あなたは今、複数のカードローン返済に困っていないだろうか?
そのような場合におまとめローンでカードローンを一本化する方法がある。
今やキャッシュレス決済は当たり前の時代だ。
しかし、カードは財布の中身を確認しなくても良いのでついつい使いすぎてしまうことがデメリットである。
手に入れたいものがいつでも購入できるのでカードは非常に便利だが、気づけばカードローンの返済に追われる日々になる。
カードローンが増えると毎月の返済額も多くなる。
返済日を常に把握しておかなければならないので、いつも返済のことが頭から離れなくなるだろう。
そこで今回は複数のローンを1つにまとめて返済する「おまとめローン」の特徴と利用方法を紹介するので、カードローンで困っている人はぜひ参考にして欲しい。
おすすめのおまとめローンとは?
おまとめローンは、複数社から借入しているカードローンを、1つにまとめることができるサービスである。
おまとめローンの最大のメリットは、バラバラだった債務を1つにまとめることで返済計画が立てやすくなることだ。
借入金がなくなる訳ではないが、返済日が一日になるだけでも精神的にずいぶん楽になるだろう。
おまとめローンを扱っている会社は多数あるが、それぞれに特徴や契約条件がある。
金利を抑えたい人は銀行系のおまとめローンがおすすめだ。
しかし、銀行系のおまとめローンは審査が厳しく、在籍確認が必須になる。
審査に自信がない人には消費者金融系のおまとめローンがおすすめだ。
消費者金融系のおまとめローンは、金利や延滞損害金が少し高めになる。
借入金の返済先の指定があるなどのデメリットもあるが即日借入が可能な場合もある。
以下でおまとめローンの特徴を記載するので、自身に一番合う条件を選び借入先を見つけることをおすすめする。
おまとめローンについての詳しい解説はこちら。
低金利のおまとめローンのおすすめランキング
おまとめローンを利用するにあたって、気になるのはやはり金利だろう。
ここからは低金利でおまとめできる可能性があるカードローンを5社紹介する。
おまとめ ローン | 1位 楽天銀行 カードローン (スーパー ローン) | 2位 りそな銀行 カードローン (フリーローン) | 3位 イオン銀行 カードローン (イオンアシストプラン) | 4位 みずほ銀行 カードローン (多目的ローン) | 5位 セブン銀行 カードローン |
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(実質年率) | 金利1.9~14.5% | 6.0~14.0% | 3.8~13.5% | 固定金利 6.95% | 12.0~15.0% |
利用限度額 | 800万円 | 500万円 | 10万~700万円 | 300万円 | 300万円 最初の半年 50万円まで |
契約年齢 | 20~62歳 | 20~66歳未満 | 20~60歳未満 | 18~66歳未満 | 20~70歳未満 |
返済期間 | 1年毎の 自動更新 | 1~10年 | 1~8年 | 7年 | 1年 |
金利が安いおまとめローンについての詳しい解説はこちら。
楽天銀行カードローン
楽天銀行カードローンでは、楽天銀行スーパーローンがおまとめローンにあたる。
金利は年率1.9〜14.5%で、利用限度額は10万円から最大800万円まで借りることができる。
契約できる年齢は20歳以上62歳以下と他行に比べ対象年齢がやや短い。
返済期間は1年毎に自動更新され、長期間の借入が可能であることはメリットといえる。
また、楽天会員ランクにより審査の優遇措置がある。
「今だけキャンペーン!」でポイントがもらえるなど期間限定ではあるがお得な特典がいくつかある。
楽天カードローンは楽天会員にはおすすめの商品だ。
金利 (実質年率) | 年1.9%~年14.5% |
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審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短翌日 |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・満20歳以上62歳以下の方 ・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要) ・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方) ・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方 ※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定 ※楽天銀行が認めた場合は不要 |
担保・保証人 | 不要 |
600万円のおまとめローンを借入する方法についての詳しい解説はこちら。
りそな銀行カードローン
りそな銀行のおまとめローンは、りそなプレミアムフリーローンが多目的に使えるローンになる。
金利は年率6.0〜14.0%で、利用限度額は10万〜500万円まで借入可能だ。
10万円を超えると1万円単位で増額できる。
契約年齢は満20〜66歳未満と、楽天スーパーローンと比べると対象年齢が広くなっている。
返済期間は1〜10年で、最終返済時の年齢が満70歳までと制限がある。
フリーローンを申込時点で、住宅ローン利用中の人には標準金利より0.5%の金利の引き下げ特典がある。
りそな銀行で住宅ローンを組んでいる人には特におすすめだ。
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金利(実質年率) | 年1.99%〜年13.5% |
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審査時間 | 最短1週間以内 |
融資速度 | 最短1週間以内 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上66歳未満 |
担保・保証人 | 不要 |
イオン銀行カードローン
イオン銀行カードローンのおまとめローンは、イオンアシストプランになる。
イオン銀行はイオングループの傘下の銀行でさまざまなローン形態がある。
イオンアシストプランはフリーローン・目的型ローンで、最初に一括で借入金が銀行口座に振り込まれるローンだ。
返済期間は1〜8年になる。
金利は年率3.8〜13.5%で、利用限度額は10万〜700万円まで借入が可能だが返済期間が短いため、計画的に返済することが必要だ。
契約年齢は20〜60歳未満と5つの銀行の中では一番対象年齢が狭くなっている。
短期で返済をしたい人には金利が低いのでおすすめの商品である。
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金利(実質年率) | 年3.8%~年13.8% |
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審査時間 | 最短翌営業日 |
融資速度 | 最短翌営業日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | ・日本国内に居住している方 ・契約時の年齢が満20歳以上満65歳未満の方 ・申込者に安定かつ継続した収入が見込める方 |
担保・保証人 | 不要 |
みずほ銀行カードローン
みずほ銀行のおまとめローンに変わるものは、みずほ銀行多目的ローンになる。
多目的ローンの利用基準は、他行と少し変わる部分があるので次に記載する。
- 対象年齢は満18~66歳未満
- 勤続年数が2年以上あること
- 前年度の税込みの年収が200万円以上があり安定した収入が継続的にあること
- 保証会社の保証が受けられること
また、金利は変動金利方式と固定金利方式から選ぶことができ、固定金利方式を選ぶと年率6.95%になる。
利用限度額は10〜300万円で単位は1万円毎だ。
返済期間は6か月〜7年になっている。
みずほ銀行で証書貸付ローンを利用中または、過去に利用したことがある人には年0.1%の金利の引き下げ特典がある。
審査基準は厳しいが、みずほ銀行と取引のある人には金利が大幅に下がるのでおすすめだ。
金利 (実質年率) | 年2.0%~年14.0% |
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審査時間 | 最短当日 |
融資速度 | 最短当日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~800万円 |
収入証明書 | 不要※50万円以上の借入を希望する場合は必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 以下のすべての条件を満たす個人のお客さま ・ ご契約時の年齢が満 20 歳以上満 66 歳未満の方 ・ 安定かつ継続した収入の見込める方 ・ 保証会社の保証を受けられる方 ※ 外国人のお客さまは永住許可を受けている方が対象となります。 ※ 審査の結果によってはご利用いただけない場合がございます。 |
担保・保証人 | 不要※保証会社である株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が審査の上で保証 |
セブン銀行カードローン
セブン銀行カードローンは、最短で翌日には契約ができる。
24時間365日ATMで借入や返済が可能なので大変便利な銀行だ。
審査も比較的簡単で、Webから3つの質問に答えるだけで借入が可能かどうかの結果がわかる。
その後アプリをダウンロードして口座開設・ローン申込に進む。
金利は年率12.0〜15.0%で、利用限度額は10万〜300万円だ。
契約期間は1年と短いがその後自動更新される。
延滞損害金が不要なのは安心である。
契約対象年齢は満20〜満70歳未満と他行に比べ年齢幅が大きく、多くの人が借りやすいローンだ。
原則在籍確認がないのもメリットの1つである。
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金利(実質年率) | 年12.0%~年15.0% |
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審査時間 | 最短翌日 |
融資速度 | 最短翌日 |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 10万円~300万円 |
収入証明書 | 不要※ |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上70歳未満 セブン銀行口座を持っている方 一定の審査基準を満たして株式会社セブン銀行が指定する保証会社の保証を受けられる方 外国籍の方は永住者の資格がある方 |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローンの利用の流れについての詳しい解説はこちら。
審査に通りやすいおまとめローンのおすすめランキング
おまとめローンの契約には審査は避けられない。
ここからは審査に通る可能性が高いカードローン会社を5社紹介する。
おまとめ ローン | 1位 SMBCモビット (おまとめローン) | 2位 プロミス (おまとめローン) | 3位 アコム (借換え専用ローン) | 4位 アイフル (おまとめMAX) | 5位 レイク (レイクdeおまとめ) |
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(実質年率) | 金利3.0~18.0% | 6.3~17.8% | 7.7~18.0% | 3.0~17.5% | 6.0~17.5% |
利用限度額 | 800万円 | 300万円 | 1万~300万円 | 1万~800万円 | 10万 ~500万円 |
契約年齢 | 満20~65歳 | 20~65歳 | 20歳以上 | 満20~69歳 | 満20~70歳 |
返済期間 | 13年4ヵ月 (160回) | 10年 (120回) | 12年3ヵ月 (147回) | 10年 (120回) | 10年 (120回) |
SMBCモビット
SMBCモビットのおまとめローンは、契約が成立すると既存の借入先に直接振込を行う。
契約対象は消費者金融・クレジットカード(無担保ローン)で銀行・クレジットカード(ショッピング)は除外である。
金利は年率3.0〜18.0%で、利用限度額は800万円までとなる。
契約期間は13.4ヵ月(160回)で延滞損害金は年率20%である。
契約年齢は満20〜65歳までで、安定した収入がある人ならアルバイト・パート・自営業の人の利用も可能だ。
また、みなし貸金業者からの借入にも対応している。
(実質年率) | 金利年3.0%~年18.0% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満年齢20才~65才の安定した収入のある方(当社基準を満たす方) アルバイト、パート、自営業の方も利用可能 |
担保・保証人 | 不要 |
プロミス
プロミスのおまとめローンは、借入条件として銀行以外の他貸金業者が対象となる。
そのため銀行カードローンで借入金がある場合は除外されるので注意が必要だ。
金利は年率6.3〜17.8%で、利用限度額は300万円まで借りることができる。
また、契約期間は10年(120回)である。
契約時の対象年齢は、満20〜65歳なのでアイフルと比べると最長年齢が短くなる。
契約対象になるローンは、消費者金融やクレジットカードの借入(無担保ローン)が対象だ。
おまとめローンは、借入金相当額の返済のみの契約のため追加の借入はできない。
なお、延滞損害金は年率20%になる。
(実質年率) | 金利年6.3%~年17.8% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 300万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 不可 |
申込条件 | 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方 ※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込いただけます。 |
担保・保証人 | 不要 |
アコム
アコムは借換え専用ローンが、おまとめローンになる。
借入先は消費者金融からの借入とクレジットカードのみで、銀行やショッピング等の借入金は除外される。
金利は年率7.7〜18.0%、利用限度額は1万〜300万円までの返済相当額が利用できる。
契約期間は12年3ヵ月(147回)で、延滞損害金は年率20%である。
契約時年齢は満20歳以上の安定した収入と返済能力のある人で、自社の基準を満たす人が条件だ。
また、借入金は返済分のみで追加の借入はできない。
(実質年率) | 金利年7.7%~年18.0% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | なし |
借入限度額 | 1万円~300万円 |
収入証明書 | 以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要 ・当社のご契約が50万円を超えるお客さま ・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方 |
担保・保証人 | 不要 |
アイフル
アイフルではおまとめMAXでおまとめローンができる。
銀行や消費者金融からの借入金の返済に利用可能である。
申込はWebで24時間365日申込が可能だ。
金利年率は3.0〜17.5%で、利用限度額は1万〜800万円まで借入が可能なのだ。
契約期間は10年(120回)で、延滞損害金は年率20%になる。
契約時の対象年齢は満20〜69歳で、定期的に収入があり自社の基準を満たすことが条件である。
在籍確認がなく、審査が簡単なのは消費者金融系では共通だ。
(実質年率) | 金利年3.0%~年17.5% |
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審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 1万~800万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 可能 |
申込条件 | 満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方 |
担保・保証人 | 不要 |
レイク
レイクはレイクdeおまとめでおまとめローンを扱う。
借入先の条件は銀行・消費者金融などを含む他社借入金の返済のみが対象になる。
金利は年率6.0〜17.5%で、利用限度額は10万〜500万円までの借入金相当額である。
契約期間は10年(120回)、延滞損害金は年率20%の決まりがある。
契約可能な方の条件は、満20〜70歳までの安定した返済ができる方となっている。
なお、追加の借入はできない。
また審査には本人確認書類や最新の収入証明書類が必要である。
バーナー画像予定
金利(実質年率) | 年6.0%~年17.5% ※100万円以上の場合、年6.0%~年15.0% |
審査時間 | ー |
融資速度 | ー |
無利息期間 | ー |
借入限度額 | 10万円~500万円 |
収入証明書 | 必要 |
WEB完結 | 不可 |
申込条件 | 満20歳~70歳までの安定した収入のある方 |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローンの特徴
おまとめローンは、複数のカードローンを1社にまとめて返済することだ。
毎月の返済額が減ることで、借入者の精神的な負担が軽くなる。
また、返済計画も立てやすくなるが、返済期間が延びると現在より総利息が増える可能性があるので注意しよう。
以下では、おまとめローンの特徴を一つずつ説明する。
おまとめローンは総量規制の対象外なのかについて詳しい解説はこちら。
月々の返済負担を軽減できる
借入先が1つになることで、返済金が一本化され月ごとの返済額が一定になる。
複数の借入先で借入金や金利が違っていると管理するのも大変だ。
おまとめローンは最低返済額を設定するので、毎月支払っていた返済額より抑えることが可能である。
そのため、おまとめローン契約前の毎月の返済額が最低返済額より下回る場合は、おまとめローンの恩恵をあまり感じられないだろう。
しかし月々の返済額が増えても支払いの手間を減らしたいのなら、おまとめローンはおすすめだ。
事前にシミュレーションしてどちらを選ぶか考えよう。
リボ払いをおまとめローンで借り換えできるかについて詳しい解説はこちら。
支払総額を抑えられる
おまとめローンは、既存の借入額を総計算してカード会社に一括清算する。
その借入金相当額を契約したおまとめローン金融機関に支払っていくことになる。
複数のカード会社を利用していると、利息を払うだけでも相当な負担になり借入元金はなかなか減らない。
おまとめローンの利用によって、今後それぞれのカード会社に払う予定だった利息がなくなり、その結果支払総額が抑えられる可能性がある。
一旦総清算することで今後の計画が立てやすくなる。
ただし、あくまでみこし計算であるため、確実にいくら総額が抑えられたという数字は計上できない。
おまとめローンと任意整理についての詳しい解説はこちら。
月々の返済日をまとめると手続きの手間を軽減できる
複数の借入先があると、返済額や返済日を把握するだけで負担になる人は多い。
しかし、借入先が一本化されることで、返済日を忘れて延滞してしまうこともなくなるだろう。
おまとめローンは、返済先が1社になったことで返済日は毎月1回になる。
それだけでも管理はずいぶん楽になる。
さらに自動振り込みにすると、急な残業や用事で返済日に行けない場合にも口座やキャッシュカードから返済ができるので楽である。
ただし、口座の残高確認は怠らないようにしていただきたい。
おまとめローンの金利についての詳しい解説はこちら。
おまとめローンのおすすめな選び方とは?
おまとめローンを取り扱う金融機関は多数あるが、契約条件や審査などさまざまで、どこが自身に合っているのか選ぶ基準はわかりにくい。
以下を参照しておまとめローンの借入先を選ぶことをおすすめする。
- 契約時の借り受け対象年齢をクリアしていること
- 現在の総借入の返済金と同じ額が借りられること
- 金利が低いこと
- 毎月の返済額が今より下回ること
- 自身の条件で審査が通ること
おまとめローンを取り扱う金融機関には、他にも有利な特典がある場合がある。
こちらで紹介する金融機関はどれもWeb上で申込ができるものだ。
契約会社を決める前にシミュレーションをして自身にあったと思う会社への申込をおすすめする。
おまとめローンは年収以上の借金があっても利用できるのかについての詳しい解説はこちら。
おまとめローンの審査を受ける際のポイント
おまとめローンは、すでに複数のカード会社から借入している人が対象である。
当然審査は厳しくなる。
誰でも契約できるわけではないので、ここでは審査を受ける際のポイントをご紹介する。
- 借入先の情報(金利や条件)を確認する
- 自身の借入先が条件に合っているか確認する
- 借入金額や件数が多くなる前になるべく早く申込をする
- 少額のローンは返済終了して返済件数を減らしておく
- 返済期間が伸びることで利息が増えてしまったということがないように事前にシミュレーションして現在より利息が減る金融機関にする
- 周りに知られたくないのであれば在籍確認がない金融機関を選ぶ
おまとめローンは、カードローンを契約する場合より審査が厳しい。
だが審査に落ちた時の予備に、複数のカード会社におまとめローンの申込をするのはおすすめできない。
審査落ちの件数が増えると、借り手に何らかの問題があるのではないかと疑われることになるからだ。
借入先は1社に決めて前述の条件をクリアし、確実に審査に通るのが賢明である。
おまとめローンの仕組みについての詳しい解説はこちら。
おまとめローンの審査に落ちた際のおすすめな対処方法
おまとめローンの審査は厳しいものだ。
審査に落ちても複数の借入金を1つにまとめることは可能なので、審査に通らなかった場合は次の手を考えよう。
通常のカードローンでも使途が自由なカードローンはある。
自身の総借入額が返済できるようであればおまとめ用に借入申請をするのも良いだろう。
銀行には、おまとめの相談窓口があるので相談してみよう。
カードローンなら限度額に余裕があれば急な出費の際に追加対応もできる。
複数の借入をまとめるおまとめローンには、多くのメリットがあるが利用に際しては注意する点もいくつかある。
次におまとめローン利用時の注意点を記載する。
おまとめローンに通らない原因についての詳しい解説はこちら。
おまとめローン利用時の注意点
おまとめローンは、複数のカードローンをまとめることで、毎月の返済額を軽減することができる。
そのため、返済期間や総利息が増える可能性があることには注意が必要である。
おまとめローンにはリスクもあることを把握して検討するべきである。
おまとめローンのデメリットについての詳しい解説はこちら。
返済期間が長くなる場合がある
複数の借入をまとめたことで、毎月の返済額は軽減される。
支払い日も月に1回になり気持ちの余裕はできたが、借入金が減ったわけではない。
毎月の返済額が減少すると、総返済額の残高の減り方が少なくなる。
そのため返済期間が長くなることによりまとめる前より利息が増える場合がある。
支出が抑えられた月は返済額を多めにするなど工夫して、元々の最長返済期間を超えないよう努力していただきたい。
そのようにすると今後払うべき総利息も抑えることができるのである。
追加で借入ができない
今回紹介したおまとめローンの取り扱い金融機関のほとんどが借入返済に特化している。
また、追加の借入ができないところが多いのも、おまとめローンの特徴ともいえる。
急な出費が考えられる場合には、追加借入可能のおまとめローンを探す方法や前述で提案した通常のカードローンで、借入先を1つにする必要がある。
急な出費で追加のカードローンを契約し、再度返済する金融機関を増やしてしまわないように、おまとめローンを契約する前に事前のシミュレーションをおすすめする。
ローン申込時には審査が実施される
おまとめローンに申込するとまず審査が行われる。
審査に通らなければ借入が受けられないのである。
借入希望額が多いと審査に通らない場合もある。
事前にWeb上で借入可能かシミュレーションをしてからの申込をおすすめする。
複数の借入先があっても審査に影響するとは限らないが、あまりにも多数に及ぶ場合は審査への影響も考えられる。
借入先の整理ができるようであれば、審査の前に数を減らすことも検討して欲しい。
おまとめローンの即日融資についての詳しい解説はこちら。
複数の借入返済にはおまとめローンの活用がおすすめ
借入先が複数あると、毎月の返済額や返済日などの管理が難しくなる。
金融機関や返済回数で金利が変わるので、カードローンが多くなれば管理は複雑になり把握ができなくなる。
そのようなときに、おまとめローンを活用すれば借入金を一本化して、計画的な返済が可能になる。
ただし、おまとめローンにはメリットとデメリットがある。
おまとめが必ずしも有利ということではないが、借入先を1社にして借入額が大きくなることで、金利が減少することがあるのだ。
金利が下がれば利息も下がるので、総返済額も減る可能性がある。
一日でも早く完済できるように、なるべく追加借入をしないように注意して欲しい。
支出に余裕がある月は、返済額を増額するなど計画的な返済を目指すことをおすすめする。
不動産担保型のおまとめローンについての詳しい解説はこちら。