「借入が複数社あるので1つにまとめて返済日を管理しやすくしたい」「借入を一本化してて金利を下げたい」という理由で、おまとめローンを使いたいと考える人もいるだろう。
返済先が一つにまとまることで、返済管理が楽になり、加えて金利が下がるのであれば、利用を望むのは当然のことである。
しかし、おまとめローンの審査は通常のカードローンよりも厳しく、中々通らないとされている。
なぜおまとめローンの審査は厳しいものとなるのだろうか。
そこで本記事ではおまとめローンに通らない原因を詳しく解説し、審査基準や通過のコツ、落ちたときの対処法を説明する。
また、記事の最後にはおすすめのおまとめローンを5種類紹介する。おまとめローンを検討している方は参考にして審査に臨んで欲しい。
おまとめローンに通らない原因は?
月々の返済を楽にしたいと考え、おまとめローンの利用を検討する人は多い。
しかし、おまとめローンは通常のカードローンやキャッシングに比べて審査に通りにくいとされている。
おまとめローンに通らない原因の一つに、審査基準が厳しいことが挙げられる。おまとめローンはその特性上、既に高額借入をしている申込者が多い。
それによって貸し倒れのリスクが上昇し、収益も得にくくなっている。つまり、どうしても審査の目を厳しくせざるを得ないのだ。
これは、カードローンで高額の融資を受ける場合と同様である。他社の借入をまとめることで、おまとめローンの借入金額は必然的に高くなる。
融資額が高くなると審査基準も厳しくなるので、他社借入件数が多い方は審査に通りにくくなるのだ。
また、審査では返済能力が重視される。おまとめローンは、既に複数の借入をしている人が申し込むものである。
賃金業法第13条に基づき、カードローン会社は申込者の返済能力や信用情報を事前に調査する必要がある。
信用情報とは、カードローンやクレジットカードの申込、契約、返済履歴を記録したデータである。
この時、複数社と契約していたり返済遅延を繰り返していれば信用情報に傷がつき、審査には通りにくくなる。信用情報の詳細については、次の段落で解説する。
おまとめローンに通るためには、安定した収入を増やしたり返済を地道に繰り返して信用を高めることが必要になるのだ。
おまとめローンの審査基準
おまとめローンは、一般的なカードローンと比べて審査が厳しい。そのため、おまとめローンの審査に通るには基準を把握しておくことが重要だ。
おまとめローンの審査基準は、通常のカードローンと大きく異なるわけではない。
ただ、会社毎に違いがあるため、A社で不合格・B社は合格ということも起こりうる。
個別の審査基準は公表されていないが、一般的に確認されていると思われる点はあるため、理解しておくと対策がしやすくなるだろう。
本人の基本情報
おまとめローンでも通常のカードローンと同様に基本情報が確認される。ここでは主に氏名・住所・電話番号・生年月日が本人確認書類と相違ないか確かめている。
基本情報が正確に申告されていないと、信用情報の確認が難しくなる。
また、カードローン会社は信用情報機関に申込者の基本情報を提出する義務があるため、誤った情報や虚偽の報告をすることは厳禁である。
属性
本人の勤務先・雇用形態・勤続年数・年収などの属性は、返済能力があるかどうかを判断するための重要な情報だ。
通常のカードローンでは、正規雇用でなくても一定の収入があれば、審査が通りやすいとされている。
ただ、おまとめローンでは複数の借入を一本化して高額融資が行われるため、正社員の方が審査に通りやすいとされている。
また、勤続年数が長いほど収入が安定していると見なされ、返済能力が高いと評価される。さらに、収入や勤務先だけでなく、家族構成や住居状況も審査に影響する。
配偶者がいれば転職する可能性が低く、収入が安定していると見なされやすい。
持ち家があったり長年同じ賃貸に住んでいれば生活が安定していると見なされ、審査に良い影響をもたらすだろう。
このように、審査において属性に関する情報は非常に重要となるのだ。
信用情報
審査においては、信用情報も重要になる。主に、以下のようなものが該当する。
- ローン・クレジットの新規申込状況
- 借入件数
- 借入金額
- 返済状況
- 債務整理の有無
借入件数が多すぎたり、返済遅延や滞納があれば審査には不利になる。
また、短期間でローンやクレジットカードの申込を頻繁に行っていれば経済的に困っていると見なされ、審査に受かりにくくなるだろう。
上記のような情報は信用情報機関に登録されており、カードローン会社はこれを照会する。
信用情報に問題があれば、おまとめローンは利用しにくくなる。心配な場合は、信用情報機関へ個人的に照会をかけておくことをおすすめする。
おまとめローンの審査に通らない人の特徴は?
おまとめローンの審査基準を踏まえると、審査に通らない人の特徴が見えてくる。ここからは、おまとめローンの審査に通らない人の特徴を詳しく説明しよう。
虚偽申告をしている
審査に通るために借入残高や年収を偽っても、すぐに発覚し審査で落とされてしまう。
おまとめローンでは借入金額が50万円以上になるケースが多いため、給与明細書や雇用契約書、確定申告書などの収入確認書類が必要になる。
虚偽申告をして、証明書と金額が違っていればその場で審査は不合格となる。また、信用情報機関への照会で、これまでの借入残高に関する虚偽はすぐに判明する。
虚偽申告をするメリットは1つもないため、必ず正確な情報を申告しよう。
そして注意すべき点としては、表記ミスなど誤った情報を申告した場合も虚偽申告と見なされることがある。
提出前に書類の誤りがないか、確認する癖をつけておこう。
収入が安定していない
正規雇用ではない場合に必ず審査落ちするわけではないが、正規雇用者は収入が安定していると見なされやすく、高額融資の審査に通りやすい。
一方、頻繁に転職を繰り返す・転職直後である・勤続年数が短いといった場合は、収入が不安定と見なされやすい。
おまとめローンには、安定した収入を得てから申し込むことを推奨する。
同時に複数のおまとめローンに申込している
複数のおまとめローンに同時に申込をすると、信用情報に履歴が残り、返済能力を疑われやすくなる。
審査に受かるのが不安だからといって、何社も同時に申し込むのは逆効果なのだ。
1社への申し込みに集中して準備することが、おまとめローンの審査に通る近道となる。
借入件数が多すぎる
借入件数が多すぎると、借入残高が高額になり、過度な借入をしていると見なされやすい。
こうなると金融機関は申込者の返済能力に疑問を抱き、審査は不利となるだろう。
また、おまとめローンの融資上限額を超えた過度な借入は、審査に落ちる原因になる。事前に上限額を確認してから申し込みをしよう。
信用情報に傷がある
延滞や滞納が信用情報機関に記録されると、審査には悪影響となる。
延滞や滞納などの情報の保有期間は5年とされており、期間内におまとめローンへ申し込んでも返済が滞ると判断されて審査には受からないだろう。
一度信用情報に傷がつくと良化させるのは非常に難しい。出来る限り傷つかないよう、安定して返済を続けるようにしておこう。
おまとめローンの審査に通過するコツ
おまとめローンの利用を検討している場合、審査に通過するためには次のポイントに注意してほしい。
返済の遅延や滞納をしない
現在借入しているカードローンの返済で遅延や滞納を起こさないようにすることが重要だ。
仮に遅延してしまった場合は信用情報機関に登録され、審査時のマイナス要因となってしまう。
遅延や滞納を避けるには、各カードローン会社の公式サイトからシミュレーションツールを活用することがおすすめだ。
借入金額や借入金利を入力すれば、返済期間や毎月の返済額などが簡単に算出できるので、借入前に返済計画を立てておこう。
短期間に複数のローンの新規申込をしない
短期間に複数のおまとめローンやクレジットカードに申し込むことは避けるべきだ。返済能力に問題があると見なされ、審査に通りにくくなる。
申込履歴が信用情報として残る期間が半年のため、もし2社以上のおまとめローンに申し込む場合は、最低でも半年程度は空けると良いだろう。
消費者金融系のおまとめローンを利用する
おまとめローンは、銀行系よりも消費者金融系の方が審査基準が緩い傾向にある。
銀行系のおまとめローンは、金利が低いものの審査が厳しいので注意が必要だ。
審査に不安がある場合は、消費者金融系のおまとめローンを検討してみよう。
家賃・光熱費などの支払いも遅延・滞納しない
クレジットカードで支払っている家賃や光熱費の遅延・滞納履歴も信用情報に影響を及ぼす。
カードローン会社は審査時にこれらの支払履歴も確認するため、全ての支払いに遅延がないように心がけよう。
おまとめローンの申込前にこれらのポイントを再度確認し、必要に応じて対策を立てることが審査成功の鍵となる。
おまとめローンのおすすめについて詳しくは知りたい方はこちら。
おまとめローンの審査に落ちたときの対処法
おまとめローンの審査基準はカードローン会社によって異なる。そのため、審査基準を満たしていると感じていても、落ちることがある。
万が一おまとめローンの審査に落ちたときは、どのように対処すべきか知っておくことで、次の申込に向けて準備がしやすくなる。
そこで、ここからはおまとめローンの審査に落ちたときの対処法を紹介する。
信用情報機関に開示請求をする
審査に落ちた場合は、信用情報機関に開示請求を行い、問題があれば次の申込まで時間を空けておくことが望ましい。
開示請求はPCやスマホから簡単に手続き可能で、手数料は1,000円程度となる。
開示請求ができる信用情報機関には、以下の3種類がある。
信用情報機関の名称 | 信用情報が登録されている金融機関の種類 |
---|---|
JICC (株式会社日本情報機構) | 消費者金融や銀行が中心 |
CIC (株式会社シー・アイ・シー) | クレジットカード会社や消費者金融が中心 |
KSC (全国銀行個人信用情報センター) | メガバンクや信用金庫が中心 |
問い合わせるべき信用情報機関は、利用している商品によって異なるため、事前に確認しておこう。
自身の信用情報を確認し、おまとめローンの申込に備えて改善すべき点が見つかれば、対応していくことが重要である。
延滞や滞納の履歴がある場合は、一定期間その履歴を消すことはできない。
ただ、現状の信用情報を把握することで、延滞や滞納を防ぐための返済計画を立て直せる。
また、今後は決して返済に遅れないように改善することで、次のおまとめローンに申込む際の準備にもなる。
借入件数を減らしておく
おまとめローンの審査では、他社からの借入件数や借入金額が重要な判断基準となる。
借入件数が多すぎると返済能力に疑問を持たれやすいので、完済可能なカードローンがあれば優先的に対応することが推奨される。
完済の履歴があれば、返済能力があることの証明にもなる。
借入件数を減らせれば、審査に良い影響があり、おまとめローンの審査に受かりやすくなる。
これらの対処法を実行すれば、おまとめローンの再申し込み時の成功率を向上させられる。
おまとめローンを選ぶときのポイント
おまとめローンを申し込む際は、審査に通りやすいかどうかだけではなく、利用価値が高いかどうかも重要な点になる。
ただ、自分のニーズに合ったおまとめローンを選ばないと、その利用価値は十分に得られないかもしれない。
そこで、ここからはおまとめローンを選ぶ際に確認すべきポイントを解説する。
自分に合ったおまとめローンを選べるよう、しっかりと理解してもらいたい。
金利が低い金融機関を選ぶ
おまとめローンを利用する主な理由は、複数社の借入を一本化し、返済管理を楽にするためである。
ここで重要なのは、現在借りている金融機関よりも金利が低いおまとめローンを選ぶことである。
借入金額が多いほど、カードローンの金利は低く設定される傾向にある。
つまり、複数の借入をまとめることで、金額が大きくなり、それに伴って金利も下げられる可能性がある。
特に、消費者金融系と比べて銀行系のおまとめローンの方が上限金利が低い傾向にある。
おまとめローンを使うことで、返済をシンプルにし、返済負担を軽減することができる。
現在よりも金利が低いローンにまとめることで、月々の返済額や総返済額を抑えられる。
借入中のカードローンがおまとめ対象か確認する
おまとめローンを選ぶ重要なポイントとしては、現在借りているカードローンがおまとめローンの対象に含まれているかどうかがある。
効率的におまとめを行うには、現在利用中のカードローンすべてに対応しているべきである。
しかし、おまとめローンには対象外の借入があるため、事前に確認しておかなければならない。
特に、クレジットカードのショッピングリボ払いなどは対象外となることが多いため、カードローン以外の借入がある場合は特に注意しよう。
以上の点に注意しておまとめローンを選ぶことで、返済プランを最適化しつつ支払負担を軽減することができる。
おまとめローンのデメリットと注意点
カードローンの借入が複数社に及ぶ場合、おまとめローンの利用は一見してメリットしかないように思える。
確かに便利なサービスではあるが、申込や利用時にはいくつかのデメリットや注意すべき点がある。
以下のような点に気をつけて、利用することを推奨する。
金利が低いと審査が厳しくなる
おまとめローンのメリットの1つが、金利を抑えられることである。しかし、金利が低いほど審査は厳しくなる傾向にある。
そのため、審査に自信がない場合は、金利が高めのカードローンを選ぶと通りやすくなる。
ただ、借入前より金利が上がるのであれば利用は避けるべきであるため、よく検討することが重要だ。
通常のローンよりも提出書類が増える
借入金額が増えると収入証明書などの必要な書類が増える。また、おまとめローンでは対象となるカードローンの契約書や残高証明書が要求されることもある。
事前に準備すべき書類が増えるため、手間がかかってしまうのはデメリットと言える。
収入や雇用形態が不安定だと審査に通りにくい
収入が不安定であったり、非正規雇用の場合だとおまとめローンの審査に通るのが難しくなる。
金融機関によっては、雇用形態を正社員・契約社員・派遣社員に限定しているケースも見受けられる。自分が利用条件を満たしているか、確認してから申し込みを行おう。
追加借入ができない
おまとめローンは返済専用の商品であり、その他の用途に使えないため、追加借入が不可能となっている。
もしも、追加で借入したい場合は通常のカードローンを利用しよう。
おまとめローンを取り扱う金融機関が少ない
全ての金融機関やカードローン会社がおまとめローンを取り扱っているわけではない。
自分が利用したいおまとめローンがないことも考えられるため、入念に調査することが重要だ。
これらのデメリットと注意点を理解し、自分に合ったおまとめローンを選択することで、金額負担を軽減しつつスムーズな返済へと繋げられるだろう。
おまとめローンのデメリットについて詳しくは知りたい方はこちら。
おすすめのおまとめローン5選
おまとめローンを選ぶ際は、自分の返済プランに合わせて利用しやすいものを探すことが重要だ。
通常のカードローンに比べると、おまとめローンの選択肢は限られるが、自分に合ったものを選ぶには慎重に検討する必要がある。
ここからは、特におすすめのおまとめローンを5社紹介する。自分に合った商品を選ぶ参考にして欲しい。
銀行系:東京スター銀行「おまとめローン」
東京スター銀行のおまとめローンは、借入上限金額が1,000万円までと高めに設定されている。
借入残高が多く残っている人には、心強い味方となるおまとめローンだ。
金利は9.8%・12.5%・14.6%の3種類から、審査によって適用される金利が決まる。
ただし、このローンは給与所得者(正社員・契約社員・派遣社員)限定の商品となる。
非正規社員や主婦など就労していない人は利用できないため、注意が必要だ。
(実質年率) | 金利年率9.8%・12.5%・14.6% (固定金利・保証料込) ※当行所定の審査により決定いたします。 |
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審査時間 | 仮審査は最短2日 |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 30万円以上1,000万円以下 (1万円単位) ※お申し込み時の借り換え対象ローン残高の範囲内に限ります。 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | お申込時の年齢が満20歳以上65歳未満の方 前年度の税込年収が200万円以上の方 給与所得者の方で、正社員・契約社員・派遣社員の方 現在のご勤務先の収入を確認できる書類(源泉徴収票・給与明細等)が提出できる方 過去に債務整理や自己破産をされていない方 現在ご利用中のローンを延滞されていない方 過去(6ヵ月以内)に当行ローンの審査で否決されていない方 お借入申込の金額が、30万円以上1,000万円以下の方 保証会社(株式会社東京スター・ビジネス・ファイナンスまたはアイフル株式会社)の保証が受けられる方 ※アイフル株式会社の保証の場合は商品名称はスターフリーローンとなります。 |
担保・保証人 | 不要 |
消費者金融:アイフル「おまとめMAX」
アイフルの「おまとめMAX」は上限金利が17.5%と他の金融機関と比べて控えめになっている。
また、おまとめできる借入は、貸金業者・銀行ローン・クレジットカードのリボ払いが対象であり、広範囲にわたっている。
消費者金融では珍しく、銀行ローンやショッピングのリボ払いもまとめられるので、多様な借入を一本化したい方におすすめだ。
ただし、銀行ローンやリボ払いをおまとめローンに含める場合は、「他社借入条件等の確認できる書類」の提出が必須となる。申込前にどの書類が必要か、事前に確認しておこう。
(実質年率) | 金利年3.0%~年17.5% |
---|---|
審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 1万~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 |
担保・保証人 | 不要 |
消費者金融:プロミス「おまとめローン」
プロミスの「おまとめローン」は、主婦や学生でもパート・アルバイトでも安定した収入があれば申し込みができる。
ただ、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング利用分は対象外となる。
おまとめローンへ申し込む前に、自分が使っているカードローンやクレジットの借入が対象であるか、必ず確認しよう。
(実質年率) | 金利年6.3%~年17.8% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 300万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 不可 |
申込条件 | 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方 ※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込いただけます。 |
担保・保証人 | 不要 |
消費者金融:レイク「レイクdeおまとめ」
レイクの「レイクdeおまとめ」は銀行カードローン・消費者金融・クレジットカードによるキャッシングを対象としたおまとめローンだ。
年収の3分の1を超える借入総額でも申込ができるため、大きな借入がある人におすすめの商品である。
バーナー画像予定
金利(実質年率) | 年6.0%~年17.5% ※100万円以上の場合、年6.0%~年15.0% |
審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 不可 |
申込条件 | 満20歳~70歳までの安定した収入のある方 |
担保・保証人 | 不要 |
消費者金融:SMBCモビット「おまとめローン」
SMBCモビット「おまとめローン」はアルバイト・パート・自営業でも、安定した収入があれば利用可能である。
しかし、対象となる借入は消費者金融・クレジットカードでのキャッシングに限定され、銀行カードローンやクレジットカードのショッピング枠は対象外になるので注意が必要だ。
(実質年率) | 金利年3.0%~年18.0% |
---|---|
審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満年齢20才~65才の安定した収入のある方(当社基準を満たす方) アルバイト、パート、自営業の方も利用可能 |
担保・保証人 | 不要 |
ここまで紹介したおまとめローンの金利と借入金額の一覧は、以下の表にまとめている。改めてそれぞれの商品の特徴を比べてみて欲しい。
東京スター銀行 「おまとめローン」 | アイフル「おまとめMAX」 | プロミス「おまとめローン」 | レイク「レイクdeおまとめ」 | SMBCモビット「おまとめローン」 | |
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金利(実質年率) | 9.8%・12.5%・14.6% | 3.0~17.5% | 6.3~17.8% | 6.0~17.5% | 3.0~18.0% |
借入金額 | 30万円以上1,000万円以下 | 1万円〜800万円 | 300万円まで | 10万円〜500万円 | 800万円まで |
おまとめローンで借入を一本化したいなら
本記事では、おまとめローンに通らない原因を解説し、その対処法や自分に最適な商品の選び方を説明した。
また、記事の最後にはおすすめのおまとめローンも紹介した。
複数の借入を一本化することにより、利息が統一され、返済日も一つにまとめられる。
この一本化により、支払う利息を減らしつつ完済までの計画を立てやすくなる。
おまとめローンの審査は厳しいものの、複数社から借入がある場合は利用するメリットが大きい商品だ。
一方で、利用時にデメリットが生じたり、うまく活用できない可能性もある。
トラブルを避けるには、おまとめローンの特徴や申込条件を十分に理解した上で申し込むことが重要だ。
おまとめローンを適切に利用すれば、返済管理が容易になる。記事の内容をよく読み返して、有効活用できるようにしてもらいたい。