- トライオートFXとみんなのシストレの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
トライオートFXとみんなのシストレは、どちらも自動売買(システムトレード)ができるFXサービスだ。
ただし、同じ自動売買といっても異なる点が多いので、FXサービス選びの際は、それぞれの違いを明確にする必要がある。
そこで本記事では、トライオートFXとみんなのシストレの違いを解説する。
特徴やメリット、FXサービス選びのポイントも解説するので、自動売買による取引を検討している人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
\ 新規FX口座開設+条件達成で最大52,000円プレゼント!/
トライオートFXとみんなのシストレの主な違い
それでは早速、トライオートFXとみんなのシストレの主な違いについて解説する。
主な違いは「自動売買手数料」と「スプレッド」だ。それでは、トライオートFXとみんなのシストレの基本的な違いを見てみよう。
自動売買手数料の違い
トライオートFXとみんなのシストレは、自動売買手数料の有無が異なる点に注意してほしい。
みんなのシストレは自動売買手数料がかからないが、トライオートFXは自動売買手数料がかかる。
トライオートFXの自動売買手数料
新規 | 決済 | 1,000通貨あたり | |
---|---|---|---|
1万通貨未満 | 2.0pips | 2.0pips | 片道20円(対外貨は0.2外貨) |
1万通貨以上10万通貨未満 | 1.0pips | 1.0pips | 片道10円(対外貨は0.1外貨) |
10万通貨以上50万通貨未満 | 0.5pips | 0.5pips | 片道5円(対外貨は0.05外貨) |
50万通貨以上 | 無料 |
このように、トライオートFXの場合は1回あたりの取引通貨量によって自動売買手数料が異なる。
たとえば米ドル/円を1,000通貨取引すると、片道20円の手数料がかかる。
「片道」とは注文または決済のことであり、FXでは注文・決済が1セットなので、1,000通貨取引によって往復40円の取引がかかるという意味だ。
自動売買はプログラムによって自動的に売買されるため、取引回数を自分でコントロールできない。
そのため、トライオートFXとみんなのシストレで比較すると、トライオートFXの方が取引の合計コストが大きくなる可能性が高いだろう。
スプレッドの違い
スプレッドとは、売り・買いの差額によって生じるコストのことだ。手数料のないFXサービスの場合、このスプレッドが実質的な取引コストになる。
では、トライオートFXとみんなのFXの主要通貨ペアにおけるスプレッドを比較してみよう。
トライオートFX | みんなのシストレ | |
---|---|---|
米ドル/円 | 0.3銭 | 0.2銭(午前5:00〜午前8:00は3.9銭) |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 0.4銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) |
英ポンド/円 | 1.0銭 | 0.9銭(午前5:00〜午前8:00は14.9銭) |
豪ドル/円 | 0.6銭 | 0.5銭(午前5:00〜午前8:00は5.9銭) |
NZドル/円 | 1.7銭 | 0.7銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) |
カナダドル/円 | 1.9銭 | 1.6銭 |
スイスフラン/円 | 2.0銭 | 1.7銭 |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
スプレッドについては、全体としてみんなのシストレの方が狭い。
つまり、自動売買手数料がかからず、スプレッドが狭いみんなのシストレの方が、合計の取引コストが安くなるというわけだ。
ここまでの解説では、「トライオートFXは取引コストが高い」というマイナス印象を受けていることだろう。
しかし、取引コストが高くてもトライオートFXを利用する価値はある。
これについては、次章「トライオートFXとみんなのシストレのそれぞれの特徴とメリット」で解説している。
トライオートFXとみんなのシストレの基本情報
トライオートFXとみんなのシストレの基本情報は次のとおりだ。
トライオートFX | みんなのシストレ | |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 無料 |
自動売買手数料 | 5円〜/1,000通貨 | 無料 |
ロスカット手数料 | 無料 | 無料 |
取引通貨単位※1 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
通貨ペア | 20通貨ペア | 33通貨ペア |
スプレッド | ||
米ドル/円 | 0.3銭 | 0.2銭(午前5:00〜午前8:00は3.9銭) |
ユーロ/円 | 0.5銭 | 0.4銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) |
英ポンド/円 | 1.0銭 | 0.9銭(午前5:00〜午前8:00は14.9銭) |
豪ドル/円 | 0.6銭 | 0.5銭(午前5:00〜午前8:00は5.9銭) |
NZドル/円 | 1.7銭 | 0.7銭(午前5:00〜午前8:00は9.9銭) |
カナダドル/円 | 1.9銭 | 1.6銭 |
スイスフラン/円 | 2.0銭 | 1.7銭 |
最大レバレッジ※2 | 25倍 | 25倍 |
取引可能時間※3 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 | 月曜午前7:00〜土曜午前6:50 |
口座開設日数 | 最短当日 | 最短当日 |
PCツール | ◯ | ◯ |
スマホツール | ◯ | ◯ |
証券会社 | インヴァスト証券 | トレイダーズ証券 |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
※2 一部通貨ペアはレバレッジ倍率が制限されるケースがある
※3 米国サマータイムの際は1時間繰り上げ
取引可能な通貨ペアに関してはみんなのシストレの方が多いため、全体としてバランスが良いFXサービスは、みんなのシストレである。
トライオートFXとみんなのシストレのそれぞれの特徴とメリット
続いて、トライオートFXとみんなのシストレのそれぞれの特徴とメリットを紹介する。
トライオートFXは高い取引コストをカバーできるメリットがあるので、その点に着目してほしい。
トライオートFXの特徴とメリット
トライオートFXの特徴は「スワップポイントの高さ」だ。スワップポイントとは、通貨ペアの金利差を調整する金額のことだ。
たとえば、日本円の政策金利は海外諸国に比べて著しく低い(2024年7月時点で0.1%)。
そのため、外貨/円の通貨ペアでは政策金利の差が大きく、買いポジション(約定済みの買い注文)を保有し続けることで、利益として獲得できるスワップポイントが多いのだ。
実際に、トライオートFXとみんなのシストレで獲得できるスワップポイントを比較してみよう。
トライオートFXとみんなのシストレのスワップポイント平均を比較してみると、米ドル/円で69.3、トルコリラ/円で55.7もの開きがある。
スワップポイントはポジションを翌営業日に持ち越す(ロールオーバーする)と付与されるため、ポジションを持ち越すほどスワップポイントの差は大きくなる。
取引のやり方次第では、トライオートFXの自動売買手数料をカバーできるほどの金額だ。
そのため、取引回数が少なく、ポジションを持ち越すことの多い自動売買プログラムを選ぶ場合、トライオートFXの方がトータルの利益が増える可能性がある。
また、トライオートFXはみんなのシストレに比べてカスタマーサポートが充実している。
問い合わせフォーム、電話、遠隔操作によるサポートのほか、「コンシェルジュ」を利用できるのが特徴的だ。
コンシェルジュに相談すると、自動売買プログラム選びの基準や入れ替えのタイミング、取引の評価方法など、FXに関するさまざまな悩みを解消できる。
コンシェルジュを利用すれば、第三者の意見を取り入れられるため、自信を持ってFX取引を進められるだろう。
みんなのシストレの特徴とメリット
みんなのシストレの特徴は「自動売買プログラムの選びやすさ」にある。
ちなみに、みんなのシストレにおいて自動売買プログラムは「ストラテジー」と呼び、利用者を「セレクター」と呼ぶ。
みんなのシストレはストラテジーとセレクターの収益・収益率ランキングを公表しているので、それらの情報を参考にしながら、自分に合ったストラテジーを選べるのが最大のメリットだ。
たとえばFXについて基礎知識しか持っていない初心者でも、セレクターランキングを参考に、収益性の高いセレクターが選んでいるストラテジーを参考にすれば、効率よく利益を出せるかもしれない。
また、みんなのシストレで提供されているストラテジーは、「みんなのFX」で実際に利益を出しているトレーダーの取引を参考に作られている。
つまり取引実績のあるストラテジーばかりなので、信頼性が高いのだ。
\ 新規FX口座開設+条件達成で最大52,000円プレゼント!/
トライオートFXとみんなのシストレはどちらを選ぶべきか
それでは最後に、トライオートFXとみんなのシストレはどちらを選ぶべきか、その判断基準を紹介する。まずは、FXサービスを選ぶポイントを整理しよう。
FXサービスを選ぶポイントとは?
2つの自動売買FXで迷ったときに大切なポイントは、「取引スタイルとの相性」と「取引ツールの使いやすさ」だ。
たとえば、トライオートFXは自動売買を中心としたFXサービスだが、裁量トレード(マニュアルで売買する取引)も可能だ。
みんなのシストレも姉妹サービスの「みんなのFX」で裁量トレードを行えるが、口座を分ける必要がある。
トライオートFXなら口座を分けずに自動売買も裁量トレードも可能だ。
そのため、どちらの取引スタイルも取り入れたい人は、トライオートFXを選ぶのがいいだろう。
一方、自動売買だけを行うなら自動売買手数料がなく、スプレッドが狭いみんなのシストレを選ぶのが基本だ。
このように、自分の取引スタイルを整理しておくと、最適なFXサービスを選びやすくなる。
次に「取引ツールの使いやすさ」だが、これは好みの分かれるポイントだ。
残念ながら、トライオートFXとみんなのシストレにはデモ取引機能がないため、一般的な評価を参考にするしかない。
一般的な評価として、よりシンプルで使いやすいのがみんなのシストレだ。
トライオートFXは高度な機能も備えているので、初心者よりも「自分で取引ルールを作りたい中級者以上向け」と言えるだろう。
トライオートFXはこんな人におすすめ
トライオートFXは「最終的に自分で自動売買プログラムを作りたい人」におすすめのFXサービスだ。
トライオートFXの自動売買プログラムは、有名トレーダーやFX専門家が作成したものが多い。
さらに、自分で自動売買プログラムを作成できるため、さまざまなプログラムを参考にしながら、最終的には自分でプログラムを作りたい人におすすめしたい。
自動売買手数料がかかること、スプレッドが広いことを考慮すると、取引コストの面ではみんなのシストレに劣る。
しかし取引の自由度が高いので、自分なりの取引スタイルを確立したい場合は、トライオートFXを選ぶといいだろう。
みんなのシストレはこんな人におすすめ
みんなのシストレは「最低限の知識で利益を出したい初心者」におすすめのFXサービスだ。
「みんなのFX」のトレード実績をもとに自動売買プログラムが作られているので、収益率の高いものを選ぶだけで、初心者でも利益を出しやすい。
また、トライオートFXよりもスプレッドが狭く、自動売買手数料がかからない。
取引コストが安ければ利幅がその分広がるので、コスト面でも安心して利用できるのが大きいポイントだ。
取引ツールもシンプルで初心者に使いやすいので、総合的にトライオートFXよりも初心者向けのFXサービスだと言える。
トライオートFXとみんなのシストレの違いを知って自動売買を始めよう
本記事では、トライオートFXとみんなのシストレの違いを解説した。その内容を改めてまとめる。
- トライオートFXは自動売買手数料がかかる
- みんなのシストレの方がスプレッドが狭い
- トライオートFXの方がスワップポイントが高い
- トライオートFXは自由度の高い自動売買FXサービス
- みんなのシストレはより初心者向けのFXサービス
トライオートFXとみんなのシストレは同じ自動売買FXサービスだが、異なる点が多いことを理解いただけただろう。
自分の取引スタイルを整理したら、それに合ったFXサービスを選び、口座開設に申し込んでみてほしい。
\ 新規FX口座開設+条件達成で最大52,000円プレゼント!/
トライオートFXとみんなのシストレの違いに関するQ&A
\ 新規FX口座開設+条件達成で最大52,000円プレゼント!/