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乳幼児に医療保険は必要か?正しい選び方とポイントを解説

この記事で解決できるお悩み
  • 乳幼児向けの医療保険に加入する必要があるのか分からない
  • 乳幼児向けの医療保険の選び方が分からない
  • 医療保険選びで意識すべきポイントが知りたい

乳幼児のケアは親にとって最優先事項と言える。

医療保険もその一つで、突如起きる事故や病気から大切な子供を守るために、詳しく知っておきたいと考える親は多いだろう。

しかし、どの医療保険が自分の子供に適しているのか、わからない人も多いのではないか。

そこで本記事では、乳幼児のための医療保険の必要性や選び方と選ぶ際のポイントについて解説する。

乳幼児むけの保険について検討している方は、ぜひ参考にしてほしい。

目次

乳幼児のための医療保険の必要性

乳幼児のための医療保険の必要性 生命保険ナビ

公的保険のおかげで、0歳から小学校に入学するまでの間は〈自己負担額=総医療費の2割〉で医療を受けられる。

これに加え、各自治体が助成制度を行っているため、通院や入院をしても医療費などが無料になるのだ。

そのため、「わが子も医療保険に加入したほうがいいのかな?」と悩んでしまうだろう。

ここでは、医療保険の必要性について説明していくので、今後のイメージをしながらリスクを把握していこう。

日々の生活の何気ない危険にも備えられる

冒頭で説明した通り、小学校に入学するまでの間は医療費や薬代はかからない。

しかし、すべての金額を〈公的保険や自治体の助成だけでカバーできる訳ではない〉のを知っているだろうか。

例えば、差額ベッド代である。子どものことを考えると、「少しでも静かな病室で過ごさせてあげたい」と考える人も多いだろう。

個室・2人部屋・3~4人部屋で入院期間を過ごすとなると、差額の室料を支払う必要があり、公的保険や自治体の助成でカバーすることはできない。

また、子どもが入院するとなると、「不安だろうから、仕事を休んでそばにいよう」「親に子どもの看病を手伝ってもらおう」などの方法を選ぶケースもあるだろう。

だが、この選択にはリスクがあるのだ。

例えば、親の収入が減ることや、手伝ってもらう人の交通費などが挙げられる。

このような場合、介護休業給付金を受けられるケースもあるが、金銭的負担が重くのしかかると予測できるだろう。

公的保険や自治体の助成だけでカバーしきれない部分を民間保険でカバーしておけば、もしものとき、冷静さを忘れず心に余裕を持って対処できるはずだろう。

乳幼児の特性とリスク

「赤ちゃんは病気になりやすい」という話を、聞いたことがあるだろうか。

これは、母体からもらった抗体が生後6ヶ月ごろにはほぼなくなってしまい、感染症などにかかりやすくなるためである。

出かけた際に子どもはさまざまなものに触れ、触れた手を口の中に入れるなど、親がどれだけ気を付けていても感染症を100%防ぐことが難しいのも事実だ。

中にはワクチンをすることで防げる病気もあるが、すべての病気は防げない。

このように、抗体がなくなるタイミングが来ることが分かっているからこそ、もしものリスクに備えておく方が安心だと言える。

親の資産と子供の未来保証

公的保険や自治体の助成が整っているため、「子どものために貯金したいから後回しにしよう」と考える人もいるだろう。

しかし、子どもが幼いうちに医療保険に加入していれば、将来の子どもをサポートする心強い味方になるのだ。

なぜなら、子どもの医療保険を〈終身型〉にしておけば、将来子どもに保険をプレゼントできるためである。

一般的に保険は若ければ若いほど保険料が安くなるため、将来独立した子どもが自分で保険料を払う際に経済的負担が減る。

また、払込期間を「20年」などの短期設定にしておけば、子どもが保険料を払う必要がなくなるため、大きなプレゼントとなるだろう。

また、幼い頃に医療保険に加入していれば、将来的に持病を患っても安心できるメリットがある。

医療保険は、持病がある人は加入が難しくなるケースが多く、加入できても保険料が高めの商品から選ばなければならなくなり、負担が大きいだろう。

このように、少しでも幼いうちに加入しておけば、公的保険や自治体の助成でカバーしきれない部分をカバーするだけではない。

将来の子どもの金銭的負担の軽減ができ、子どもが医療保険に加入できなくなる可能性というリスクにも備えられる。

乳幼児のための医療保険の選び方

乳幼児のための医療保険の選び方 生命保険ナビ

乳幼児だからこそ、大人の医療保険とは違う視点から保険選びをする必要がある。

では、どのようなポイントに注目して選べばいいのだろうか。

そこでここでは、乳幼児のための医療保険の選び方を紹介する。

「どんな人が医療保険に加入するのか」によって最適な保険商品は変わる。

属性別におすすめの医療保険についてまとめた記事もあるので、比較していただくとより理解が深まるはずだ。

あわせて読みたい

保険の種類とその特性

子どもの保険は、医療保障に特化した保険、学資積立などの機能が付いた貯蓄型、親が亡くなったときに備えた育英資金付き保険など、さまざまな種類から選べるのが特徴的だ。

ここでは、医療保障を受けられる保険を紹介していくので、どの保険が適しているか、探っていこう。

医療保険

医療保険とは、病気やケガなどで入院・手術などを行った際に給付金を受け取れる保険のことを指す。大人と同じように「日額〇〇〇〇円」「日額の〇倍」のように給付され、上記で紹介した通り、治療費以外の使い方ができるのだ。

最近では0歳児でも加入できる保険が増えてきているため、将来のことを見越して〈終身型〉の保険に加入する人も多い。

学資保険+医療保険

医療保険以外で医療保障をつける方法として、教育資金を貯蓄する〈学資保険〉と〈医療保険〉が合体したような保険も選べる。医療保険に特化した保険、メインが学資保険の保険など、各保険によって内容が異なるため、幅広い保障から選べるのは嬉しいポイントだ。

しかし、学資保険で注意しなければならないポイントがある。それは、保険期間の満了があることだ。

医療保険の終身型とは違い、学資保険が終了すれば医療保障も受けられなくなるので、そのポイントも考慮して考える必要があるだろう。

保険商品を選ぶときは、「もしものことがあったら、この保障もあの保障も必要!」と思ってしまう。しかし、高額な保険料を払い続けられなくなり、損をしてしまうケースもあるので注意しなければならない。

そのため、子どもに保険をかける目的を明確にした上で、子どもにとってベストな保険を選ぶのが理想的だ。また、「この保障は譲れない」などの条件を決めておくと、保険を選ぶ際に役に立つので考えてみてはいかがだろうか。

親の医療保険などに特約をつける

親が医療保険などに加入している場合、家族の医療保障を特約として付帯させることが可能なケースもある。加入している保険によって異なるため、気になる人はぜひ加入している保険会社に問い合わせてみてほしい。

複数の保険を比較するポイント

「テレビでよく見るCMだから」「友達におすすめされたから」「なんとなく選んだ」などの理由で、保険を選ぶのはおすすめできない。なぜなら、保険は長期間払い続ける大切な買い物のためである。

ひと月の支払金額がお手頃価格でも、何年も、何十年も支払い続けるため、慎重に保険選びをする必要があるだろう。

適当に選んだことが原因で、高額な保険料を支払い続け、もしものシーンで保障に不満を感じ、見直しが必要になるなどのトラブルが発生する可能性が否めない。

保険を見比べるためのポイントを、下記に紹介するのでぜひ参考にし、複数の保険を比べてみてはいかがだろうか。

保険を比較するポイント
  • 保険に加入するための目的と、保障内容が一致しているか
  • 保険金を受け取る際に、対象の保険は一括払いか、分割払いか
  • 保障期間は、終身か、期間が定まっているものか
  • 複数の保険を同じ内容で比べているか

住宅や車などの高額な商品を購入する際に、いくつもの商品から比較し選ぶのと同じで、保険も複数の保険から比較するのが大切だと言える。

保険のプロフェッショナルに意見を求める

保険のパンフレットを確認しても、「正直よく分からないな…」と思う人も少なくはないだろう。

難しい言葉で書かれているパンフレットもあるため、理解できない部分を飛ばしてしまい、「本当は大切な部分だった…」と後悔する可能性が0ではない。

また、「子どものために、あれもこれもしてあげたい」と思ってしまうところだが、保険料が高くなるだけではなく、保険をなかなか決められなくなるだろう。

そのため、保険のプロフェッショナルにアドバイスを求めるなどの方法を使うのもいい選択だと言える。

保険の無料相談窓口などでプロフェッショナルの意見を求めるのもいいが、最もおすすめなのは、「生命保険ナビ」である。

なぜなら、取り扱っている商品のみ提案できる窓口と違い、全国のスタッフが幅広い保険から提案してくれるためだ。

自分の条件に合った保険だけではなく、相談しやすいアドバイザーを選べるため、自分で決めるよりも安心できる人も多い。

登録しているスタッフは、保険に関する深い知識を持ち合わせているため、最適な保険の提案やアドバイスを行ってくれる。

そのため、目的に合った保険を決められない人や、高額な買い物だからこそ専門家の意見を参考にしたい人には特におすすめしたい手段だ。

「自分や子どもにとって本当に必要な保険か?」を冷静に見極めるためにも、保険のプロフェッショナルの意見は参考になることが多いので、迷ったら一度相談してみてはいかがだろうか。

乳幼児のための医療保険を選ぶ際に注意すべきポイント

乳幼児のための医療保険を選ぶ際に注意すべきポイント 生命保険ナビ

乳幼児の医療保険を選ぶ際に注意すべきポイントを1つずつ紹介していくので、保険を選ぶときに意識するといいだろう。

保障内容のチェック

どのような内容の保障が、どのくらいの金額を給付されるかは注意深く確認すべきポイントだ。

子どもの保険に求める内容を明確にし、どのくらいのサポートを望むのかが鍵になるだろう。

子どもが小さいうちは、公的保険や自治体の助成などで医療費自体は高額にならないが、差額ベッド代や食事代などは対象外になるので慎重に考えるといい。

もしものシーンをイメージしながら、「自分が子どもを看病すると、収入はどれくらい減る?」「もし、看病を親に手伝ってもらうといくら必要?」など、さまざまな視点から見つめ直すことが大切である。

保険料の負担

保険に加入するということは、保険料を毎月、もしくは毎年支払わなければならない。

そのため、「払い続けられるか」というポイントは非常に重要である。

手厚いサポートを受けられるような保険を選び、特約を複数つければ、その分保険料も高くなってしまうため、注意が必要である。

「公的保険ではどれくらいのサポートを受けられるのかな?」「もしも入院するならどれくらい必要?」「公的保険などでカバーできない部分はなに?」と、民間保険でどの部分を補うかしっかり考えるのが鍵になるので試してほしい。

また、終身保険は定期保険に比べ、保険料が高い傾向にある。

そのため、「終身保険を選びたい理由」「定期保険を選びたい理由」を考えるといい。

人によって適した保険は異なるため、「子どもに将来保険をプレゼントしたいから、終身保険にする」「子どものために貯蓄を優先したいから、保険料の安い定期保険」など、自分の中の正解を求めていくと答えが導き出せるはずだ。

契約期間と更新条件

子どもの医療保険に求める条件によって、契約期間は非常に重要である。期間が定まっている保険(定期保険)であれば、終身型より安い保険料で加入できるが、終身型は途中で保障が終了しないため、大人になってからも安心できるだろう。

そのため、保険期間をどれくらい求めているかを明確にし、対象の保険が条件に当てはまっているか、しっかりと見極める必要があるだろう。

期間が定まっている保険は、更新をすれば負担金額が高くなるため注意が必要だ。

「安いから」という理由で定期保険を選んだ場合、更新時に予想以上の保険金額を支払う可能性があるので気を付けよう。

また、契約の更新条件があるので事前に確認しておくといい。

例えば、「5年ごとの契約更新」という条件がある場合、「5年後私は〇歳で、夫は〇歳…」と将来をイメージしやすくなるので、マネープランを練りやすくなる。

まとめ

まとめ 生命保険ナビ

本記事では乳幼児のための医療保険の必要性、選び方、選ぶ際のポイントを解説した。

子どもがまだ乳幼児の時は親が保護する必要があり、それは未来を託す大切な時期である。

だからこそ、適切な医療保険選びが重要となる。

しかしながら保険会社ごとに比較して保険を選ぶには専門知識と膨大な時間が必要となる。

一人もしくは夫婦で決めるのは大変であろう。そんな時は、保険のプロに相談するのも一つの手段である。

家庭ごとの事情に合わせたアドバイスをしてもらえるため、保険を選ぶ際、適切な判断をしやすいのだ。

ただ、生命保険のプロは数多く存在し、自分にとって最適な担当なのかを見極めることは難しい。

マッチングサイト「生命保険ナビ」は、全国の保険のプロの中からあなたの条件や意向にあった担当者を選ぶことができる。

乳幼児にとって必要な医療保険を選択するために、是非「生命保険ナビ」を活用して、適切な保険のプロを選んでほしい。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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