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オープン型投資信託のメリット・デメリットは?購入時に気を付けるポイントも紹介!

この記事で解決できる悩み
  • オープン型投資信託ってどんな商品?
  • 他の投資信託とどのように違うの?
  • オープン型投資信託に投資してみたいが、どんな商品かわからない

オープン型投資信託とは、運用が開始されるといつでも購入できる投資信託だ。

いつでも購入できるものに名前がついているということは、いつでも売買できない投資信託も存在していることになる。

オープン型投資信託や他の投資信託との違いや投資するうえで気を付けるべきポイントを紹介していくので、オープン型投資信託で資産形成を進めたいと考えている人はぜひ最後まで読んでみて欲しい。

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目次

投資信託にはどんな種類がある?

投資信託にはどんな種類がある? わたしのIFAコラム

投資信託には、マネーリザーブファンド・マネーマネジメントファンド・上場投資信託・スポット型株式投資信託・オープン型投資信託などの種類がある。

ここではそれぞれについて紹介していく。

オープン型投資信託との違いを意識しながら読んでみて欲しい。

マネーリザーブファンド(MRF)

安全性の高い国内外の公社債を投資のメインに据える公社債投資信託だ。

証券会社でしか購入できず、主に証券口座で投資用の資金を待機するために利用されている

そのため、流動性が高くて安全性も高い。資産の価値が減りにくく、お金を引き出したい時に現金に換えやすいという意味だ。

ただ、元本が保証されているわけではないことに注意が必要だ。

マネーマネジメントファンド(MMF)

国内外の公社債などに投資する公社債投資信託だ。MRFと投資先は似ているが、仕組みが異なっている。

MRFは待機資金なので、証券口座に入れても実際に商品の買い付けは行わない。

一方で、MMFは入金して終わりではなく商品を別途購入する必要がある

また、MMFは買付から30日経たない内に換金すると信託財産留保額がかかってしまう。

MMFはMRFほどの流動性はないことになる。

上場投資信託(ETF)

ETFは、上場投資信託のこと。

商品のバラエティが豊富で一つの商品で分散できるという投資信託の良い点と、市場が開いている間はいつでも売買できるという上場株式の良いところを組み合わせている。

また、ETFは指数への連動を目指して運用される投資信託だ。

日本の代表的な株式指標・TOPIXに連動したものやアメリカのトップ500の企業が組み入れられたS&P500に連動するものがある。

つまり、TOPIXに連動するETFを購入した場合、東証株価指数が上昇すれば利益になるし、下落すれば損失することになる。

スポット型株式投資信託(単位型)

スポット型投資信託は、募集が1回限りなのが大きな特徴だ。

後から欲しくなっても購入はできない。

大きく注目される分野や成長性が見込まれるジャンルがスポット的に募集されるのだ。

ファンドによるが、基本的に購入から一定期間は売却できない。

もし、売却する場合は信託財産留保額が差し引かれる。

オープン型投資信託(追加型)

オープン型投資信託は、いつでも売買できる投資信託だ。

募集時しか買えないスポット型とは異なり、途中でも売買できるのが特徴だ。

流動性も高く、いつでも好きな時に換金できる。

リスクを取って利益を狙うものや、リスクを抑えて安定性を取るものなど商品のジャンルは多岐に渡っている。

スポット型とは、購入方法が大きく異なっていることがわかるだろう。

オープン型投資信託のメリット・デメリット

オープン型投資信託のメリット・デメリット わたしのIFAコラム
オープン型投資信託のメリット
  • 流動性が高い
    • オープン型投資信託のメリットとして流動性の高さが挙げられる。投資信託は、種類によっては購入から一定期間保有していないと信託財産留保額がかかってしまう。売却するときに余計な手数料を払う必要があるのだ。信託財産留保額を払わないようにするには、一定期間保有するしかない。
    • だが、オープン型投資信託は購入してすぐに売ることも可能だ。急にお金が必要になった時でも、対応できる。流動性の高さはオープン型投資信託の大きなメリットだ。
  • 分散投資が可能になる
    • 投資信託は1つの商品に複数銘柄が含まれている。そのため、1つの商品を買うだけで自然に投資先を分散できることになるのだ。投資において投資先を分散させることは非常に重要になってくる。もし、1企業だけに投資していた場合、その企業に何か問題があった時に株を保有している人も大きな損失を受ける可能性がある。最悪の場合、株が無価値になってしまうかもしれない。投資先を分散していれば、1企業に何かあったとしても致命傷は避けられる。
オープン型投資信託のデメリット
  • 手数料がかかる
    • 投資信託の購入には購入時手数料や信託報酬などの手数料がかかる。とはいえ、商品の管理をしてもらっているので仕方ない部分はあるだろう。個人で投資信託のように複数企業や複数の債券に投資すると管理が大変になってしまう。適切な手数料であれば、手数料分のコストをマイナスに捉える必要はない。ただ、中には手数料が高すぎて利益がでにくいファンドもある。購入する前に、どの程度の手数料がかかるのか事前に確認しておこう。
  • 元本割れの可能性がある
    • 投資信託は投資商品なので、元本割れする可能性がある。投資した金額が確実に守られるわけではないのだ。株価が下がる時期がくれば、投資信託も損失がでてしまう。ただ、投資信託で利益を出すには長期保有が前提になっている。元本割れしても焦らず保有する心の強さも必要だ。
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オープン型投資信託を購入するうえで気を付けるべきポイント

オープン型投資信託を購入するうえで気を付けるべきポイント わたしのIFAコラム

短期間で利益を出そうとしない

オープン型投資信託は、いつでも売買できる流動性の高い商品だ。

だが、投資で利益を出すには長期投資が前提になっている。

いつでも売買できるからと言って、売り買いを繰り返す投資は難しい。

複数のモニターを前にして株式トレードを繰り返す投資家たちでも、投資信託の長期保有の利回りに勝てないことはよくある。

短期売買は株式投資を始めたばかりの個人投資家が、狙って簡単に勝てる手法ではないのだ。

すぐに投資で利益を出したい気持ちもわかるが、あくまで長期保有が前提であることを頭にいれて投資を始めよう。

投資目的にあった商品を選ぶ

オープン型投資信託には、株100%のハイリスクハイリターンの商品があれば、債券ばかりのローリスクローリターンの商品もある。

これは、どちらのファンドが優れているという話ではない。

ある人にはハイリスクハイリターンの商品があっているし、ある人にはローリスクローリターンの商品があっている。

投資する目的によって最適なファンドは異なるのだ。

例えば、生活資金を5年分確保できていて余剰資金が多い人は安定性よりも収益性を求めるだろう。

収益性を求めるとリスクもついてくるので、適切なファンドはハイリスクハイリターンのものになる。

一方、銀行預金ではほとんど増えないので老後資金の確保のために資産運用をしたい。

しかし、働ける年数も限られているので大きなリスクは避けたいという人は、収益性よりも安定性が大事だ。

そのため、ローリスクローリターンのファンドが合っている。

このように、自分の投資目的に合わせた投資商品を選択することが大切だ。

分からないことは専門家に相談

オープン型投資信託に関して分からないこともあるだろう。

自分の投資目的と投資する商品があっているかわからないかもしれない。

オープン型投資信託に限らず、最近、「よく分からないまま資産運用をして何百万円も損をした」という話をよく聞く。

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※本コラムは情報提供を目的としたものであり、個別銘柄の推奨や、金融商品の紹介、周旋を行うものではございません。

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執筆者

2019年に野村證券出身のメンバーで創業。投資家とIFA(資産アドバイザー)とのマッチングサイト「わたしのIFA」を運営。「投資家が主語となる金融の世界を作る」をビジョンに掲げている。

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