MENU

大同生命の評判検証!ユーザー目線で徹底解説

この記事で解決できるお悩み
  • 大同生命の評判が良い理由が知りたい
  • 大同生命のデメリットは何か知りたい
  • 大同生命と他社を比較して何が違うのか知りたい

保険は将来の安心と保障という点で重要な役割を果たす。

そのため、保険選びは人生において大きな影響を与える大切な選択であると言える。

そんな保険選びの中で、一体どの保険会社が合っているのか、と迷うのは自然なことだろう。

そこで今回は、100年以上の歴史を持ち、安定した評価を得ている大同生命に焦点を当てる。

その評判とサービス内容、他社との違いを解説することで、あなたが保険選びをする上での判断材料となれば幸いである。

この記事を参考にして、自分に合った保険を見つけてほしい。

目次

大同生命の評判を検証する前に!大同生命の基本情報

大同生命の基本情報 生命保険ナビ

大同生命保険株式会社は1902年にこれまでの生命保険株式会社3社を合併する形で誕生した。

創業から120年以上の歴史があり、現時点で資本金は1100億円と財政的な基盤もある安心から顧客から選ばれることも多い。

ここではまず、大同生命の概要や商品ラインナップ、提供しているサービスなどの基本情報について紹介する。

大同生命の概要

大同生命保険株式会社は1902年に創業された。

すでに設立されていた朝日生命、護国生命、北海生命の合計3会社を合併する形で誕生し、大阪市内に本社が設置された。

ちなみに合併された朝日生命は現在ある同名の会社とは別会社である。

1919年には保有契約高1億円を達成し、1920年代後半から1930年代には病院や自社ビル運営に乗り出している。

1947年に相互会社として新会社が設立(2002年に組織変更で再び株式会社へ)され、保有契約高や総資産額を伸ばしながら現在のAIG損害保険株式会社や太陽生命保険株式会社等との業務提携も進め、グループ規模拡大につながっている。

時代が令和となってからも金融機関と相続や事業承継分野で業務提携を進め、東京大学医学部附属病院とがん意識や患者の就労状況に関する共同研究を開始するなど、生命保険業を軸としながらも広範囲で活動を行っている。

大同生命の商品ラインナップ

大同生命は法人、個人事業主、個人向けにさまざまな商品を用意している。主な商品は下記の6種類である。

  • 定期保険
  • 終身保険
  • 年金保険
  • 疾病・医療保険
  • 介護保険
  • 健康増進型保険(法人契約のみ)

大同生命が提供するサービス

大同生命は契約者向けサービスとして、法人と個人共通でT&Dクラブオフと健康支援サービス、主に法人向けに経営支援サービスや経理処理案内サービスを展開している。

T&Dクラブオフは株式会社リロクラブが提供する福利厚生サービスを契約者が利用できるものだ。

無料会員登録を行うと国内外のホテルやレストラン、レジャー施設、育児や介護等のサービスをお得に利用可能となる。

法人契約で保険に加入すると従業員も利用できるのは大きなメリットだ。

契約者自身はもちろん家族等を含めて健康や介護に関する内容を受けられる健康支援サービスも用意されている。

  • 介護コンシェル(相談無料)
  • HALFITサービス(3回まで無料)
  • セカンドオピニオンサポートサービス(法人、個人事業主向け)
  • 健康ダイヤル24(セカンドオピニオンサポートサービス利用者と家族)
  • がん治療と仕事の両立支援サービス(対象保険加入者)
  • 人間ドック紹介サービス(紹介、予約代行無料)
  • 大同プレミアコンシェル

他にも上記のようなサービスが展開されており、一定の要件を満たせば必要に応じて活用可能だ。

大同生命の良い評判と悪い評判

大同生命の良い評判と悪い評判 生命保険ナビ

大同生命の保険商品を検討する際に気になるのはやはり評判だろう。

保険会社や商品内容は一般的に聞き慣れない用語も多く、理解するのは容易ではない。

そのため大同生命は本当に大丈夫なのか、保険に加入してもいざというときに保険金は速やかに支給されるのか等不安になるケースも少なくない。

そこで今回は大同生命の良い評判と悪い評判、それぞれ紹介する。

自身にとって大同生命の保険商品やサービス内容は適しているかどうか見極める際の参考にしてみてほしい。

悪い評判が複数あると否定的な評価を受けることも少なくないが、保険商品に限らず世の中には何事もメリットとデメリットが存在する。

両者を確認して整理したうえで、デメリットを上回るメリットはあるのか、デメリットは自身や家族にとってどのような影響を与える可能性があり、それは許容できるものか総合的に判断することが重要だ。

幅広い商品ラインナップ

法人と個人事業主向け、個人向けともに商品ラインナップが豊富にあることがまずは大きなメリットの1つだ。

法人と個人事業主向けの場合、下記の通り合計15種類ある。

法人と個人事業主向けの場合
  • 定期保険:4種類
  • 終身保険:2種類
  • 年金保険:1種類
  • 疾病・医療保険:6種類
  • 介護保険:1種類
  • 健康増進型保険:1種類

また個人向けの場合は下記の合計16種類の中から選択できる。

個人向けの場合
  • 定期保険:6種類
  • 終身保険:2種類
  • 年金保険:1種類
  • 疾病・医療保険:6種類
  • 介護保険:1種類

法人と個人事業主向け、個人向けそれぞれにしか存在しない商品もあり、健康増進型保険もその1つである。

商品ラインナップは随時更新される可能性があるので、特に加入を検討する際は最新の情報を必ず確認しよう。

例えば個人向けの定期保険 Lタイプ(低解約払戻金型)は低解約払戻金期間が終了すると解約払戻金が増え、100歳までの保障を確保できる点が魅力的だったが、現在は一部販売を停止していて、資料請求もできなくなっている。

長い歴史によって培った信頼

保険の加入で最も重要といっても過言ではないのは、いざというときに運営会社が存在して保険金や給付金を支払う力があるかどうかだ。

例えば自分自身が死亡または高度障害状態になった際に保険金や給付金が支給される死亡保険に入っても、保険が必要となるタイミングがいつ訪れるのか正確に予測するのは非常に困難だ。

場合によっては保険に加入してから50年後や80年後などに必要となる時期が来るかもしれない。

その時にも保険会社が問題なく存在し、被保険者や受取人からの請求があり手続き上問題なければ保険金等を支払える財務基盤を備えているかどうかは非常に重要なポイントだ。

その点、大同生命は1902年に創業され120年以上の歴史がある。

その間に保有契約高や総資産額を伸ばして多角経営を行っている。もし顧客からの信頼が低ければ100年以上も経営を続けるのは厳しいだろう。

長期にわたって企業が存続しているのは顧客からの厚い信頼がある証とも言えるだろう。

手数料についてのクレーム

ここまでは主に大同生命のメリットについて紹介したが、全て良いことばかりではない。

ここからは大同生命のデメリットや弱みについて紹介する。本当に大同生命に任せても大丈夫なのか不安になった場合はぜひ参考にしてみてほしい。

大同生命にはどのくらいのクレーム(苦情)が寄せられているのだろうか。

クレーム件数については一般社団法人生命保険協会が公表している「生命保険各社の苦情受付情報・保険金等お支払情報について」において各社の動向を確認できる。

大同生命の2023年度第1四半期のクレーム件数は、会社に寄せられたものが1176件、生命保険協会に寄せられたものが4件となっている。

件数のみ見ると多く感じるかもしれないが、大同生命の顧客数は約77万5400名であることを考えると決して多すぎる件数とはいえない。

インターネットやSNS上では「他社に比べると保険料や手数料が高い」といった声もある。

大同生命はインターネットから申し込み手続きを行うことはできず、問い合わせフォームから資料請求をしたうえで担当者から説明を受けて加入する必要がある。

具体的な手数料率や内訳等は一般的に公開されているわけではないためあくまで推測の域を出ないが、インターネット上で資料請求や加入手続き等ができる保険会社に比べると人件費や各種経費もかかるため割高と感じるのかもしれない。

一部商品の費用対効果についての意見

なかには一部商品の費用対効果に関する意見もインターネットやSNSなどで出ることがある。

例えば一般的に「掛け捨て」と呼ばれる定期保険は、万一の事態が発生しなければ払い損で費用対効果が悪いと否定的に捉えられることも少なくないが、そもそも保険は絶対に得をする前提で作られているものではない。

確かに定期保険は何事もなければ保険料を支払うだけになってしまうかもしれない。

ただし一方で終身や養老保険等に比べると保険料が割安で、必要なときに必要な分だけ保障を付けられるため自由度が高いメリットがある。

費用対効果を考えるのはもちろん大切だが、結果論の話になってしまうこともあるため、鵜呑みにするのは危険かもしれない。

評判がわかったら!大同生命と他社との比較

大同生命と他社との比較 生命保険ナビ

保険商品の加入を検討するうえで他社比較は欠かせないが、大同生命はどのような特徴があるのか。

生命保険会社は多数存在するが、その中でも今回は日本生命と比較して解説する。

保険商品の比較

日本生命も個人と法人向けにさまざまな商品を販売している。

例えば個人向けでは「ニッセイみらいのカタチ」を中心に定期保険や終身保険、養老保険、3大疾病やがん医療保険、介護保険、個人年金保険、学資保険、外貨建て保険、学資保険、引受基準緩和型保険などがある。

法人向けでも定期保険や従業員の死亡、医療、休業等の保障を備えた保険等があるが、取り扱い商品としては大同生命が多い。

サービスの比較

大同生命には福利厚生や介護コンシェル等のサービスがあるが、日本生命も例えば全ての契約者向けに下記のようなサービスを展開している。

  • ずっともっとサービス(貯まったマイルを商品に交換等、さまざまな特典や優待あり)
  • 健康介護あんしんダイヤル(健康、介護、育児に関する電話相談)
  • aruku&暮らしの脳トレ(運動や脳トレをアプリでサポート)
  • ご契約者サポートサービス(家族を登録すると契約者をサポートできる)

サービス名や細かい内容は各社異なるが、健康や介護等に関するサポート、福利厚生やそれに類似するサービスを展開するケースは少なくない。

自分に最適な保険を選ぶポイント

世の中には多くの保険商品が存在するが、自身に合ったものを選ぶためにも判断基準を持つことは非常に重要だ。

さまざまな考え方があるが、下記のようなポイントを意識してみてはいかがだろうか。

  • ニーズの明確化
  • 予算の設定(保険料の継続的な支払い能力はあるか)
  • 保障内容は自身のニーズやリスク対策に合ったものか
  • ライフステージの変化に対応できるか(定期的な見直しの可否)
  • アフターサポートの有無や内容

何のために保険に加入するのか目的や理由、ニーズが明確になっていなければ意味がない。

自身が死亡するリスクに備えるため、病気やけがで働けず介護が必要となった場合に備えるのか等、どの分野に対する保険が必要なのか家族構成や経済的状況も考慮して検討しよう。

人生は変わり続けるものである。結婚や出産、子どもの教育、退職や老後など、ライフステージに応じて保険へのニーズも変わることを想定し、柔軟に対応できる商品を選ぶのも重要だ。

保険は加入すればよいわけではなく、むしろ加入後が本当の始まりといっても過言ではない。

保険が必要となるタイミングは一般的に有事とも呼ばれ、冷静な判断や行動が困難な状態となる可能性も高い。

だからこそ客観的に冷静な判断ができる担当者や運営会社等の第三者の存在は欠かせない。

保険加入後の契約者向けサポート、いざというときの手続きの流れ、質問や不安を解消する方法など、気になる点は申し込み前にできる限り解消することをおすすめする。

大同生命の評判を参考に、自分にあった保険を選ぼう

まとめ 生命保険ナビ

本記事では大同生命に焦点を当て、利用者からの評判や他社との比較情報などを紹介した。

保険選びは一人ひとりのライフスタイル、リスク許容度、経済状況によって異なってくる。

そのため、大手で厚い信頼を得ている大同生命が、全ての人にとって最適解とは限らない。

この記事を通じて得た情報を参考に、自身のニーズに最も対応した保険選びをして欲しい。

もし疑問や不明点がある場合は保険の専門家への相談をおすすめする。

また、全国の保険のプロから信頼できる相談相手を探すのが難しいというのであれば、「生命保険ナビ」が役立つだろう。

「生命保険ナビ」は、あなたに最適な相談相手を簡単に見つけることができるマッチングサービスである。

ぜひ活用して、あなたに合った保険を見つけてほしい。

  • URLをコピーしました!

執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。お客様と保険のプロを結ぶマッチングサイト「生命保険ナビ」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

目次