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DMM FXの評判は?口コミ・メリットを詳しく解説!

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総合評価 3.6
口座数850,319口座
※2025年3月末時点
取引単位1,000通貨
(※南アランド/円、メキシコペソ/円は10,000通貨単位)
取引手数料無料
スプレッド
※1,000通貨時
米ドル/円:0.2銭(原則固定)
ユーロ/円:0.4銭(原則固定)
※2025年4月17日時点
スワップポイント
※買いスワップ
米ドル/円:170.9円(1万通貨)
ユーロ/円:
※過去14日平均
通貨ペア数30通貨ペア(ラージ銘柄を含む)

FX取引を始めるにあたって、「特徴を整理してから開設する口座を決めたい」「事前にメリットやデメリットを把握したい」と考えている人もいるのではないだろうか。

そこで本記事では、主要なFX口座であるDMM FXの特徴やメリット、口座開設方法を解説する。

自社で実施したアンケート調査から評判についても紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。

目次

DMM FXのメリット

DMM FXには、以下のようなメリットがある。

それぞれについて詳しく説明しよう。

業界でもトップクラスにスプレッドが小さい

DMM FXは、業界最狭クラスのスプレッドを誇る。そのため、取引コストを抑えたトレードが可能だ。スプレッドの小ささがわかりやすいように、ほかのFX会社と比較してみよう。

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米ドル/円ユーロ/円ポンド/円ユーロ/米ドルポンド/米ドル
DMM FX
(午前9時~翌午前5時)
0.2銭0.4銭0.9銭0.3pips1.0pips
みんなのFX
(午前8時~翌午前5時)
0.2銭0.4銭0.9銭0.3pips0.8pips
LINE FX
(午前9時~翌午前5時)
0.2銭0.4銭0.7銭0.3pips1.0pips
松井証券FX
(MATSUI FX)
0.2銭0.4銭0.6銭0.3pips1.0pips
みんなのFX
(午前8時~翌午前5時)
0.2銭0.4銭0.9銭0.3pips0.8pips
外為オンライン0.9銭1.9銭1銭1.4pips2.8pips
※スプレッドは原則固定
出典:DMM FX「DMM FXの基準スプレッド」みんなのFX「スプレッド」LINE FX「通貨ペア スプレッド一覧」松井証券「スプレッド一覧」外為オンライン「外為オンラインFX LS  スプレッド」

取引ツールが豊富に用意されている

DMM FXには、デバイスごとに豊富な取引ツールが用意されている。

スマートフォン用のアプリはもちろん、パソコン用のDMM FX PLUS・DMM FX STANDARD・取引通信簿・プレミアチャートとツールの種類が豊富だ。

プレミアチャートは29種類のテクニカル指標を活用できるうえに、パラメータ設定やカラー設定、表示設定が自由自在である。

カスタマイズも可能なので、自分好みに変更して取引に利用しているトレーダーも多い。

比較チャート機能や複数画面チャート表示、アラート機能なども搭載されていて、トレードするうえで非常に役立つだろう。

また、DMM FXではデモトレードを用意しているため、自分に合うか試したい場合は、デモトレードを利用してみよう。

デモトレードを活用すれば、実際に損失を被るリスクがゼロで、実践的な経験を積める。

「本番でいきなりお金を動かすのは抵抗があるから、まずは練習したい」と感じることが多い初心者にとっては嬉しい機能だ。

問い合わせ方法が充実している

DMM FXは、ユーザーが安心して取引を行えるよう、問い合わせ方法を充実させている。

24時間対応の電話サポートを提供していて、取引時間内であればいつでも電話での問い合わせが可能だ。

また、メールサポートも充実していて、問い合わせに対して専門スタッフが迅速かつ丁寧に回答してくれる。

さらに、DMM FXは業界初となるLINEを利用した問い合わせにも対応している。

これにより、ユーザーは口座開設や取引方法について、より手軽にカスタマーサポートへ問い合わせることができるだろう。

DMM FXの評判・口コミ

ここからはDMM FXを実際に利用している人たちの生の声を紹介する。

ありのままの感想を知ることができるため、とても参考になるだろう。

DMM FXの良い評判・口コミ

まずは、DMM FXを利用している人から寄せられている良い評判を紹介する。

手数料の安さ

口座開設手数料をはじめとした各種手数料が無料となっており、狭いスプレッドも実現していることから、コスト面での優位性がある。

自身が利用した範囲において、DMM FXの最大の長所といたしましては、各種手数料が無料であることが挙げられます。また他社と比較した際、スプレッドが狭いことも長所として挙げられます。

出金時やロスカットの際の手数料が無料で他の証券会社と比べて取引時のコストを最小限に抑えられるところが気に入っています。

口座の維持にかかる手数料や出金手数料が無料な点はとても助かりました。取引もスマホアプリでシンプルでしたので、簡単に取引できました。

取引に関するコストを最小限に抑えたいと考えているトレーダーにとって、DMM FXは大きなメリットといえる。

特に、頻繁に取引を行うデイトレーダーや、少額から始めたい初心者にとって使いやすいだろう。

サポート・信頼性

DMM FXは大手FX会社であることから信頼感があり、サポート体制も充実しているという声が多い。

24時間、LINEによるサポートを受ける事が出来るので初心者でも安心して取り組めました。口座数も多いです。

DMMグループが運営していて、FX取引高でも常に上位にランクインしている大手のFX会社なので信頼性が高いので安心して取引が行える点が最も良いところです。

口座開設の手続きが簡単なことです。本人確認がオンラインで完了します。郵便が届いて確認する方法ではないのでとても速かったです。

特に便利なのが、LINEサポートである。24時間利用できるため、いつでも相談できる環境が整備されている。未経験者や初心者にとって、いつでも質問できる環境は心強いポイントといえるだろう。

取引ツール・操作性

また、ツールが使いやすいと感じられる声も見られた。

プレミアチャートをはじめとしたDMMならではのツールやアプリが豊富にあり、使い勝手が良いし役立つのでありがたいです。デザイン性も高くて見やすいのも良いと感じました。

移動平均線や水平線などテクニカルなツールをスマホでも全時間帯に反映して使えるところです。外出時にパソコンを持っていかないのでスマホでトレードできるのは助かっています。

スマホアプリはとても使いやすいです。操作性が高く、スマートフォンで取引してもストレスを一切感じないです。

DMMが提供しているプラットフォームが使いやすくて良いです。インストールせずにブラウザ上で水平線やフィボナッチを引けたりするので煩わしさが無くて良いです。

使いやすいスマホアプリやチャートが用意されているため、外出先でもトレードを行いたい方やテクニカル分析を重視する方にとってうれしいポイントだ。

入金・出金の利便性

また、入出金のスムーズさを評価する声も多く見られた。

クイック入金ができるところです。反映されるのも早いので証拠金がギリギリの時に追加で入金したら助かる場合もあるのが良いです。

クイック入金がはやく、すぐに反映されるので取引きをしたい機会を逃しにくい。出金も15時までに予約すれば翌日には入金されるので使いやすい。

クイック入金の反映が早く、取引チャンスを逃しにくい点や、出金のスピード感もユーザーにとって安心材料となっている。

証拠金が不足しそうな場面でもすぐに対応できるため、アクティブに取引を行う方にとってうれしいポイントだ。

DMM FXの悪い評判・口コミ

一方、利用者の中には以下のような悪い評判を挙げる声もある。

最低取引単位

最小取引単位が10,000通貨からである点がよく指摘される。

唯一の弱点といえば取引が10000通貨からなので円安の影響で6万円くらいの証拠金がなければトレードが出来ないということです。

1,000通貨や1通貨単位で始められるFX会社がある中で、DMM FXでは10,000通貨が基本となるため、まとまった資金が必要になることに不便さを感じている利用者もいるようだ。

手数料・コスト

加えてスワップポイントの付与率について「他社より低い」と感じるユーザーもいるようだ。

DMM FXのスワップポイントの付与率は、他のFX口座と比べると低い方です。スワップポイント狙いの取引をする場合は、他の口座の方が有利です。

スプレッドが少し大きい気がしたので、そこが損になりやすいなと感じた事もあったのでそこがもっと狭くなると良いなと思う。

そのため、高金利通貨ペアを長期保有してスワップポイントを狙う人にとっては、他社の方が優位になる可能性がある。

スキャルピング・取引制限

また、スキャルピングの禁止や、問い合わせ対応への不満なども一部見受けられる。

スキャルピング行為を禁止しており、一攫千金を狙いたいギャンブラーの方を冷遇するような態度は今後見直してほしいです。

DMM FXがおすすめな人の特徴

これまでのメリット・デメリットや利用者の声をふまえると、DMM FXは以下のような人に特におすすめである。

DMM FXはこんな人におすすめ
  • ある程度まとまった資金を用意でき、狭いスプレッドを重視する人
  • 中長期保有というよりはデイトレやスイングトレードなどを想定する人
  • 問い合わせサポートの充実や高機能ツールを活用したい人
  • デモ口座で練習しつつ本番環境に移行したい初心者

DMM FXは、各種手数料が無料でスプレッドも狭いため、トレーダーはコスト負担を抑えながら取引できる。

コストを抑えながらFXを始めたいと考えているトレーダーにとって、魅力的な選択肢といえるだろう。

また、いつでもどこでもスムーズに情報収集を行い、注文を出したいと考えているトレーダーにも向いている。

為替市場は常に動いているため、こまめに最新情報を得られるメリットは大きい。

さらにDMM FXは、充実したチャートや分析機能を用意している。PC版の取引ツールはもちろん、29種類の豊富なテクニカルツールを搭載した取引補助ツールやスマホ版取引ツールを利用できる。

加えてDMM FXはデモ取引がある。リアルタイムレートで本番と同様の取引体験を積めるため、練習としてリアルな相場を体感したい初心者におすすめだ。

DMM FXの最低取引単位・レバレッジ

DMM FXを利用するうえでは、「最低取引単位」や「最低金額(最低資金)」がいくらからなのかを知っておきたいところだ。

以下では、DMM FXの概要や取引手数料などの基本を押さえながら、どの程度の資金から取引がスタートできるのかを具体的に見ていく。

DMM FXの最低取引単位

DMM FXでは、取引スタイルに応じて3種類の取引単位が用意されている。

中でも最小の取引単位は1,000通貨(ミニ口座)となっており、初心者や少額で取引を始めたいユーザーでも利用しやすい。

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取引区分最低取引単位対象通貨ペアの例特徴
ミニ通貨ペア1,000通貨USM/JPY(米ドル/円ミニ)など少額取引に適しており、リスクを抑えやすい
通常通貨ペア10,000通貨USD/JPY、EUR/JPYなど一般的なFX取引水準。流動性が高くスプレッドも狭い傾向
ラージ通貨ペア10,000通貨(最大200Lot注文可)USL/JPY(米ドル/円ラージ)など大口取引用。資金量に余裕がある上級者向け

DMM FXは、1,000通貨から取引をスタートできる「ミニ通貨ペア」を提供している数少ない国内業者の一つである。

レバレッジをかけすぎず、少額から為替取引を体験したい人にとっては、ミニ取引は非常に有用な選択肢となるだろう。

必要資金の具体例

FX取引とは「外国為替証拠金取引」とも呼ばれ、FX口座を開設した企業に、一定額の証拠金を預けることが求められる。

また投資資金で通貨の購入はせず、決済(売買が完了)した時に生じた差額(損益)のみをFX口座に受け渡す取引になる。

このFX取引に必要な証拠金額は、以下の計算式で算出される。

【計算式】

必要証拠金額
= [為替レート] × [取引数量] ÷ [レバレッジ]

  • 取引数量:DMM FXでは、1Lot(取引単位)は10,000通貨。米ドル/円での1Lotは、10,000ドル。
  • レバレッジ:証拠金を担保にして、自己資金以上の取引を可能にする制度。DMM FXでは、レバレッジは25倍(固定)になる。

例えば米ドル/円が1ドル150円と考えてみよう。

この場合に、DMM FXで必要となる証拠金は、最低でも60,000円となる。

実際にFX取引を始めるために必要な資金は、取引する為替レートの変動や取引量により常に変わる。

また、レバレッジを利用すると、より少ない金額でFX取引を行うことも可能である。

レバレッジについては後述で詳しく解説する。

DMM FXのレバレッジ

レバレッジはFX取引の魅力的な要素のひとつであり、自己資金を効率よく活用して大きな利益を狙える反面、損失が拡大するリスクも高まる。

ここでは、DMM FXのレバレッジについて詳しく解説する。

DMM FXの最大レバレッジは何倍か

DMM FXのレバレッジは、個人トレーダーの場合「最大25倍」と固定されている。

これは金融庁の規制とも関係しており、DMM FXに限らず多くの国内FX会社が個人の最大レバレッジを25倍としている。

たとえば、米ドル/円が160円のときに10,000通貨(1Lot)取引する場合、

(160円 × 10,000) ÷ 25 = 64,000円

の証拠金が必要になる。

証拠金維持率が50%以下でロスカットされる

DMM FXでは、下記の計算式で算出される証拠金維持率が50%以下になると、ロスカット(強制決済)される。

【計算式】

証拠金維持率(%)
=([純資産額] - [注文証拠金])÷ [ポジション証拠金] ×100

  • 純資産額:為替変動によって評価損益を加味したリアルタイムなFX口座の残高
  • 注文証拠金:未決済の取引において注文時に必要とした証拠金
  • ポジション証拠金:ポジション(保有する未決済の取引)を維持するために必要な証拠金


注文証拠金
= [注文時点での通貨ペアの為替レート] × [取引数量] ÷ [レバレッジ]

日本円の価値が下がる「円安」が進むと、証拠金が不足する状態になる可能性が高まるので、注意しよう。

レバレッジ変更やレバレッジなし取引は可能か

上述の通り、DMM FXのレバレッジは25倍に固定されており、ユーザー自身が「レバレッジを○倍に設定する」というような変更はできない。

ただし、実際の取引でどの程度のレバレッジがかかっているかは、「実効レバレッジ」という指標で確認できる。

実効レバレッジとは、「実際に証拠金に対して何倍の取引をしているか」を表す指標だ。

たとえば、証拠金を多めに入金して少額のポジションしか持たなければ、結果的にレバレッジは低くなる。

この実効レバレッジは、以下のように計算される。

【計算式】

実効レバレッジ = 建玉(ポジション)の総額 ÷ 有効証拠金

仮に、証拠金が25万円あり、10万円相当のポジションを保有している場合、実効レバレッジは「10万円÷25万円=0.4倍」となり、かなり低リスクな取引となる。

レバレッジをどう使うかはトレードスタイルに応じて判断する必要がある。

初心者やリスク許容度が低い人は、実効レバレッジを3〜5倍程度に抑え、急変動にも耐えられるように資金を多めに準備することがおすすめだ。

  • レバレッジなし取引
    • たとえば、1ドル=100円のときに10万円の証拠金を入れ、10万円分(1,000ドル)の取引だけを行うと実効レバレッジ1倍になる。こうした取引なら大きく損失を出すリスクが低くなる一方、大きな利益は狙いにくいという特徴がある。
  • レバレッジ変更について
    • 設定変更のシステムはなく、「取引量を抑える」「口座に多めの資金を入金する」といった方法で実効レバレッジを下げれば、事実上レバレッジ なしの1倍取引もできる。

DMM FXのスプレッド・スワップポイント

次に、DMM FXのスプレッドとスワップポイントを紹介する。

DMM FXのスプレッド

FX取引では、スプレッドや各種手数料がコストに直結するため、取引成績を大きく左右するポイントとなる。

DMM FXは業界最狭水準のスプレッドと豊富な無料サービスを提供しているが、他のFX口座と比較した結果を知ることで、自分に合った取引条件を再確認してほしい。

DMM FXのスプレッドの特徴
  • スプレッドが業界最狭水準
  • スプレッドが原則固定となる時間が長い

DMM FXのスプレッド一覧

DMM FXでは21通貨ペアの取り扱いがあるが、その中でも主要な通貨ペアである以下7種類のスプレッドについて見ていきたい。

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米ドル/円0.2銭
ユーロ/円0.4銭
英ポンド/円0.9銭
豪ドル/円0.5銭
NZドル/円0.7銭
メキシコペソ/円0.2銭
ユーロ/米ドル0.3pips

上記は、1通貨あたりにおける値だ。

DMM FXでは10,000通貨単位でトレードが可能となるため、例えば米ドルと円で10,000通貨をトレードした場合は、1回のトレードにつき0.2銭(0.002円)×10,000=20円のコストがかかる。

トレードする通貨ペアを選ぶ際には、受け取れるリターンだけでなく、トレードにかかる実質的なコストにもしっかりと着目してほしい。

DMM FXと他の主要FX口座のスプレッド比較

DMM FXと他の主要FX口座との間では、どれほどのスプレッドの差があるのだろうか。

実際に「GMOクリック証券(FXネオ)」「ヒロセ通商(LION FX)」「GMO外貨」「みんなのFX」の4社と比べてみたい。

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DMM FXGMOクリック証券(FXネオ)ヒロセ通商(LION FX)GMO外貨みんなのFX
スプレッドの原則固定時間午前9時〜翌日午前5時午前9時〜翌日午前3時午前9時〜翌日午前3時午前8時〜翌日午前3時午前8時〜翌日午前5時
米ドル/円0.2銭0.2銭0.2銭0.2銭0.2銭
ユーロ/円0.4銭0.4銭0.4銭0.4銭0.4銭
英ポンド/円0.9銭0.9銭0.9銭0.9銭0.9銭
豪ドル/円0.5銭0.5銭0.5銭0.5銭0.5銭
NZドル/円0.7銭0.7銭0.7銭0.7銭0.7銭
メキシコペソ/円0.2銭0.2銭0.2銭0.2銭0.3銭
ユーロ/米ドル0.3pips0.3pips0.3pips0.3pips0.3pips

上記を見ると、全社横並びであることがわかるだろう。これは、DMM FXがFX業界における最狭水準のスプレッドを提供しているということを表している。

また、スプレッドが原則固定される時間帯においても、DMM FXでは比較的長めの設定だ。

DMM FXのその他手数料

DMM FXの手数料構成は以下の通りで、ほぼすべてが無料である。

  • 取引手数料:無料
  • 口座維持手数料:無料
  • クイック入金手数料:無料
  • 出金手数料:無料
  • ロスカット手数料:無料
  • 口座開設手数料:無料

他の主要FX口座と並べても、DMM FXは取引手数料や出金手数料などが無料なのが特徴だ。また、スプレッドが原則固定となる時間帯も比較的長い。

DMM FXでは午前9時から翌日午前5時まで原則固定スプレッドを提供しているため、コアタイムの範囲が広いといえる。

DMM FXのスワップポイント

FX取引では為替差益だけでなく、通貨間の金利差によるスワップポイントを狙う投資法も人気がある。

2つの国の通貨の金利差を「スワップポイント」と呼び、高金利の通貨を買い低金利の通貨を売ることでスワップポイントが受け取れる。

スワップポイントが高いほど受け取れる調整額が多くなるため、利益を狙いたい人はスワップポイントに注目しよう。

ここからは、DMM FXのスワップポイントについて詳しく解説する。

スワップポイントはいつ・いくらもらえる?

DMM FXのスワップポイントは以下のタイミングで付与される。

  • 平日
    • ポジションを翌営業日に持ち越したタイミング(クローズ後、夏時間は6時、冬時間は7時ごろに口座反映)
  • 土日
    • 木曜日にまとめて3日分が付与される

つまり、スワップポイントは「平日は1日分ずつ、木曜日は土日を含めた3日分」が反映されるイメージだ。

具体的には以下のようになる。

曜日スワップポイント付与日数
月曜日1日分
火曜日1日分
水曜日1日分
木曜日3日分(木+土+日)
金曜日1日分
土曜日なし
日曜日なし

計算方法は、以下の通りだ。

スワップポイント(円) = カレンダーのスワップポイント(円)× 取引量(ロット)

たとえば米ドル/円の買いスワップが1万通貨あたり230円の日に2万通貨を持ち越せば、230円 × 2 = 460円がその日のスワップポイントとなる。

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米ドル/円スワップポイント230円、1万通貨の取引をした場合230円(スワップポイント)× 1(取引量)=230
米ドル/円スワップポイント230円、2万通貨の取引をした場合230円(スワップポイント)× 2(取引量)=460
米ドル/円スワップポイント230円、3万通貨の取引をした場合230円(スワップポイント)× 3(取引量)=690

DMM FXの主要通貨のスワップポイント

DMM FXの主要通貨のスワップポイントは下記のとおりだ。

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通貨種類買スワップ売スワップ
米ドル/円229円-232円
ユーロ/円209円-212円
ユーロ/米ドル-64円61円
英ポンド/円291円-294円
英ポンド/米ドル-10円7円
豪ドル/円125円-128円
豪ドル/米ドル-33円30円
英ポンド/豪ドル38円-41円
NZドル/円144円-147円
NZドル/米ドル-4円1円
ユーロ/英ポンド-62円59円
ユーロ/豪ドル-15円12円
カナダドル/円146円-149円
南アフリカランド/円200円-230円
メキシコペソ/円300円-330円
米ドル/スイスフラン130円-133円
スイスフラン/円82円-85円
米ドル/カナダドル26円-29円
英ポンド/スイスフラン179円-182円
ユーロ/スイスフラン96円-99円
ユーロ/NZドル-54円51円
(2024年6月21日時点)

他のFX会社との比較

スワップポイントの高さは、FX会社を選定する1つの基準になるだろう。下記で他のFX会社との比較をするので参考にしてほしい。

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通貨種類DMM FXGMOクリック証券トライオートFXGMO外貨みんなのFX外貨どっとコム
米ドル/円229円233円230円228円225円225円
ユーロ/円209円224円225円209円203円219円
ユーロ/米ドル-64円-39円-85円-63円-53円-72円
英ポンド/円291円295円294円289円279円282円
英ポンド/米ドル-10円-11円-28円-9円-11円-20円
豪ドル/円125円133円130円127円122円116円
豪ドル/米ドル-33円-37円-63円-31円-30円-49円
英ポンド/豪ドル38円48円49円61円47円
NZドル/円144円143円140円142円130円130円
NZドル/米ドル-4円-10円-26円-4円-6円-15円
ユーロ/英ポンド-62円-62円-71円-58円-42円-91円
ユーロ/豪ドル-15円-17円-45円-8円-2円-26円
カナダドル/円146円143円160円142円142円141円
南アフリカランド/円200円200円216円171円174円170円
メキシコペソ/円300円301円325円258円262円260円
米ドル/スイスフラン130円154円148円147円170円147円
スイスフラン/円82円87円101円81円90円90円
米ドル/カナダドル26円22円
英ポンド/スイスフラン179円192円177円177円
ユーロ/スイスフラン96円98円90円112円
ユーロ/NZドル-54円-70円
(2024年6月21日時点)

DMM FXの口座開設の流れ

本段落では、DMM FXの口座開設の流れを紹介する。全体的な手順や申し込みにおける注意点を紹介するので、手続きを行う際の参考にしてほしい。

DMM FXの口座開設の流れ

DMM FXは口座開設が無料ででき、Web上で口座開設手続きが完了する。最短で申込当日に取引を始めることができる。

口座開設の流れは以下の通りだ。

  1. スマホアプリDMM FXをダウンロードする
  2. アプリを起動して「口座開設」ボタンから画面の指示に従って手続きを進める
  3. 「口座開設お申込みフォーム」から情報を登録する
  4. 「本人確認書類」「マイナンバー確認書類」を提出する
  5. DMM.com証券で口座開設審査が行われる
  6. 口座開設手続きの完了後、審査結果が登録メールアドレス宛に送付される
  7. 口座開設完了メールに記載されたURLにアクセスして本人認証を行う
  8. 本人認証後に表示されたログイン情報を使用して、スマホアプリDMM FXにログインする
  9. 口座に入金して取引を始める

基本的にはアプリ画面の指示に従って手続きを行えば、口座開設は完了する。すぐに取引を始めたい場合、クイック入金を利用すると入金がリアルタイムに即時反映され、取引を行える。

申し込みにおける注意点

申し込みを行う際、マイナンバーカードのICチップをスキャンする必要がある。

その際、金属の机の上や金属物の近くでは読み取れなかったり、スマートフォン・マイナンバーがケースに入っていると読み取りにくかったりする場合がある。

ケースから出し、近くに金属製のものがない状態でスキャンを行おう。

また、マイナンバーカードの読み取りを行う際には「署名用電子証明書の暗証番号」が必要だ。

番号を失念した場合や入力を複数回間違えてロックされた場合、以下のいずれかの方法でパスワードの初期化と再設定を行わなければならない。

  • 住民票のある市区町村の窓口で手続き
  • スマートフォンアプリとコンビニのキオスク端末を利用して手続き

上記の点を十分に留意した上で口座開設の申し込み手続きを進めよう。

DMM FXの口座開設に必要な書類

次に、DMM FXの口座開設に必要な書類を紹介する。手続きを行うためには「本人確認書類」「マイナンバー確認書類」が必要だ。

それぞれで利用できる書類の種類や送付パターンを確認しておこう。

利用できる本人確認書類

本人確認書類として利用できる書類は以下の通りだ。

  • マイナンバーカード(通知カード)
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 住民基本台帳カード
  • 在留カード
  • 各種保険証
  • 住民票の写しor住民票記載事項証明書

上記の書類が利用できるが、いずれも有効期限内でなければならない。また、裏面に記載がない場合も必ず両面の提出が必要だ。

提出書類の組み合わせ

本人確認書類やマイナンバー確認書類を送付する際、その書類の内容によって4つの送付パターンがある。書類の送付パターンは以下の4種類だ。

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送付パターン提出書類
パターンA・マイナンバーカードの両面
パターンB・通知カードorマイナンバー記載「住民票の写し」or「住民票記載事項証明書」
・顔写真付き本人確認書類1点(運転免許証など)
パターンC・通知カード
・顔写真なしの本人確認書類2点(健康保険証・住民票の写しなど)
パターンD・マイナンバー記載「住民票の写し」or「住民票記載事項証明書」
・顔写真なしの本人確認書類1点(健康保険証・印鑑登録証明書など)

パターンAの場合はオンラインで本人確認ができ、パターンBは運転免許証または在留カードの場合のみオンラインの本人確認ができる。パターンC・Dはオンラインでの本人確認は不可能だ。

また、書類を送付する方法は主に以下の3種類に分けられる。

  • オンラインで本人確認
  • アップロード
  • その他(メールやFAX、郵送など)

オンラインまたはアップロードで本人確認を行うと、スムーズに本人確認を行うことができる。

DMM FXの口座開設にかかる時間

口座開設の申し込みから実際に取引ができるまでの時間は、確認書類の提出方法によって異なる。提出方法ごとの取引開始タイミングは以下の表の通りだ。

オンラインで本人確認ログインID・パスワードをWeb上で確認でき、口座開設完了後、最短で当日に取引の開始が可能。
アップロード・メール等で提出口座開設完了後、ログインID・パスワードが記載された通知書類が簡易書留で郵送される。自宅に書類が到着次第、取引が可能。最短で発送日の翌日に到着。

マイナンバーカードを所有している方は、オンラインで本人確認を行って即日取引を始めることが可能。

なお、土日は口座開設の手続きを行っていない点に注意が必要だ。

DMM FXのキャンペーン・特典

DMM FXでは新規口座開設で参加できるキャンペーンを開催している。条件を満たすと最大300,000円がキャッシュバックされるため、ぜひ内容を確認してキャンペーンに参加しよう。

ここでは、口座開設キャンペーンの条件や注意事項などを紹介する。

キャンペーン条件

キャッシュバックを受けるためには、新規口座開設の完了に加えて口座開設完了から3ヶ月以内に新規取引を行う必要がある。キャッシュバック金額は新規取引数量によって以下のように変動する。

新規取引数量キャッシュバック金額
120,000Lot〜300,000円
80,000Lot〜120,000Lot未満250,000円
40,000Lot〜80,000Lot未満200,000円
30,000Lot〜40,000Lot未満150,000円
20,000Lot〜30,000Lot未満100,000円
5,000Lot〜20,000Lot未満50,000円
2,000Lot〜5,000Lot未満20,000円
1,000Lot〜2,000Lot未満10,000円

取引数量が多くなるほどキャッシュバック金額も増えるため、ぜひ口座開設から3ヶ月以内に取引を行ってお得に特典を受け取ろう。

キャンペーンのキャッシュバック方法

キャンペーンの特典は、口座開設完了日から3ヶ月後に取引状況を集計し、翌月中旬頃に新規取引数量に応じた金額がDMM FX口座にキャッシュバックされる。

対象となるのは口座開設完了日から3ヶ月後の営業日クローズまでに約定した新規注文が対象だ。

例えば、4月1日に口座開設が完了した場合、対象となるのは7月1日の営業日クローズ(7月2日の5時59分)までが対象となる。対象期間を正しく把握した上で新規取引を行うことが大切だ。

キャンペーンのなかには「口座開設完了した日の翌々月末まで」といった対象期間を設けている場合もあるが、

DMM FXのキャンペーンは月末までではないため、どのタイミングで口座開設をしても3ヶ月の期間が与えられる。取引したいと思ったタイミングで申し込もう。

キャンペーン利用時の注意事項

キャッシュバックに関して以下の点に注意が必要だ。

本キャンペーンは新規注文のみが対象となっている。決済取引は取引数量にカウントされないため注意が必要だ。

また、キャッシュバック対象となる取引数量は注文が成立した時点で取引とみなされてカウントされる。まだ成立していない注文中の注文に関しては対象とならない点も頭に入れておこう。

そして、キャッシュバックが付与される時点で口座を解約していた場合は特典が付与されない。何らかの理由で口座の解約を検討している場合、特典を受け取るまでは待った方が良いだろう。

上記の3点に注意を払ってキャッシュバックキャンペーンに参加しよう。

DMM FXのその他詳細情報

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通貨ペア通常通貨ペア:21通貨ペア
ミニ通貨ペア:4通貨ペア
ラージ通貨ペア:4通貨ペア
手数料・取引ツール手数料:無料
取引ツール:DMMFX PLUS(PC版)、スマホアプリDMM FX(スマホ版)
スマホアプリiOS版/Android版 
デモ口座
スキャルピング
自動売買機能
ロスカット証拠金維持率が50%以下となった場合
追加証拠金DMM FXでは毎営業日クローズ時点に「証拠金維持率の判定」を行い、この時点で証拠金維持率が100%を下回っていた場合
建玉上限建玉件数の上限は「未約定かつ有効な新規指値・逆指値注文」の件数と合算して最大1,000件。
(建玉件数はLot数ではなく、約定件数および新規注文件数を指す。)
最大注文数量1回の注文数量の上限は、USL/JPY(米ドル/円ラージ)、EUL/JPY(ユーロ/円ラージ)、GBL/JPY(ポンド/円ラージ)、AUL/JPY(豪ドル/円ラージ)は200Lot、その他の通貨ペアは100Lot(ロスカットおよびマージンカットは除く)
クイック入金対応の金融機関ゆうちょ銀行
みずほ銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
PayPay銀行
楽天銀行
住信SBIネット銀行
auじぶん銀行
セブン銀行
イオン銀行
その他多数
詳細はこちら▶︎https://fx.dmm.com/_pdf/support/bank.pdf

DMM FXの会社概要

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商号株式会社DMM.com証券
DMM.com Securities Co.,Ltd.
設立平成18年12月6日
本社所在地〒103-6010
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 
代表者代表取締役 谷川 龍二
資本金98億円
登録番号関東財務局長(金商)第1629号
事業内容金融商品取引業務
店頭デリバティブ取引業務(FX・CFD)
店頭商品デリバティブ業務
商品投資関連業務(競走用馬)

DMM FXに関するよくある質問

DMM FXにデメリットはある?

DMM FXのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット
  • 取引コストを抑えてトレードできる
  • デモトレードで取引を体験できる
  • 困ったことがあれば気軽に質問できる
デメリット
  • 10,000通貨からしか取引できない

FXネオのメリット・デメリットを理解し、魅力を最大限に活かして利用しましょう。

DMM FXにデモ口座はある?

はい。DMM FXには無料で利用可能な「デモ取引口座」が用意されています。実際の取引画面に近い環境で操作練習ができるため、初心者でも安心してFXの仕組みを学ぶことができます。

本番取引を始める前に、デモ口座でツールの使用感を確かめておきましょう。

DMM FXの取引ツール・アプリは何がある?

DMM FXでは、パソコン用とスマートフォン用に複数の取引ツールを提供しています。

PC版には「DMM FX STANDARD」および「DMM FX PLUS」が、スマートフォン版には「DMM FXアプリ」が用意されていて、いずれのツールも直感的な操作性と多機能チャートを備えており、初心者から上級者まで幅広く対応可能です。

DMM FXの口座開設の申し込み条件は?

DMM FXの口座開設には、以下の条件を満たす必要があります。

  • 満20歳以上75歳未満であること
  • 日本国内に居住していること
  • 本人名義の金融機関口座を保有していること
  • 反社会的勢力に該当しないこと

なお、審査結果によっては口座を開設できない場合もあるので注意が必要です。

DMM FXは口座開設に何日かかる?

DMM FXでは、最短で即日〜1営業日で口座開設が完了する場合があります。

本人確認書類の提出状況や審査内容によっては、数日を要することもありますが、多くの場合は申込から2~3営業日以内に取引を開始できます。

スムーズに進めるに、あらかじめ必要書類を事前に用意しておくとよいでしょう。

DMM FXに自動売買機能はある?

DMM FXには、自動売買(システムトレード)機能は搭載されていません。

裁量取引専用のサービスであり、利用者自身が相場を見ながら売買の判断を行うスタイルとなっているので、自動売買を希望する場合は、他のシステムトレード対応FX業者の利用を検討する必要があります。

DMM FXのクイック入金に対応している金融機関は?

DMM FXは、多数の主要金融機関に対応した「クイック入金サービス」を提供しています。対応している主な金融機関は以下のとおり。

  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • 楽天銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • ゆうちょ銀行
  • PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)など

これらの銀行を利用すれば、24時間いつでも手数料無料で即時入金が可能で、取引のタイミングを逃さず資金を反映できます。

DMM FXはスワップポイントが高い通貨ペアで取引できる?

DMM FXでは、トルコリラ/円、メキシコペソ/円、南アフリカランド/円といった高金利通貨ペアの取引が可能です。

これらの通貨ペアはスワップポイントが比較的高いため、スワップ目的で中長期保有を検討する投資家にとって魅力的な選択肢となっています。

ただし、スワップポイントは日々変動するため、最新情報はこまめに公式サイトにて確認するように心がけましょう。

DMM FXでFXを始めよう

ここまで、DMM FXについて解説してきた。DMM FXは、総合的に見てコスト面やサポート面、ツール面に強みがあるため、初心者にも経験者にもおすすめできるFX口座である。

口座開設自体もスムーズに行えるため、興味を持った人は実際に公式サイトを確認してみてはどうだろうか。

今すぐDMM FXで口座を開設して、快適なFXトレードをスタートしてほしい。

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