三井住友銀行(SMBC)カードローンは、大手銀行が提供する信頼性の高い商品だ。
カードローンを選ぶ時に、知名度の高さから三井住友銀行(SMBC)カードローンを選ぶ人もいるだろう。自分に合った申し込み方法や注意すべき点を理解しておけば、より安心して契約することができる。
そこで本記事では、三井住友銀行(SMBC)カードローンの申込方法の種類や流れに注目して解説する。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの利用を検討している人は、ぜひ参考にしてほしい。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの申込は簡単にできる?
三井住友銀行(SMBC)カードローンは、インターネットを通じて申し込みが可能である。場所や時間を問わず申込できるため、ネットに慣れている人にとっては特に便利だ。
ただ、申し込み後には必要書類の準備などいくつかの手続きが必要であるため、申込が簡単かどうかは個人の感じ方による。
公式サイトの申込ページには自分が申込できるか診断してくれるシステムがあり、3つの質問に答えるだけで申し込みの可否がすぐに表示される。
この借入診断は質問の回答を選択するだけなので、非常に簡単だ。
借入診断後に適切な申込方法を選べば、三井住友銀行(SMBC)カードローンへの申し込みは決して難しくない。各申込方法については、後ほど詳しく解説するので参考にしてほしい。
さらに、三井住友銀行(SMBC)カードローンの申込はアプリからも行える。アプリには他の機能も充実していて利便性が高い。詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみよう。
三井住友銀行カードローンのアプリについての詳しい解説はこちら。
三井住友銀行カードローンの申込で準備すべきこと
三井住友銀行(SMBC)カードローンへ申し込みをする際は以下の3つを準備する必要がある。
- インターネット環境
- 借入口座
- 必要書類
具体的なポイントを解説していくので、申込を考えている場合は参考にして欲しい。
インターネット環境
三井住友銀行(SMBC)カードローンの申し込みは様々な方法で行える。
特に、Webからの申し込みは利便性が高くおすすめである。場所を選ばずいつでも手続きができるので、自分の都合に合わせて利用しやすい。
ただし、Webを活用する場合はインターネットに接続できる環境が必要だ。
ネットが繋がらない場所ではWebからの申し込みはできない。確実に申し込みできるよう、Wi-Fiが使える場所で手続きをすることを推奨する。
借入口座
カードローンの申し込み時にカードレスを選択した場合、借入にはSMBCダイレクトを利用することになる。
※カードレスは三井住友銀行の普通預金口座を持っていない方、またはWEBより申し込んで本人確認をオンラインで行った方に限り「カードレス」の選択が可能。
カードレスとはローン専用カードを発行せず融資を受ける方式であり、周囲にカードローンの利用を知られにくい等メリットがある。
SMBCダイレクトとは三井住友銀行が運営するインターネットバンキングのことだ。利用するには、三井住友銀行のカードローン専用口座か普通預金口座の登録が必要となる。
この時のポイントとしては、三井住友銀行の普通預金口座を持っていなくても申し込みが可能な点である。審査が完了すればカードローン専用口座が作られ、その口座を元にカードレス利用もできる。
ただ、普通預金口座を持っていると24時間いつでもWeb取引可能・審査時の入力項目が少なくなって手続きが楽になるといったメリットがある。カードローンへの契約を機に、口座開設をするのも1つの手である。
必要書類
三井住友銀行(SMBC)カードローンへ申し込む際に必要な書類は、本人確認書類と収入証明書の2種類である。
まず、本人確認書類としては以下のものが利用できる。
- 運転免許証(変更事項がある方については両面とも)・運転経歴証明書
- 個人カード(マイナンバーカード)(顔写真付き)
- パスポート
- 住民基本台帳カード(顔写真付き)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
この中でパスポートを提出する場合には注意点がある。2020年2月4日以降に発行されたパスポートには所持人記入欄が存在せず、住所確認ができなくなっている。
そのため、住所確認ができるものを合わせて提出しなければならないのだ。
なお、上記の6種類以外に各種健康保険証も利用できる場合があるが、事前にカードローンプラザ(0120-923-923)へ確認するようにしてほしい。
また、収入証明書として利用できるのは以下の通りだ。
- 源泉徴収票
- 税額通知表
- 所得証明書
- 確定申告書
- 給与明細書(発行日が3カ月以内のもの)+ 賞与明細書(発行日が直近1年以内のもの)
- 納税証明書
収入証明書は借入希望額が50万円を超える場合、または2社以上からの借入が100万円以上となる場合に必要となる。
各種書類の写しが求められるので、高額融資を受けたい場合は準備しておこう。
本人確認書類と収入証明書を提出しなければ、本審査は開始されないため、借入のタイミングを遅らせないためにも事前に用意しておこう。
三井住友銀行カードローンの収入証明書についての詳しい解説はこちら。
三井住友銀行(SMBC)カードローンへ申し込むには
申し込み準備が整ったら、三井住友銀行(SMBC)カードローンへの申し込みを進めよう。その際、事前に申し込みの流れを理解しておけば、手続きをスムーズに行える。
三井住友銀行(SMBC)カードローンには、以下の3つの申し込み方法がある。
- Webからの申し込み
- ローン契約機からの申し込み
- 電話で申し込み
それぞれの流れについて解説するので、参考にして欲しい。
Webから申し込む場合
まずはWebから申し込む場合について解説しよう。Web申し込みは、以下のような流れで進んでいく。
1.公式サイトの申込ページから必要事項を入力して送信する
2.本人確認書類や収入証明書をWebからアップロードして提出する
3.職場への在籍確認が行われる
4.審査結果が電話もしくはメールにて通知される
5.手元のキャッシュカードもしくはSMBCダイレクトを利用して取引を開始する
なお、Webからの申込時に三井住友銀行の普通預金口座がある場合、SMBCダイレクトが利用できる。入力項目が減らせて時間短縮となるので、ぜひ活用してもらいたい。
口座未開設の場合は申込時に必要な項目が多数表示されるので、誤りがないように注意しつつ入力しよう。
また、書類のアップロードの操作方法を下記にまとめたので参考にしてほしい。
操作方法 |
---|
本人確認方法の選択ページから「オンライン本人確認」を選択 |
必要事項を入力 |
提出する顔写真付きの本人確認書類を選択写真撮影で読み取り |
スマートフォンで顔の撮影・照合 |
スマートフォンで顔の撮影・照合はなく、
ローン契約機もしくは郵送で再度本人確認書類のご提出になります。
顔を撮影する際は、マスクや前髪で顔を隠さないようにして撮影しよう。
本人確認書類の提出後に審査が行われ、最短当日に結果が通知される。通知は申込時に入力した電話番号やメールアドレス宛に行われる。
非通知番号やメールアドレスを拒否する設定にしている場合は、注意して欲しい。審査が終わるまでは、一時的に設定を変更するなどの工夫をしておこう。
三井住友銀行カードローンでは在籍確認が行われる。これは、カードローンの申込者が実際に申告した職場で働いているか、確かめる工程のことだ。
在籍確認が完了できないと、審査に合格することはできない。申し込み時に自分へ繋がりやすい番号を書いておくと、スムーズに確認ができるだろう。
無事に審査通過できれば、利用開始となる。
カードレスを選択した場合は、SMBCダイレクトからすぐに借入ができる。さらに、三井住友銀行の普通預金口座があれば、そのキャッシュカードを使って借入ができる。
ローン専用カードの発行を希望した場合、郵送でカードが送られてくるので到着後に利用開始となる。
もし近くにローン契約機が設置された三井住友銀行の本支店がある場合は、契約機からカードの受け取りが可能である。
ローン契約機から申し込む場合
続いて、ローン契約機からの申し込みについて解説する。ローン契約機とは、三井住友銀行に設置されている専用窓口のことである。
ローン契約機からは、以下のような流れで手続きを行う必要がある。
1.近くのローン契約機からタッチパネルにて本人情報を入力する
2.ローン契約機のスキャナーで本人確認書類や収入証明書を読み込んで提出し、申込書に必要事項を記入する
3.オペレーターから契約についての案内がなされる
4.案内終了後にローン専用カードを受け取る
5.職場への在籍確認が行われる
6.審査結果が電話もしくはメールにて通知され、合格の場合はローン専用カードで取引を開始する
ローン契約機は三井住友銀行の店舗に設置されており、カードの受け取りや限度額の増額申請など各種手続きが行える。設置場所はこちらから検索できるので、事前に確認しておこう。
電話で申し込む場合
最後は電話からの申し込みである。電話申し込みは、以下のような流れで行われる。
1.カードローンプラザ(0120-923-923)へ電話し、オペレーターの案内に従って申込に必要な項目を解答する
2.本人確認書類や収入証明書をWeb・ローン契約機・郵送のいずれかの方法で提出する
3.職場への在籍確認が行われる
4.審査結果が電話もしくはメールにて通知される
5.手元のキャッシュカードもしくは郵送されてきたローン専用カードを利用して取引を開始する
この方法では、必要書類の提出方法を選ぶことができる。郵送の場合は希望していることをオペレーターに伝えると、郵送先を案内してくれる。
必要書類の詳細については、以下の記事で解説している。気になる場合は、こちらも参考にすると良い。
三井住友銀行カードローンの必要書類についての詳しい解説はこちら。
三井住友銀行カードローンの申し込み方法別のメリット・デメリット
ここまで三井住友銀行(SMBC)カードローンの申し込み方法について説明したが、それぞれにはメリットとデメリットがある。
利用する際には、メリットとデメリットを理解して自分の生活環境に合った方法を選ぶ必要がある。簡単にまとめると、以下の表のようになる。
申込方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Web | 24時間Web完結が可能 | 当日審査が難しい場合有 |
ローン契約機 | カード受け取りが即時可能 | 営業時間外は利用不可 |
電話 | スタッフに不安を相談しながら申し込み可能 | 借入開始まで時間がかかる |
それぞれのメリット・デメリットを詳細に解説するので、押さえておいてもらいたい。
Web申し込みのメリットとデメリット
Web申込には、以下のような様々なメリットがある。
- 原則24時間365日いつでも手続き可能
- 店舗への来店不要で契約が進められる
- 周囲にカードローンの利用を知られにくい
- ネットに慣れていればスムーズに手続きができる
これらの特性から、「近くに三井住友銀行の本支店がない」「カードローンの申込を他の人に知られたくない」という人にもおすすめだ。
一方、Web申し込みのデメリットとしては以下のようなものがある。
- ネット環境に依存するため、通信状態が悪いと手続きに時間がかかる
- カードレスを選択した場合はATMが利用できない
Web申込を利用する際は、これらの点を考慮する必要がある。
また、Web申込ではカードレスが選べるが、カードがないとATMの利用はできない。ATMから借入したい場合は、ローン専用カードもしくは普通預金口座のキャッシュカードを発行してもらおう。
ローン契約機からの申し込みのメリットとデメリット
ローン契約機で申込を行う場合は、以下のようなメリットがある。
- 契約機の電話を使えばスタッフのサポートが受けられる
- 外から中の様子が分からないので契約していることを知られにくい
- その場でローン専用カードを受け取れる
ローン契約機内には受話器が設置されていて、オペレーターに直接電話ができる。不明点があれば随時確認できるようになっているのだ。
「初めてカードローンに申込する」「ローン契約機を利用したことがない」人でも、リアルタイムで相談しながら利用できるので、非常に便利である。
また、ローン契約機はボックス形式となっており、外からボックス内の様子は見えなくなっている。そのため、契約しているところを第三者に見られるリスクは軽減できる。
そして、ローン契約機ではその場でローン専用カードが受け取れるため、審査完了後すぐに借入が可能だ。
ローン契約機のデメリットとしては、以下のようなものがある。
- 近くにローン契約機がないと手続きできない
- 先客がいた場合は待ち時間が発生する
- 営業時間外は利用できない
ローン契約機が設置されている場所は限られているため、住んでいる地域の近くにないことも考えられる。先述した公式サイトの検索機能で場所を確認しておこう。
また、ローン契約機の手続きはカードの受け取りまで行うため、拘束時間が長くなりやすい。既に申し込みをしている人がいれば待ち時間が長くなる可能性もあるため、時間に余裕を持って手続きしよう。
ローン契約機の利用可能時間は、「9:00~18:00(12 月 31 日から 1 月 3 日を除く)※店舗によって受付時間が異なる場合がございます」となっており、この時間帯以外は利用不可である。
必要な時に借入できないことにならないよう、利用できる時間帯には注意しておこう。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |
電話申し込みのメリットとデメリット
電話申し込みには以下のようなメリットがある。
- 不安事項をオペレーターに聞きながら申し込みができる
- 近くに店舗がなくても申し込みができる
- Web申込に不慣れな人でも申し込みができる
カードローンで分からないことがあった時、電話申し込みであればその場でオペレーターへ聞くことができる。また、住んでいる場所の近くに三井住友銀行がなくても申し込み可能な点も心強い。
特に、オンライン上での手続きに苦手意識がある人には電話申し込みがおすすめだ。
電話申し込みのデメリットとしては、以下のようなものがある。
- ローン専用カードを郵送してもらう場合は借入まで時間がかかる
- 電話が繋がりにくい時もある
- 受付時間が限られている
手元にキャッシュカードがあれば問題ないが、ローン専用カードを送ってもらう場合は届くまで借入ができない。また、電話は対応できる窓口数が限られているので、繋がるまでに時間がかかることも多い。
そして、カードローンプラザで借入申し込みの相談ができる時間帯は9:00〜20:00となる。土日祝も対応しているが、12月31日〜1月3日は対応不可なので、注意して欲しい。
三井住友銀行(SMBC)カードローンの申し込み時の注意点
三井住友銀行(SMBC)カードローンに申し込む際は以下の点に注意して欲しい。
- 当日の審査完了を希望する場合は営業時間内に申込する
- 提出書類に誤りがないか確認する
- 審査に落ちた理由は教えてもらえない
カードローンを有効活用できるよう、それぞれの注意点について正しく理解しておこう。
当日の審査完了を希望する場合は営業時間内に申込する
三井住友銀行(SMBC)カードローンは「審査結果はいつわかりますか」という質問に対して、公式サイトで以下のように回答している。
「最短当日です。お申込や審査が土日の場合は3~5日後のご連絡となります(祝日の場合もお時間を頂戴します)」
上記記述から、カードローンの本審査は平日にしか行われていないと予測できる。そのため、当日に審査結果を希望する場合は平日の営業時間内に申込しよう。特に、早い時間帯で手続きを済ませておけば審査結果も早期で得られるだろう。
提出書類に誤りがないか確認する
カードローン申込時には必要書類の提出が求められるが、不備がないかどうか提出前に確認しておこう。不備があると確認作業が増えてしまい、結果通知が遅れるからだ。
例えば、引っ越しで住所変更手続きが漏れていると、本人確認書類の住所が変わっておらず、審査時の確認作業が遅れてしまうかもしれない。内容・状況によっては結果の通知が遅れるだけでなく、審査に落ちる可能性もある。提出前に内容に不備がないか、必ずチェックしよう。
審査に落ちた場合にも理由は教えてもらえない
審査に落ちた場合、なぜ落ちたかの理由は教えてもらえない。これは、三井住友銀行(SMBC)カードローンに限ったことではなく、他社でも同様だ。
なぜ落ちたのか、その理由については自分で考えるしかない。主な理由として以下のようなものが考えられる。
- 申込条件を満たしていない(年齢制限を超えているなど)
- 他社での借入件数・総額が多い
- 信用情報に問題がある(返済遅延を繰り返しているなど)
- 年収に対して希望する利用限度額が高い
これらは審査で落ちた場合としてあげられる一般的な理由である。上記理由の中で思い当たる内容がある場合は改善を図ろう。
三井住友銀行カードローンの申込について知りたいなら
本記事では、三井住友銀行(SMBC)カードローンの申し込みについて解説した。
三井住友銀行は大手銀行ということもあり、申し込みを考える人も多いはずである。また、基本的には口座開設の必要がなく、Webから申し込めば取引手数料も無料である点から利便性も高い。
ただし、申し込み時の選択・タイミングによってはスムーズに借入ができないこともある。
審査結果は最短で当日に分かるが、そのためには必要書類の用意など事前の準備が欠かせない。
申し込みについてさらに詳しく知りたい場合は、カードローンプラザ(0120-923-923)へ問い合わせし、疑問点を解消しておこう。
疑問点を解消してから申込を行おう。
金利 (実質年率) | 年1.5%~年14.5% |
---|---|
審査時間 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や本人確認書類の提出状況によって異なる場合もございます。 |
融資速度 | 最短当日 ※申込完了後の確認事項や、本人確認書類の提出状況によっては異なる場合もございます。 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 50万円を超える場合に必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳~満69歳以下 |
担保・保証人 | 不要 |