- お金の相談先を知りたい
- お金の相談時に気をつけるべき点を知りたい
- 初心者におすすめの相談先を知りたい
お金に関する相談は自分の目的に合わせて相談先を選ぶことが大切だ。
そこで本記事では主なお金の相談時の注意点、初心者におすすめな相談先を紹介していく。
無料で相談できるものもあるので、上手く活用しながらお金に関する不安を払拭してみてはいかがだろうか。
お金の運用の相談先とは?
相談先は、主に以下の6つが挙げられる。
- 銀行・証券会社
- 保険会社・保険代理店
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- IFA(金融商品仲介業者)
- 市役所・社会福祉協議会
- 専門家(税理士・弁護士)
それぞれ概要と相談内容について紹介していく。
お金の運用の相談先
銀行・証券会社
お金といえば「銀行」や「証券会社」を最初に思い浮かべる人もいるのではないだろうか。
実はどちらもお金に関する相談ができるのだ。
銀行では預金だけではなく運用や保険などかなり全般的なお金の相談が可能となる。
証券会社では株や投資信託などをメインに取り扱っているので、商品の豊富さと知識の専門性があるという特徴を持つ。
- 相談先の知名度が気になる
- 安心感が欲しい
- 積極的に投資をしていきたい
上記のような方は銀行や証券会社での相談を検討してみてはいかがだろうか。
ただし手数料は他の相談先よりも割高になるため注意が必要だ。
さらに相談相手は、商品を売ることに特化した企業の営業マンとなるので、自分のペースで落ち着いて相談したい人には不向きである。
保険会社・保険代理店
保険は立派な金融商品の1つだ。
掛け捨て保険ではなく、学資保険や養老保険など最終的に運用してもらってお金が戻ってくるタイプの保険も数多く存在する。
それらの商品を購入する際に、保険会社や保険代理店へ相談してみるのも手だ。
保険は一生涯にわたって加入するものも多く、自分の人生設計やライフプラン設定の相談にも乗ってもらいやすいというメリットがある。
保険会社は自社商品の取り扱いがメインとなるが、保険代理店なら複数の企業の保険から比較検討ができる。
ただし、保険は投資信託や株式とは異なり、大きなリターンを望むことはできない。
さらに保険メインの相談となるので、他の投資に関しては少々知識不足となる面が否めない。
そのため「まずは保険の見直しや加入のみを検討しており、そのまま一貫して手続きも済ませたい」という方におすすめの相談先となる。
FP(ファイナンシャルプランナー)
お金に関する資格を持つ「FP(ファイナンシャルプランナー)」へ相談することも可能だ。
FPはライフプランの作成、資産運用、資産のリスク管理、不動産、相続などお金に関わる幅広い分野を網羅できる。
FPへの相談は「自分の理想の人生を送るためにいくら必要なのか」などのライフプランニングが中心となる。
個人でもFPとして活動している人が多く、企業へ相談して営業電話がかかってきそうで嫌だと感じる人でも気軽に相談しやすいというメリットもある。
そのため以下のような方は、FPへの相談を検討してみてはいかがだろうか。
- ライフプランを相談したい
- 収入や支出を管理したい
- 気軽にお金の相談をしてみたい
ただFPは金融商品の説明だけで、実際に売買することはできない。
そのため、投資に関する相談は後述するIFAをメインに頼ることになるため、注意していただきたい。
IFA(金融商品仲介業者)
IFAは金融商品仲介業者とも呼ばれ、資産運用のアドバイスをしてくれる。
もちろん資産運用だけではなく、FPのように理想の人生を送るライフプランニングなども対応可能だ。
さらに様々な企業の金融商品を売買できるので、自分に合う商品を見つけたい方にはぴったりの相談先といえるだろう。
ただかなり幅広く対応できることで、IFA自身の得意分野や能力にばらつきが出てしまう。
そのため自分に合うIFAを探さなければならない手間がかかってしまうため、注意していただきたい。
お金に困った時の相談先
市役所・社会福祉協議会
実は市役所や社会福祉協議会などにも、お金に関する無料相談窓口が存在している。
「生活保護を受給していなくても仕事や家計が苦しい」という方に向けて、以下のような支援を行っている。
- 家賃の支援
- 一時的な衣食住の提供
- 家計の管理アドバイス
- 子供の教育、進学支援
- 無利子の貸付制度
他の相談先のような家計に関するアドバイスだけではなく、直接的な支援を受けられる場合もあるのが強みだ。
さらに、社会保険や厚生年金に関する相談や、借金、進学、就労など他の相談先では相談できない内容もサポートしてもらえる。
平日の相談がメインとなるので、日中忙しい方は相談しにくいというデメリットがあるものの、資金面で困った時はかなり強い味方になってくれるので覚えておくと良い。
税理士・弁護士
税理士や弁護士など、その道の分野に特化した専門家に以下のようなお金に関する相談ができる。
- 税理士:家を相続したら税金額がかなり高く、節税したい
- 弁護士:身内との相続トラブルが発生し、自分の取り分がなくなりそう
税理士であれば自分の支払う税金額を下げる節税方法や、相続税や贈与税の税金対策を相談してみても良いだろう。
弁護士は法律に関する専門家なので、以下のようなお金に関する法律面でのトラブルが発生した場合に活躍してくれる。
- 事業を後継者へ引き継がせたいが法律面で不安がある
- お金のトラブルが発生して、相手方との対応を任せたい
- 相続争いを解決してほしい
このように相談内容が明確かつ「税金関係」「法律関係」であればあるほど望ましいといえる。
ただし、ライフプランニンニングや資産運用の相談はできないので、注意が必要だ。
お金の相談をする際の3つの注意点
お金の相談時には、主に以下の注意点が存在する。
- 利益相反がない方が良い
- 相談内容や目的を整理しておく
- 評判なども参考に
お金の相談先は利益相反がない方が良い
お金に関する相談をする際、気をつけなければならないのが「利益相反であるか否か」の確認である。
利益相反とは、簡単に言えば相談者の運用結果がプラスになってもマイナスになっても販売できれば相談先は儲けられるという状態を指す。
そのため、資産運用などお金に関する相談では利益相反でない方が望ましいのだ。
利益相反でない相談先としては「IFA」などが挙げられる。
企業から独立しているので、かなり幅広い選択肢から顧客の資産を増やすことを目指して相談に乗ってもらえるのだ。
お金の相談内容や目的を整理しておく
相談をしに行くと自身の収入、支出、加入保険、理想のライフプランについて聞かれることが多い。
その際に答えられなければ相談自体がスムーズに進められず「また次回に確認してきてください」という実りの少ない対応となってしまう場合もあるだろう。
さらに相談料は無料のところもあるが「初回限定」など無料相談回数を限定しているところも少なくない。
そのため相談前には、以下のような項目を整理しておくと良いだろう。
- 自分が何を相談したいのか
- 今の資金状況
- どのような状態になれば理想(ゴール)なのか
相談回数や何度も相談しに行く手間が省けるのでおすすめだ。
評判なども参考に
具体的にどこに相談するか決めていく際には、ある程度評判も参考にしよう。
銀行や証券会社、保険会社は担当者によって対応に差が出てくるので、口コミなどにはバラつきが発生する。
ただ、対応者が限定される個人経営のFPやIFA、税理士などの専門家へ依頼する場合は、口コミの精度が比較的高くなりやすいのでチェックしておこう。
初心者におすすめお金の相談先は?
初心者におすすめな相談先はFPやIFAである。
企業から独立していることでノルマに縛られず、顧客目線での提案が可能となるのだ。
さらに専門分野が限定されていないため、得意分野に違いがあるものの幅広い問題へ対処しやすいというメリットがある。
- 「そもそも何を相談していいかわからない」
- 「相談の最中に他にも相談したい内容を思いついた」
上記のようなケースにも対処できるよう対応範囲の幅広い相談先を選んでおくことで、新たに相談先を探す手間も省ける。
ただしFPやIFAは個々人でサービスの質が変わってくる。必ず複数相談を行った上で申し込むのを忘れないようにしていただきたい。
お金の相談先は、目的に合わせて選ぼう
お金の相談時には、紹介した相談先の中から自分の目的に合わせて選ぶのが大切だ。
おすすめはライフプランニングがメインならFP、資産運用がメインならIFAへ相談を検討するのがよい。
相談前には相談回数や手間を減らすためにも、相談内容や目的(ゴール)などは明確化しておこう。
評判なども問題ないようであれば、無料相談などを上手く活用しつつお金に関する不安を払拭してみてはいかがだろうか。
そのうちの一つとして、「わたしのIFA」に相談をしてはいかがだろうか。
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