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GMO外貨はいくらからできる?必要最低金額と取引単位を解説

この記事で解決できるお悩み
  • GMO外貨の最低入金額が知りたい
  • GMO外貨の最低取引単位がわからない
  • GMO外貨の取引に必要な資金が知りたい

「FX取引はハイリスク・ハイリターン」というイメージは強いが、実は少額から始められることをご存知だろうか。

FX口座の中には、初心者でもスタートしやすい取引条件を提供するものもあり、GMO外貨もその一つである。

本記事では、GMO外貨の最低入金額と最小取引単位を詳細に解説し、初心者でも理解しやすいよう丁寧に説明する。

さらに、リスク管理の観点からみた適切な証拠金の設定方法についても触れる。

これからFX投資を始めようとしている方、とくに少額からスタートしたい方にとって、貴重な情報源となるだろう。

本記事を参考に、ご自身の資金状況に合わせた最適な取引プランを立て、実践していただきたい。

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目次

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GMO外貨の最低入金額とは?

まずは、GMO外貨が設定する最低入金額について確認していこう。

GMO外貨の最低入金額

GMO外貨のFX取引を開始するためには、FX口座への入金が必要だ。

GMO外貨では、クイック入金と振込入金という2つの方法が提供されている。

どちらを選択するかにより、最低入金額は変わってくる。

  • クイック入金
    • 2,000円から
  • 振込入金
    • 1円から

GMO外貨の入金方法

クイック入金とは、GMO外貨が提携する金融機関のインターネットバンキングを利用して、24時間365日即時に取引口座へ入金できるサービスだ。

クイック入金の特徴
  • 入金手数料が無料
  • 入金処理は24時間。リアルタイムで口座に反映される
  • 2,000円から入金可能
  • 取引ツール(外貨ex、Cymo、PC版)から直接手続き操作できる

この方法なら、入金手数料が無料で、手続き完了と同時に取引が可能になる。

一方の振込入金では、振込手数料の負担が必要となるうえ、入金額が口座に反映されるのに一定の時間がかかる。

ただし、 GMO外貨が指定する金融機関以外からも振込ができるうえ、入金額が1円から受付される利点もある。

取引機会を逃さず効率の高い取引をしたいならクイック入金がおすすめだ。

少々時間やコストを負担しても、好きな金融機関から手続きをしたい方には振込入金が適している。

FXで推奨される初期投資額

GMO外貨では、わずか2,000円から口座への入金が可能だ。

これは、FX取引に興味はあるものの、大きな資金を用意できない方にとって心強いポイントだろう。

一方で、FX取引を始めるときの初期投資額は一般的に5万円から10万円程度とされることが多い。

この金額があれば、適切なリスク管理を行いながら、ある程度の取引量を確保できるからだ。

ただしこの金額範囲は、もちろん一つの目安にすぎない。投資額は、個人の財政状況やリスク管理に応じて判断すべきである。

後述する最低取引単位取引に必要な資金のセクションを参考に、無理のない範囲で決めていくと良い。

GMO外貨の最低取引単位

ここでは、GMO外貨で設定されている最低取引単位について解説する。

最低取引単位の基本概念

FXにおける最低取引単位(最小取引単位)とは、1回の取引で売買できる最小の通貨量を指す。

たとえば、米ドル/円の最低取引単位を1,000通貨と定めているFX口座では、1回の取引で少なくとも1,000米ドルを購入または売却する必要がある。

利用者の視点では、最低取引単位が小さいほど、リスク管理がしやすく、柔軟な取引戦略の構築が可能となる。

一方、FX口座側の視点では、最低取引単位を低く設定すれば、初心者トレーダーの参入を促進できるうえ、多様な通貨ペアの取引促進にもつなげられる。

最低取引単位を高く設定すれば、相対的に取引回数が減少するため、取引処理コストの低減可能性が高くなる。

GMO外貨の通貨ごとの最低取引単位

GMO外貨で定められている最低取引単位は、以下のとおりである。

最低取引単位通貨
1,000通貨米ドル(USD)
ユーロ(EUR)
豪ドル(AUD)
ニュージーランドドル(NZD)
英ポンド(GBP)
スイスフラン(CHF)
カナダドル(CAD)
10,000通貨南アフリカランド(ZAR)
トルコリラ(TRY)
メキシコペソ(MXN)
人民元(CNH)
香港ドル(HKD)
出典: 外貨exのお取引ルール|GMO外貨

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たとえば、米ドル(USD)の最低取引単位は1,000通貨だ。

仮に1ドル=150円とすると、1,000ドルは150,000円に相当する。

このとき、レバレッジを使わないなら、150,000円あればGMO外貨で米ドル/円や米ドル/ユーロの取引ができる。

しかし、FX取引には「レバレッジ」という仕組みがある。これを使えば必要な自己資金をこれより少なく抑えられる。

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GMO外貨での取引に必要な資金

レバレッジとは、少額の資金で大きな取引を行える仕組みのことだ。

レバレッジを使わなければ、1,000ドルの取引をするためには、1,000ドルが必要だ。

しかし10倍のレバレッジをかける場合、10分の1の自己資金で1,000ドルの取引が可能になる。

最低取引単位で取引するための自己資金

FXで通貨取引を行う場合、その取引に必要な資金のことを「証拠金」という。

FXの場合の取引証拠金は、FX会社がそれぞれ設定するもので、GMO外貨では1万通貨あたり【為替レート×10,000通貨×レバレッジ倍率による比率】と決められている。

この式でわかるとおり、取引証拠金は、「レバレッジ倍率の選択」および「為替レート」に影響される。

以下は、レバレッジと為替レートを変化させたときの取引証拠金の概算を示したものだ。レバレッジは、GMO外貨が提供するコースの倍率(1倍、10倍、25倍)を使った。

最低取引金額(1,000米ドル)を取引するために必要な自己資金

USD/JPYレート1倍10倍25倍
150円150,000円15,000円6,000円
160円160,000円16,000円6,400円

上表のとおり、取引に必要な証拠金は、レバレッジ倍率が高ければ少なくて済む。

また、為替レートが円高のときも少なくて済む。たとえば、GMO外貨には、南アフリカランド(ZAR)のような10,000通貨を最低取引単位とする通貨もある。

これらの通貨では、当該通貨ベースの取引量は10倍多く必要だが、為替レートが低いため、円換算した証拠金は少なくて済むのである。

最低取引金額(10,000ZAR)を取引するために必要な証拠金

ZAR/JPYレート1倍10倍25倍
8円80,000円8,000円3,200円

基本的には、最低取引単位が小さい通貨ペアの方が、少ない資金で取引を始められる。

しかし、相場次第で必要証拠金は変動するため、注意が必要だ。

また、実際の取引における取引証拠金は、実勢レートを反映するとともに、GMO外貨の規定に即したものとなるため、上記のような計算値とは異なるものとなる。

必ず公式に発表された情報を確認したうえで、取引を行うよう心がけていただきたい。

レバレッジの設定により直面するリスク

前述したとおり、レバレッジを使えば小さな額でもGMO外貨で取引ができる。

しかし一方で、レバレッジの利用により、自己資金(証拠金)に占める損失の割合が大きくなるので注意が必要だ。

必要証拠金に対する損失の割合が増える

たとえば、1ドル=160円のときに1,000米ドルの買いポジションを作るケースを考えてみよう。

1ドルが150円になった場合、レバレッジ倍率が1倍でも25倍でも、損失の絶対額は10,000円で変わらない。

しかし、必要証拠金に対する損失の割合は、レバレッジの影響を大きく受ける。

レバレッジが高いほど、同じ為替レートの変動でも必要証拠金に対する損益の割合が大きくなるのだ。

1ドル=150円になった場合の損失および損失割合

スクロールできます
レバレッジ必要証拠金損失額必要証拠金に対する損失割合
10倍16,000円-10,000円-62.5%
25倍6,400円-10,000円-156.25%

証拠金維持率が低下するリスク

そして為替変動は、証拠金維持率にも大きく影響する。

証拠金維持率は、【有効証拠金÷取引証拠金×100】で求められる。

上表のレバレッジ10倍の例で、これ以外の資金もない場合なら、有効証拠金は6,000円(資産16,000円-評価損益金10,000-出金依頼金額0円)となる。

1ドル=150円だから、取引証拠金は、米ドル1,000通貨あたり15,000円だ。

このとき、【有効証拠金6,000円÷取引証拠金15,000円×100】から導き出される40%が、このトレーダーの証拠金維持率となる。

同じ状況でレバレッジ25倍の場合を考えてみると、証拠金維持率は、【有効証拠金-3,600円÷取引証拠金6,000円×100】で マイナス60%となる。

ロスカットのリスク

GMO外貨では、証拠金維持率が50%を下回るとロスカットされる。

ロスカットとは、投資家の損失を一定の範囲内に抑えるために、強制的にポジションを決済する仕組みである。

前項と同様に、1ドル=160円のときに1,000米ドルの買いポジションを作るケースを使って考えよう。

レバレッジ10倍なら、米ドル/円が151.58円まで下落すると証拠金維持率が50%となり、ロスカットが発動される。

一方25倍の場合は、米ドル/円が156.73円レベルで維持率が50%を割り込む。

このように、高レバレッジでの取引は、わずかな相場変動でもロスカットのリスクに直面する可能性が高くなる。

トレーダーは自身のリスク許容度に応じて適切なレバレッジを選択し、常に証拠金維持率に注意を払う必要がある。

リスク管理の観点から推奨される証拠金の水準

FX取引では、証拠金の設定がリスク管理の重要な要素となる。証拠金維持率を適切に保つことで、安定した取引を実現できる。

証拠金維持率は200%以上を目指す

GMO外貨では、証拠金維持率が100%を下回るとアラートが、50%を下回るとロスカットが発動する。

常に100%以上、できれば200%以上を維持するのが安全だ。これにより、急激な相場変動でも一定程度耐えられる。

ただしこの率は、取引する通貨ペアのボラティリティや、個人の取引スタイルによっても異なるため、自身の状況に応じて調整が必要である。

資金準備に余裕を保つ

証拠金は取引額の一部を担保として預け入れるものであるが、余裕資金を確保することが重要である。

一般的に、口座に入れる証拠金は、取引に必要な最低証拠金の2倍から3倍程度を目安にすると良いとされている。

これにより、相場の一時的な変動に対しても柔軟に対応でき、ロスカットを避けるためのクッションとして機能する。

定期的なモニタリングと調整

取引画面に表示される「お客様の状況」で、証拠金維持率や実効レバレッジを確認し、必要に応じて調整することが大切だ。

GMO外貨の「ロスカットアラート」や「ロスカット」を活用しつつ、自己責任で適切なリスク管理を行うことが求められる。

FX取引における運用額の決め方

ここでは、運用額を決める際の主要な考慮点を3つの観点から解説する。

個人の財務状況に基づく運用額の設定

まず、自身の財務状況を冷静に分析しよう。これは、安全かつ持続可能な取引を行うための基礎となる。

余剰資金の把握

最初に把握すべきは、「余剰資金」である。これは、日々の生活に必要な資金を除いた、純粋に投資に回せる資金のことだ。

このとき、予期せぬ出費の発生に備えて、別に緊急資金(3〜6か月分の生活費相当)も確保しておくと良い。

リスク許容度の把握

次に、自身のリスク許容度を勘案して、FX取引に回す金額を調整していく。

FX取引は通貨の相対的な価値を取引するものであり、株式・債券のような実物を保有する概念がない。

為替レートの変動によって利益や損失が決まり、不利なレート変動が続けば、投資額全額を失うおそれもある。

そのため、全額を失っても生活に支障のない金額を運用額の上限とすべきだ。

さらに、金銭的な余裕だけでなく、心理的な面も考慮する必要がある。自身がストレスを感じずに受け入れられる損失額を見極め、その範囲内で運用額を設定しよう。

取引戦略に応じた運用額の決定

運用額の決定では、取引戦略を考慮することも大切だ。取引戦略によって必要な資金量や適切なリスク管理の方法が大きく異なるからである。

短期取引と長期取引

短期取引は市場の細かな動きを捉えて利益を得ようとするため、比較的小さな資金でも取引が可能だ。

しかし、取引頻度が高いため、手数料やスプレッドのコストが蓄積しやすい。

そのため、これらのコストを考慮して、十分な資金を用意する必要がある。

一方、長期取引は大きなトレンドに沿った収益獲得を目指すため、その中で生じる損失からの影響に耐えうる資金力が求められる。

また、ポジションを長期間保有するため、スワップポイント(通貨間の金利差から生じる損益)も考慮に入れる必要がある。

レバレッジの設定

運用額は、レバレッジの設定からも決められる。レバレッジは少額の資金で大きな取引を可能にするが、その分リスクも増大する。

レバレッジを高く設定すると、必要な証拠金は少なくて済むが、相場の変動による損益も大きくなる。

たとえば、レバレッジ10倍の場合、1,000ドルの取引に対して100ドルの証拠金が必要となる。

高いレバレッジは少ない資金で大きな取引ができる反面、急激な相場変動によるリスクも高まるため、初心者は低めのレバレッジ設定(5倍から10倍)が推奨される。

取引画面で常に証拠金維持率を確認し、必要に応じて証拠金を追加することで、ロスカットのリスクを軽減できる。

段階的な資金投入と運用額の調整

また、市場環境の変化や自身の取引経験に応じて、段階的に資金を投入し、定期的に運用額を調整していくことが大切だ。

段階的に資金を投入する

まず、段階的な資金投入について考えよう。FX取引は複雑で、実際に取引を始めてみないとわからないことも多い。

そのため、最初から全資金を投入するのではなく、少額から始めることが賢明だ。

たとえば、全運用予定額の10%程度から始め、取引に慣れてきたら徐々に増やしていくのである。

これにより、実際の市場で経験を積みながら、リスクを最小限に抑えられる。

定期的に運用額を見直す

市場や自身の取引スキルに合わせ、たとえば3か月ごとなど定期的に運用額を見直すことが重要だ。

見直しの際は、以下の点を考慮する

  • 過去の利益率や勝率を確認し、好調であれば運用額の増加を検討する
  • 市場のボラティリティ(価格変動の大きさ)が高まっている場合は、リスク管理の観点から運用額を抑える
  • 自身の財務状況や心理的な面での変化を考慮する。

GMO外貨で最低金額からFXデビュー!賢くリスクを管理して安全に始めよう

FXは株や債券などの実物資産への投資と異なり、為替の変動によっては投資資金を大きく損なうリスクも伴う。

慣れるまでは投資額を抑えて、自分に合ったリスクとリターンのバランスを見極めることが大切だ。

GMO外貨は、最低入金額は2,000円から、最小取引単位は1,000通貨と、小さい金額でFX取引を始められる。

このほか、レバレッジ倍率が選べたり、ロスカットアラートがあるなど、リスク管理に優れた取引環境が整っている。

ぜひ、GMO外貨でFX取引をスタートし、リスクを抑えながらの着実な資産運用を始めて欲しい。

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GMO外貨の最低金額に関するQ&A

GMO外貨は少額取引におすすめですか?

GMO外貨は少額取引におすすめだ。

最小取引単位が1,000通貨と設定されているため、1ドル=160円なら16万円から、最大レバレッジ25倍を使えば6,400円の自己資金(証拠金)から始められる。

さらに、競争力のある狭いスプレッドや取引手数料無料などの魅力があるため、少額取引トレーダーでも利益を得やすい取引条件が揃っている。

少ない金額でも分散投資が可能で、レバレッジ倍率も選べるなど、リスク管理の面でも安心して利用できる。

GMO外貨のレバレッジはどれくらいですか?

GMO外貨では、個人口座では「1倍・10倍・25倍以下」のレバレッジコースが提供されている。

トレーダーは、「お客様情報 > レバレッジ設定画面」にて、自分で自由にコースを変更できる。

システムのデフォルト値(初期値)は25倍なので、他の倍率を希望する人は自身で設定を変える必要がある。

また、レバレッジ設定は全ポジションに一括で適用され、ポジションごとに異なるレバレッジを設定することはできない。

GMO外貨の取引手数料はどれくらいかかりますか?

GMO外貨では、以下の取引手数料は無料である。

  • 口座開設・維持手数料
  • 取引手数料
  • ロスカット手数料
  • クイック入金手数料
  • 出金手数料

ただし、実質的な取引コストとなるスプレッドは取引のたびに発生する。

2024年7月現在、米ドル/円のスプレッドは0.2銭(原則固定)と非常に狭く、コストを抑えた取引が可能だ。

なお、出金手数料は無料だが、外貨での出金を選択した場合には手数料が発生する。

また、入金に銀行振込を利用する場合は、振込手数料が本人負担となる。

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