- アフラックのがん保険の評判が知りたい
- アフラックが販売するがん保険の内容が知りたい
- 自分に合うがん保険の見つけ方が知りたい
アフラックは、がん保険を主力商品として販売する保険会社である。
がん保険を検討している時に、知名度の高さからアフラックを利用したいと考える人も多いだろう。
ただ、中には、実際の評判を事前に知ってから加入したいと思う人も出てくるはずだ。
本記事では、アフラックのがん保険の評判や具体的な商品について解説する。
また、自分に合うがん保険の見つけ方についても説明する。
アフラックのがん保険を利用するべきか悩んでいるという人は、ぜひ参考にしてほしい。
アフラックのがん保険の評判を詳しく知ろう
「アフラック=がん保険」というイメージの人も多いのではないだろうか。
アヒルが登場するテレビCMが印象的なアフラック生命だが、国内で初めてがん保険を発売したことでも有名である。
世間からの認知度も高いアフラック生命であるが、実際にどのようながん保険を提供しているのか理解できている人は少ないだろう。
ここでは、アフラック生命の基本情報や、がん保険に加入した人のさまざまな口コミをピックアップした。
がん保険に限らず、各種生命保険の加入は住宅に次ぐ高額な買い物とも言われる。
保険に加入するにあたって、保障内容や保険料はもちろん重要だが、実際に加入した人の声を参考にしたい人も多いだろう。
以下で紹介する内容を踏まえて、アフラック生命の概要を正しく理解してみてほしい。
アフラックの会社概要
アフラック生命の2022年度末時点における会社概要は下表のとおりだ。
会社名 | アフラック生命保険株式会社 |
---|---|
創業 | 1974年11月15日 |
代表取締役社長 | 古出 眞敏 |
従業員数 | 4,963名 |
総資産 | 12兆9,747億円 |
売上(保険料等収入) | 1兆2,942億円 |
事業所数 | 営業拠点:141 営業部・支社販売代理店数:7,647 |
契約状況 | 新契約件数:83万件 保有契約件数:2,323万件 |
主な業務内容 | 生命保険業 |
2023年11月時点の保険の種類 | 16種類 |
そもそもアフラック生命は、1955年にアメリカで誕生しており、1974年に日本に進出した海外を拠点にする生命保険会社である。
1974年に日本で初めてがん保険を販売し、2022年度末における累計契約件数は2,300万件を突破している。
うち、がん保険の契約件数は約1,470万件で、医療保険の契約件数は約560万件だ。
この2つで約2,000万件に及ぶため、アフラック生命に加入した人の9割近くが、がん保険または医療保険に加入していることがわかる。
なお、「アフラック生命保険株式会社」として営業を開始したのは2018年4月2日からで、2023年11月現在、合計16種類の保険商品を扱っている。
アフラックが扱う保険商品
アフラックが扱う保険商品は大きく分けて以下の6つだ。
- がん保険
- 医療保険
- 介護保険
- 死亡保険
- 休職保険
- 学資保険
それぞれで提供している保険商品は、下表のとおりである。
保険の種類 | 保険商品の名称 |
---|---|
がん保険 | ・「生きる」を創るがん保険 WINGS ・がんを経験された方のための「生きる」を創るがん保険 WINGS ・生きるためのがん保険 Days1プラス(契約者のみ対象) |
医療保険 | ・手軽に備える医療保険 EVERシンプル ・女性のための医療保険 EVERシンプル ・あなたの保障を最新化 医療保険 EVERシンプル+プラン ・病気になった人も入りやすい医療保険 EVERシンプル |
介護保険 | ・介護状態に合わせて保障する アフラックのしっかり頼れる介護保険 ・Vタイプ スーパー介護年金プラン |
死亡保険 | ・変わらない保険料で、一生涯の保障を。かしこく備える終身保険 ・家族に毎月届く生命保険 GIFT ・アフラックの定期保険 Lightフィットプラン災害死亡割増特約付 ・未来の自分が決める保険WAYSウェイズ ・三大疾病保障プラン ・アフラックの終身保険 どなたでも無選択型 |
休職保険 | ・アフラックの休職保険 |
学資保険 | ・アフラックの夢みるこどもの学資保険 |
保険商品の展開は総じてシンプルなのがアフラック生命の特徴だ。「〇〇な人ならこの保険」という形で、状況に合わせて検討すべき保険を選びやすく、比較検討しやすいだろう。
アフラックのがん保険に加入した人のプラスな口コミ
アフラック生命に加入している契約者から寄せられた、がん保険に関するプラスな口コミは以下が挙げられる。
引用:オリコン顧客満足度ランキング「アフラックのがん保険の評判・口コミ」
- 保障内容が手厚くて充実している
- 商品内容が分かりやすく検討しやすかった
- 最新のがん治療に特化していて安心できる
- ネットだけでスムーズに契約できる
- 給付金が支払われるまでの期間が短くて助かった
引用:福井新聞ONLINE「アフラック生命の口コミ・評判」
がん保険に加入した人の口コミで特に多いのが、「保障内容の手厚さ」に関する内容だ。
関連して、商品内容がシンプルで理解しやすい点を挙げている人も多かった。
また、アフラック生命は後述する「Day1 プラス」という、契約者限定のがん保険の特約を用意しており、最新のがん治療も保障範囲としてカバーできる。
この点を評価している口コミもいくつか見られた。
ほかにも、契約の方法に関してスムーズに行えた旨の口コミや、保険金を申請してから支払われるまでの期間が短かった点を評価する内容も多かった。
口コミの多くががん保険に関する内容で、この点からもアフラック生命ががん保険に圧倒的な強みを持っていることが伺える。
アフラックのがん保険に加入した人のマイナスな口コミ
アフラック生命のがん保険に関する口コミはプラスのものだけでなく、マイナスな評価をしているものも見受けられた。
引用:オリコン顧客満足度ランキング「アフラックのがん保険の評判・口コミ」
- 罹患後の経過観察は治療に該当しないから保険がおりない
- コールセンターがなかなかつながらない
- 電話対応がイマイチだった
- アフターフォローがなくて不親切に感じた
引用:福井新聞ONLINE「アフラック生命の口コミ・評判」
引用:MANEMO「アフラックはやばい?生命保険やを口コミ・評判から調査!」
実際にがんに罹患した人のリアルな声として、「経過観察の場合は治療に該当しないため、保険の適用外になる」という内容があった。
毎回の診察料はそこまでの金額ではないかもしれないが、年間で換算すると相当額に及ぶこともあるため、罹患後の保障内容もチェックしておいて損はないだろう。
がん保険に関する直接的なマイナスの口コミは上記くらいで、大半を占めたのはコールセンターとのやりとりに関するものだ。
電話がつながりにくかったり、電話の対応がイマイチだったりするのは、アフラック生命に限った話ではないだろう。生命保険各社においてマニュアルの整備は当然済ませているはずだが、担当者によって対応の品質にばらつきがあるのはやむを得ない。
アフターフォローのなさに関しても、インターネットで契約した場合は担当者がいるわけでもないため、対面契約に比べてフォローを受けられる可能性が下がるのは無理もないだろう。
【アフラックがん保険】評判の魅力を解説!
アフラック生命が提供しているがん保険は3種類ある。ここでは、それぞれについて特徴を詳しく解説しよう。
【アフラックがん保険】「生きる」を創るがん保険 WINGS
『「生きる」を創るがん保険 WINGS』は、アフラックが提供する最も主力のがん保険で、特徴は以下のとおりである。
- 治療前の保障として精密検査給付金2万円を検診ごとに1年に1回給付
- 診断給付金として、がんの場合は50万円、上皮内新生物の場合5万円を給付
- 入院や通院が所定の条件を満たした時に一時金として50万円を給付
- がんや上皮内新生物の治療を目的とする入院・通院につき、日額10,000円を給付
- 治療給付金として、受けた月ごとに10万円ないし5万円を給付(69歳以下の場合)
- 先進医療の治療費は自己負担額と同額を給付(通算2,000万円まで)
『「生きる」を創るがん保険 WINGS』は保障の幅広さが最大の特徴で、入院・通院や手術に関する保障はもちろん、治療前の精密検査も保障の範囲とされている。
また、治療が複数回にわたる場合でも給付金が支給されるため、治療が長引いても経済的な心配をすることなく療養に専念できるだろう。
さらに、外見ケア特約をつけると所定の手術を行った際に20万円、頭髪の脱毛症状と診断されたときに10万円が支給される。治療後のウィッグの購入費なども保障されるのだ。
また、入院・通院が所定の条件に該当すると保険料の払込は免除になる特約も用意されている。
がん保険を検討している人は、『「生きる」を創るがん保険 WINGS』を基準に他社と比較すると良いだろう。
【アフラックがん保険】がんを経験された方のための「生きる」を創るがん保険 WINGS
『がんを経験された方のための「生きる」を創るがん保険 WINGS』は、今までにがん(悪性新生物)に罹患したことがある人のためのがん保険だ。
名前からもわかるように、保険のベースは先ほど解説した『「生きる」を創るがん保険 WINGS』と同じである。
それに加えて、経験者保険料率に関する特則に基づいて保険料が割り増しになっているのが本保険だ。
また、一部の給付金の支払い事由も異なる点は注意が必要である。
- 満20〜85歳
- がん(悪性新生物)の治療を受けた最後の日から、5年以上経過(所定の条件を満たす場合は3年以上経過)
- 過去2年以内にがんに対する経過観察で異常の指摘を受けたことがない
- 現在入院中でない、または最近3ヶ月以内に病気で入院や出術または先進医療を受けるよう勧められたことがない など
上記を満たせばがんに罹患したことがあっても加入でき、過去に経験したがんが再発・転移した場合も保障される。
一度がんに罹患した人ほど、がんへの備えをしたいだろう。
該当する人は『がんを経験された方のための「生きる」を創るがん保険 WINGS』を検討するのがおすすめだ。
【アフラックがん保険】生きるためのがん保険 Days1プラス
『生きるためのがん保険 Days1プラス』は、契約中のがん保険の保障をバージョンアップさせるための特約である。
- 通院給付金5,000円/日を日数無制限で保障
- 複数回診断給付金の追加
- がん先進医療・患者申出医療給付金や療養一時金の追加
- 緩和療養給付金の追加 など
「Day1プラス」は、本記事で解説した2つの保険に限らず、過去にアフラック生命のがん保険に加入した人なら誰でも追加可能だ。
なお、現在契約中のがん保険を切り替え・変更するものではなく、保障を補強するための保険を追加するものであることは覚えておこう。
アフラックのがん保険を利用するメリット
アフラックのがん保険を利用するメリットは以下が挙げられる。
- 手厚い保障内容を用意できる
- 過去にがんと診断されても加入できる
- 複数回の治療にも対応できる
- 契約方法が豊富にある
アフラック生命のがん保険は保障内容がとにかく幅広いうえに、保障額も充実している。
日本人の死因としてがんは1位であり、約半数の人が罹患すると言われているため、保障を用意しておいて損することはないだろう。
加えて、過去にがんと診断された人も、一定期間を経過すれば加入できるのは大きなメリットだ。
再発や転移した場合も保障を受けられるため、加入する必要性はかなり高いと言えるだろう。
保障が一度きりというわけでもなく、複数回にわたって保障を受けられるため、治療が長引きやすいがん治療に対して、経済的な不安を軽減できるのは助かるはずだ。
アフラック生命の場合、対面契約以外にもインターネットから契約できるため、自分で調べて慎重に加入判断したい人にもメリットがあるだろう。
アフラックのがん保険を利用するデメリット
アフラックのがん保険にもデメリットがいくつかある。
- 保険料が必ずしも安いわけではない
- 初期のがんに対する保障はイマイチ
- 保険料払込免除特約の条件が厳しい
「保障内容が充実している」ということは相応の保険料を負担する必要があり、安価な保険料でがんに備えたい場合はネックになるだろう。
特約をつけると保険料が割高になる側面は否めず、がんに罹患したことがある人の場合も、保険料が高くなるのはやむを得ない。
また、上皮内新生物(初期のがん)の場合は保障が限定的だったり、保障の対象外だったりするため、必ずしも給付金を受け取れるわけではない点にも注意が必要だ。
ほかにも、保険料の払込免除特約があるものの、がんと診断確定された月の初日から2年以内に入院または通院の日数が30日に達した場合が条件で、上皮内新生物は対象外である。
払込免除になるかどうかの条件はやや厳しい印象であるため、この点も覚えておこう。
【アフラックがん保険】評判の良い自分に合ったがん保険を見つけるには
アフラック生命のがん保険について詳しく解説したが、実際、どのがん保険が自分に合っているか判断するのは簡単なことではないだろう。
がん保険は生命保険各社から販売されており、特徴はもちろん、保険料も異なるため、自分のなかで判断基準を明確に定めて比較検討するしかない。
ここでは、自分に合ったがん保険を見つけるためのヒントとして、3つの判断軸を紹介しよう。
保障内容と保険料のバランスを考慮する
がん保険を比較検討する際に最も重視すべきなのが、保障内容と保険料のバランスだ。
毎月の家計を見直して、がん保険だけでなく、各種生命保険に充てられる保険料の合計をまずはシミュレーションしよう。
保険料合計のうち、がん保険にかけられる費用を設定したうえで、生命保険各社のがん保険の保障内容を比較してみてほしい。
先に予算を決めておけば、どのような保障をつけられるかで比較検討できるはずだ。
また、予算を絞りすぎて思うような保障をつけられないのは本末転倒であるため、想定した予算にいくらプラスすると必要な保障をつけられるかもピックアップしてみよう。
保障が手厚すぎるのも家計を圧迫させる原因となるため、まずは最低限かけられる予算ベースで保険を絞り込むと、効率よく自分に合ったがん保険を探せるだろう。
ライフスタイルや健康に対する考え方を基準に選ぶ
金銭面からドライに絞り込む方法だけでなく、自身のライフスタイルや健康に対する考え方をベースにがん保険を選ぶのもおすすめしたい方法だ。
そもそも、保険はもしもの事態に備えるものであり、がん保険の場合、がんに罹患しなければ保険料の支払い損になる。
「がんにかかる可能性やリスク」をどの程度と捉えるかは人それぞれだ。
資産が潤沢にあれば、そもそも保険に加入する必要性は乏しい。
逆に、預金があまりないうえ、がん家系に生まれた場合はがん保険に早めに加入したほうが良いだろう。
アフラック生命のように診断前の精密検査に対しても保障が必要と考える場合もあれば、手術や入院の際に保障があれば構わない人もいるはずだ。
保険に対する考え方は人それぞれであるため、大切にしたい考え方を基準に、がん保険に求める優先順位をつけて比較検討しても良いだろう。
保障期間がどれくらい必要か考える
がん保険を選ぶ際は、保障期間をベースに考えるのも有効である。
保障期間は終身または定期の大きく2つで、定期タイプであれば10年更新型が一般的だ。
終身タイプなら保険料は生涯にわたって一定になるが、保険料を支払い続ける余裕がなければ契約を継続させるのは難しい。
定期タイプの場合、自身のリスク許容度や経済的余裕度などから柔軟に選択できるものの、更新するたびに保険料は上がる傾向だ。
女性の場合は若年層においてもがんに罹患する可能性があるため、期間を分けて加入するのも一つの手段だろう。
保障期間ベースで考えるのもライフスタイルや健康に対する考え方と似ている側面はあるが、ライフステージに合わせて保障を選ぶのも、自分に合ったがん保険を見つけやすいはずだ。
評判の良いアフラックのがん保険を利用して安心を手に入れる
本記事では、アフラックのがん保険の評判や具体的な商品について解説した。
また、自分に合ったがん保険の見つけ方についても説明した。アフラックのがん保険は保障内容が多岐にわたる。
また、インターネットからの申し込みが可能だ。
ただ、一度がんを発症している場合には保険料が高額になってしまうという注意点もある。
そのため、アフラックを利用すべきかは、保障内容や保険料をどれくらい支払えるかによって判断すべきだろう。
もしアフラックのがん保険を利用すべきかの判断に迷ったら、保険のプロに相談することも検討しよう。
一人一人に合ったアドバイスをもらうことで、どのがん保険が自分に合っているかを的確に判断することができるはずだ。
また、保険のプロは数多く存在し、その中から自分にとって最適な担当を見つけるのは難しいだろう。
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