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金利安いおまとめローンとは?低金利や審査に通りやすいおまとめローンを徹底比較!

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複数のカードローンをまとめたいと考えるとき、どのような方法があるのかまずネットで調べる方は多いはずだ。

検索するのはまず「金利が安い金融業者がないか」だろう。

おまとめローンを取り扱う金融業者は、銀行・消費者金融・クレジット会社などがある。

では、低金利で審査が通りやすいおまとめローンはどのようなものがあるのか。

以下では、カードローンをおまとめできる「おまとめローン」の審査や低金利の金融業者などを紹介する。

また、おまとめローンの特徴なども解説するので、複数のカードローンで悩んでいる方は、ぜひ参考にして欲しい。

目次

金利安いおまとめローンとは?

金利安いおまとめローンとは? カードローンナビ

金利の安いおまとめローンといえば、銀行系になる

銀行系は、消費者金融系と比較するとほとんどの銀行が金利を安く設定している。

銀行系は、利用限度額を高く設定しているため、金利を安くして高額な借入をしてもらおうという狙いがあるのだ。

すでにカードローンを組んでいるので金利のことは知っていると思うが、今一度おさらいをしてみよう。

金利は、借入金(元金)に対してどれくらいの利息になるのかの割合(金利%)である。

金利には、固定金利方式と変動式金利方式がある。

固定金利方式は、借入金の契約の際に決めた金利が返済完了まで変わらない。

変動金利方式は、市場金利の動きによって定期的に借入金利が変動するのだ。

利息計算法は、借入金(元金)×金利(%)÷365=1日の利息(円)になる。

また、借入額が高額なほど金利は低くなる傾向にある。

おまとめローンの金利をより抑えるためのコツとは?

おまとめローンの金利をより抑えるためのコツとは? カードローンナビ

カードローンを取り扱う金融業者は、すべてが一定の金利の設定をしているわけではない。

利息を抑えるためには、より金利が低いカードローン会社を選ぶと良いだろうことだ。

おまとめローンは、複数のカードローンをまとめるため返済総額が高額になることが多い。

少しの金利の差でも総額にするとかなりの差がでるのだ。

金融機関が、金利を設定する際は利息制限法により設定しているのである。

利息制限法では、次のように上限金利が決まっている。

  • 借入金10万円未満:年利20%
  • 借入金10~100万円未満:年利18%
  • 借入金100万円以上:年利15%

金融機関は、この上限金利の枠内で自行の金利を設定している。

一方、おまとめローンは、現在の返済総額と同額が貸付されるのだが、月々の返済額が現在より減額されるように借入先を決める必要がある。

このように検討する上でも金利が大きく左右するのだ。

低金利のおまとめローンは審査に通りにくい?

低金利のおまとめローンは審査に通りにくい? カードローンナビ

低金利のおまとめローンが、審査に通りにくいといわれるのは、借入額が大きくなる傾向があるからだ。

特に、銀行系のおまとめローンがそうである。

銀行は、最高限度額が大きいため、審査基準が多く設定されている。

そのため、審査が厳しく通りにくくなるといわれているのだ。

一方、消費者金融は、借り手を限定していないため、比較的審査に通りやすいといわれる。

だが、消費者金融は、最高限度額が低めに設定してあるためおまとめ先が限定される場合が多い。

そのため、消費者金融もカードローン会社が複数あると、審査に通ってもすべてのカードローンをまとめられない場合がある。

また、消費者金融は総量規制があるので、審査基準は満たしていてもおまとめローンとしてまとめられる借入金には限界がある。

おまとめローンのおすすめについて詳しく知りたい方はこちら

金利が安いおまとめローンを比較

金利が安いおまとめローンを比較 カードローンナビ

銀行系おまとめローンは、比較的金利が安いおまとめローンになる。

金利が安いと、おまとめ前より支払総額を抑えることが可能になる。

現在の月々の返済金の利息を計算して、金利が今より安いおまとめローンを選ぶことが重要である。

また、ボーナス時の増額返済が併用できる銀行もあるので、これを利用することで、返済期間が大幅に減少する可能性もある。

以下では、金利が安いおまとめローンの代表5社を紹介する。

おまとめローン会社みずほ銀行
「多目的ローン」
楽天銀行
「スーパーローン」
イオン銀行
「イオンアシストプラン」
横浜銀行
「フリーローン」
北海道銀行
「道銀ベストフリーローンWEB完結型」
金利
(実質年率)
固定金利6.95%1.9
~14.5%
3.8
~13.5%
1.9
~14.6%
3.8
~14.0%
利用限度額
10
~300万円
10
~800万円
10
~700万円
10~1,000万円10
~300万円
契約年齢
満18
~66歳未満
満20
~62歳
満20
~60歳未満
満20
~69歳
満20
~65歳未満
返済期間
最長7年

1年毎
自動更新
1~8年1~10年
(6か月単位)
7年以内
(6か月単位)

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行でおまとめできるローンは、「多目的ローン」である。

みずほ銀行多目的ローンは、借入時に固定金利方式および変動金利方式の2つから選ぶ。

固定金利は、年率6.95%である。変動金利は毎年4月1日と10月1日の2回見直しが行われる。

証書貸付ローンの利用中または、過去に利用したことがある方は、年率0.1%の金利引下げ特典がある。

利用限度額は、10〜300万円で、契約年齢は満18〜66歳未満とおまとめローン取扱業者の中でも珍しく18歳から借入可能だ。

ただし、前年度の年収が200万円以上という条件付きのため注意が必要だ。

また、返済期限は最長7年だが、最終返済年齢は71歳未満となっている。

そのため、最高年齢の65歳で借入を行った場合、返済期間は5年間になる。

金利
(実質年率)
年2.0%~年14.0%
審査時間最短当日
融資速度最短当日
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書不要
WEB完結可能
申込条件満20歳以上66歳未満
担保・保証人不要
※住宅ローンのご利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~13.5%です。

楽天銀行カードローン

楽天銀行のおまとめローンの名称は、「楽天銀行スーパーローン」になる。

インターネットで申込から契約までが来店することなく完結する。

楽天銀行以外の銀行からも返済ができる。

そのため、楽天銀行に口座がなくても利用できるので非常に便利だ。

金利は、年率1.9〜14.5%である。

利用限度額は、10〜800万円とかなり高額だが、専業主婦(主夫)の借入は50万円までである。

契約年齢は、満20〜62歳までとあるが、パート・アルバイト・専業主婦(主夫)は、60歳までと限定されている。

返済期間は、1年毎の自動更新である。

また、借入金額と他カードローンの合計が、前年度の年収(税込)の原則50%を超えた借入はできない。

返済方法は、指定口座自動振替・提携CD(現金自動引出機)ATM・インターネットが可能だ。

楽天銀行カードローン

金利
(実質年率)
年1.9%~年14.5%
審査時間最短当日
融資速度最短翌日
無利息期間
借入限度額10万円~800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件・満20歳以上62歳以下の方
・日本国内に居住している方(外国籍の方は永住権もしくは特別永住権の取得が必要)
・お勤めの方で毎月安定した収入がある方(または専業主婦の方)
・楽天カード株式会社または三井住友カード株式会社の保証を受けることができる方
※専業主婦やパート・アルバイトの方は60歳以下の方に限定
※楽天銀行が認めた場合は不要
担保・保証人不要

イオン銀行カードローン

イオン銀行は、「イオン銀行イオンアシストプラン」がおまとめできるローン商品だ。

イオン銀行に普通預金口座がある方が、借入対象になる。

申込方法は、インターネット限定だ。金利は、年率3.8〜13.5%である。

返済は毎月イオン銀行の指定口座から自動で引落しされる。

利用限度額は10〜700万円だが、年金受給者・学生・無職・専業主婦(主夫)は申込をすることができない。

契約年齢は満20〜60歳未満と年齢幅がやや狭い。また、前年度の年収が200万円以上あることが契約条件である。

返済期間は1〜8年だ。また、借入金の50%までだとボーナス増額返済が可能だ。

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金利(実質年率)年3.8%~年13.8%
審査時間最短翌営業日
融資速度最短翌営業日
無利息期間なし
借入限度額10万円~800万円
収入証明書不要
WEB完結可能
申込条件・日本国内に居住している方
・契約時の年齢が満20歳以上満65歳未満の方
・申込者に安定かつ継続した収入が見込める方
担保・保証人不要

横浜銀行カードローン

横浜銀行フリーローン」がおまとめ用になる。

神奈川県全域・東京都全域・群馬県内(前橋市・高崎市・桐生市)に居住している方限定である。

金利は、年率1.9〜14.6%である。利用限度額は、10〜1,000万円だ。

安定した収入がある方およびその配偶者・パート・アルバイトの方が利用できる。

契約年齢は、満20〜69歳である。ただし、学生・年金収入のみの年金受給者は利用できない。

返済期間は1〜10年で6か月単位になる。借入金の50%までのボーナス増額返済の併用が可能だ。

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金利
(実質年率)
年1.5%~年14.6%
審査時間最短即日
融資速度最短即日
無利息期間なし
借入限度額10万円~1,000万円
収入証明書ご希望のお借入限度額が50万円を超える場合は収入証明書が必要
WEB完結可能
(契約まで)
申込条件20歳から69歳
担保・保証人不要

北海道銀行カードローン

北海道銀行のおまとめローンは、「道銀ベストフリーローンWEB完結型」になる。

申込は、インターネットからの限定である。

金利は、3.8〜14.0%である。利用限度額は、10〜300万円でパート・アルバイト・専業主婦(主夫)も借入が可能だ。

契約年齢は、満20〜65歳未満だ。返済期間は7年以内(6ヵ月単位)だが、完済時の年齢は70歳未満のことという条件付きである。

返済は、北海道銀行の普通預金口座からの引落しのみだ。また、ボーナス時の増額返済はできない。

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金利(実質年率)年3.8%~年14.0%
審査時間
融資速度
無利息期間
借入限度額10万〜300万円
収入証明書お借入希望額が50万円を超える場合のみ
WEB完結可能
申込条件お申込み時の年齢が満20歳以上65歳未満、ご完済時の年齢が満70歳未満の方
当行に普通預金口座をお持ちの方
保証会社の保証を受けられる方
パート、アルバイト、主婦の方のお申し込みも可能です
担保・保証人不要

審査に通りやすいおまとめローンを比較

審査に通りやすいおまとめローンを比較 カードローンナビ

審査に通りやすいおまとめローン会社は、おもに消費者金融系になる。

消費者金融系はインターネットで申込から契約まで完結するところが多い。

金利は、銀行と比較すると少々高めだが、融資スピードが早いので借入を急がれる方にはおすすめだ。

ただし、おまとめ先が銀行以外と限定されたり、クレジットカードのショッピングは除くといった条件がある場合が多いので注意が必要だ。

以下では、審査に通りやすいおまとめローン会社5社を紹介する。

おまとめローンレイク
「レイクdeおまとめ」
アイフル
「おまとめ  MAX」
プロミス
「おまとめ ローン」
アコム
「借換え
専用ローン」
SMBC モビット
「おまとめ ローン」
金利
(実質年率)
6.0~17.5%3.0
~17.5%
6.3
~17.8%
7.7
~18.0%
3.0
~18.0%
利用限度額
10
~500万円
1
~800万円
300万円1
~300万円
800万円
契約年齢
満20
~70歳
満20
~69歳
満20
~65歳
20歳以上満20
~65歳
返済期間
10年
(120回)
10年
(120回)
10年
(120回)
12年3ヵ月
(147回)
13年4ヵ月
(160回)

レイク

レイクdeおまとめ」は、レイクのおまとめ専用ローン商品だ。審査結果は電話で知らされる。

その後、必要書類を用意してSBI新生銀行カードローン自動契約機で契約する。

以前の借入先への返済はレイクが借主名で振込むことになる。

金利は、年率6.0〜17.5%である。また、100万円以上の借入に対しては金利が、6.0〜15.0%になる。

利用限度額は10〜500万円だ。

ただし、クレジットカードのショッピングに関してはおまとめローンにいれることができない。

契約年齢は、満20〜70歳までの安定した収入がある方だ。

70歳まで借入ができる金融業者はほとんどないので、年配の方には特におすすめだ。

返済期間は、10年である。

レイクアプリは、カードレスでセブン銀行ATMで返済ができるほか、返済日のお知らせメールが届くので返済忘れがなくなる。

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金利(実質年率)年6.0%~年17.5%
※100万円以上の場合、年6.0%~年15.0%
審査時間
融資速度
無利息期間
借入限度額10万円~500万円
収入証明書必要
WEB完結不可
申込条件満20歳~70歳までの安定した収入のある方
担保・保証人不要

アイフル

アイフルのおまとめローンは「アイフルおまとめMAX」である。

おまとめMAXはクレジットカードショッピングリボも借入に組むことができる。

他社4社がいずれも、ショッピングリボに対応していないので、リボの返済金がある方にはおすすめだ。

金利は、年率3.0〜17.5%である。利用限度額は、1〜800万円で定期的に安定した収入がある方が対象だ。

契約には、本人確認書類・収入証明書・他社の借入条件確認書類が必要になる。

契約年齢は、満20〜69歳である。返済期間は10年だ。

スマホアプリをインストールするとセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMでカードレスで取引可能である。

また、返済金額などの利用状況や返済日の確認も可能だ。

生体認証付きのため、IDやパスワードを覚えておく必要がない。

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金利(実質年率)年3.0%~年17.5%
審査時間
融資速度
無利息期間
借入限度額1万~800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件満20歳以上の定期的な収入と返済能力を有する方で当社基準を満たす方
担保・保証人不要

プロミス

プロミスおまとめローン」は、審査に通ると自動契約機または、郵送で送られてきた書類に必要事項を記入して返送するだけだ。

プロミスアプリは、生体認証でセブン銀行ATM・ローソン銀行ATMでスマホ取引が可能だ。

金利は、年率6.3〜17.8%で、銀行カードローン・クレジットカードショッピングはおまとめできない。

利用限度額は300万円までである。

対象は、消費者金融カードローン・クレジットカードキャッシング(無担保ローン)のみである。

返済期間は、最長10年だ。

契約年齢は、満20〜65歳の安定した収入がある方なら、主婦(主夫)・学生・パート・アルバイトも、申込が可能だ。

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金利(実質年率)年6.3%~年17.8%
審査時間
融資速度
無利息期間
借入限度額300万円
収入証明書必要
WEB完結不可
申込条件年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方
※主婦、学生の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合お申込いただけます。
担保・保証人不要

アコム

アコムのおまとめローンは、「アコム借換え専用ローン」になる。

アコムの借換え専用ローンは、銀行カードローン・クレジットカードショッピングは、おまとめにいれることができない。

金利は、年率7.7〜18.0%で他社4社と比較するとやや高めである。

利用限度額は、1〜300万円となり、利用限度額が低額なので金利が高く見えるのだろう。

契約年齢は、満20歳以上と最長年齢の記載がないのだが、Web上の、事前診断シミュレーションで確認すれば契約年齢内かがわかる。

返済期間12年3ヵ月(120回)は、利用限度額が低額にしては返済期間が長いようだ。

一見するとゆっくり返せて良いように見える。

だが、返済期間が長いと完済までに払う利息が増える。

結果的に返済総額が増えるので、返済期間はなるべく短い契約にしよう。

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金利(実質年率)年7.7%~年18.0%
審査時間
融資速度
無利息期間なし
借入限度額1万円~300万円
収入証明書以下のいずれかに該当するお客さまは収入証明書が必要
・当社のご契約が50万円を超えるお客さま
・他社を含めたお借入総額が100万円を超えるお客さま
WEB完結可能
申込条件20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
担保・保証人不要

SMBCモビット

SMBCモビットおまとめローン」は、消費者金融カードローンおよびクレジットカードキャッシング(無担保ローン)のみが対象になる。

銀行カードローン・クレジットカードショッピングは対象外になる。

みなし貸金業者からの借入に対応している。

みなし貸金業者からの借入を対象にしている貸金業者はほとんどないので、みなし貸金業者の借入金がある方にはおすすめだ。

SMBCモビットおまとめローンの金利は、年率3.0〜18.0%で、利用限度額は800万円までである。

契約年齢は、満20〜65歳。返済期間は、5社の中では最長の13年4ヵ月(160回)だ。

モビットカード(Tポイント機能付き)を、契約時に選ぶと借入や返済でTポイントが貯まる。

貯まったTポイントを返済にも利用できる。

また、すでにTポイントを持っている方は契約後に手続きすると、貯まったTポイントを利用することも可能だ。

金利
(実質年率)
年3.0%~年18.0%
審査時間
融資速度
無利息期間
借入限度額800万円
収入証明書必要
WEB完結可能
申込条件満年齢20才~65才の安定した収入のある方(当社基準を満たす方)
アルバイト、パート、自営業の方も利用可能
担保・保証人不要

おまとめローンの特徴

おまとめローンの特徴 カードローンナビ

おまとめローンは、複数の借入先のカードローンを1社にまとめることだ。

そのため、月々の返済額を抑えることができ、支出の負担を軽減するのが目的だ。

複数のカードローンをまとめることで、他にも多くのメリットがある。

以下で、おまとめローンの特徴を解説する。

月々の返済負担を軽減できる

おまとめローンは、1社から借入をした借入金で、以前のカードローン会社の借入金を一括清算する。

借入金が複数あると、月々払う利息も多い。月々の返済金には元金と利息分の合計が含まれるため、元金がなかなか減っていかないと感じることがあるだろう。

おまとめローンでカードローンをまとめると借入額が高額になるため、以前より金利が下がる可能性がある。

金利が下がると、返済総額が軽減され、月々の返済額も抑えられる。

それにより、月々の返済負担が軽くなるのである。

支払総額を抑えられる

金利は、借入総額によって利率が決まる。

複数の借入金のそれぞれが、例えば10万円以下であった場合、個々のカードローン会社の金利がすべて上限金利のはずだ。

カードローンをまとめることで、借入総額が10万円以上になるだけでも金利は下がる

100万円以上になれば更に金利が下がるのである。

金利が下がると、将来支払うはずだった利息が抑えられ、支払総額は軽減される。

複数のカードローンを抱えているのなら、支払総額が軽減されるおまとめローンはおすすめだ。

なお、おまとめローンは、総量規制の対象外になる。

月々の返済日をまとめられる

カードローン会社が複数あると、返済日もまちまちで返済日を把握するのも大変だ。

返済日をうっかり忘れてしまうと、遅延として処理される。

遅延や滞納は、信用情報機関に登録されるため、今後のクレジット契約やカードローンの借入もできなくなる可能性がある。

おまとめローンを利用すると、借入先が1社になるため返済日も毎月1回になる。

返済日が1回になったことで返済日の管理が楽になるのだ。

消費者金融でおまとめローンの契約をする際にアプリを登録すると、返済日に「お知らせメール」が届くので、返済日を忘れることはなくなる。

手続きの手間を軽減できる

カードローンは、会社によっては自動振替がない場合もある。

その場合カードローン会社に出向き支払いを済まさなければならない。

また、自動振替にしても返済日がまちまちなため、常に銀行残高をチェックする必要がある。

おまとめローンは、毎月1社のみを管理するので、手続きの手間が軽減できる。

また、管理が楽になったことで返済計画も立てやすい。

おまとめローンを取り扱う消費者金融では、スマホやコンビニATMでいつでも返済できるスマホアプリを各社用意している。

急な残業や用事ができても、24時間対応できるので非常に便利だ。

おまとめローン利用時の注意点

おまとめローン利用時の注意点 カードローンナビ

おまとめローンは、借入先が1社になり返済計画が立てやすいなどのメリットも多くあるが、注意点もいくつかある。

以下では、おまとめローンで借入する際の注意点や審査に触れ解説する。

返済期間が長くなる場合がある

おまとめローンは、借入先をまとめたことで月々の返済額が軽減されるという、メリットがある。

ただし、返済総額が変わったわけではないので、月々の返済額が軽減されると返済期間が長くなる可能性がある。

そうならないためには、現在より確実に金利が下がる借入先を選び、返済期間が以前より長くならないような返済計画を立てる必要がある。

返済方法には、ボーナス時期に増額返済をする方法もある。

増額返済分には、利息分が入らないので、全額元金残高に還元されるので返済残高が軽減される。

追加で借入ができない

おまとめローンは、カードローンのおまとめ専用ローンのため、追加の借入ができない

借入額は、既存のカードローンの返済残高に相当する額が対象だ。

契約の際に、資金使途証明書や借入残高証明書の提出を求められる場合があり、上乗せで借入することも不可能だ。

急な出費で追加借入の可能性があるなら、フリーローンやカードローンの高額貸付で、まとめる方法もある。

ただし、銀行系のフリーローンやカードローンには総量規制はないが、貸金業者は総量規制の対象になり、年収の3分の1以上の新規の借入ができない。

例えば、返済総額が100万円の場合には、年収税込みで300万円以上の収入が必要だ。

銀行系も年収税込み50%以内の借入額と指定しているところもある。

ローン申込時には審査が実施される

カードローンの申込の審査は、Web上で簡単に済ませる業者も多いのだが、おまとめローンは借入金が高額になるため審査が実施される。

「安定した収入」が求められ、勤務先の在籍確認や収入証明書の提出などもある。

外国人の場合は、銀行でローンを組むには、永住権が必要になる。

審査に通るためには、次のことに注意しよう。

  • 200万円以上の年収がある
  • 同じ勤務先に最低2ヵ月以上勤務している
  • 過去に金融事故がない
  • 年齢が借入先の基準内である
  • 住所・電話番号がある
  • 総量規制枠に余裕がある
  • 返済残高が多すぎない

以上が、一般的な審査の基準になる。

審査はどこで借入しても実施されるので、借入金が少しでも少額のうちに早めにおまとめローンを検討しよう。

おまとめローンのデメリットについて詳しく知りたい方はこちら

自分に合ったおまとめローンの選び方とは?

自分に合ったおまとめローンの選び方とは? カードローンナビ

おまとめローンを取り扱う金融業者は、銀行系・消費者金融系・クレジットカード会社などがある。

借入先を選ぶ際には、自分の最もクリアしたい条件を基準に選ぶ必要がある。

「返済総額は少額なのだが、カードローン会社が多いので1社にまとめたい」「返済総額も借入先も多いのでまとめたい」などそれぞれの事情がある。

返済総額が少額の場合は、おまとめローン以外にフリーローンやカードローンもある。

銀行は、消費者金融と比較すると金利の上限が低いので、まずは銀行での借入を検討してみるのがよいだろう。

返済総額も借入先も多い場合は、おまとめローンだけに絞って審査に通りやすい金融機関を選ぶことがおすすめだ。

いずれにしても、金利が安いのに限る。金利・審査の両面から自分に合ったおまとめローンを選ぶ必要がある。

できるだけ金利の低いおまとめローンを選ぼう

できるだけ金利の低いおまとめローンを選ぼう カードローンナビ

おまとめローンは、カードローンと比べると金利が低い傾向にある。

借入先を選ぶときに重要なのは、金利を抑えて現在の返済総額を減額させることだ。

カードローンが少額ずつで多数ある場合、各カード会社の金利は高いはずだ。

おまとめローンでまとめて借入金を1つにすると、金利はほとんどの場合低くなる。

だが、カード会社が複数あると金利が高いのか安いのか判断が難しい

その場合、現在の利息をおまとめローンの借入先の利息と照らし合わせて考えよう。

現在のカードローンの1日の利息の計算方法は、1ヵ月の総利息額÷日数=1日の利息額になる。

おまとめローンの1日の利息の計算方法は、借入額(現在の返済残高)×金利(%)÷365=1日の利息額になる。


この2つを比較して、現在より金利の低いおまとめローンを選ぶのだ。

金利が低くなると支払総額が減額する可能性があるので、できるだけ金利の低いおまとめローンを選ぼう。

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