IFAの皆様に、それぞれのキャリアや投資に関する考え方、日々の業務についてをインタビューする連載コラム。
今回のIFA個人インタビューは、赤羽 晶子様にお話をお伺いしました。
金融業界に入ったきっかけを教えてください。
入社前は、他業種のサービス業の仕事をしていましたが、縁があって現在の会社にお誘いを頂きました。会社の方針が魅力的で今後躍進できる分野だと思い入社しました。
日々の業務内容を教えてください。
私はグループ会社の税理士法人も席があり、業務の多くは資産税業務を行っております。相続税申告や事業承継業務を担当させて頂いたお客様に、資産運用のご提案をさせてもらっております。
どういったところにやりがいを感じますか。
お客様に「ありがとう」と言って頂けた時、「あなたにお願いして良かった」と感謝していただいた時に喜びを感じます。
仕事をする上でのこだわりはございますか。
どんな内容の案件でも、目の前の仕事に誠実に取り組んでいくことです。ビジネスですので採算度外視とはいかないところはありますが、お客様に信頼してもらう事が、この仕事では一番大切だと思います。

お客様とのお付き合いは長いのでしょうか。
弊社では基本的に長期の資産運用をご提案しておりますので、大半のお客様は10年以上のお付き合いとなります。ご本人のお子様等を紹介して頂き、家族ぐるみでお付き合いさせて頂いている先もあります。
どのようなお客様が多いのでしょうか。
資産運用関係のお客様ですと、性別や年齢を問わず様々なお客様がいらっしゃいます。税務関係は50代60代の男性の方が多いです。
過去に印象的だった案件はございますか。
特別これという案件はありませんが、お客様の中には10年以上に渡り毎月定額で投資信託を購入されている方がいらっしゃいます。現在、相当な資金になっているのを目の当たりにし、長期分散投資の効果を実感しています。
どのようなご相談を受けることが多いのでしょうか。
資産運用関係では、何時までにどれ位の資産が準備できるように運用していけば良いのかという相談が多く、税務関係では、相続税がいくらかかるのか、また、会社をいかに存続させていくか、自社株式をどうやって承継していくかというご相談が多いです。
普段どういった媒体をよく拝見されますか。
日経新聞(web)、日経ヴェリタス等です。web研修にも参加して、常に新しい情報を収集しています。

今後の金融業界をどうなると思いますか。
全て自分で投資を行う方向けのインターネットサービスは更に拡大していくと思います。一方で、ご自身の資産全体について公平中立なIFAに相談をされる方も現在より増えていくだろうと考えています。
最後に一言ございましたらお願いいたします。
情報の有無で運用パフォーマンスは大きく変わると感じています。是非多くの方に有益な情報を知って頂きたいと思います。