女性1,240円で申し込むことができる。
保障については、まず入院給付金の手厚さに気がつく。
給付金の支払日数は通算1095日まで、日帰り入院から保障対象だ。また、がんの前段階である上皮内がんも保障内容だ。
また、メディフィットAの特徴は、高いカスタマイズ性にある。
1回の入院の給付限度を3種類（30日型・60日型・120日型）から、また特定の疾病における1回の給付限度を複数の種類から選択することができる。
また手術の有無や入院給付日額を選択することが可能だ。
カスタマイズ機能によって保険料を下げられるほか、自分にとって必要な保障機能を付加して手厚くすることができる。
（持病のある方向けの医療終身保険）メディフィットRe（リターン）
メディフィットAの引受緩和型だ。
引受緩和型は持病のある方向けの医療保険で、以下の告知項目がすべて「いいえ」なら申込をすることができる。
- 申込時の3カ月以内に「医師に入院・手術・先進医療をすすめられたこと」がある
- 申込時の過去5年以内にがん・肝硬変・総合失調症・認知症で医師の診察や治療・投薬などを受けたことがある
- 過去2年以内に入院および手術を受けたことがある
そのほか保険料の手厚さ、高いカスタマイズ機能はメディフィットAと同様だ。
保険料だけで比較すれば健康な方向けのメディフィットの方が安いので、そちらを選びたい。
まずはメディフィットAで告知を受け、1－2年後に通過しそうであれば加入可能となる時期を待ってからメディフィットAに加入する。
高血圧など慢性的な疾患があり、時間が経過してもメディフィットAに加入できないときは、メディフィットReを選択したい。
メディフィットEX・メディフィットがん保険・メディフィットPlus
（薬剤治療保険）メディフィットEX
薬剤治療向けの医療保険だ。最近は医療技術の進歩によって、入院の必要ない治療が増えている。
その場合に薬剤治療のみを保障する。上記の医療保険に加えることも可能だが、メディフィット自体がカスタマイズ性の強い保険のため、そちらの保険に特約でつけた方がお得になるケースもある。
（がん治療保険）メディフィットがん保険
がん治療に特化したメディフィット保険だ。
こちらは薬剤と異なり、医療保険に付加することでがん治療を上乗せすることができる。
生活習慣に懸念がある方や、がん家系の方などは医療保険に合わせて申込を検討するようにしたい。
がん治療が最も活用できるのは、既に加入している医療保険ががん治療にフィットしていない場合だ。
たとえば20代で加入した医療保険を継続しており、低い保険料での保障が受けられているとする。
年齢を重ねてがん保障を必要とした場合、医療保険そのものも見直してしまえば保険料が著しく増加する。
このときにがん保険のみに加入し、保険料を抑える考え方だ。
なお、医療保険はメディフィットAでも、他社の医療保険でもこの考え方を適用することができる。
（特定疾病一時給付保険）メディフィットPlus
生活習慣病向けの一時金保険だ。1年に1回、一時給付金を受け取ることができる。
払込免除特約を付加すると、特定3疾病（がん・心疾患・脳血管疾患）に該当したときに、以後の保険料の払込が不要になる。
この保険もメディフィットがん保険と同様、かねてから加入している医療保険に追加して考えたい。
メディフィット定期・メディフィット収入保障
（定期保険）メディフィット定期
無解約返戻型の定期保険だ。300万円から3,000万円の間で保険金を選択することができる。
年齢面から終身保険では保険料が高くなってしまう方や、定期的に死亡保障を見直したい方は検討したい。
（収入保障）メディフィット収入保障 ※ 金融機関でのみ取扱
収入保障は終身保険とは異なり、死亡や高度障害の際に毎月決められた金額を年金型で支給するものだ。
メディフィット定期と同様、終身保険だと保険料負担が大きいという場合に選択される。
定められた年齢までの支給となるため、年齢が若いときに保険料支払事由が発生すれば保険金総支払額は高くなり、高齢になってからであれば総額が低くなる。
メディケア生命の人気ランキング！
どのような属性の方にメディケア生命を薦められるのか、ランキング形式で解説していきたい。
第3位：がん向け保障に的確な保障
メディフィットAとメディフィットがん保険を組み合わせることによって、がん向けに手厚い保障を実現することができる。基本的な医療保障は持ちつつ、がんの診断給付金や放射線治療給付金の追加が可能だ。
がん治療にて必要になる可能性の高い先進医療特約のほか、日本未承認薬や適用外薬を使用した所定の自由診療の保障も備えている。
現在医療保険に入っておらず、とりわけがんの保障を重視したい方には優先順位の高い保険といえる。
第2位：応用可能性の高いカスタマイズ機能
保険の検討をしていて、この部分は必要だが一方でこの部分は不要と感じる場面は多い。
メディケア生命はその点に対し柔軟に対応できる保険だ。ある程度保険の、特に特約の内容が理解できる方は、自分で必要な部分をピックアップして保障を組みたい。
一方で特約の違いがわからない場合は、遠慮なく保険の専門家に相談したい。
メディケア生命のカスタマイズ性は保険業界のなかでも評判が高く、申込を通じて内容に精通している募集人も多い。相談を進めるなかで、十分な保障を組んで貰えるだろう。
第1位：保険料の安さ
第1位は保険料の安さだ。日本には充実した公的保障があるため、医療保険には保険料の安さを優先条件とする方も多い。
2位のカスタマイズ機能と合わせて、保険料負担の低い保障を組んでいきたい。
また、カスタマイズを通して包括的に保険料を安くするだけではなく、重視する保障内容にピンポイントで備えることが可能だ。
年齢やライフスタイルによって必要となる保障の部分は異なるため、納得できる形を実現していきたい。
自分に合った保険の選び方
自分や家族が加入すべきベストの保険は、年代や家族構成によって変わる。
メディケア生命ひとつ見ても様々な保険があるが、大切なのはライフスタイルにあった保険に加入することだ。
ライフプランに合わせて加入目的を明確にする
ライフスタイルが変化した際が最も保険を見直すべきタイミングといえるだろう。
独立や結婚、子どもの誕生、住宅購入など、時期によってベストの保険が変わると考えられる。
これらは保険会社が作成を勧めるライフプラン表によって可視化することができるため、定期的に作成の時間を取りたい。
保険料と保障内容のバランスを考慮する
保険選びにおいては保障内容や保障額を確認するようにしたい。
加入した保険は自分にとって必要な保障内容をカバーしているのか、専門知識を持った人に相談しておきたい。
よくわからないが何か保険に入っているはず、というリスクが最も高い。
特にメディケア生命保険はカスタマイズ性が高いため、細かい保障内容まではわからないという加入者も多いため注意したい。
まとめ
本記事では、メディケア生命のおすすめ商品をランキング形式で紹介した。
メディケア生命は、医療保険を中心に保障内容を自由にカスタマイズできるという特徴がある。
また、住友生命傘下の保険会社で信用力も高い会社だ。
ただ、販売されている保険の種類が限られているという欠点もある。
今回紹介したおすすめ商品や保険の選び方を参考に、自分に合った保険を選ぶことを忘れないでほしい。
どの生命保険を選ぶか一人で決める自信がないという方は、保険のプロに相談することも積極的に検討しよう。
一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、あなたに合った保険を選ぶことができるはずだ。
また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。
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