- 大同生命の保険の評判や口コミが知りたい
- 大同生命が販売する保険商品を詳しく知りたい
- どのような人に大同生命の保険がおすすめなのか知りたい
大同生命は日本の大手生命保険会社の一つだが、そんな大同生命の利用を検討している人の中には、会社の評判や実際の商品を見ておきたいと思う人もいるのではないか。
本記事では、大同生命の保険の評判や具体的な商品を踏まえ、「どのような人に大同生命の保険がおすすめなのか」について解説する。
大同生命の保険に加入を検討しているという方には、ぜひ参考にしてほしい。
人気の要因は?大同生命について詳しく知ろう
大同生命は、中小企業や法人に対する保険に強みがある保険会社とイメージしている人もいるだろう。
実際に、大同生命は中小企業へのサポートを中心に精力的に活動している保険会社である。
では、大同生命の販売実績や営業指針がどのようなものなのか確認しよう。どのような評判が多いのかも含めて解説する。
販売実績や営業指針
大同生命の営業指針は「ミッション」「ビジョン」「バリュー」「社是」の4つで構成されている。それぞれ確認してみよう。
ミッションは「想う心とつながる力で 中小企業とともに 未来を創る」である。
中小企業とともに未来を創るとうたっているように、フォローをする中心が基本的に中小企業であるといえるだろう。
また、中長期的に目指す姿として、ビジョンには、以下の3点を掲げている。
- 中小企業で働くすべての方に充実した保障とサービスを提供する企業
- 中小企業の経営課題の解決を支援する企業
- 人とデジタルの力で、”いつでもどこでも”お客さまに感動をお届けする企業
基本的な指針としては、中小企業へのフォローをコアとしている。
企業の行動基準として、バリューでは次の5つを掲げている。
- チャレンジ精神と多様性を大切にし、一人ひとりが強みや個性を活かし活躍できる職場
- 提携先や代理店をはじめとするパートナーと、お互いの理念を共有し、ともに成長
- 中小企業のお客さまに、常に「最高の安心」と「最大の満足」をお届け
- 保険事業の拡大と新たな価値の創造を通じて、企業価値を持続的に向上
- 公正・誠実な企業活動を通じて、持続可能な社会づくりに貢献
また、社是としては「加入者本位・堅実経営」を掲げている。
基本的に、加入者への利益を確保できるような行動や意識を持ちながら活動を行っているといえるだろう。
大同生命は、国内でも有数の生命保険会社なので、格付会社からの評価も高い。
実際に、3つの格付会社で、A評価以上になっている。
- 格付投資情報センター:保険金支払能力 AA-
- 日本格付研究所:保険金支払能力格付 AA
- スタンダード&プアーズ:保険財務力格付け A
特に保険金の支払い能力はAAを獲得しており、保険金を支払う能力(債務履行の確実性)は高いといえるだろう。
中小企業が主な顧客となっている中で、支払いが滞るリスクが高いと、企業の経営にも多大な影響を及ぼしてしまう。
そのため、この点については安心できる情報といえるだろう。
取扱っている保険商品
大同生命の保険商品は、法人や個人事業主向けに販売されている商品と、個人向けに販売されている商品に分かれる。
それぞれの商品について確認しよう。
法人と個人どちらでも契約できる保険商品は、以下の通りである。
- 定期保険Lタイプ
- 定期保険Rタイプ
- 定期保険Dタイプ
- 定期保険D対応(保険料逓減型)
- 一時払い逓増終身保険
- 終身保険
- 個人年金保険
- 重大疾病保険がんステージ限定型 Jタイプ
- 重大疾病保険Jタイプ
- 就業障がい保障保険 Tタイプ
- 一時金型Mタイプ
- 終身介護保障保険
その他に、個人向けに販売されている商品として「介護収入保障保険 収入リリーフ」がある。
基本的に、中小企業が法人として契約できる商品と、経営者や役員、従業員が個人で契約する場合の商品で構成されている。
大同生命の口コミ
大同生命は、経営者や中小企業を相手にした保険会社なので、会社経営の面でサポートが受けられたと感じる人からの好意的な評判が多かった。以下に一例を挙げる。
・法人契約で生命保険に加入していたが、がんが判明し長期入院することになったが、生存中に受け取れる保険金のおかげで、会社の資金繰りを心配せずに済んだ
・高額の入院費用を支払う必要があったので、急いで給付金を請求したが、すぐに手続書類を送ってくれて、思っていたより早く入院給付金を受け取れた
・加入していた契約を解約する際に、手続に必要な書類を提出して2~3日して、担当者から、解約手続きが完了した連絡と、解約払戻金の着金予定日を丁寧に教えてくれた
このように、手続きや保障面で丁寧な対応をしてもらえたといった声が多かった。
一方で、2022年度は苦情件数が6285件あり、一定の不満足の表明があったといえるだろう。
大同生命の人気商品を徹底解説
大同生命で販売されている商品のうち、どのような商品が人気があるのか確認しよう。
一般的に、保険加入においては、どのような意向で保険に加入するかが重要である。そのうえで、大同生命の保険商品がどのようなメリットがあるのか確認する。
経営者が亡くなった場合の保険
経営者が亡くなった場合、借入金の返済や従業員への給与補てんなどの準備が必要になるため、経営者が備えておくべき保障は手厚くしておく必要がある。
こうした目的で準備できる人気商品は、以下の保険である。
- 定期保険Lタイプ:「保険金額」「保険期間」をオーダーメイドできる保険
- 定期保険Rタイプ:当面必要な保障を重視した更新型の保険
自由に設計できる保険商品だけでなく、当面の保障だけを手厚く準備できる定期保険が人気商品となっている。
働けなくなった場合の保険
働けない場合にも売り上げ減少のリスクや資金繰りの悪化といったリスクが付きまとう。
そのため、病気や働けない時に備えられる保険が人気である。
- 重大疾病保険がんステージ限定型 Jタイプ:所定のがんや急性心筋梗塞、脳卒中を保障
- 重大疾病保険Jタイプ:「保険金額」「保険期間」の設定できる三大疾病の保険
- 就業障がい保障保険 Tタイプ:身体障がい者手帳の交付や事故による死亡を保障する保険
死亡保障と同様で、保険金額や保険期間を決められる商品の他に、当面の期間保障を受けられる商品などバリエーションに富んでいる。
勇退に備える場合の保険
経営者が勇退する場合は、会社から役員退職慰労金を受け取れるが、計画的に準備しておかないと退職金を十分に受け取れないリスク資金繰りにも悪影響を及ぼす可能性がある。
退職時の退職金を確保する目的で準備できる保険が人気である。
- 定期保険Lタイプ:解約返戻金抑制割合を自由に設計できる
- 重大疾病保障保険 Jタイプα:解約返戻金抑制割合を指定できる
- 就業障がい保障保険 Tタイプα:解約返戻金抑制割合を指定できる
どの商品も解約返戻金がある商品なので、勇退までは保障として備えておきながら、実際に勇退する際に解約して、その返戻金を役員報酬に充てる。
介護になった場合の保険
介護は、身近な親族にも経済的な影響を及ぼしやすい。そのため、介護保障を準備する人もいる。
- 介護収入保障保険 収入リリーフ:死亡、高度障がい・要介護状態のいずれかで保障
- 終身介護保障保険 介護リリーフα:「認知症」をはじめ、病気や事故による要介護も保障
それぞれ介護リスク以外でも保障の対象となっている点が特徴である。
老後や相続への対策のための保険
老後生活の蓄えや、相続対策のために準備できる保険として、以下の商品が選ばれている。
特に、大切な財産を家族にスムーズに相続させるためには、相続税の納税資金や遺産分割のための資金を準備しておく必要がある。
- 個人年金保険:10年確定年金と、一生涯年金を受取れる終身年金のどちらかを選択可能
- 終身保険:契約時の保険料は、保険期間中上昇することなく一定
個人年金保険は、所定の年齢になると年金が受け取れるので老後の貯蓄として準備されている。
終身保険は、死亡時の相続税が発生した場合の納税資金として活用するケースが多い。
人気商品がわかったら!大同生命がおすすめな人とは
大同生命の保険商品を準備したほうがいい人の特徴について、メリットやデメリットとあわせて解説する。
大同生命のメリット
大同生命は、法人へのフォローが手厚い保険会社なので、企業の経営者や個人事業主には、加入するメリットはあるといえるだろう。
注力している商品も、企業の経営リスクや退職金の確保を目的にしている商品が多い。
また、大同生命は中小企業の顧問税理士に対して代理店販売の形をとっているので、それだけ法人格を持っている企業にはメリットが高いといえるだろう。
そのため、大同生命のメリットは、法人や個人事業主に対して魅力的な商品が多い点がメリットといえる。
大同生命のデメリット
大同生命のデメリットは、法人に特化した商品が多いので、個人が加入するための保険商品のバリエーションが少ない点にある。
法人契約できる商品は、一般的に個人でも契約できるが、保障内容に関しては他の保険会社のほうが優れている場合がある。
個人向けに保険商品を展開している保険会社と比べると保障内容や保険料で見劣りしてしまう可能性があるので、よく検討して準備するか検討しよう。
大同生命を選ぶほうがいい人
大同生命のメリットとデメリットを踏まえて、大同生命をどのような人が選ぶと良いのか、以下に記載する。
- 経営者や役員
- 企業の倒産リスクに備えたい経営者
- 役員の退職金を準備したい経営者
- 役員や従業員の福利厚生を充実させたい経営者
- 相続や老後の貯蓄を対策したい人
また、懇意にしている税理士などが大同生命を扱っている可能性もある。
気になる場合は、大同生命の保険商品を取り扱っていないか確認してみるのも良いだろう。
以上から、大同生命は経営者の経営リスクや課題に対して保障が受けられる商品が多いため、法人で保険を検討している人には選択肢の1つとして選べると良い。
ただし、大同生命以外にも、法人を対象にした保険商品を販売している保険会社はある。
一概に、法人契約といえば大同生命がすべて優れているというわけではないので、他の保険会社と比較しながら相談できる保険の専門家に、前もって相談すると良いだろう。
大同生命の人気商品を参考に、最適な保険を選ぼう
大同生命保険は、長い歴史から来る信頼性、豊富な商品ラインナップ、そして充実したアフターサービスなどで評価の高い保険会社である。
特に注目すべきは、年金保険から生命保険、がん保険まで幅広いラインナップを持つことだ。
これにより、ユーザーのライフステージやリスクに合わせた保険選びが可能となっている。
まずは自分が必要な保険を検討した上で、「大同生命の保険に加入するべきか」について判断するようにしてほしい。
自分が大同生命の保険に入るべきか、一人で判断するのが不安だという方は、保険のプロに相談することも検討しよう。
一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、自分が入るべき保険を的確に選ぶことができるはずだ。
また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。
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