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少額FX投資の始め方

この記事で解決できるお悩み
  • 少額でFXを始める方法が知りたい
  • FXを始めるために必要な最低資金がわからない
  • 少額でFX投資を成功させるためのポイントが知りたい

「初心者だからまずは少額でFXを始めたい」「リスクを抑えるために少額で取引したい」などと考える方は多いのではないだろうか。

FXは、レバレッジという仕組みを利用すれば数千円〜数万円の自己資金で取引を始められる。

ただし、少額でのFX投資を成功させるためには、投資資金の管理やレバレッジの上手な活用、適切なリスク管理などが不可欠となる。

本記事では、少額のFXの始め方や、少額投資のメリット・デメリットを詳しく解説しつつ、取引を成功させるためのポイントを紹介する。

これから少額でFX取引を始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてほしい。

目次
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少額でFXを始めるための準備

少額でFXを始めるにあたって、いくつか押さえておきたいポイントがある。

ここでは「投資資金の管理」「FX口座の選定」「レバレッジの理解」の3つのポイントについて詳しく解説する。

投資資金の管理

少額からFXを始める、とはいってもまずはどのくらいの金額からトレードを始めるかを明確にしておくことが重要だ。

そのためには、現在の収支や貯蓄の金額を把握し、仮になくなっても困らない余剰資金を明らかにしよう。

今ある金融資産を「すぐに使うお金」、「数年以内に使う予定のあるお金」、「当面使う予定のないお金」の3つに分類し、「当面使う予定のないお金」の範囲内でいくらFXに回すのかを考えよう。

株式や投資信託などでの投資も併せて行っている方は、投資の合計金額が余剰資金の金額を上回らないことが重要だ。

FXはトレード方法によってはリスクが高くなることもあるため、自分が許容できるリスクを考えながら投資資金を決めるのをおすすめする。

少額投資に適したFX口座の選定

少額からFXを始める場合は、少額投資に適したFX口座選びも重要となる。

以下のポイントを意識して取引口座を選ぶのをおすすめする。

  • 最低取引通貨量
  • スプレッドの狭さ
  • 取引ツールの使いやすさ
  • デモトレードの利用可否
  • 約定力の高さ

最低取引通貨量

1点目に注目すべき点として「最低取引通貨量」が挙げられる。

最低取引通貨量とは、FXのトレードを始める最低の取引単位のことを指す。

最低取引通貨量が1,000通貨であれば、1,000通貨単位で取引が可能ということとなる。

仮に、米ドル/円の通貨ペアを取引する際に1ドル=160円で、最低取引通貨量が1,000通貨だったとする。

レバレッジをかけずに取引するのに必要な金額は、160円×1,000通貨=16万円ということとなる。

一方、最低取引通貨量が10,000通貨だった場合、必要な最低金額は160円×10,000通貨〜160万円だ。

この通り、最低取引単位が小さいFX業者ほど、少額から取引を始められるということとなる。

スプレッドの狭さ

また、2点目に重要なポイントとしては「スプレッドの狭さ」に注目しよう。

スプレッドはFXを行う際の実質的な取引コストとなるため、スプレッドが広いほど多くのコストがかかる。

なるべく狭いスプレッドを提供しているFX口座を選ぶことで、取引コストを抑えて効率よくトレードを行えるだろう。

特に、スキャルピングやデイトレードのように、取引回数が多くなるほどスプレッドの狭さは重要となる。

取引ツールの使いやすさ

3点目は「取引ツールの使いやすさ」だ。

少額でFX投資を始める際は、自分にとって使いやすい取引ツールを提供しているかどうかを選ぶようにしよう。

特に初心者の場合は、感覚的に操作しやすいか、それぞれのボタンが持つ機能がわかりやすいか、少ない手順で売買できるか、といった点に着目すると良いだろう。

デモトレードの利用可否

そして、取引ツールの使いやすさをチェックするためにも重要なのが「デモトレードの利用可否」だ。

デモトレードとは、実際のお金を使わずに仮想通貨で売買のシミュレーションを行うシステムのことだ。

デモトレードサービスが提供されている業者を選べば、実際に取引する前に操作の練習ができたり、新しいトレード戦略を試したりできる。

約定力の高さ

最後に「約定力の高さ」もしっかりと確認するのがおすすめだ。

約定力とは、トレーダーが希望の価格で約定できる力のことで、約定力が低いと希望した価格から乖離して約定してしまう可能性が高まる。

少額でのFX取引は1回当たりの利益が小さい傾向にあるため、FX業者の約定力の高さに大きく影響を受ける。

なるべく約定力の高いFX業者を選ぶことで、安心して取引を続けやすいだろう。

レバレッジの理解

少額FX投資を始める際は、レバレッジの仕組みもしっかりと理解した上で、適切に使いこなそう。

レバレッジとは、FX業者に預けた証拠金を担保にして、実際に預けた資金以上の金額で売買できる仕組みのことだ。

レバレッジ(Leverage)とは「てこの作用」という意味で、小さな力(=証拠金)で大きな物を動かす(=大きな金額での取引)ことを表している。

国内FX業者では、最大25倍のレバレッジ倍率で売買できるため、用意したお金の最大25倍の金額でトレードを行える。

このレバレッジをうまく利用することで、必要資金を抑えることが可能だ。

例えば、1米ドル=160円のときに、1万通貨購入するとする。

レバレッジをかけない場合、必要な金額は10,000通貨×160円=160万円となる。

しかし、25倍のレバレッジをかければ、160万円の25分の1である64,000円を証拠金として預ければ取引を始められる。

大きなレバレッジをかけるほど、証拠金に対して効率よく利益を狙えるが、損失が発生した際のマイナス分も大きくなる点に注意が必要だ。

そのため、レバレッジをかける際は仕組みやリスクをよく理解して、自分に適したレバレッジ率を設定するのが重要となる。

少額で始めるFX取引のメリット

少額FX投資にはいくつかのメリット・デメリットがある。

順番に確認していこう。

少額投資のメリット①損失が限定的

少額投資では、そもそもの売買金額が小さくなるため、損失が限定的だというメリットがある。

同じレバレッジ倍率でトレードした場合、価格が想定と異なる方に動いた際に生じる損失は下記の通り変わってくる。

取引金額1%の損失3%の損失5%の損失
10万円1,000円3,000円5,000円
100万円10,000円30,000円50,000円
1,000万円100,000円300,000円500,000円

トレード金額に対する損失率は変わらないが、実際に生じるマイナス額は金額に応じて大きくなる。

特に、初めてFXに挑戦する人の場合は、少額から始めることで損失幅を限定しつつFXの経験を積むことができるだろう。

少額投資のメリット②投資スキルが身に付く

少額投資のメリットは、実際に自分のお金でトレードすることで、実践的なスキルを身につけやすい点だ。

初心者の場合、まずは本や動画などから知識を得ようとする人が多い。

基本的な知識を身につけるだけならそれでも良いが、取引の感覚を掴んだり、操作方法を練習したりするためには、実際にトレードを行うのが一番だ。

FXの練習のためにデモトレードを活用する人も多いが、やはり実際のトレードとは緊張感や損失が生じた際の心情などが大きく異なる。

デモトレードで十分練習を積んだ気になって、いきなり本番で大金を投じてしまうと、思わぬプレッシャーに負けて思うように売買できなくなってしまうかもしれない。

まずは、失敗しても構わないと思える少額からトレードに挑戦して、実戦での経験値を上げていくことをおすすめする。

少額投資のデメリット

少額のFX投資にはデメリットもある。特に、以下の点には注意が必要だ。

  • 1回のトレードで得られる利益が少ない
  • ハイレバレッジになりやすい

少額投資では、損失を限定できるというメリットがある一方で、得られる利益も限定されてしまうという点はデメリットとなる。

1回当たりの利益が数百円〜数千円という少額では、なかなかモチベーションを保ちにくいという人もいるかもしれない。

また、少額投資で効率よく利益を狙おうと思うと、ハイレバレッジでのトレードになりやすい点にも注意が必要だ。

レバレッジ倍率を上げると効率よくリターンを狙いやすいが、思わぬ方向に為替が進んだ際のリスクも大きくなる。

少額FX投資にレバレッジを活用する方法

少額FX投資にレバレッジを活用する際は、先述したデメリットを踏まえて適切にリスクを管理することが重要だ。

ここでは、レバレッジの仕組みを改めて理解しつつ、利点やリスク、管理方法を解説する。

少額FX投資におけるレバレッジの利点

FXでレバレッジを利用すれば、かける倍率に応じて証拠金よりも大きな金額での取引ができる。

仮に、50万円の証拠金に対して10倍のレバレッジをかければ、500万円分のトレードが可能となる。

レバレッジは、証拠金に対して売買する金額が何倍かを表すもので、以下のような計算式で求められる。

レバレッジ=(現在の為替レート×取引数量)÷証拠金

為替レートが1ドル=160円のときに、10万円の証拠金を元手に10,000ドルを購入するとする。

取引数量は160円×10,000ドル=160万円となり、レバレッジは160万円÷10万円=10倍と計算できる。

倍率を上げるほど限られた証拠金でも大きな利益を狙えるため、少額取引でも効率よく利益を稼ぎやすい。

少額FX投資におけるレバレッジのリスク

レバレッジをかけると、少額の資金を元手に大きな金額での売買ができるというメリットがある。

ただし、レバレッジ倍率を上げるとその分リスクも大きくなる点には注意が必要だ。

10万円投資して3%分の損失を出してしまった場合、レバレッジをかけていないと損失額は3,000円となる。

しかし、レバレッジ10倍では30,000円、25倍では75,000円の損失額が発生してしまう。

場合によっては、自己資金以上の損失が発生してしまう可能性もあるため、レバレッジを活用する際は自分の許容できるリスクの範囲内に留めるようにうまく管理しよう。

少額FX投資における適切なレバレッジの設定方法

国内のFX業者では、最大で25倍のレバレッジ倍率を設定できる。

しかし、初心者の場合、いきなり25倍でトレードするのはおすすめできない。

為替相場が思わぬ方向に動くと為替差損が発生して、その分だけ純資産額が減少する。

為替差損が拡大すると、証拠金不足に陥って追加の証拠金の差し入れを求められたり、ポジションが強制決済させられたりする可能性もある。

初心者の場合、まずは2〜3倍程度の倍率で取引を行うように意識してポジションを建てるのがおすすめだ。

2〜3倍程度であれば、そう簡単に証拠金不足になることはないと言われており、比較的定リスクでトレードを行える。

慣れてきたら自分のリスク許容度に照らして、徐々に倍率を引き上げていくのも良いだろう。

少額FX投資で成功するためのポイント

少額FX投資で成功するためには、以下のポイントを押さえておこう。

  • スプレッドの狭い通貨ペアを選ぶ
  • 長期的な視点で考える
  • デモトレードで練習する

具体的に何をすれば良いか、以下で解説する。

スプレッドの狭い通貨ペアを選ぶ

FXでは、トレードのたびにスプレッドと呼ばれる取引コストが必要となる。

スプレッドが狭いほど、実質的な取引コストが抑えられるため、なるべくスプレッドの狭い通貨ペアを選ぶのがおすすめだ。

為替市場での取引量が多いメジャー通貨は、スプレッドも比較的低いため少額投資にも適しているだろう。

少額投資にも人気のある通貨ペアとしては、「米ドル/円」、「ユーロ/円」、「ユーロ/米ドル」などが挙げられる。

長期的な視点で考える

少額投資では、長期的な視点を持つことも重要だ。

取引量が少額だと、どうしても1回の取引で得られるリターンは小さくなりやすい。

だからといって、いきなりレバレッジを上げて取引するとリスクも急激に上がるため、あまりおすすめできない。

仮に1ヶ月のトレードで得られたリターンが10,000円であったとしても、1年間コツコツ取引を続けると24万円の利益が手に入る。

もちろん、常に成功するわけではないが、少額の利益を少しずつ積み上げていくことである程度まとまったリターンが得られるだろう。

1回のトレードにおけるリターンが小さいから、と断念してしまわずに、小さな成功を何度も積み重ねることを意識してみよう。

デモトレードで練習する

少額投資を始める前に、デモトレードで練習してみるのもおすすめだ。

デモトレードでは、実際のお金ではなく仮想資金を用いてバーチャルトレードを行う。

トレードに失敗してもお金がなくなるわけではないため、攻めの戦略を試してみたり、短期トレードと中期トレードのどちらが自分に合っているかを検証したりすることも可能だ。

デモトレードでしっかりと練習してから本番の少額投資に臨むことで、売買の判断が早くなったり、操作ミスの不安が少なくなったりするなどのメリットを得られる。

少額FX投資の始め方を知って効率よくリターンを狙おう

少額からでもFX投資は可能だが、資金管理やレバレッジの理解、口座選びが重要となる。

FXの魅力であるレバレッジを取り入れることで、少額の元手資金でも効果的に投資を行いやすくなるだろう。

少額FX投資に成功するためには、適切なリスク管理を心がけて、継続的な情報収集・知識の習得を目指すことが不可欠だ。

少額でFX投資を始めたいと考えている方は、まずは信頼できるFX業者で口座を開設し、自分の余剰資金の範囲内で取引をスタートしてみよう。

FXを少額から始めるに関するQ&A

FXを始めるにはいくら貯金が必要ですか?

FXを始める上で「これだけは用意しないといけない」という明確な規定はない。

ただし、FX投資はリスクが高い取引になりやすいため、余剰資金の範囲内で行うことをおすすめする。

まずは、緊急時の資金として生活費の3ヶ月分〜半年分程度を確保して、数年以内に使う予定のあるお金も除き、残ったお金でFXを始めるようにしよう。

つまり、月の生活費が15万円の人は、最低でも45万円程度は現金で確保しつつ、余ったお金でFXを始めると良いだろう。

FXで1万円をレバレッジでいくらまで取引できますか?

国内のFX業者では、最大でレバレッジ倍率を25倍に設定できる。

つまり、1万円の証拠金があれば最大25万円までの金額を取引できる。

仮に、1ドル=160円の時に25倍のレバレッジをかけると、約1,562通貨分を取引できると計算できる。

FXで利益が20万円以下なら住民税はいらないですか?

サラリーマンなどの給与所得者がFXで利益を得た場合、20万円以下の所得だと確定申告は不要となるが、住民税の申告が必要となる。

ただし、FX取引で年間の収支が赤字となる場合は、申告不要となる。

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