FXを始めるには、FX専用の口座の開設が必要である。
しかし、FX会社は、たくさん存在しており、FX初心者にとっては、どのような違いがあるのか、今ひとつわかりづらく、どれを選ぶことがベストなのか、決められないという状況だろう。
今回は、FX口座の選び方や口座開設に必要な準備物、初心者におすすめのFX口座3つについてわかりやすく解説していく。
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FX口座を選ぶ際の重要なポイント
FX口座を開設する予定の方は、次の4つのポイントからどのような違いがあるのかを見比べてみてほしい。
- スプレッドの大小
- 最低取引単位の違い
- 扱っている通貨ペアの違い
- 口座開設キャンペーン実施時の金額
それぞれ詳しく解説していく。
スプレッドの大小
まずは、スプレッドの大小でFX口座を見比べてみよう。
スプレッドとは、1回のFXトレードで発生する手数料のことである。
スプレッドで利用される単位に、銭(せん)とpips(ピップス)と呼ばれるものがある。
銭(せん)は、日本で他の国の通貨でFXトレードをするときに利用するスプレッド単位で、1銭=0.01円となるため、覚えておこう。
一方で、pips(ピップス)は、日本以外の通貨ペアを使ってFXトレードをする場合に利用するスプレッド単位で1pip以上となると複数形となり、pipsとなる。1pipは、0.01円なので1銭と同等と覚えておくと良いだろう。
最低取引単位の違い
スプレッドのチェックに並行してみるべきポイントは、最低取引単位の違いである。
最低取引単位を見れば、FXで売買可能な最小単位がわかる。
たとえば、最低取引単位が1000通貨の場合、必要資金の目安は4千円からとなる。
一方で、1万通貨の場合は4万円からとなる。
そのため、極力少ない資金でFXを始めたいという方は、最低取引単位をチェックしてみよう。
また、取引単位は、Lot(ロット)と呼ばれることがある。
会社によって1Lotが1,000通貨であることもあれば、10,000通貨であることもあるため、事前にチェックしよう。
扱っている通貨ペアの違い
FX会社によって、扱っている通貨ペアに違いがある。
そのため、主要な通貨ペアの扱いがあるかは、事前のチェックが必要だ。次の通貨を扱っている会社であれば問題ないだろう。
- 円(日本)
- 米ドル(米国)
- ユーロ(EU)
- 豪ドル(豪州)
- ポンド(英国)
- スイスフラン(スイス)
口座開設キャンペーン実施時の金額
FX会社は、自社のサービスを利用するFXトレーダーを増やすため、口座開設キャンペーンを実施している。
そのため、キャッシュバック金額が高いサービスを利用すると、お得にFXを始めることができる。
キャッシュバック金額が高くてもスプレッドや最小取引単位で不利な条件が整っているのであれば、利用はおすすめできないため、金額だけに迷わされてはいけない。
【開設するFX口座を選んだ後に】口座開設に必要な準備物とは?
初心者におすすめのFX口座を開設する前に、本人確認書類とマイナンバー書類について準備が必要である。
次に、FXの口座開設に必要な準備物について順番に紹介していく。
本人確認書類として認められるもの
本人確認書類として認められるものは、次のものだ。
まずは、顔写真ありの本人確認書類についてお伝えする。
- 運転免許証
- 個人番号カード(表面)
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 住民基本台帳カード
顔写真ありの本人確認書類の場合、上記のうち1つだけ準備・提出すれば、本人確認書類の審査が完了する。
一方で顔写真がない場合の本人確認書類としては、次のものがある。
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 印鑑登録証明書
顔写真ありの場合は、1つだけの提出で問題ないが、顔写真がない場合は、2つの本人確認書類の提出を求められるケースが多いため注意が必要だ。
マイナンバー書類として認められるもの
口座開設時にマイナンバー書類として認められるものは、次の書類である。
- 個人番号カード(両面)
- 個人番号付きの住民票の写し
- 通知カード
このとき、個人番号カードがあれば、本人確認書類の審査でも利用できるため、非常に便利である。
FX会社に必要書類を送付する
必要書類の準備が完了したら、次の2つの送付方法から都合の良い方法で送付しよう。
- オンライン本人確認(スマホの認証機能を利用する)
- 郵送
1番簡単なのは、スマホの認証機能を利用したオンライン本人確認による方法である。
スマートフォンで本人確認書類やマイナンバー書類を撮影し、アップロードすれば、簡単にFX会社へ審査を依頼できる。
わざわざ封筒を準備して、書類を送る必要がないため、オンラインの本人確認は非常に楽である。
【厳選!】おすすめのFX口座3選
FX初心者で口座開設先に迷っているのなら、次の会社でFX口座を開設することをおすすめする。
それぞれ特徴を含めて紹介していく。
GMOクリック証券
GMOクリック証券は、スプレッドがFX会社のなかでもトップクラスの安さを誇っている。
また、取引手数料が無料なのも非常に魅力的である。
GMOクリック証券の特徴は、次のとおりである。
- 他のFX会社と比べてもスプレッドがトップレベルで低い
- 取引手数料が無料なので費用負担がない
- 20の通貨ペアの扱いがある
- 株式や投資信託など、さまざまな金融商品を取引対象にできる
- FXアプリのチャートが見やすく初心者でも使いやすい
- 参考:GMOクリック証券
SBIFXトレード
SBIFXトレードの最大の特徴は、1通貨で始められることだ。
そのため、他のFX会社であれば、最低でも数万円の投資資金の準備が必要だが、約5円の低資金で取引を開始できる。
SBIFXトレードの特徴は、次のとおりである。
- 最低取引単位が1通貨からなので、約5円から開始できる
- スプレッドが非常に安い
- SBIグループなので、信用性が高い
- 参考:SBIFXトレード
DMMFX
FXでの取引について、しっかりとしたフォロー体制のある会社を利用したい方は、DMMFXでの口座開設がおすすめである。
DMMFXは、24時間電話サポートやLineサポートなど、サポート体制が整っているため、FX初心者にとって安心できる。
DMMFXの特徴は、次のとおりである。
- スプレッドや手数料が他のFX会社と比べてお得
- 24時間電話サポートやLineサポートがあるので、すぐに質問できる
- 取引応援ポイントによって、取引コストを抑えることができる
FX口座の選び方を理解して、自分にあったFX取引を
今回は、FX口座の選び方として、スプレッドの大小や最低取引単位など、見比べる際のポイントについて解説したが、参考になっただろうか。
必要書類といっても、今すぐに準備できるものばかりなので、インターネットで簡単に申請ができる。
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