三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借りた場合の金利や利息は？返済額・返済期日についても解説

この記事では、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借入した際の金利をはじめ、返済方法や注意点についても解説している。

カードローンを利用したいものの、金利や利息についての知識が乏しく不安という方も多いはずだ。

そのような方にはぜひ読んでいただきたい内容となっている。

賢くカードローンを利用するために必要な知識を盛り込んであるので、利用検討している方は最後まで読んでいただければ幸いである。

この記事以外にも、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）について説明している記事もある。

金利についてさらに理解を深めるためにも、そちらも併せて確認していただきたい。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の金利についてさらに詳しい解説はこちら。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借りた場合の金利は？

各社、金利には幅を持たせた表記となっているが、どの金利が適用されるのか不安という方も多いと思う。

もちろん、実際に適用される金利は審査を受けてみなければわからないが、ある程度予測することは可能である。

先に知識を頭に入れておけば、いざ利用するとなった際も落ち着いて行動できるはずだ。

そのためにも、金利については正確に理解しておいていただきたい。

それでは、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借入した際の金利はどの程度になるのか、詳しく説明していこう。

利息制限法では20万円借りた場合の金利の上限は18.0％

金利の上限は、利息制限法という法律で定められている。

借入額に対して上限が設定されており、貸付業者はその上限を超えてはならないことになっているのである。

以下の表を確認していただきたい。借入額ごとの金利の上限だ。　

この表からわかるように、借入額が20万円であれば金利は18.0％を超えることはないので安心して欲しい。

また、借入額が100万円を超えると、金利は15.0％まで引き下がるのだ。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の金利は年1.8～14.6％の間で設定

先ほど、20万円の借入をする際の金利上限は18.0％と解説した。

これは、全ての貸付業者に当てはまることである。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の金利は、年1.8％〜14.6％となっている。

返済を遅延してしまった場合を除き、この金利を超えることはない。

この金利は大手消費者金融と比べると、かなり低い水準といえる。

ただ、銀行カードローンの中では平均的な水準である。

審査スピードや審査の通過しやすさなどにおいては消費者金融に分がある。

ただ、審査に通過さえできれば銀行カードローンは非常にお得に利用できるものとなる。

審査によって金利が決まる

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の金利の幅については理解できたと思う。

しかし、自分が利用する際にどれくらいの金利が適用されるのか気になる人も多いはずだ。

結論からいえば、実際に適用される金利を知るためには審査を受けてみるしかない。

審査を受けて様々な要因が確認された上で、金利が決定するのだ。

ただ、先ほども説明したように、金利をある程度予測することは可能である。

なぜなら1.8％〜14.6％というのは全体の幅であり、利用限度額別にさらに細かい金利幅が設定されているからだ。

以下の表に、利用限度額ごとの金利をまとめたので確認して欲しい。

利用限度額	金利
10万円以上・100万円以下	13.6％〜14.6％
100万円超・200万円以下	10.6％〜13.6％
200万円超・300万円以下	7.6％〜10.6％
300万円超・400万円以下	6.1％〜7.6％
400万円超・500万円以下	1.8％〜6.1％

以上のように、利用限度額が高くなるにつれて、金利は低下するのだ。

そのため、20万円を借入する際に利用限度額を10万円以上・100万円以下に設定していれば、金利は13.6％〜14.6％の幅の中となる。

ただ、利用限度額はあくまで上限なので、無理して限度額まで借入する必要はないのでその点は頭に入れておきたい。

例えば利用限度額が10万円以上・100万円以下の場合と100万円超・200万円以下の場合では、当然後者の方が金利は低くなる。

これは金額が20万円でも80万円でも変わらない。

このことからわかるように、審査に通過することさえできれば、利用限度額を高く設定した方がお得に利用できるのだ。

賢くカードローンを利用するためには、ぜひとも抑えていただきたいポイントである。

しかし、利用限度額が高くなればなるほど審査基準は厳しくなるので注意が必要だ。

三菱UFJ銀行カードローンで20万円借り入れた場合に利息を計算する方法は？

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の金利については理解できたかと思う。

次は、利息の計算方法について説明していく。

その前に、金利と利息の違いがよくわからないという方のために簡単に説明しておこう。

利息とは、借入金額に上乗せされる金額のことであり、この上乗せの割合を金利と称する。

共に「％」で表記される。

一般的に、金利とは1年間に発生する利息の割合（年利）を指す。

例えば金利10.0％の場合、10,000円を1年間借入すると1,000円の利息が発生することになる。

それでは、次の項目で具体的な計算方法を説明していこう。

利息の計算式

利息を計算するには、借入残高・金利・借入日数の情報が必要となる。

当然ながら、借入期間が長ければ長いほど、発生する利息は大きくなる。

以下が利息の計算式だ。

借入残高×金利÷365日×利用日数＝利息

このようにして、利息を求めることができるのだ。

ぜひ自分でも計算をしてみて欲しい。

期間や金利を変えながら計算することで、それぞれがどの程度利息に影響するのかを実感できるからだ。

20万円を金利年14.6％で30日借りた場合の利息は？

利息の計算式はお伝えしたが、次は実際に数値を当てはめて計算してみよう。

20万円を金利年14.6％で30日間借入したという想定だ。計算式は以下のようになる。

20万円×14.6％÷365日×30日間＝2,400円

この場合、利息は2,400円となる。金利を小数点形式（14.6％ = 0.146）に変換して計算すれば、求められるはずだ。

このように計算式さえ覚えておけば利息は簡単に計算できるので、ぜひ試してみて欲しい。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借りた場合の返済額

先ほど、利息の計算式を解説したので、利息の求め方が分かりカードローンを利用しようと思い始めた人もいるだろう。

ただ、利息がわかったとしても月々いくらの返済になるのか気になるという方も多いはずだ。

ここでは、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円を借入した際の返済額について説明していこう。

借入利率が年8.1％を超えるか超えないかで最小返済額が異なる

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の最小返済額は、金利が8.1％を超えるかそれ以下かによって異なる。

最小返済額というのは、月々の返済額を最低いくらから設定できるのかという数値である。

以下の表を確認して欲しい。借入残高ごとの、最小返済額の違いだ。

借入残高	最小返済額（8.1％超）	最小返済額（8.1％以下）
10万円以下	2,000円	1,000円
10万円超〜20万円以下	4,000円	2,000円
20万円超〜30万円以下	6,000円	3,000円
30万円超〜40万円以下	8,000円	4,000円
40万円超〜50万円以下	10,000円	5,000円
50万円超	借入残高が10万円増すごとに2,000円追加	借入残高が10万円増すごとに1,000円追加

このように、金利の違いにより、最小返済額も異なるのだ。

借入金額が大きくなるほど、その差は広がっていく。

月々の支払いを抑えたいという方も多いと思うが、そうすることで返済期間は長くなってしまう。

そうなれば、最終的に支払う利息は増加してしまうので注意したい。

20万円借りた場合の1回の返済額は返済期間によっても異なる

20万円の借入をしたとしても、返済期間が変われば当然返済額は異なる。

最小返済額はあくまで最低の額であるということを忘れてはいけない。

例えば、20万円を金利14.6％で借入し、最小返済額である毎月4,000円ずつ返済したとしよう。

その場合の返済回数は76回となる。利息の合計は、109,980円である。

では、返済回数を半分にした場合ではどうだろうか。

同じ条件で返済回数を38回で設定した場合、毎月の返済金額は6,604円となる。

利息の合計は、50,956円だ。

このように、返済期間が変われば毎月の返済額が変わるのはもちろん、利息も大きく変わってくるのだ。

毎月無理なく返済できる額を設定することは基本だが、返済額を過度に少なくすることが常に最適解とは限らないのである。

なぜならそうすることで、返済期間が長引き、多額の利息が発生してしまうからだ。

ぜひその点を頭に入れて利用していただきたい。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の返済期日について

ここでは、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の返済期日について説明していく。

金利や返済額以外で、返済期日も非常に重要なポイントである。

なぜなら、返済期日を過ぎると遅延損害金利が適用され、通常の利息よりも多く支払うことになるからだ。

そうならないためにも、返済期日を守ってバンクイックを利用したい。

返済期日については、2つの方法から選択できる。

35日ごとの返済と、毎月指定日に返済する方法である。

それらの方法について、それぞれ詳しく説明していこう。

35日周期での返済

まず1つ目は35日ごとに返済をする方法だ。

初回の返済は、借入日の翌日から数えて35日以内にする必要がある。

2回目以降の返済は、直近の返済の翌日から数えて35日以内となる。

また、追加で借入をしたとしても返済日は延長されないので注意が必要だ。

毎月指定日の返済

もう1つの方法は、毎月指定日に返済する方法だ。

自分の希望した日を返済日として定めることができる。

毎月の指定日までに、ATMから返済することとなる。

また、指定日の14日前から指定日までの間に返済すると、その月の返済分に充てられる。

早期返済は臨時返済と見なされ、月次返済には算入されないので、この点を留意する必要がある。

仮に月次返済をする際に口座の金額が足りていない場合は、延滞扱いとなってペナルティが発生してしまう。

そのため、無理な早期返済は避けよう。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借りた場合の返済方法

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の返済期日の設定方法が2つあることはここまでに説明した。

ただ、実際どのように返済を行えばいいのか分からない人もいるはずだ。

ここでは、返済方法について詳しく説明していく。

自分の利用しやすい方法を選択し、返済日に遅れないようにすることが重要だ。

それでは、4つの返済方法について説明していこう。

自動支払いによる返済

自動支払いによる返済は、本人名義の三菱UFJ銀行普通預金口座から行われる。

これは、忘れるのが心配という方にはおすすめしたい方法だ。

希望した毎月指定日に返済が行われるが、残高が不足してしまえば返済は行われない。

返済日には19時までに必要な金額を入金する必要がある。

もし間に合わなければ、ATMからの返済となり手間がかかってしまうので注意したい。

三菱UFJ銀行ATMから返済

三菱UFJ銀行ATMから返済する方法である。

手数料は無料であり、利用時間は6：00〜23：50となっている。

また、平日8：45〜18：00なら硬貨での返済も可能だ。（一部の無人ATMでは硬貨は取り扱っていない）

近くに店舗があるという方は利用するのもいい。

提携ATMから返済

提携しているコンビニATMから返済する方法である。

提携しているのは、セブン銀行ATM・ローソン銀行ATM・イーネットATMだ。

銀行ATMと比べて台数も多く、利用時間も0：10〜23：50と非常に長いため利用しやすい。

提携ATMの利用は手数料無料であり、これは大きな利点と言える。

しかし、硬貨の取り扱いはしていないのでその点は注意したい。

また、実際の利用時間はATMにより異なる可能性があることも理解しておこう。

振込による返済

三菱UFJダイレクト（インターネットバンキング）を使い返済する方法である。

ATMに出向く手間がかからない、便利な方法だ。手数料も無料となっている。

三菱UFJダイレクトを利用するには事前に登録が必要なので、早めに済ませておこう。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借りた場合の返済のポイントは？

ここでは、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の返済のポイントについて説明していこう。

返済するにあたって最も重要なポイントは、返済期日を守ることである。

なぜなら期日を過ぎてしまえば遅延損害金利率が適用され、本来払わなくていいはずの利息が発生してしまうからだ。

それでは、どのようにして返済の遅延を防ぐのかについて解説していこう。

返済日を忘れないようにEメールサービスやアプリの通知を活用

申込時にEメールアドレスを入力することで、Eメールサービスを活用できる。

返済日が近づくと自動で知らせてくれる、便利なサービスだ。

また、専用のアプリからは返済期日や返済額などをいつでも確認できる。

どちらも有効に活用したい。

忘れてしまいそうなら自動支払いにする

返済忘れを防止するために最善の方法は、返済方法を自動支払いにすることだ。

口座から自動で返済されるため、忘れる心配がない。

口座の残高が不足しないようにしておけばいいので、早めに入金するようにしておこう。

毎回の返済金額や返済期間を知りたいなら返済シミュレーションを活用

三菱UFJ銀行のホームページには、返済シミュレーションという便利なサービスが存在する。

借入を検討している方には、おすすめのものだ。

返済シミュレーションには、返済金額と返済期間の2つのタイプがある。

それぞれの機能について詳しく見ていこう。

返済金額シミュレーションの使い方

このシミュレーションでは、毎月いくら返済すればいいのかが分かる。

借入金額、返済期間、金利を入力すれば、月々の返済額を確認できる。

いつまでに完済したいかという期間が決まっている方におすすめの機能である。

返済期間シミュレーションの使い方

こちらは、完済するのにどのくらいの期間がかかるのかがわかるシミュレーションである。

借入金額・月々の返済額・金利を入力することで返済期間がわかるのだ。

完済までの期間は決まっていないが、月々いくらまでなら返済できるかという額が決まっている方におすすめしたい。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借りた場合の注意点は？

ここまで、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の金利や返済方法などについて説明してきた。

実際に利用するイメージがついたという方も多いはずである。

その一方、まだ利用するには不安があるという方も中に入るはずだ。

そのような方のために、利用する上での注意すべきポイントを以下にまとめたので、確認して欲しい。

返済期日を守る

返済期日を守ることは、カードローンを利用する上で最も基本的な要件となる。

遅延してしまえば遅延損害金利率が適用されてしまうことは、この記事でも繰り返し解説してきた。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）の最高金利は14.6％だが、遅延してしまえば20.0％近い金利が適用されてしまう。

余分な利息を支払わないためにも、返済期日は厳守しよう。

忘れてしまうのが心配な方は、自動支払いやEメールサービスの活用をおすすめしたい。

無駄に返済期間を長引かせない

返済期間を短くすれば、その分支払う利息の額は少なくなる。

月々の返済額は無理なく設定すべきだが、不必要に低く設定するのは避けた方がいい。

そうすることにより返済期間が長引き、最終的に支払う利息の額は増加してしまうからだ。

資金に余裕があれば臨時返済も活用する

資金に余裕ができたら、臨時返済も視野に入れることだ。

臨時返済をすることで借入額は減少するため、その分最終的に支払う利息も減少する。

しかし、臨時返済ばかりを意識して月々の返済が厳しくなってしまっては本末転倒だ。

あくまで資金に余裕がある時の手段として認識しておきたい。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円借りた場合の金利を知って賢く利用しよう

この記事を読んで、三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）について深く理解していただけたはずだ。

カードローンを賢く利用するために、金利や返済についての知識があるのとないのとでは、大きく差がついてくる。

三菱UFJ銀行カードローン（バンクイック）で20万円を借入した際の金利について再度確認しておこう。

これらのことを頭に入れ、ぜひとも賢いカードローンの利用に役立てていただければ幸いである。