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投資信託のみで効率的な資産運用をする方法

この記事で解決できるお悩み
  • 投資信託の資産運用方法を知りたい
  • 投資信託の選び方を知りたい
  • 資産運用の相談相手を知りたい

投資信託は1つの商品を購入するだけで分散投資ができ、自分で株式や債券を選ぶ必要もないため投資初心者でも取り組みやすい投資法だ。そんな投資信託のみで効率的に資産運用をしていく方法はあるのだろうか。

本記事では、投資信託の基本知識や商品の選び方、運用方法について解説していく。投資信託のみで資産運用をしようと考えている方は、ぜひ本記事を参考に運用を始めてみよう。

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目次

投資信託の基本知識を理解しよう

投資信託による資産運用を始める前に、基本的な特徴を理解しておくことが重要だ。

ここでは投資信託の運用の仕組みや手数料などを解説していく。

投資信託とは何か

投資信託とは、投資家から集めた資金を元手に運用のプロが金融商品への投資・運用を行う商品だ。運用で得たリターンは、投資額に応じてそれぞれの投資家に分配される。

銀行や証券会社などの金融機関で販売されており、1万円前後の少額から購入できることが特徴だ。さらに毎月投資信託を積立購入する場合は、月々100円から始められる証券会社もある。

「運用をプロに任せる」「少額から投資できる」という点が投資信託の大きな特徴となっている。

運用の仕組みとリスクの評価

投資信託は、株式や債券などの金融商品に投資を行う。投資家から集めた多額の資金をもとに運用するため、複数の銘柄に分散して投資できることも特徴のひとつだ。

複数の銘柄に分散する分、運用におけるリスクは軽減される。株式や債券だけに投資する場合に比べると、リスクを抑えて安定的なリターンを狙えることがメリットと言える。

しかし、投資信託に組み入れる金融商品の内容は商品ごとに異なり、内容によってはリスクが高くなる場合がある。例えば、ハイリスクな資産である株式の比率が多くなればリスクは大きくなり、低リスク資産の債券の比率が高くなればリスクが小さくなる仕組みだ。

また、投資している銘柄数が20〜30程度の場合もあれば、数百の銘柄に投資している場合もある。銘柄数が少なくなるほどリスクは大きくなるため、あらかじめ投資している金融商品の内容や銘柄数を確認しておこう。

税制と手数料について

投資信託の普通分配金(運用利益から分配されるもの)や譲渡益(売却時に得られる利益)には、元本を上回る部分に対して20.315%の税金がかかる。仮に100万円の利益が出たとしても、約20万円は税金で引かれる仕組みだ。

ただしNISA(少額投資非課税制度)を活用して投資信託を運用する場合、分配金や譲渡益に税金がかからない。非課税運用ができるNISAを有効に活用しよう。

また、投資信託には「購入時手数料」や「信託報酬」などの手数料もかかる。購入時手数料は「申込価額の◯%」で計算される手数料を販売会社に支払う。信託報酬は「保有額に対して年率◯%」の手数料を保有期間中に引かれ続ける。

なかには購入時手数料がかからない商品もある。運用パフォーマンスを高めるためにも、なるべく手数料が安い商品を選ぶことが重要だ。

投資信託の選び方とポートフォリオ構築

投資信託のみで資産運用を行う場合、商品選びも重要なポイントとなる。

ここでは投資信託の選び方やポートフォリオ構築の考え方について解説していく。

投資信託の種類と特徴

投資信託は「インデックス型」と「アクティブ型」の2つに分けられる。

インデックス型は、日経平均株価などの特定の指数に連動することを目標に運用される投資信託だ。指数を構成している銘柄と同じ銘柄に投資することで銘柄の分析・選定が不要となり、比較的低コストで運用できることが特徴となっている。

アクティブ型は、指数を上回ることを目標に運用される投資信託だ。プロのファンドマネージャーが優良な銘柄を分析・選定する分、インデックス型よりも手数料が高くなる。

とにかくコストを安く抑えたい場合は、インデックス型の投資信託をおすすめする。一方で、積極的にリターンを狙いたい場合はアクティブ型も視野に入るだろう。ただし、アクティブ型が必ずしも指数を上回る運用成績を出せるとは限らないため注意が必要だ。

リスクとリターンのバランス

投資信託を選ぶ際、どの程度のリスクを取るのか考えることも重要だ。リスクが大きくなれば期待リターンが大きくなる一方で、損失を抱えた場合のダメージも大きくなることを頭に入れておこう。

先述した通り、投資信託の中身によってリスクは変化する。株式が多ければリスクが大きくなり、債券が多ければリスクは小さくなる。

また、一般的にインデックス型は投資銘柄が分散され、アクティブ型よりもリスクが小さくなるケースが多い。リスクを抑えたい場合はアクティブ型よりインデックス型を選ぶ方が良いだろう。

積極的にリターンを狙う場合はリスクが大きい商品、堅実にリターンを狙う場合はリスクが小さい商品を選ぶように心掛けよう。

ポートフォリオの考え方

ポートフォリオとは、保有資産の組み合わせとその比率のことを指す。どの資産にどれくらい投資をするのか、比率を事前に決めておくことが大切だ。

例えば、100万円の資金で株式50%・債券50%のポートフォリオを組む場合、株式の投資信託に50万円、債券の投資信託に50万円を投資する。このように比率を決めておくと、途中でバランスが崩れても比率をもとに戻すだけでリスク管理ができる。

さらに国内資産だけでなく、海外の資産も組み入れれば、より投資対象を分散させながらリスク・リターンのバランスをコントロールすることも可能だ。自分自身のリスク許容度を把握した上で、適切なリスクのポートフォリオを構築しよう。

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投資信託のパフォーマンス評価と運用方法

投資信託を選ぶ際には、商品のパフォーマンスを評価した上で適切な運用方法を考えていく必要がある。

ここでは、パフォーマンスの評価基準や運用方法について解説していく。

パフォーマンスの評価基準

投資信託のパフォーマンスを評価する基準として、「基準価額の騰落率」や「超過収益率」が挙げられる。

基準価額の騰落率は、投資信託の基準価額が一定期間でどれだけ上昇・下落したかを示す数値だ。一般的には年率で示されることが多く、分配金も含めて1年間でどれだけリターンを得られるかが把握できる。

超過収益率は、アクティブ型の投資信託がベンチマークとしている指数に対し、基準価額がどれだけ上回ることができたかを示す数値だ。アクティブ型の投資信託は指数を上回ることを目標としているため、超過収益率はパフォーマンスの評価基準として重要となる。

基準価額の騰落率や超過収益率などを確認し、過去の運用パフォーマンスが良い商品を選ぼう。

長期的な視点での運用方法

長期視点で運用を行う場合、アクティブ型よりもインデックス型の方が良いパフォーマンスを上げる可能性がある。いくらプロが運用しているとはいえ、プラスの超過収益率を継続させることが難しいためだ。

数年程度であれば、アクティブ型の商品がベンチマークを上回るケースは少なくない。しかし投資の世界で未来を予測することは非常に難しいため、10年以上ずっとベンチマークを上回り続けることは困難だ。

さらにアクティブ型の方がインデックス型よりも手数料が高い。手数料は保有期間中に負担し続けることになるため、運用期間が長くなるほど負担は大きくなっていく。

こうした点を踏まえ、長期運用の方法を検討していこう。

税効果を考慮した運用戦略

先述の通り、投資信託の分配金や譲渡益には20.315%の税金がかかる。しかし工夫次第では税金の負担を軽減させることもできるため、運用戦略として活用したいところだ。

戦略のひとつとしてNISA口座の活用が挙げられる。NISA口座内で投資信託を購入すれば分配金・譲渡益は非課税となるため、効率良く資産を増やすことが可能だ。

ただしNISAは少額投資を支援する制度であり、年間の非課税枠が定められている。まとまった資金を運用する際は物足りなく感じる場合があるだろう。

損益通算を活用するのも戦略のひとつだ。株式投資信託の損益は上場株式等の損益と通算できる。どちらか一方で利益が出ても、もう一方に損失があれば相殺できる。投資信託のみの運用にこだわらず、税効果を考慮して株式等の運用も頭に入れてみると良いだろう。

しかし税金なども踏まえた運用戦略を練るのは難しい。専門家などに相談しつつ、最適な運用戦略を考えていくことが大切だ。

IFAによる投資信託運用のサポート

資産運用のアドバイスを受けたい場合は、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談することをおすすめする。

ここでは、IFAの特徴や相談する魅力を解説していく。

IFAが提供するカスタマイズされたアドバイス

IFAとは、金融機関から独立した立場で顧客の資産運用をサポートする専門家のことだ。ライフプランに応じた資産運用戦略の設計や具体的な金融商品の提案などを行っている。

IFAは金融機関に所属するアドバイザーとは違い、商品の販売ノルマなどが設けられていない。そのため、本当に顧客に合った最適な運用プラン・商品を提案することが特徴だ。

経験豊富な運用のプロによるカスタマイズされたアドバイスを受けられる点は、IFAに相談する大きなメリットと言えるだろう。

投資信託選定のプロフェッショナルなサポート

IFAは金融業界を長らく経験してきたプロフェッショナルがほとんどだ。投資信託についても精通しているため、安心してサポートを受けることができる。

特に、リスク管理や税効果を考慮した投資戦略は自分1人で考えるのが難しい。投資信託選定のプロであるIFAに相談すれば、自身のライフプランに沿った最適な投資信託選定・ポートフォリオ構築ができる。

具体的な商品選びに悩んでいる場合はIFAへの相談がおすすめだ。

継続的な運用戦略の最適化

資産運用はライフステージに応じて、必要なリスク・リターンのバランスが変化していく。「投資信託を購入したら終わり」ではなく、継続的に運用戦略を最適化していく必要があるのだ。

IFAには原則として転勤がない。そのため長く付き合っていくなかで信頼関係を築きつつ、継続的な運用戦略のアドバイスを受けられる点もIFAに相談するメリットのひとつだ。

長期的に相談できるIFAを探したい場合は、「投資信託ナビ」を活用しよう。自身のニーズに合ったIFAとマッチングでき、最適な商品選定・運用戦略について相談することができる。

「投資信託ナビ」を活用し、信頼して長期的に付き合っていけるIFAを見つけ出そう。

まとめ

本記事では、投資信託の基本知識や選び方、パフォーマンス評価、運用方法について解説してきた。

効果的に資産運用をしていくためには、リスク管理を徹底した上で税効果も考慮した運用戦略を練っていく必要がある。しかし最適な運用戦略を練ったり、具体的な商品を選定したりすることは容易ではないだろう。

IFAのサポートを受けることで、投資信託の選定やポートフォリオ構築、リスク管理、継続的な運用戦略の最適化などが可能となる。

「投資信託ナビ」を活用することで信頼できるIFAと繋がり、安心して投資信託の運用を行おう。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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