- GMOクリック証券(FXネオ)とSBI FXトレードの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
FXを始めるには新たに口座を作る必要があるものの、各社・サービスの違いが分からず、何を基準に決めればよいか悩んでしまう人が多い。
特に、初めてFXに取り組む人の場合、不明点も多くて、結局どの会社が自分に合っているか分からないこともあるだろう。
この記事では、GMOクリック証券が提供するFXネオと、SBI FXトレードの違いを解説している。
両サービスの特徴や利用するメリット、FX口座を選ぶ際の基準などもまとめた。
FXネオとSBI FXトレードの違いを知りたい人はもちろん、これからFXを始めたい人は、本記事の内容をぜひ参考にしてほしい。
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GMOクリック証券(FXネオ)とSBI FXトレードの主な違い
FXネオは、GMOクリック証券株式会社が提供するFX取引のサービスだ。
同社はFXだけでなく、株式投資や投資信託、バイナリーオプション、CFDなど、幅広い金融商品を扱うサービスを提供している。
SBI FXトレードは、SBI FXトレード株式会社が提供するサービスで、SBIグループの業務基盤や業界大手の安心感が魅力だ。
ここでは、FXネオとSBI FXトレードの違いについて、3つの観点から解説しよう。
違い①:取引可能な通貨単位
両サービスの最も大きな違いが、取引可能な通貨単位である。
FXネオの場合は1,000通貨単位から取引可能であるのに対して、SBI FXトレードでは1通貨単位から取引できる。
通常、一回の取引単位は10,000通貨(1Lot)とされており、FXネオの1,000通貨単位(0.1Lot)も、少額からFXを始められるものとしてメリットがある。
しかし、SBI FXトレードの場合は1通貨単位からFXを始められるため、米ドル/円であれば、1ドルから手軽に取引できてしまうのだ。
SBI FXトレードなら分割可能な最小単位から取引できるため、デモトレードを使うよりも、実際に口座を開設し、取引のしやすさや環境を確かめられるだろう。
ちなみに、両サービスは一度に注文できる数量にも違いがある。
FXネオの場合、一回あたりの注文量は100万通貨であるのに対し、SBI FXトレードは1,000万通貨まで取引できる。
注文量の幅広さはSBI FXトレードのほうが優れており、小口・大口を問わず利用しやすいことが分かる。
違い②:スワップポイント
両サービスで得られるスワップポイントも違いとして着目すべきだ。
FXネオ | SBI FXトレード | |
---|---|---|
米ドル/円 | 232 | 230 |
ユーロ/円 | 192 | 212 |
ポンド/円 | 291 | 287 |
カナダドル/円 | 138 | 141 |
豪ドル/円 | 128 | 126 |
スイスフラン/円 | 80 | 64 |
南アフリカランド/円 | 200 | 180 |
トルコリラ/円 | 42 | 38 |
メキシコペソ/円 | 280 | 250 |
詳しくはこちら |
両サービスの通貨別のスワップポイントをまとめたが、一部の通貨ではSBI FXトレードのほうが優れているものの、多くの通貨ペアにおいてFXネオのほうが高いことが分かる。
特に、南アフリカランドやメキシコペソなど、スワップポイントを得やすい通貨ペアにおいて、FXネオは強みがある。
ただし、スワップポイントは日々変動し、常に一定の金額を受け取れるわけではない点には注意が必要だ。
違い③:取引可能な通貨ペアの数
サービス内で扱っている通貨ペアの数にも違いがあり、FXネオの場合は20、SBI FXトレードでは34通貨を取り扱う。
通貨ペアの数が多ければ多いほど、選択肢の幅は広がり、リターンを狙うチャンスの拡大にもつながる。
もちろん、FXネオの20通貨も主要ペアは網羅しており、必要十分な選択肢は用意されている。
そのため、新たにFXを始める際に不便さを感じることはないだろう。
将来的にマイナー通貨にも投資したいと考えている人は、SBI FXトレードの利用をおすすめしたい。
両サービスの簡易比較表
FXネオ | SBI FXトレード | |
---|---|---|
取引できる最小の通貨単位 | 1,000 | 1 |
一度で注文可能な数量 | 100万通貨 | 1,000万通貨 |
通貨ペアの数 | 20 | 34 |
各種手数料 | 無料 | 無料 |
デモ取引の可否 | 可能 | 不可 |
詳しくはこちら |
両サービスを比較した結果は表のとおりだが、SBI FXトレードのほうが取引に関する使い勝手のよさは高いと言える。
小口・大口のいずれにも対応でき、間口の広さが大きな特徴である。
ただし、デモトレードが可能なのはFXネオのみで、SBI FXトレードの場合は実際に口座開設して使い心地を試すしかない点には注意が必要だ。
なお、申込みにかかる時間はFXネオが3分、SBI FXトレードが5分となっており、いずれも簡単に手続きできることがわかる。
最短当日で取引可能なので、思い立ったその日にFXを始めることも可能だ。
GMOクリック証券(FXネオ)とSBI FXトレードのそれぞれの特徴とメリット
どのFX会社を利用するか検討する際は、各社の特徴や利用するメリットの把握も重要である。
ここでは、FXネオとSBI FXトレードの特徴や利用するメリットを解説する。
以下の内容を踏まえて、自分に合うサービスがどちらであるか検討してみてほしい。
FXネオの特徴
FXネオの特徴は以下が挙げられる。
- スワップポイントが高い
- スプレッドが狭い
- コミュニティサービスを提供している
- コラムが充実している
FXネオのなかでも特筆すべきなのが、スワップポイントの高さだ。
業界のなかでも一番を争うほどで、市場の平均を大幅に上回る通貨ペアも多い。
長期間ホールドすることを前提に、じっくりとFX取引をしていきたい人には特におすすめだ。
また、FXネオのスプレッドも業界のなかで他社と同水準となっており、不満を感じることはないだろう。
米ドル/円で0.2銭(原則固定)、ユーロ/円で0.4銭(原則固定)など、主要通貨ではかなり狭い水準で取引できる。
ほかにも、FXトレードでは、「トレードアイランド」と呼ばれる利用者専用のコミュニティサービスを利用できる。
自分のトレード結果を都度確認できるのはもちろん、ほかのトレーダーの取引状況も閲覧可能だ。
どのような取引でどのような成果が出ているか分析できるため、収益の改善にもつなげられるだろう。
FXネオでは、初心者向けの用語解説やコラムも充実している。
FXには専門用語も多いため、学習しながら投資したい人にもおすすめだ。
FXネオを利用するメリット
FXネオを利用するメリットをまとめた。
- スワップポイントを狙いやすい
- 余計なコストがかかりにくい
- 取引へのモチベーションを維持しやすい
繰り返しになるが、FXネオはスワップポイントが業界最高水準に近く、取引するメリットが特に大きい。
スプレッドも狭く設定されており、取引手数料や口座開設・維持費用も無料だ。
余計なコストのカットは、結果的にリターンの確保につながるため、利用する価値も大きいだろう。
ほかのトレーダーの取引状況を閲覧できたり、収益額・率を競うトレード大会が開催されたりするため、モチベーション維持にも役立つ。
加えて、コラムを読み進めればFXの理解につながる点も、学習意欲が刺激されて取引の継続につながるはずだ。
SBI FXトレードの特徴
SBI FXトレードの特徴は以下のとおりである。
- 小口・大口取引のいずれにも対応できる
- 通貨ペアの数が豊富
- つみたて外貨にも対応
SBI FXトレードの最大の特徴は、何と言っても1通貨から取引できる点だ。
通常は10,000通貨(1Lot)の取引とされており、1,000通貨の小口化したサービスが増えているなか、1ドルや1ユーロなどの超少額からFXを始められるのは、ほかにはない魅力である。
34の通貨ペアを取り扱っており、主要・マイナーを問わず取引したい人にとって、SBI FXトレードは有力な選択肢になるだろう。
さらに、「つみたて外貨」と呼ばれる毎日・毎週・毎月のペースを選んで外貨を定期購入できるサービスも利用できる。
外貨預金と同じような感覚で利用でき、日本円以外に資産を分散させるという意味でも、利用価値が高いサービスと言えるだろう。
SBI FXトレードを利用するメリット
SBI FXトレードを利用するメリットとして、以下が挙げられる。
- 超少額からFXを始められる
- 取引の感覚を掴みやすい
- 外貨の積み立てにも対応している
SBI FXトレードは1通貨から取引できる点が最大の特徴であり、利用するメリットに直結する。
10,000通貨や1,000通貨から取引するとなると、FXを始めるには一定程度の予算を確保しなければならない。
しかし、1ドル・1ユーロなどから取引できれば、ワンコインで手軽にFXを始めることも可能だ。
その手軽さゆえに、デモトレードをするまでもなく、実際に口座開設して取引したほうが、感覚を使いやすいだろう。
また、SBI FXトレードで提供しているつみたて外貨を利用すれば、ドルコスト平均法を使って外貨に投資できる。
株式や投資信託の積立投資をしている人であれば、一定額を淡々と買い増しすることの重要性を理解しているはずだ。
「外貨に分散投資して将来に備えたい」というケースにも、SBI FXトレードは最適と言える。
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GMOクリック証券(FXネオ)とSBI FXトレードはどちらを選ぶべきか
両サービスの違いや特徴などを理解できても、結局どちらを選べばよいか分からない人もいるだろう。
FX会社を選ぶ際は、優先したい項目や指標に順位をつけて、より条件を満たすサービスを絞り込む考え方が重要だ。
ここでは、FX口座を選ぶ基準や、FXネオとSBI FXトレードの利用がおすすめな人を紹介する。
自分の取引スタイルを考えながら、よりマッチするサービスがどちらであるか考えてみよう。
FX口座を選ぶ基準
各サービスを比較するなら、以下の基準を参考にするとよいだろう。
- 通貨ペアの数や取引通貨単位
- スプレッドやスワップポイント
- 各種手数料の有無と金額
- ツールの使いやすさ
- サービスのサポート体制
- 運営会社の信頼性
上記は一例だが、通貨ペア数やスワップポイントなどは定量的に比較できるため、必ずチェックしておきたいところだ。
FX取引を行うにあたって、余計なコストは抑えられるに越したことはない。
そのため、取引手数料や口座維持費用などの手数料やスプレッドの狭さも、各サービスで比較すべきである。
そのほかにも、取引で使用するツールの使い勝手は個人差があるため、デモトレードができれば必ず利用しよう。
あわせて、不明点を24時間いつでも質問できるチャットシステムを用意しているなど、サポート体制の充実さも選ぶ基準になるだろう。
FXネオがおすすめな人
以下に該当する人は、FXネオがおすすめである。
- 長期投資を考えている人
- 学習しながらFXに取り組みたい人
- ほかのトレーダーの取引を分析したい人
FXネオはスワップポイントに強みがあり、長期間ホールドするほど受取額を増やしやすい。
短期売買を繰り返すよりも、一度注文して長期保有するような取引手法を考えている人は、FXネオを利用したほうがよいだろう。
また、FXにまつわるコンテンツも豊富で、トレーダー専用コミュニティもあることから、論理的に考えて分析しながらFXをしたい人にもおすすめである。
SBI FXトレードがおすすめな人
以下の特徴に当てはまるなら、SBI FXトレードをおすすめしたい。
- ワンコインで手軽にFXを始めたい人
- マイナー通貨にも投資したい人
- 外貨の積立にも興味がある人
SBI FXトレードは、1通貨からFXを始められる手軽さが最大の魅力である。
5,000円や10,000円くらいからお試しで取引できるなら、感覚を掴む際にもぴったりだ。
また、34の通貨ペアを扱っており、選択肢が豊富にある。マイナー通貨への投資も検討しているなら、SBI FXトレードを利用したほうがよいだろう。
ほかにも、外貨積立としてFXを利用したい人にとっても、SBI FXトレードはぴったりである。
「つみたて外貨」を使って外貨を定期購入すれば、投資信託の積立投資と同じ感覚で外貨に投資できる。
円安が進む昨今において、外貨の保有はリスク分散にもつながるため、リスクを抑えながらFXをしたい人にもおすすめだ。
FXネオとSBI FXトレードの違いを理解しよう
両サービスには、一回あたりの取引の最小単位や最大数量、通貨ペアの数、スワップポイントなどにおいて顕著な違いが見られる。
それぞれを利用するメリットやおすすめな人をおさらいしよう。
FXネオ | SBI FXトレード | |
---|---|---|
利用するメリット | スワップポイントを狙いやすい 余計なコストがかかりにくい 取引へのモチベーションを維持しやすい | 超少額からFXを始められる 取引の感覚を掴みやすい 外貨の積み立てにも対応している |
おすすめな人 | 長期投資を考えている人 学習しながらFXに取り組みたい人 ほかのトレーダーの取引を分析したい人 | ワンコインで手軽にFXを始めたい人 マイナー通貨にも投資したい人 外貨の積立にも興味がある人 |
それぞれに一長一短あるため、定量的な数字で比較できる項目を中心に、自分が希望する取引手法と照らし合わせて利用すべきサービスを選定するとよいだろう。
デモトレードが利用できれば積極的に活用し、利用できない場合も、口座開設や維持に費用はかからないため、実際に少額から取引するのもおすすめだ。
本記事の内容を参考に、自分にぴったりなサービスを見つけてFXを始めよう。
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GMOクリック証券(FXネオ)とSBI FXトレードの違いに関するQ&A
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