- プロミスとアコムの違いが知りたい
- それぞれのメリットを知りたい
- どちらを選べばいいのか分からない
プロミスとアコムは大手消費者金融のカードローンとして、幅広い人に利用されている。どちらも30日間の無利息期間を提供しているので、利息を抑えたい人におすすめだ。
一方で、プロミスとアコムには細かい違いが多い。
本記事ではプロミスとアコム、それぞれの特徴やメリットを整理していくので、2つのカードローンが気になっている人はぜひ参考にしてみてほしい。
プロミスとアコムの主な違い
それでは早速、プロミスとアコムの主な違いを紹介する。借入限度額、金利、申し込みから融資までのスピードなどの違いを整理しよう。
借入限度額の違い
プロミスとアコムの借入限度額はそれぞれ、次のとおりだ。
- プロミス
- 1〜500万円
- アコム
- 1〜800万円
最大借入限度額で比較すると、アコムの方が300万円高い。将来的に数百万円単位での借り入れを検討している場合は、最大借入限度額の高いアコムを選ぶといいだろう。
上限金利の違い
続いて、プロミスとアコムの上限金利を比較してみよう。それぞれの金利は次のとおりだ。
- プロミス
- 4.5〜17.8%
- アコム
- 3.0〜18.0%
上限金利はプロミスの方が0.2%低い。金利が0.2%違うことで利息額はどれくらい変わるのか、詳しくは後述する「プロミスの特徴とメリット」で解説している。
提携ATM(銀行・コンビニ)の違い
続いて、提携ATM(銀行・コンビニ)の違いを見てみよう。プロミスとアコム、それぞれの提携ATMは次のとおりだ。
プロミス | アコム |
---|---|
セブン銀行 ローソン銀行ATM コンビニATM Enet 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 イオン銀行 ゆうちょ銀行 横浜銀行 西日本シティ銀行 北海道銀行 八十二銀行 広島銀行 福岡銀行 十八親和銀行 熊本銀行 | セブン銀行 ローソン銀行ATM コンビニATM Enet 三菱UFJ銀行 イオン銀行 西日本シティ銀行 北海道銀行 北陸銀行 八十二銀行 三十三銀行 広島銀行 福岡銀行 十八親和銀行 熊本銀行 |
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提携ATMはプロミスの方が若干多い。また、プロミスは三菱UFJ銀行だけでなく三井住友銀行にも対応している。
提携ATMの多さで比較するなら、プロミスを選ぶといいだろう。
申し込みから融資までのスピード
続いて、プロミスとアコムの申し込みから融資までのスピードを比較してみよう。
- プロミス
- 最短3分
- アコム
- 最短20分
申し込みから融資までのスピードが速いのはプロミスだ。もっとも、アコムは最短20分なので、遅いわけではない。
どちらも即日融資が可能なカードローンなので、金利など他のポイントで比較するといいだろう。
プロミスとアコムの基本情報
プロミスとアコムの基本情報は次のとおりだ。
プロミス | アコム | |
---|---|---|
金利(実質年利) | 4.5~17.8% | 3.0~18.0% |
無利息期間※1 | 30日間 | 30日間 |
借入限度額 | 1〜500万円 | 1〜800万円 |
審査時間 | 最短3分 | 最短20分 |
融資スピード | 最短3分 | 最短20分 |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 | 元利均等返済方式 |
申込条件 | 満18歳以上74歳で本人に安定した収入がある | 20歳以上で安定した収入と返済能力を有する |
ネット申込 | ○ | ○ |
担保・保証人 | 不要 | 不要 |
収入証明 | 原則なし※2 | 原則なし※2 |
自宅・勤務先への連絡 | 原則なし※3 | 原則なし※3 |
郵便物の有無 | 原則なし※4 | 原則なし※4 |
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※2 借入希望金額などによって収入証明書の提出が必要
※3 場合によって利用者の同意を得た上で実施する可能性あり
※4 場合によって送付される可能性あり
返済方式の名称は異なっているが、どちらも「元利定額方式(元利金等方式)」となっている。
元利定額方式とは、毎月の返済額が元金・利息合わせて一定になるよう計算された返済方式だ。返済が進むほど元金の返済額が増え、利息額が減っていく。
申込条件については、プロミスとアコムで若干異なる。プロミスは満18歳以上で申し込みでき、アコムは満20歳以上となっている。ただし、アコムは年齢上限を決めていないのが特徴だ。
プロミスとアコムのそれぞれの特徴とメリット
続いて、プロミスとアコムのそれぞれの特徴とメリットを整理しよう。2つのカードローンの違いを明確にして、自分に合ったサービスを選ぼう。
プロミスの特徴とメリット
プロミスの特徴は、「アコムに比べて上限金利が低い」ことだ。アコムの上限金利が18.0%なのに対し、プロミスの上限金利は17.8%となっている。プロミスの上限金利が0.2%低いので、その分、利息額も低い。実際に利息額がどれくらい変わるのかシミュレーションをしてみよう。
金利18.0%で50万円を借入、12回返済のシミュレーション
返済回数 | 返済金額 | 元金充当 | 利息充当 | 残高 |
---|---|---|---|---|
1 | 45,839円 | 38,339円 | 7,500円 | 461,661円 |
2 | 45,839円 | 38,915円 | 6,924円 | 422,746円 |
3 | 45,839円 | 39,498円 | 6,341円 | 383,248円 |
4 | 45,839円 | 40,091円 | 5,748円 | 343,157円 |
5 | 45,839円 | 40,692円 | 5,147円 | 302,465円 |
6 | 45,839円 | 41,303円 | 4,536円 | 261,162円 |
7 | 45,839円 | 41,922円 | 3,917円 | 219,240円 |
8 | 45,839円 | 42,551円 | 3,288円 | 176,689円 |
9 | 45,839円 | 43,189円 | 2,650円 | 133,500円 |
10 | 45,839円 | 43,837円 | 2,002円 | 89,663円 |
11 | 45,839円 | 44,495円 | 1,344円 | 45,168円 |
12 | 45,845円 | 45,168円 | 677円 | 0円 |
累計 | 550,074円 | 500,000円 | 50,074円 | 0円 |
金利17.8%で50万円を借入、12回返済のシミュレーション
回数 | 返済金額 | 元金 | 利息 | 残高 |
---|---|---|---|---|
1 | 45,792円 | 38,376円 | 7,416円 | 461,624円 |
2 | 45,792円 | 38,945円 | 6,847円 | 422,679円 |
3 | 45,792円 | 39,523円 | 6,269円 | 383,156円 |
4 | 45,792円 | 40,109円 | 5,683円 | 343,047円 |
5 | 45,792円 | 40,704円 | 5,088円 | 302,343円 |
6 | 45,792円 | 41,308円 | 4,484円 | 261,035円 |
7 | 45,792円 | 41,920円 | 3,872円 | 219,115円 |
8 | 45,792円 | 42,542円 | 3,250円 | 176,573円 |
9 | 45,792円 | 43,173円 | 2,619円 | 133,400円 |
10 | 45,792円 | 43,814円 | 1,978円 | 89,586円 |
11 | 45,792円 | 44,464円 | 1,328円 | 45,122円 |
12 | 45,791円 | 45,122円 | 669円 | 0円 |
累計 | 549,503円 | 500,000円 | 49,503円 | 0円 |
上記のシミュレーションからわかるとおり、金利17.8%で借り入れた方が利息が500円ほどやすい。
カードローンを初めて利用すると、上限金利が適用されるケースが多い。そのため、少しでも利息額を抑えたいならプロミスを選ぶといいだろう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |
アコムの特徴とメリット
アコムの特徴は、「プロミスに比べて新規貸付率が高い」ことだ。「新規貸付率」とは、新規契約者の数を申込者の合計数で割った数値であり、「審査通過率」と考えることもできる。
アコムが発行しているマンスリーレポートによると、2024年6月の新規貸付率は41.7%だ。
一方、プロミスが発行している月次データによれば、2024年6月の新規貸付率(成約率 )は36.2%だった。
新規契約率はアコムの方が5.5ポイントも高いため、「プロミスよりもアコムの方が審査に通りやすい」と言えるだろう。
したがって、審査通過に自信がない人はアコムをおすすめしたい。また、アコムの専用アプリである「myac」は、生体認証に対応している。
指紋認証または顔認証を利用してログインできるため、セキュリティ性が高い。また、パスワード忘れの心配もないので、使い勝手が良い。
金利 (実質年率) | 年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短20分 ※お申し込み時間や審査によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 30日間(初回限定) |
借入限度額 | 1万円~800万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 一部可能 |
申込条件 | 満20歳以上72歳までの定期的な収入がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスとアコムはどちらを選ぶべきか
それでは最後に、プロミスとアコムとではどちらのカードローンを選ぶべきか、その判断基準を紹介する。まずは、カードローンを選ぶ際のポイントを整理していこう。
カードローンを選ぶ際のポイントとは?
カードローンを選ぶ際は、次のような5つのポイントをチェックしよう。
- 実質金利(年利)の低さ
- 申し込みのしやすさ
- 融資のスピード
- 返済方式
- 返済方法
実際にこれらのポイントで、プロミスとアコムを比較してみよう。
プロミス | アコム | |
---|---|---|
実質金利(年利)の低さ | 4.5〜17.8% | 3.0~18.0% |
申し込みのしやすさ | ⚪︎ | ⚪︎ |
融資のスピード | 最短3分 | 最短20分 |
返済方式 | 借入後残高スライド元利定額返済方式 | 元利均等返済方式 |
返済方法 | インターネット振込 銀行振込 口座振替 スマホATM 提携ATM プロミスATM ポイント返済 | インターネット振込 銀行振込 口座振替 アコムATM 提携ATM |
詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
上限金利だけで選ぶならプロミスがいいだろう。ただし、利用実績に応じて金利は下がる可能性があるので、その他のポイントもしっかり比較してほしい。
たとえば前述したように、アコムは新規貸付率(=審査通過率)が他のカードローンに比べて高い。上限金利やさまざまなポイントを比較すれば、自分に合ったカードローンがわかるはずだ。
プロミスはこんな人におすすめのカードローン
プロミスは、次のような人におすすめしたいカードローンだ。
- 少しでも低い上限金利で借り入れたい
- 最短でカードローンを利用したい
- 貯まったVポイントを返済に充てたい
プロミスは大手消費者金融カードローンで比較すると、上限金利が0.2ポイント低い。そのため、利息額を少しでも抑えたいならプロミスがおすすめだ。
ただし、利用実績によって金利は下がる可能性があるので、カードローンを継続的に利用する予定がある人は、上限金利以外のポイントもしっかり比較しよう。
また、プロミスは三井住友グループのカードローンなので、Vポイントを返済に充てられるのが特徴だ。
借入残高に対する利息は200円につき1ポイントのVポイントを獲得できるので、Vポイントを有効活用したい人もプロミスを選ぶといいだろう。
アコムはこんな人におすすめのカードローン
アコムは、次のような人におすすめしたいカードローンだ。
- 日常的に借り入れする予定がある
- 審査に通りやすいカードローンを選びたい
アコムは比較的審査に通りやすいカードローンだ。アコムとプロミスの新規貸付率(=審査通過率)を比較したとおり、アコムの新規貸付率は4割を超えている。
カードローン | 審査通過率※ | |
---|---|---|
アコム | 41.7%(6月) | 詳しくはこちら |
アイフル | 37.0%(6月) | 詳しくはこちら |
プロミス | 36.2%(6月) | 詳しくはこちら |
レイク | 20.6%(第1四半期) |
アコム「マンスリーレポート」
アイフル「月次データ」
プロミス「月次データ」
SBI新生銀行(レイク)「決算関連資料」
このように、アコムは新規貸付率の最も高いカードローンだ。年収状況や借入状況などから「審査に通るかどうか不安」という人は、アコムに申し込むといいだろう。
また、生体認証を利用できるためアプリの使い勝手が良い。日常的に借り入れしたい人にもおすすめだ。
プロミスとアコムの違いを整理して、自分に合ったカードローンを選ぼう
本記事ではプロミスとアコム、それぞれの特徴やメリットを紹介した。
上限金利の低さで選ぶならプロミスがおすすめだが、その他のポイントもしっかりと比較した上で、自分に合ったカードローンを選ぶ必要がある。
どちらも30日間の無利息期間を提供しているカードローンなので、本記事を参考に、プロミスとアコムを総合的に比較してみてほしい。
自分に合ったカードローンがわかったら、さっそく審査に申し込もう。
金利 (実質年率) | 年4.5%~年17.8% |
---|---|
審査時間 | 最短3分 ※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 |
融資速度 | 最短3分 ※状況によりご希望に沿えない場合がございます。 |
無利息期間 | 最大30日間(初回限定) ※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。 |
借入限度額 | 1万円~500万円 |
収入証明書 | 以下に該当する場合は収入証明書の提出が求められます。※ ・プロミスの利用限度額が50万円を超える場合 ・プロミスと他社貸金業者の合計借入金額が100万円を超える場合 ・前回プロミスに収入証明書を提出してから3年以上が経過している場合 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満18歳以上74歳以下(高校生を除く) |
担保・保証人 | 不要 |