おまとめローンは、複数の金融機関からの借入によって支払い総額や支払いスケジュールが複雑化し、管理が困難になることを防ぐことができる。
また、おまとめにより金利を下げ、利息負担を減らすことが出来るため、返済総額の削減が期待できる。
ただし、おまとめローンにはデメリットも存在する。金融機関によって金利や融資額、その他の条件が大きく異なるため、選択を誤ると損害を受けるリスクがある。そのため、適切なおまとめローンを選ぶポイントや申し込み手順についても理解が必要である。
本記事では、複数のカードローンを一本化するおまとめローンの仕組みとメリットやデメリットについて解説する。
さらに、金融機関が提供するおすすめのおまとめローン5選を紹介する。
記事の内容を参考に、おまとめローンを有効活用できるようにしてもらいたい。
おまとめローンの仕組み
ここでは、複数の金融機関からの借入を一本化するおまとめローンの仕組みについて解説する。
このローンを適切に利用することで、より有利な条件で借入ができる。
おまとめローンの主な目的は、複数の金融機関へ支払う利息を減らし支払い総額を削減することである。
さらに、返済先をまとめることで完済スケジュールが把握しやすくなる。
おまとめローンの対象となるのは、各社のカードローンやクレジットカードのキャッシング利用分だ。
基本的には総量規制の対象外となるため、借入額が高額になっても問題はない。
総量規制とは、年収の3分の1を超える借入を禁じる規則である。ただし、おまとめローンのような利用者が得する条件の借入は、この規制の対象外となる。
おまとめローンでは複数の借入を一つにまとめるため、借入額が高額になる。
ただ、まとめることで利用者が有利になれば、総量規制の対象外となるわけである。
返済先が複数ある場合、それぞれの返済先への利息支払いが必要になる。この時、おまとめローンを利用すれば支払い先が一つに集約され、借入金利が下がれば支払う利息総額を減らすことができる。
おまとめローンの仕組みは、利用者の負担を軽減できるようになっているのである。
おまとめローンのおすすめについて詳しく知りたい方はこちら。
おまとめローンのメリット
おまとめローンは利用者にとって多くのメリットがある。
主なメリットは以下の4つだ。
- 金利を下げられる可能性がある
- 返済総額を減らせる可能性がある
- 借入状況を把握しやすくなる
- 返済を一本化して返済漏れを防止できる
ここでは、これらの利点について詳しく説明する。
金利を下げられる可能性がある
一般的に、カードローンの借入金額が増えると金利は下がる傾向にある。
そのため、複数の金融機関からの借入をまとめて1社でのおまとめローンにすることで、借入金額を大きくして金利を下げられるようになる。
返済総額を減らせる可能性がある
おまとめローンを利用して金利を下げると、月々の利息が少なくなり返済総額を減らせる。
また、月の返済額を増やして返済期間を短縮できれば、支払う利息総額を減らし、さらに返済総額が削減できるだろう。
借入状況を把握しやすくなる
多数の金融機関から借入をしていると、各金融機関で借入金額や返済額が変わり、借入状況が分からなくなることが多い。
おまとめローンにより、借入先が一社に集約されることで、全体の借入総額を簡単に把握できるようになる。
返済の一本化で返済漏れを防止できる
複数の金融機関から借入がある場合、各金融機関の約定返済日が異なり、返済管理が複雑になりがちである。
仮に返済を忘れてしまうと、遅延損害金や追加の振込手数料が発生し、返済総額が増えてしまう。
そこでおまとめローンを利用すれば、返済先が一つになり、返済管理を格段に楽にできる。
このように金利を下げつつ、返済管理をしやすくするおまとめローンは便利な商品である。
おまとめローンのデメリット
おまとめローンは主に金利や返済総額の削減を目的として利用されるが、全てのケースで有利に働くわけではない。
ここではおまとめローンに関連する主なデメリットを4点挙げ、それぞれについて詳しく解説する。
金利が高くなる可能性がある
おまとめローンへの借り換え時に、元の金融商品の金利がおまとめローンの金利より低かった場合、金利が高くなって損してしまう。
一般的なカードローンの金利は低く設定されていることが多い。おまとめローンへ借り換えすることで金利が高くなることもあるため、金利の比較は慎重に行おう。
返済総額が増えることがある
おまとめローンの金利が元のローンより高かったり、返済回数を増やした場合、返済総額が増加することがある。
返済回数が多くなれば、それだけ長期間利息を払うことになり、総返済額が増加する。事前に返済回数や返済総額のシミュレーションをして確認しておくことが重要だ。
新たに審査を受ける手間がある
おまとめローンを契約するためには審査を受ける必要があり、通常のカードローンと同様に審査に通過しなければ借入できない。
また、おまとめローンの申込状況は信用情報へ登録されるため、複数社へ申込を行うと審査に影響する可能性がある。
信用情報とは、カードローンやクレジットカードの契約・申込を記録したものを指す。
複数社に申し込んでいることはお金に困っていると判断され、審査に悪影響を及ぼすことがあるのだ。
審査への不安から多くの金融機関へ申し込む人もいるが、これは避けるべきである。
審査が厳しい傾向がある
おまとめローンの申込者は既に高額借入をしていることが多く、審査が通常ローンよりも厳しくなることが多い。
これは、金融機関がリスクを管理するために、おまとめローンの申込者に対してより高い基準を設けるためである。事前の準備を欠かさずに行おう。
おまとめローンのデメリットについて詳しく知りたい方はこちら。
おまとめローンに総量規制が適用されるケースとは?
おまとめローンは通常、総量規制の対象外である。ただし、全てのおまとめローンで総量規制が免除されるわけではない。
おまとめローンを提供している主体となるのは、銀行と貸金業者である。
銀行は貸金業者に適用される賃金業法の対象とならないため、結果的に総量規制が適用されない。
一方、貸金業者には賃金業法が適用されるが、特定の条件下では総量規制の対象外となる場合がある。その条件は、以下の通りだ。
- 顧客に一方的に有利となる借り換え
- 借入を段階的に減少させるための借り換え
賃金業社でおまとめローンを組む場合は、上記の条件に該当することが必要となる。
仮に借り換え前よりも金利が上がっている場合は、総量規制の対象となっておまとめローンが使えなくなることがある。
おまとめローンによって利用者が不利になる場合は、総量規制が適用される可能性がある。
おまとめローン利用の流れ
おまとめローンには、通常のカードローンとは異なる特有の申請手続きが必要である。
ここでは、おまとめローンを利用する際の一連の流れについて説明しよう。
借金総額を確認し、どのローンに申し込むか選ぶ
おまとめローンを利用するにあたり、まずは現状の借入総額を正しく把握する必要がある。
申し込もうとしているおまとめローンが対象とする借入先を調べ、現在自分が使っているカードローンやキャッシングがまとめられるのか確認しよう。
例えば、賃金業者での無担保ローンはおまとめローンの対象となるが、銀行カードローン・クレジットカードのショッピング枠が対象となるかは金融機関によって異なる。
必ずしも全ての借入がまとめられるわけではないため、どのおまとめローンを選ぶべきかは慎重に検討する必要がある。
おまとめローンへ申し込みする
どのおまとめローンにするか決めたら、金融機関へ申し込みしよう。
このとき、複数の金融機関へ同時に申し込むのは信用情報に悪影響を及ぼすため、おすすめできない。
また、申込をする前にはシミュレーションを行い、金利の低下や返済総額の減少について必ず確認しておくことが大切である。
必要書類提出などを行う
おまとめローンの申込時には以下の書類を提出する必要がある。
- 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
- 収入証明書(給与明細や雇用契約書、確定申告書類など)
- おまとめローンの対象となるローン契約書・残高証明書
- 返済用口座関係書類(キャッシュカードなど)
ただし、金融機関によっては提出書類が増える場合もある。
審査を受けて契約する
提出書類と申込内容に基づき、金融機関または保証会社により審査が行われ、審査に通過すれば契約が出来る。
銀行のおまとめローンの場合は、契約と併せて新規口座開設を行う必要がある場合もある。
希望額の借入を行う
契約が終わったら、希望額の借入を行う。この時、借り換え前の総額を超える借入は不可能なため、注意が必要である。
また、受取方法は指定銀行口座へ金融機関から振込されることが一般的だが、金融機関から借入先の会社へ直接返済が行われる場合もある。
各カードローン会社へ一括返済する
おまとめローンで借入したら、既に借入している金融機関へ一括で返済を行う。返済が完了したら、完済証明書が発行される。
場合によっては、おまとめローンの借入先へ提出する必要があるため、きちんと保管しておこう。
おまとめローンの返済を開始する
一括返済が終わると、おまとめローンの返済が始まる。
返済は自動引き落としや振込など、金融機関が定める方法で行われる。
以上が、おまとめローンを利用する一般的な流れである。金融機関によっては別の工程が入ることもあるため、公式サイトなどで事前に確認しておこう。
おまとめローンを選ぶ時のポイント
おまとめローンを選ぶときに気を付けたいポイントが3つある。
適用金利が現在よりも下がるか
まずは、現在の借入に比べて適用金利が下がるかどうか確認することが重要である。
元の借入金利よりも高い金利が適用される場合は返済総額が増え、おまとめローンの利用価値が減少する。
お得に利用できるか、必ず確認してから申し込みをしよう。
上限融資額が借入希望額に足りているか
希望借入額を満たしているかどうかも、重要な判断基準である。
融資可能な上限金額は金融機関毎に異なるため、自身のニーズに合った金融機関を選ぶことが大切になる。
返済総額が現在より減る見込みがあるか
金利が下がる場合でも、返済期間が延びることで総利息が増加する可能性もある。
したがって、現状よりも返済総額が減少するかどうか、事前にシミュレーションして確認することが大切だ。
おまとめローンを選ぶ際は、これらのポイントを慎重に評価し、全体的に返済負担が軽減されるか確認することが重要である。
おすすめのおまとめローンを紹介
ここからは、おまとめローンを選ぶ際に注目すべき5社の商品を紹介しよう。
東京スター銀行「おまとめローン」
東京スター銀行の「おまとめローン」は、銀行ローンを含む多くの金融機関がまとめ対象となる。
また、来店不要で24時間365日申込が可能なメリットもある。
最高金利が他の金融機関に比べて低く、融資上限が最高1,000万円となっていて、これはおまとめローンの中でも比較的高額である。
融資金額 | 30万円~1000万円 |
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借入利率 | 年9.8%・12.5%・14.6%(固定金利) |
遅延利率 | 年率14.6% |
支払い方式 | 元利均等月賦返済 |
返済期日 | 毎月10日(休業日の場合は翌営業日) |
返済期間・回数 | 10年 |
申込条件 | 申込時に満20歳以上65歳未満の方 給与所得者の方年収200万円以上の方 保証会社からの保証を受けられる方 |
資金使途 | 本人に対する無担保個人向けローンの借り換えおよびおまとめ |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローン対象のローン | 事業性資金を除く無担保個人ローン |
(実質年率) | 金利年率9.8%・12.5%・14.6% (固定金利・保証料込) ※当行所定の審査により決定いたします。 |
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審査時間 | 仮審査は最短2日 |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 30万円以上1,000万円以下 (1万円単位) ※お申し込み時の借り換え対象ローン残高の範囲内に限ります。 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | お申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の方 前年度の税込年収が200万円以上の方 給与所得者の方で、正社員・契約社員・派遣社員の方 現在のご勤務先の収入を確認できる書類(源泉徴収票・給与明細等)が提出できる方 過去に債務整理や自己破産をされていない方 現在ご利用中のローンを延滞されていない方 過去(6ヵ月以内)に当行ローンの審査で否決されていない方 お借入申込の金額が、30万円以上1,000万円以下の方 保証会社(株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンスまたはアイフル株式会社)の保証が受けられる方 ※アイフル株式会社の保証の場合は商品名称はスターフリーローンとなります。 |
担保・保証人 | 不要 |
アイフル「おまとめMAX」
アイフルの「おまとめMAX」は、銀行ローン・クレジットカードのショッピングリボ払いも対象としている。
また、最低金利が3.0%とおまとめローンの中では低く、最高金利も高すぎないのが魅力だ。
さらに、融資最高額も800万円までと高額となっている。
融資金額 | 1万円~800万円 |
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借入利率 | 年率3.0%~17.5% |
遅延利率 | 年率20.0% |
支払い方式 | 元利定額返済方式 |
返済期日 | 契約時に設定した日の10日前から当日まで 口座振替の場合webで登録 毎月3・26・27・28日のいずれか 郵送で登録 毎月6・23・27日のいずれか |
返済期間・回数 | 最長10年・120回 |
申込条件 | 満20歳以上方定期的な収入と返済能力を有する方 アイフルの審査基準を満たす方 |
資金使途 | 既存の借入の返済のみ |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローン対象のローン | 銀行や賃金業者からの借入クレジットカードのショッピング債務等 (賃金業法施行規則第10条の23第1項第1号の場合のみ。第1号の2に基づく契約の場合はショッピング債務は含まれない) |
(実質年率) | 金利年3.0%~年17.5% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 1万~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 |
担保・保証人 | 不要 |
プロミス「おまとめローン」
プロミスの提供する「おまとめローン」は、融資最高額が300万円とおまとめローンの中では少額である。
しかし、最高金利が17.8%と低いため、少額のおまとめに適している。
融資金額 | 300万円 |
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借入利率 | 年6.3%~17.8% |
遅延利率 | 20.0% |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期日 | 毎月5・15・25・末日のいずれか |
返済期間・回数 | 最終借入後最長10年1~120回 |
申込条件 | 20最上~65歳以下 安定収入のある方 |
資金使途 | プロミス以外の賃金業者からの借入金返済 |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローン対象のローン | 消費者金融・クレジットカードなどにおける借入(無担保ローン) |
(実質年率) | 金利年6.3%~年17.8% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 300万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 不可 |
申込条件 | 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方 ※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込いただけます。 |
担保・保証人 | 不要 |
レイク「レイクdeおまとめ」
レイクの提供する「レイクdeおまとめ」では、100万円以上の借入をまとめることで最高金利が15.0%に下がる。
これにより、おまとめローンの中でも特に低金利で利用できるメリットがある。
また、70歳まで申し込みが可能で他の金融機関よりも幅広い年齢層に対応している。
融資金額 | 10万円~500万円 |
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借入利率 | 年6.0%~17.5% |
遅延利率 | 年20.0% |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期日 | 契約時に設定した日の14日前から当日まで 口座振替の場合毎月6・27日のいずれか |
返済期間・回数 | 最長10年最大120回 |
申込条件 | 満20歳~70歳以下 安定した収入のある方 |
資金使途 | 他社借入金の返済 |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローン対象のローン | 賃金業者からの借入 |
バーナー画像予定
金利(実質年率) | 年6.0%~年17.5% ※100万円以上の場合、年6.0%~年15.0% |
審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 不可 |
申込条件 | 満20歳~70歳までの安定した収入のある方 |
担保・保証人 | 不要 |
SMBCモビット「おまとめローン」
SMBCモビットの「おまとめローン」では、返済期間が5年と他金融機関に比べ短く設定され、最低金利が3.0%と低くなっている。
また、最高融資額も800万円なので、高額借入をまとめたい人におすすめだ。
融資金額 | ~800万円 |
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借入利率 | 年3.0%~18.0% |
遅延利率 | 年20.0% |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
返済期日 | 毎月5・15・25・末日 |
返済期間・回数 | 最長5年最大60回 ただし合理的な理由があると判断された場合のみ最長8年10カ月最大106回 |
申込条件 | 満20歳~65歳の方安定した収入のある方 堅実な生計を営み収入と不調和な債務がない方 SMBCモビットの審査基準を満たす方 |
資金使途 | 他の賃金業者またはみなし賃金業者からの借入金返済のみ |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローン対象のローン | 消費者金融・クレジットカードでのキャッシング(無担保ローン) |
(実質年率) | 金利年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満年齢20才~65才の安定した収入のある方(当社基準を満たす方) アルバイト、パート、自営業の方も利用可能 |
担保・保証人 | 不要 |
一般的なカードローンでおまとめは可能?
一般的なカードローンは資金使途を問わない商品が多く、適切なものを選べばおまとめローンとしても利用可能だ。
ただし、賃金業者のカードローンには総量規制が適用されるため、注意が必要である。
総量規制により、他の貸金業者との合計借入総額が年収の3分の1以上を超えた場合、追加借入が不可能となる。
一方、銀行のカードローンは総量規制の対象外となるため、年収の3分の1を超える借入を一本化することが可能となる。
通常のカードローンでのおまとめ時も、金利の低減や支払総額の削減が可能か、事前にシミュレーションしておくことが必要だ。
おまとめローンで借入を一本化してお得に利用しよう
本稿では、おまとめローンの仕組みやメリットとデメリット、申込方法・選び方について解説した。
借入を一本化し、管理を容易にするおまとめローンの活用法が理解できたのではないだろうか。
おまとめローンは、複数の金融機関から借入をしていて、返済スケジュールの管理が難しくなったときに便利な商品である。
おまとめローンは通常総量規制の対象外となるため、他社での借入が多くても利用できる。
金融機関での借入は信用情報に登録されるため、複数の金融機関で借入があると通常のカードローンの審査は通過しにくくなる。
そこで、おまとめローンを利用できれば多重債務を解消し、信用情報が改善されることが期待できる。
また、返済先を一つにまとめることで返済スケジュールの管理が簡単になる。
さらに、金利を下げて利息を減らし、返済総額を減らせるメリットもある。
ただし、選び方を間違えると、現状よりも返済総額が増加するリスクもある。
おまとめローンを選ぶ際には、現在の借入総額・借入金利・金融機関を把握し、現状よりも有利な条件となるように選ぶ必要がある。
そのためには、各金融機関のおまとめローンの金利・融資総額・対象ローンの種類を詳細に調査し、よく理解することが重要だ。
借入先が多く管理が難しい場合は、おまとめローンを活用してより効率的に返済を進めよう。
本記事の情報を参考に、失敗のないおまとめを実現してほしい。