- 住友生命のがん保険の口コミや評判を知りたい
- 住友生命のがん保険の特徴を知りたい
- 住友生命のがん保険を利用する際の注意点が知りたい
がんは多くの日本人が発症する身近な病気であり、保険で備えをしておくべき大病である。
がん保険に加入したいと考えている人の中には、数ある保険会社の中でも有名な住友生命のがん保険への加入を検討しているという人もいるだろう。
そこで本記事では、住友生命のがん保険の評判や特徴、利用時の注意点について解説する。
住友生命のがん保険に加入を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。
がん保険の評判を知る前に!住友生命の基本情報
住友生命は、1907年(明治40年)に創業された生命保険会社である。
人生100年時代の”超高齢社会”と言われる現代で、あらゆるニーズに答えるべく、健康増進型保険「住友生命Vitality」を発売したことは記憶に新しい。
住友生命は生命保険業界の中でもがんに特化した保険商品が多いのが特徴であるが、まずは住友生命という会社について良い評判・悪い評判について調べていく。
住友生命の基本情報
住友生命は明治40年創業の老舗保険会社。概要をまとめると次のとおりである。
本社 | 〒540-8512 大阪府大阪市中央区城見1-4-35 |
東京本社 | 〒104-8430 東京都中央区八重洲2-2-1 |
設立年月日 | 1907年5月 |
業種 | 生命保険業 |
代表者 | 高田幸徳(取締役兼代表執行役社長) |
営業拠点数 | 支部・事業部…92 支部…1528(2022年度末) |
従業員数 | 44,049名(2022年度末) |
住友生命は、日本生命保険や明治安田生命保険などと並んで日本の”4大生保”の一角であるともいわれている。
主な事業は生命保険業だが、資産運用関連事業や総務関連事業、システム関連事業等で次のような子会社も運営している。
住友生命の子会社一覧 | |
会社名 | 事業内容 |
メディケア生命保険(株) | 生命保険業 |
PT BNI Life Insurance | 生命保険業 |
アイアル少額短期保険(株) | 少額短期保険業 |
いずみライフデザイナーズ(株) | 保険募集業 |
(株)保険デザイン | 保険募集業 |
(株)エージェント・インシュアランス・グループ | 保険募集業 |
マイコミュニケーション(株) | 保険募集業 |
(株)スミセイ・サポート&コンサルティング | 保険募集業 |
ジャパン・ペンション・ナビゲーター(株) | 確定拠出年金運営管理業 |
スミセイ保険サービス(株) | 生保確認業 |
Symetra Financial Corporation | 金融持株会社 |
Baoviet Holdings | 金融持株会社 |
Singapore Life Holdings Pte.Ltd. | 金融持株会社 |
スミセイ・アセット・マネジメント(株) | 投資運用業 |
日本ビルファンドマネジメント(株) | 投資信託委託業および 投資法人資産運用業 |
(株)スミセイビルマネージメント | 不動産維持管理業 |
新宿グリーンビル管理(株) | 不動産維持管理業 |
住生物産(株) | 物品販売業 |
スミセイビジネスサービス(株) | 事務処理代行業 |
(株)スミセイハーモニー | 事務委託業 |
日本企業年金サービス(株) | 企業年金事務代行業 |
スミセイ情報システム(株) | コンピューター関連事業 |
(株)シーエスエス | 収納代行業 |
住友生命の良い評判と口コミの紹介
住友生命の良い評判や口コミを調べてみると、次のような意見が見つかった。
- 大手の保険会社で安心できる
- 担当者の説明が親切で丁寧
- 特約が幅広く、保険の種類も豊富
- 最寄りの銀行で申し込みができた
- 給付金の申請から入金までが早い
- 参考:福井新聞「住友生命保険」
- 参考:MANEMO「住友生命」
住友生命は4大生保の一つに数えられており、CMなどで名前を耳にする機会も多いため、大手ならではの安心感に惹かれて契約を検討する人も多いようだ。
実際に住友生命の保険相談を行った方からは、担当者の対応の良さや、説明の丁寧さなども高評価を得ていた。
また、住友生命の保険商品は「ケガや病気の時」「働けなくなった時」「認知症になった時」など、あらゆるリスクに対応した特約が充実している。
ライフステージに合わせて様々な特約が選べるのも人気の理由だ。
万が一の際に支払われる給付金の申請や入金までのスピードも早く、契約前〜契約後まで一貫して安定的なサービスを受けられるようだ。
その他には、「最寄りの駅で申し込みができた」など支店数の多さを評価する声も多く見られた。
住友生命の悪い評判と口コミの紹介
良い評判を調べていくうちに、住友生命に関する悪い評判や口コミも一部見られた。
- 担当者の対応が悪い
- 結婚や引越し後など担当者が変わる時に内容が引き継がれていない
- 保険料が決して安いとは言い難い
- 基本プランのみでは不十分、特約前提のプラン設定
- しつこい勧誘があった
- 参考:MANEMO「住友生命」
悪い評判や口コミの多くは、担当者の対応や営業行為に関する意見であった。
これは住友生命に限らず、どの保険会社でもあり得ることで、数多くの支部と社員を抱えているからこそ起こりうる事象と考えられる。
担当者に不満があったり、性格が合わず思うように契約が進められない場合は、担当者の変更も可能。
それでも契約内容や手続きに不満がある場合は、インターネットや電話から相談できる相談窓口も用意されている。
また、住友生命は基本プランに付随したいくつかの特約が用意されており、自分のライフスタイルに合わせてカスタマイズができるようになっている。
基本プランに加えて特約をつけると「保険料が高い」と感じる人もいるかもしれない。
また、こういった特約付加の提案が「勧誘」「しつこい」と言われる原因になっている可能性はある。
評判を押さえたら!住友生命のがん保険の特徴
がんは生涯のうち2人に1人はかかると言われている国民的な病気。
そんな中、住友生命はがんに強い保険会社として名を馳せている。
現在好評発売中の「がんPLUS ALIVE」では、診断・入院・治療はもちろん、がんで働けなくなった時も想定した保障内容を提案。
ここからは住友生命のがん保険「がんPLUS ALIVE」について、その特徴を詳しく解説していく。
給付金を受け取れるようになるまでが早い
住友生命のがん保険は、申請してから給付金の受け取りまでが速いのが特徴である。
支払いは契約者からの保険金申請が住友生命に届いた日の翌日から数えて、原則5営業日以内に実行されるようになっている。
支払いのために調査が必要な場合にはそれ以上の日数を要する場合もあるが、比較的速い対応で処理が行われる。
複数種類のがんに対応している
住友生命のがん保険は、我々が一般的に”がん”と呼んでいる悪性新生物に加えて、検診などで発見されることが多い「上皮内新生物」の保障にも対応している。
上皮内新生物とは、子宮・大腸・膀胱などが主な発症部位として知られており、実は悪性新生物よりも罹患者数が多い。
仮に乳腺に生じるがんを発症した場合、乳房の切除手術に発展するケースも考えられ、長期的な入院費用や手術費用が発生する場合もある。
しかしながら、悪性新生物のみが保障対象で、上皮内新生物は保障の対象外(もしくは悪性新生物よりも少ない金額で保障)という保険商品も少なくない。
その中で、住友生命のがん保険は悪性新生物と上皮内新生物、どちらも同等の保障を受けられるのが特徴である。
再発時も保障範囲に含まれる
住友生命のがん保険は、「癌診断継続保障特約」を付加すればがんが再発した場合も保障対象となり一時金が支払われるようになる。
生まれて初めてがんと申請された時は最大400万円、その後に再発した場合も一時金100万円が何度でも支払われる。
さらに、「保険料払込免除特約」を付加しておけばその後の保険料支払いが免除されるプランもある。
住友生命のがん保険を利用する際の注意点
住友生命について、評判・口コミやがん保険の特徴などは保険選びの参考になっただろうか?
本記事を読んで、誰でも発症する可能性の高いがんについて、自分がどのような保障を備えておきたいかイメージがだいぶ膨らんだのではないだろうか?
最後に、これから住友生命のがん保険を利用する方へ向けて、利用時の注意点について解説していく。
利用時の注意点とは
住友生命のがん保険「がんPLUS ALIVE」は、単体の保険商品ではなくあくまで生命保険に付帯して利用する”特約”のポジションである。
その為、現在他社の生命保険に加入しており、住友生命でがん保険だけに個別で加入したいと考えている方はそもそも加入できないので注意が必要。
「がんPLUS ALIVE」の特約を利用する場合、住友生命の生命保険「Vitality」と組み合わせれば、健康を維持してがんのリスクを減らしながら、万が一がんを発症した場合の備えもできるようになるのでおすすめだ。
他のがん保険と比較した際の違い
住友生命のがん保険はがんによる死亡リスクを目的としたものではなく、がんとともに生きることを前提として作られている。
がん発症時の治療だけではなく、その後の再発への不安や病気が起因で働けなくなることで起こる収入減少への不安までカバーしているのが特徴だ。
「がんPLUS ALIVE」の特約が付加できる住友生命の生命保険「Vitality」に加入すると、生活習慣予防やがん検診を住友生命が積極的に後押し。
生命保険でがんのリスクを下げながら、特約でがんのリスクに備える2本柱のがん保険となっている。
自分に合ったがん保険を判断するには
がんになると、一般的な病気よりも治療や通院が長引くことが予想できる。
それでいて転移や再発のリスクも高く、発症前のようには働けなくなることを覚悟しておかなければならない。
万が一がんを発症した場合、保険会社から支払われるお金には次のような種類がある。
- がん診断一時金…がんと診断されたときに受け取るお金
- 治療給付金…がん治療を受けたときに支払われる給付金
- がん入院給付金…がん治療で入院したときに支払われる給付金
- がん手術給付金…がんにより手術した際に支払われる給付金
これらがどの程度受け取れるかは、加入しているがん保険の種類により異なる。
自分が「何にどれだけ備えたいか」を基準として、必要な保険を判断するのが良いだろう。
このように、保険の加入目的を明確にするために長期的なライフプランを考えることは重要な課題である。
ライフプランとは、その名の通り「人生の設計図」を意味しており、結婚や出産などこれから起こるイベントを想定して必要経費を予測していくもの。
現在の状態を知り、これから先の目標をかなえながら生活していくためにいくらの保険金が必要なのかを明確にすることができる。
高額な死亡保険に加入するのも大切であるが、保険料が今の家計を圧迫するようでは元も子もない。
現在の経済状況を把握した上で、この先の未来で叶えたい目標に向かって必要経費を試算してみよう。
住友生命の評判や保障の特徴を参考に、自分に合ったがん保険を選ぼう
本記事では、住友生命のがん保険の評判や特徴、利用時の注意点について解説した。
住友生命のがん保険は単体で販売しておらず、特約を他の生命保険に付与して利用することになる。
一方、保障範囲の広さや給付金が出る早さなどを求める人にはおすすめのものになる。
単体でがん保険に加入したいという人は他の保険会社を検討する必要があり、本記事だけではどの保険会社を利用すべきかわからないという人もいるだろう。
そんな時は保険のプロに相談することも検討しよう。
一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、あなたに必要な保険を的確に選択することができるはずだ。
ただ、保険のプロは数多く存在し、自分にとって最適な担当なのかをすぐに見定めることもまた難しい。
マッチングサイトである「生命保険ナビ」を使えば、自身の条件に合った保険のプロを簡単に見つけることができる。
無料で利用できるので、是非活用してほしい。